学校の様子

校長目線

ここがすみか

10月7日(月)中庭や運動場で3年生がタブレットをもって動き回っています。

 秋の虫探し?かと思いきや、図工の学習でした。自分のミニチュアの写真を撮影し、自然のものをつかって、「すみか」をつくり、自分の分身と共に写真を撮ります。

 アートですね!芸術の秋です!

戦争のない平和な世の中に!

 10月4日(金)、小林市文化会館に小林市戦没者追悼式に出席いたしました。会場には、戦争で亡くなられた方の御遺族の方々を始め、区長会、民生委員・児童委員、消防団、小中学校の校長などたくさんの方々が参列され、式辞、追悼の言葉、各団体の代表者による献花、小・中の児童生徒による作文朗読がありました。作文朗読では、家族が体験した戦争時代の話を聞いて思ったことや原爆資料館を見学して思ったことなどを作文に書いていました。どちらも悲惨な戦争を二度とおかしてはならないとの強い思いが伝わってきました。小林市では1400余の方が戦争でお亡くなりになられたそうです。学校において平和教育を推進し、自分も周りの人も大切にできる子どもたちを育てていく、そして、平和な世の中を築く担い手に育てていく「命の教育」の必要性を強く、つよく感じた1日でした。

 

青少年育成市民会議三松支部総会

 10月3日(木)に、青少年育成市民会議三松支部総会がありました。市議会議員様、中学校区の区長・自治会長・民生委員・学校運営協議会委員・少年補導員、三松協働体、幼保こども園の皆様、そして・三松小・中のPTA会長・管理職・生徒指導主事が一堂に会し、三松の子どもたちの健全育成を目指して、協議が行われました。子どもたちの生活面の課題の共有・改善策、安全面に係る施設整備、見守りの必要性などいろいろなことについて、意見交換がなされました。その中で、印象深かったのが、「眠育」です。委員の方から「児童・生徒はしっかり眠れているのか?」との問いが出されました。体育や食育と同様に、たくましく生きるための身体の基本となるのが『眠育』で「ねむりの持つ力」や「ねむりの仕組み」を知ることで、意識が変わり、身体もこころも強くなり、自己肯定感を高めることにもつながる、そして、学習に落ち着いて臨めるようになるとの意見が出されました。三松小校区の幼保園の共通目標として「早寝・早起き・朝ごはん」を設定しておりますが、このこととも一致します。早く寝れば、朝、早く起きれるし、朝ご飯を食べる時間も生み出され、食欲も起こります。いい循環がうまれます。子どもの成長ホルモンが分泌されるタイミングは「22時から2時」ともよく言われますが、早く寝ることは子どもの成長に必要な要素であることは間違いないようです。あわせて「朝うんこ」も必要!との意見も出されました!今回たくさんいただいた意見を子どもたちの心身の健全育成にぜひ、つなげていきたいと思います。

これで1つぶ残さずきれいに食べれそう!

 10月3日(木)栄養教諭と学級担任のTT(ティームティーチング)による「はしの持ち方」の学習が1学年でありました。学習のめあては「おはしの正しいもちかたについて考えよう」でした。

 

 まずはじめに「正しいおはしの持ち方ができると、どんないいことがあるか」をペアで話し合いました。子どもたちからは、「ごはんがよくかめる」「たべやすい」「残さず食べられる」などの意見や「大人になったとき、正しく食べられる」という意見も出されました。その後、正しいはしの持ち方を習いました。

 

 まず、全員に青いはしを1本、ピンクのはしを1本ずつ配り、持ち方のポイントを説明しました。ポイントは3つ。①鉛筆と同じように持つ②親指と人差し指でできたわっかの部分から、もう1つのはしを通して薬指の上に置く。③上のはしを動かしてはさむ でした。子どもたちは先生に教えられた通り、はしをもち、カチッ、カチッとはしの先を器用に動かしてならしていました。次に、実践として、紙皿に入れられた豆をはしでつまみ、別のお皿に入れる練習をしました。先生から「はやさは関係ないよ!あわてないでいいので、確実につまめるように練習してね!」との言葉かけがありました。

 ペアで交互に練習し、一方がするとき、ペアの相手は応援係になって「がんばれ~!」と声をかけました。応援されると俄然張り切る子どもたち!ほんのわずかな時間の練習でしたが、みんなとても上手につまめるようになりました。

 

 最後に、「やってはいけないはしの使い方」を絵図をもとに教わりました。さしばし、よせばし、まよいばし、さぐりばし、もちばし、なみだばしの6つです。(そういえば、子どものころによく母から注意されていたなあ!と昔を思い出しました。)また、正しいはし使いをするには、姿勢も大切!ということで、正しい椅子の座り方や茶わんの持ち方もあわせて習いました。時間ぴったりで完璧な学びです!

