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給食、おいしい

12月10日の給食

【献立】

〇 どんどんビビンバ(むぎごはん) 〇コーンスープ

今日 は「とんとんビビンバ」です。小 さいおかずを、ごはんに混 ぜて食 べましょう。ほうれん草は西アジアのイランで生まれました。イランは昔ペルシャとよばれ、ほうれん草のほうれんは、中国語でペルシャという意味です。ペルシャからシルクロードを通って中国へ、そそして16世紀ごろ日本へ伝わりました。このように伝わったのは、葉がギザギザで根元が赤い東洋種で、これとは別に江戸から明治時代にかけて欧米から伝わった西洋種もあります。西洋種は丸みのある葉で、いためものに合います。今ではいろいろな種類が一年中売られていますが、ほうれん草がおいしいのは、寒さにたえて養分をたくわえ、あまくなる11月から3月ごろです。

12月9日の給食

【献立】

〇 なめし 〇 みそラーメン 〇 小松菜のいそかあえ

いそか和えは、野菜をのりで和えて作ります。のりは、古くは奈良時代の本に登場するほど、日本の食文化としてむかしから親しまれています。むかしは天然のものをとるだけでしたが、江戸時代にのりを育ててとる養殖の技術ができました。昭和になると、のりについてくわしく研究が進み、養殖も全国に広まり、宮城県、千葉県、伊勢湾、瀬戸内海、九州で作られるようになりました。冬に収穫され、乾燥や加工されたものがお店で売られています。

12月6日の給食

【献立】

〇 むぎごはん 〇 ちくぜんに 〇 ごますあえ

ごまは、種をまいて30日くらいで花が咲いて実をつけます。実の中は4つの部屋に分かれていて、1つの部屋に20つぶほどの種が入っています。この種が、わたしたちが食べているごまです。炒ったごまをすりごま、きりごま、ひねりごまにしてふりかけたり、ねりごまやごま油にしたりして食べられています。カルシウムや鉄などの無機質やビタミン、脂質、たんぱく質、食物せんいと栄養たっぷりです。

12月5日の給食

【献立】

〇 ウィンナードッグ(ウィンナー、茹でキャベツ、ケチャップ)

〇 ミネストローネ

今日はウィンナードッグです。ドッグパンにキャベツとウィンナーをはさんで、トマトケチャップを上からかけて食べましょう。ウィンナーは、「ウィンナーソーセージ」といい、ソーセージの種類のひとつです。ソーセージの歴史はとても古く、今から2100年くらい前の本に、兵士たちが食べたということが書かれています。太さが2センチより小さなものを「ウィンナー」、2センチより大きく、3.6センチよりちいさなものを「フランクフルト」、それより大きなものを「ボロニア」というそうです。ソーセージはドイツでたくさん作られていて、その種類は1500種類ともいわれています。ドイツの冬はとても長く厳しいので、冬が来る前に豚肉でソーセージを作り、長く保存できるようにしたので、このようにたくさんの種類のソーセージがあるそうです。

12月4日の給食

【献立】

〇 わかめごはん 〇 ジャージャー麺

〇 あおまめサラダ

キャベツは涼しいところで育ちますが、日本は南北に細長く、一年中季節に合わせていろいろなところで作ることができます。秋から冬にかけてとれるキャベツは、葉が少しかたく、しっかりと丸くまいているので、千切のキャベツ、ロールキャベツやお鍋などの煮込み料理、野菜炒めなどの炒め料理に向いています。春から秋にとれるキャベツは、葉がやわらかく、巻き方がゆるくて中まで緑色をしていて、サラダに向いています。キャベツは、高鍋町でたくさん作られていて、冬にお店にたくさん並びます。

12月3日の給食

【献立】

〇 むぎごはん 〇 いものこ汁 〇 さばのカレー焼き

〇 キャベツの中華漬け

サバは、体が50センチくらいまで大きくなる魚です。青森県にある縄文時代の遺跡でブリやサバの骨が見つかったように、日本で古くから食べられているなじみの深い魚です。数をごまかすことを「サバを読む」といいますが、これは、サバがたくさんとれ、サバの身がいたまないうちにと漁師や魚屋さんが数をきちんと数えずに大急ぎで売りさばいたことからできた言葉といわれています。秋から冬に脂がのっていちばんおいしい旬をむかえます。体をつくるもとになるたんぱく質や、体の調子を整えるビタミン、血液をサラサラにしてくれる脂や脳の働きをよくする脂の多い魚です。

12月2日の給食

【献立】

〇 チキンライス 〇 ワンタンスープ 〇 グリーンサラダ

チキンライスの味つけには、トマトケチャップを使います。真っ赤にうれたトマトを火にかけ、煮つめてトマトピューレを作ります。これに、さとう、塩、酢、香辛料やたまねぎ、セロリなどを加えてケチャップのできあがりです。明治時代にアメリカから伝わり、その後、日本でも作られるようになりましたが、そのころ、オムライスなどケチャップを使う料理を家で作ることは少なかったので、はじめはなかなか売れなかったそうです。

11月29日の給食

【】献立

〇 むぎごはん 〇 かぼちゃのいももち汁 〇ごもくまめ

〇 鮭ぱっぱふりかけ

大豆はむかしから日本の食事にかかせないものです。もともとは東南アジアうまれで、中国から日本に伝わりました。日本では弥生時代にはすでに作られており、奈良時代になると、中国からみそやしょうゆの作り方も伝わりました。平安時代には大豆は税金として納められ、鎌倉時代には広く栽培されるようになりました。そのころは肉を食べることが禁止されていたので、大豆は大切な栄養源でした。大豆は、漢字で大きい豆と書きます。これは、大切な豆という意味からで、当時の人たちにとって、大豆がいかに大切であったかを知ることができます。

11月28日の給食

【献立】

〇 米粉パン 〇 さつまいものミルクシチュー

〇 ブロッコリーのガーリックいため

さつまいもは、いものなかまの中でいちばんあまいいもです。これは、でんぷんが火をとおすと甘くなるからです。電子レンジでさっと火をとおすより、オーブンで焼いたり、ゆでたり、むしたりして、ゆっくり火をとおす方が甘くなります。さつまいもをほった後も、しばらく日光に当てた方があまみが増して、おいしくなるそうです。

11月27日の給食

【献立】

〇 いりこなめし 〇 しるビーフン 〇 ポークシューマイ(2個)

「シューマイ」は、中国語で「シャオマイ」と言うそうです。調味した「ぐ」を小麦で作った「かわ」で包んで、蒸すという中国の料理です。「ぐ」の種類や「かわ」のつつみ方にいろいろと工夫したものがあります。今日の給食は、豚肉の豊かな味わいを引き出した「ポークシューマイ」です。