給食、おいしい
12月4日の給食
【献立】
〇 米粉パン 〇 かぶのポトフ
〇 りんごのフルーツポンチ
寒さに強く、小さめのヨーロッパ型のかぶが作られています。代表的なのは、東京の「金町小かぶ」です。かぶの白い根の部分には、消化を助けてくれる栄養が多く、葉にはビタミンやミネラルがたくさん含まれています。葉も小さく刻んでおみそ汁に入れたり、料理に使うといいですね。
12月3日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 けんちん汁 〇 タラのカレー揚げ
〇 ゆでキャベツ
麦ごはんは、米と大麦を混ぜて炊いています。麦は、米にくらべて火が通りにくく、大正時代に、蒸気をかけながら押しつぶし、火が通りやすくした「押し麦」が開発されて食べやすくなりました。おなかの中をきれいにしてくれる食物せんいや、体のきん肉になるたんぱく質が米より多く、健康に関心のあった徳川家康は、麦ごはんをよく食べていたといわれています。家康は、75歳まで生き、当時としては長生きでした。
12月2日の給食
【献立】
〇とんとんビビンバ 〇 むぎごはん 〇 コーンスープ
今日 は「とんとんビビンバ」です。小 さいおかずをごはんに混 ぜて食 べましょう。ほうれん草 は西 アジアのイランで生 まれました。イランは昔 ペルシャとよばれ、ほうれん草 の「ほうれん」は、中国語 で「ペルシャ」という意味 です。ペルシャからシルクロードを通 って中国 へ、そして16世紀 ごろ日本 へ伝 わりました。このように伝 わったのは、葉 がギザギザで根元 が赤 い東洋種 で、これとは別 に江戸 から明治時代 にかけて欧米 から伝 わった西洋種 もあります。西洋種 は丸 みのある葉 で、いためものに合 います。今 ではいろいろな種類 が一年中売 られていますが、ほうれん草 がおいしいのは、寒 さにたえて養分 をたくわえ、あまくなる11月 から3月 ごろです。
12月1日の給食
【献立】
〇 なめし 〇 味噌ラーメン 〇 小松菜のいそか和え
高鍋町では、おとなり木城町と一緒に環境にやさしい「有機農業」を進めていこうという取組をしています。12月から2月の給食は、その取組で高鍋町の農家さんが育てたお米です。このお米は、化学肥料や農薬を半分以下に減らした「特別栽培」というやり方で作られ、環境への負担を減らしています。化学肥料や農薬を減らす分、虫や病気に負けない元気なお米になるよう、花を植えて肥料の代わりにしたり、貝殻を砕いた粉を田んぼにまいたりして、田んぼの土がよくなる工夫をしているそうです。
11月28日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 和風ワンタンスープ
〇 ホイコーロウ
ホイコーローは中国の四川料理のひとつです。ホイコーとは、一度調理したものをもう一度なべにもどして調理するという意味です。中国では、ぶた肉のかたまりを一度ゆでたり蒸したりしたものをうす切りにし、油でいためて作ります。日本では、手軽にぶた肉のうす切り肉を使って作ることが多いようです。
11月27日の給食
【献立】
〇 米粉パン 〇 ポークビーンズ 〇 ツナサラダ
ポークビーンズはアメリカの家庭料理です。白いんげん豆などの豆類と、ぶた肉やベーコン、野菜をトマト味でにこみます。今日は大豆を使って作りました。日本で作られる大豆は量が少なく、アメリカ、ブラジル、中国からの輸入にたよっています。乾燥大豆を料理に使うときは、一晩たっぷりの水につけた後ゆでますが、今は、簡単に使えるかんづめなどの加工品もあります。サラダやスープ、煮物など、いつもの食事にじょうずに取り入れたいですね。
11月26日の給食
【献立】
〇 チキンカレー 麦ごはん
〇 スパゲッティサラダ
みなさんが食べているじゃがいもは、実、くき、根のどの部分を食べているのでしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・答えは、くきです。土の中の茎の部分が大きくなったところを食べています。世界中でいろいろな種類のじゃがいもが作られています。「男爵」はホクホクとしたおいも、「メークイン」は煮くずれしにくく、ねっとりとしたおいも、「キタアカリ」は中が黄色いおいもで、時間がたつと甘みが増します。でんぷんやビタミンCがたくさん含まれていて、主食として食べる国も多いそうです。
11月25日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 つくね入りおでん 〇 はるさめの酢の物
今日のおでんには、ひとくちサイズの「がんもどき」が入っています。では、クイズです。「がんもどき」の名前の意味は、次のうちどれでしょう。1番 「がん」という食べ物を「土器」に入れて混ぜたもの。2番 「がん」という鳥の肉に似せて作ったもの。3番 最初に作った人の名前が、「がん・もどき」さん。…………正解は、2番です。「もどき」という言葉には、「似せて作ったもの」という意味があります。「雁」という鳥の肉に似せて作ったものが、がんもどきだと言われています。豆腐の水分をしぼって、にんじんやごぼう、しいたけ、昆布、きくらげなどを混ぜ合わせて丸めて油で揚げたら出来上がりです。なぜ肉に似せて作ったかというと、肉を食べてはいけない仏教のお坊さんが、野菜だけだと足りない栄養がとれて、肉のように食べごたえのある料理を考えたからです
11月21日の給食
【献立】
〇 麦ごはん 〇 沢煮椀 〇 さばの照り焼き
〇 キャベツのレモン和え
さばは古くから食べられている魚で、体が50センチくらいまで大きくなります。秋から冬に脂がのっていちばんおいしい旬をむかえます。体をつくるもとになるたんぱく質や、体の調子を整えるビタミン、血液をサラサラにしてくれる脂や脳の働きをよくする脂の多い魚です。日本では主にマサバ、ゴマサバ、タイセイヨウサバの3つが食べられています。この3つのサバは体の模様で見分けることができ、おなかの方に黒い点がたくさんあるのがゴマサバ、規則正しい「く」の字のような模様があるのがタイセイヨウサバです。
11月17日の給食
【献立】
〇 中華おこわ 〇 野菜スープ 〇 ちくわの磯部揚げ
おこわは、もち米を炊いたり蒸したりするごはんのことです。もち米の甘みとモチモチした食感が特ちょうです。おこわという名前は、「強飯」という言葉からきたといわれています。こわめしとはかたいご飯を意味し、江戸時代に庶民が食べていたおかゆにくらべ、もち米を蒸す料理がかたかったことから名づけられました。おこわとよばれるようになったのは、宮中に仕える女官が使っていた言葉が始まりです。丁寧さを表す「お」を頭につけて、おこわと呼んだことが由来とされています。
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