 今後、頑張りカードをつかって、学校や家庭での正しいはしの持ち方につながるように、実践化をはかるようです。私自身いい勉強になりました。これで、お茶碗に残るご飯粒は1粒もないでしょう!ごまもつまめるかも!

図書室の様子!

 10月2日(水)の昼休みに図書館イベント1日目の様子を見に、図書室へ行ってみました。

 行ってみると、図書館が大賑わいに!全校朝会の図書委員会のイベント説明の効果ですね!

 次から次へと、「スタンプ押してください!」と図書委員会のもとへ、子どもたちが押し寄せてきました!と、その傍らで誰かが作業をしています。最後の1枚の写真は、スタンプラリーの景品を作っている様子です!心のこもったプレゼントがたくさんできていました!誰かに届けられるのを今か今かと待っているようです!

 PSわたしが紹介したおすすめの本は宝探しのように、みんな本棚を探しまわり、さっそく、借りられていきました!

10月全校朝会

 10月2日(水)に全校朝会がありました。校長の話では、今月の生活目標「読書に親しもう」にあわせ、読書がもたらす効果や本校の読書貸出冊数の目標、校長のおすすめの本について話をしました。

 読書がもたらす効果については、このスライドを用いて説明しました。

 また、学力と読書の相関関係の根拠となるデータも示しながら、本を読むと「賢くなる」し、人の気持ちが想像できるようになって「やさしくもなる」と話しました。

 その後、本校の読書目標「貸出冊数の総計が昨年度を超えること」を伝え、昨年度、約50000冊の貸出冊数があったこと、これを1人平均にすると、100冊になることを話しました。朝会の途中に全体に聞いてみると、ちょうど半年過ぎた今、50冊もの本を借りた子どもがたくさんおり、すでに、100冊以上借りている子どもも10人程度もおり、本に対する関心の高さがうかがえました。高学年は毎日の宿題に加え、習い事や少年団活動などもあって、本を読む時間もなかなかないと思いますが、時間を見つけて、1冊ずつでもよいので、本に親しむ機会が増えるといいです!

 最後に、校長からのおすすめの本として、「かたあしダチョウのエルフ」「おおかみグーのはずかしいひみつ」の2冊を紹介しました。

 校長の話の後は、図書委員会の子どもや図書館教育担当の職員が、10月2日から11月11日まで実施される図書館イベントについて、お知らせしてくれました。

 「読書スタンプラリー」と言って、全員に12こ(3×4)のマスのスタンプラリーカードを配付し、本を1冊読むたびに、スタンプがもらえ、横に1列そろうごと(4こ、8こ、12こ)に、図書委員会からプレゼントがもらえるんだそうです!おもしろいですね!

 今日の全校朝会を通して、三松小児童の本の貸し出し冊数が増えること間違いなし!家庭でも今スタンプラリーがどこまで進んだかを話題にしてみてください!また、おうちの人もいっしょに本を読んでみてください。図書室の本は、大人が読んでも面白い本がいっぱいありますよ!

学校の様子

10月1日(火)の学校の様子を少し紹介します。

 1年生は国語の時間に、「かずとかんじ」の学習をしていました。一つ、二つ、三つ、、、、十の読み方や書き方について、勉強していました。手を打ったり、教科書を読んだりしながら、「一」の読み方がひとつ、いっぴき、など、数を表す漢字にはいろいろな読み方があることに気付くことができていました。

 

 2年生は国語の学習をしていました。進出漢字の練習や本読みをしていました。正しい姿勢で、みんなよくがんばっていました。

 3年生は国語科「ちいちゃんのかげおくり」の学習をしていました。戦争中のことを描いた物語文です。学習が進むごとに命の尊さ、戦争の悲しさ、家族を愛する気持ちなど、深く考えていくことでしょう!

