令和2年度

R2学校の様子

神楽体操

西米良村の伝統芸能と言えば、神楽。
この神楽をアレンジした体操が「神楽体操」です。
昭和56年から始まった神楽体操。昭和58年には村内の小学生全員が取り組むことになりました。
この神楽体操の歴史は、なんともうすぐ40年を迎えます。
西米良の神楽に携わる元教員である中武雅周先生(故人)が
「西米良の子どもたちにこの伝統をしっかり伝えていきたい」
という強い思いから誕生しました。
毎朝始業前に上級生が下級生を教え、今年度初めて舞う1年生も少しずつ舞えるようになってきました。

今日は第1回目の全体練習。
まずは導入部で歌う歌の練習です。
「♪米良の山すその 静かに暮れて~」
美しい歌声が体育館に響きました。
そして、隊形の確認。
舞いながら前進したり、グループで舞ったりと、大変難しいのですが、みんなで心を一つにがんばっています。
9月に行われるメラリンピックでの披露がとても楽しみです。

個性が光る作品☆

子ども達は図画工作の時間が大好きです。
5年生は「のぞいてみると」という学習ですてきな作品を仕上げていました。

箱に空いた穴をのぞくと・・・

なんということでしょう!
そこにはきらめく別世界が。
子ども達一人一人の個性が輝く作品です。

そして、こんな作品も!

明日は尿検査の日です。
保健委員会のみなさんが手作りの掲示物を作ってくれました。
これでみんな忘れないはずです。

いろんな声

学校では子どもたちのいろんな声が聞こえてきます。
「ワン、ツー、スリー、フォー♪」
2年生の教室からは英語で楽しく歌っている声が。
ALTのケンジ先生と楽しく学習している子ども達。
とても盛り上がり、終わりのチャイムが鳴る前にも、
「ワン モア!(もう一回)」
という声が聞こえてきました。

「やったー!モンシロチョウ、つかまえました!」
昼休みには、網を持って虫をつかまえている子どももたくさんいます。

すると、
「先生、魚の頭がありましたー!」という声も。
みんなでびっくり!山に住んでいる鳥が、どこからか持ってきたのでしょうか。

学校に来て授業ができる、昼休みに友達と遊び、何かを発見する。
当たり前の学校生活のよさを改めて感じさせらます。
村所小学校の子どもたちは今日も元気です。

認知症サポーター養成講座

4,5年生対象に認知症サポーター養成講座が行われました。
保健師の濵砂さんが脳が物事を認知する仕組みについて分かりやすく説明してくださいました。
認知症の方との接し方については、濵砂さんと担任の先生とのデモンストレーションを見て、
どうすれば良いのかみんなで考えました。

その後、
「日曜なのに、おぼあちゃんが『学校に行かないの?』と何度も聞いてきました。
みんなならどうしますか?」
という問題について、自分の考えをワークシートに書き、友達とロールプレイングをしながら深めていきました。

「話を優しく聞く」「気持ちが切り替えられるよう、『~を見に行こう』と誘ってみる」
など、やりとりを通して大切なことに気付くことができました。
そして、この認知症サポーターキャラバンの講座を受けた4、5年生は見事「認知症サポーター」となりました!
その証として、かっこいいオレンジリングをいただきました。
自信をつけた子どもたちの腕にオレンジリングがキラキラと輝いています。

サポーターとして、周りの人に認知症に関する知識を伝えることや、
認知症の方やその家族の方をサポートすることができるようになるといいですね。

山を見てブランコ

あれれ?
何かおかしくないですか?
子どもたちが反対を向いてブランコをこいでます。
なぜでしょう?

西米良村はとても自然が豊かなところです。
村所小学校のブランコも大変景色のよい場所に設置してあるため、
子ども達は山を見てこぐのです。
まるで空中ブランコのような、空を飛んでいるかのような。
季節によって移り変わる西米良の山を見ながら、勢いをつけてこぎます。