日誌

2023年10月の記事一覧

1か月が経って

初めてミシンを使う5年生の様子を紹介してから約1か月が経ちました。腕前は上がったでしょうか。そして、学んだことが活かされているでしょうか。

 

 

 

上の写真は、前回から10日ほど経ったときの様子です。頻繁にミシンを使う機会があるわけではないので、まだ練習布を使って縫い方の練習をしている段階です。しかし、ミシンを使う手つきや表情に余裕がある気がします。やり方が分からなくなったときも、前回は「先生、助けて!」というアピールが多かったのですが、今回は、「ねえ、うまくいかないんだけど・・。」「あー、それはここをこうしてああして・・。」など、学んだことを思い出し友だちと相談しながら作業を進める子が増えていました。

 

 

次に、家庭科室をのぞいたときには、すでにエプロン作りに取り組んでいました。

 

 

ミシンで縫う前に、縫い目をはっきりさせるためにアイロンで折り目を付けます。火傷しないように気を付けて。

 

 

「えーっと、ここを縫った後は・・・。」

「ミシンのスピードを少し上げようか。」

「まっすぐに縫えてるかな?」

いろいろ考えながら作業を進めていきます。

 

「ちょっと集まってー!」

手順を間違えそうなときは先生が声をかけます。

「あっ、そうか。そこを先に縫わないとおかしなことになってしまうんだな。」

いろいろ発見しながら、エプロン作りは進みます。

児童集会

先日、児童集会がありました。今回は、運営委員会と図書委員会の発表です。

 

 

 

 

まずは、運営委員会の登場です。あいさつの仕方について、大切な点を強調しながら手本を見せてくれました。重要なのは、「声の大きさ」「相手の目を見ること」「丁寧にすること」などです。座っている子どもたちもしっかり見ていました。

 

 

続いて登場した図書委員会は、図書室のことを教えてくれます。

青い星のついた棚には、今年入った新しい本が並べてあるそうです。

「その中には、折り紙の本もありますよ。」

と、その本を読んで作った大きな折り紙の作品も見せてくれました。

 

 

 

図書室のルールの確認がありました。

「本を借りるときは、学年・学級・出席番号を言って名札を見せてください。」

「借りるための予約をしたいときは、予約用の紙に書いてポストに入れてください。」

「図書室では静かに過ごしましょう。」

と分かりやすく示してくれました。

 

 

発表が終わると、見ていた子どもたちが感想を言います。

「発表の声が大きくて分かりやすかったです。」

「新しい本にはどんなものがあるか見てみたいです。」

 

今回も運営委員会の子が児童集会の進行をしてくれました。

今週の出来事

今週は5年生がバイオマス発電所の見学と稲刈りを行いました。

 

バイオマス発電所は、木材チップを燃やして発生させた蒸気でタービンを回し発電するそうです。山之口小学校の子どもたちにとって、バイオマス発電所の見学は初めての経験でした。

 

まず、発電所の方がスライドを使ってバイオマス発電所についての説明をしてくださいました。

 

チップを燃やし、電気を作る過程を詳しく説明していただきました。

 

その後はバスに乗り、材料となる沢山の丸太や砕いている様子を見させていただきました。

 

   

 

  

初めて見る施設にとても驚いていた子どもたちです。 

 

   

 最後は、芋ほりをさせてもらいました。

 

とても貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

 

 

そして、13日(金)は稲刈りがありました。

 

まずは学校支援ボランティアの松山さんから、稲刈りの仕方についての説明がありました。

 

 自分たちが種から植えたお米の生長に感動しながら、松山さん、JAの方や、保護者の皆様と一緒に稲を刈りました。

 

 

最初は手こずりながらしていた稲刈りも、最後はだんだんと上手になっていきました。

  

  

 

たくさんの方の保護者の皆様とボランティアの方々のおかげで、今年もたくさんの稲を刈ることができました。ありがとうございました。

 

雲の動きと天気の変化 

5年の理科の様子です。

 

この日の学習では、雲の動きと天気の関係について調べました。

 

  

空の写真がたくさん載っている紙を見ながら何やら相談中です。それぞれの写真の特徴を見つけているようです。

 

 

「暗い空と明るい空があります。」

「少しずつ変わっている気がします。」

など、それぞれ発見したことを発表していきます。

 

 

発表の後、先生が雲画像を見せました。「変化」「違い」というキーワードを意識しながら雲画像を見る子どもたちの視線が鋭くなります。

 

 

改めて写真を見ながら話合いをすると、

「この日は〇〇県で雨が降っていたけど、次の日はこっちの△△県の天気が悪くなってきてるね。」

「〇〇県で雨を降らしていたこの雲が△△県の方に来たのかな。」

「ということは、雲がこんなふうに移動しているということ?」

など、動画で見たことと関連させながら、より具体的な意見が出てきました。

 

いよいよまとめです。大まかな文章は板書されていますが、大事なところは空欄になっているので学習したことを思い出しながら埋めていきます。

友だちと協力しながら、たくさんの発見をした子どもたち。ひとつ残らず埋めるため、最後までがんばります。

 

 

 

 

クラブ活動

先週のクラブ活動の様子です。

 

 

スポーツクラブは、運動場でサッカーをしていました。ミニゴールを2つつなげてシュートが入りやすいように工夫しているようです。

 

 

体育館では、バレーボールが行われていました。ボールを狙ったところにパスするのはなかなか難しいようです。3学期には、試合もできるようになるでしょうか。

 

 

 

手作りクラブでは、プラバンのキーホルダーを作っていました。何度見ても電子レンジの中でいったんぐにゃぐにゃになった薄いプラバンが縮んで厚く小さくなるのが不思議です。子どもたちはそれぞれにお気に入りの絵を描いては電子レンジに入れ、出来上がりを喜んでいました。

 

 

音楽クラブは、楽器の練習にいそしんでいます。上手にピアノを弾いている6年生の女の子に、

「どこで習っているの?」

と聞くと、

「えっ、習ってませんよ。」

と返答がありました。習っていないのにあの腕前、うらやましいです。

 

 

パソコンクラブは、対戦型のゲームを楽しむ子、パソコン上で模様を描くのを楽しむ子など、自分なりのテーマをもって活動していました。うまくいかないときは友だちに尋ねるなど、和気あいあいとした雰囲気でした。

 

 

ダンスクラブは、基本的な動きをみんなで練習中です。写真では伝わりにくいですが、動きがなめらかになるには体重移動が重要なんだなと思いました。

 

 

最後はイラストクラブです。本を見ながらキャラクターを真似る子、独自のキャラクターを考える子、丁寧に塗り絵をする子もいて、それぞれ自分の世界に入っている感じでした。

 

何らかの形で、それぞれの活動の成果が披露されるといいなと思いました。