 4年生は、国語科「ごんぎつね」の学習では、場面と場面を比較して、ごんの気持ちの変化に気付かせたり、算数科では計算練習をして、全部クリアした子どもがお助けマンになって、友だちに解き方をアドバイスしたりする姿が見られました。理科の学習では、月の位置や動きについて動画を見ながら確認していました。月も太陽と同じように、東から南の空を通って、西に沈むことを知り、びっくりしていました。

 5年生は国語科の学習をしていました。先生の話を目を見てしっかり聞きながら、学びを進めていました。体育科では、跳び箱運動をしていましたが、開脚とびではなく、台の上をまわっておりる台上前転の練習をしていました。横で補助をしたり、技のアドバイスをしたりするなど、グループで教え合いながら学びを進めていました。

 6年生は、修学旅行の活動班で集まって、パンフレットや地図などを確認しながら、タブレットで修学旅行の班別自主研修の計画を立てていました。みんなすごくはりきっていました。音楽では、タブレットで、自分の顔を映しながら、表情や口の開きなどのポイントに気を付けて歌う練習をしていました。ICTを効果的につかっていてすごいですね! 

学校の様子

 9月27日(金)の学校の様子を学年ごとにいくつか紹介します。

 1年生は、クラスのお友達が描いた読書感想画をみて、よさをカードに書いていました。また、これまでの生活を振り返り絵日記をかく学習にとりくんでいました。

 2年生は、算数のテストや図工科の読書感想画の色塗りをしていました。テストはすごく集中して取り組み、全体的によくできていました。結果を楽しみに!感想画は色塗りの工夫が見られました。

 3年生は運動場で鉄棒運動、体育館でマット運動に取り組んでいました。どちらの運動も、友だちに応援してもらいながら技を磨いていました。足掛け上がりに逆上がり、開脚飛びに台上前転、、、教え合い、励まし合いが見られました。できなくても、繰り返し繰り返し挑む姿がすばらしかったです!

 4年生は音楽の時間に、音楽大会で演奏する曲をパート別にグループで練習をしていました。リコーダー、鍵盤ハーモニカ、打楽器、キーボードなど、みんなで意気をそろえてがんばっていました!本番が楽しみです!

 5年生は、家庭科の裁縫や算数科の分数「通分」の学習をしていました。裁縫は玉止めや玉結びなど、細かい手作業が伴いますが、参観日にお家の方々の手ほどきを受けたせいか、楽しそうに、そして上手に縫えていましたよ。算数科は、公倍数の学習をもとに、ひとしい分数をつくることができていました。

 6年生は、読書感想画の仕上げや前日来ていただいたマイスターへのお礼の手紙を書いていました。読書感想画は本を読んで心に残った場面を絵に表す学習で、タブレットがない時代は、本当に絵を描くのが大変でした。今は、描きたい人物や風景等の構図の参考に、タブレットをいかせるので便利ですね!

 

 みまつっこは今日も元気にがんばっていました!

大きな手紙がとどきました!

 9月26日(木)に、大きな手紙が届きました。送り主は、石川県能登町の子どもたちです。1月1日に大きな地震にあい、家も学校も壊れ、(家族さえも、、、)当たり前の生活ができなくなったとき、能登と姉妹都市である小林市の子どもたちから、お小遣い募金が届き、思いやりの気持ちがすごく心の支えになったそうです。今回、そのお礼として、能登町のいろいろな学校の小学生から、感謝の気持ちを記したお手紙が届きました。本日、お昼の放送でそのことを伝え、子どもたちがよく通る廊下に掲示しました。

 

 実際に昨日届いた手紙です。一人一人、感謝の気持ちが枠いっぱいに書かれています。

 これは、能登町の教育長から小林市の教育長に届けられた手紙の写しです。

 

 能登町では、先週の大雨の影響で、再び大きな被害が出ています。川の氾濫や家屋の倒壊、土砂崩れなどで、亡くなられた方や家を失われた方など、悲しく苦しい生活を余儀なくされている方々も多いようです。(未だ行方不明の方も、、。)上記の手紙は、その災害に見舞われる前に小林市教育長に贈られたもので、その後、校長会の折に、教育長から各学校に手渡されたものです。1日も早い復興をお祈りしたいと思います。

校長室の窓からの風景

 三松小の校長室南側には池があり、コイが14匹おります。うち3匹は子どものコイです。今年の春にうまれ、今では10cmくらいに育っています。えさは昼休みに1人5粒ずつあげれるルールになっています。毎日のように、池の周りに子どもたちが集まり、えさを与えてくれています。