2024年6月の記事一覧
都農町初!!合同体育遊びをしながら幼保小中連携!!
6月26日(水)
今日は、1学期最後の参観日でしたが、6年生と1年生については、都農中学校の体育館で合同体育遊び(鉄棒運動)の授業参観を行いました。
もう少し詳しくお話しますね。
都農町では昨年度から幼保小連携に取り組んでいます。今回は公益財団法人外あそび体育遊具協会から室内でも使用できる鉄棒を寄贈いただくことになり、この鉄棒を使って幼保小中が連携した授業を安田式体育遊び研究所の居関さんに指導いただく事になったのです。
【寄贈された鉄棒 各色2本、6本いただきました】
今回は、以下の組合せで2時間授業を行いました。
合同体育遊びⅠ
町内の幼稚園や保育園の園児、都農南小1年生、本校6年生
合同体育遊びⅡ
町内の幼稚園や保育園の園児、本校1年生、都農東小・内野々分校1年生、都農中1年生
幼保小中連携と言葉で言うのは簡単ですが、初めて出会う園児や他校の1年生とさっと打ち解けられるわけではありませんでした。しかし、一緒に体を動かしながら、6年生が園児に手を貸してあげる場面や、上手にできたことを誉めている場面、互いの頑張りを称え合う場面などが見られました。
合同体育遊びという名称でしたが、講師の先生が合間合間でそれぞれの運動のもつ意味や取り組ませ方のポイントなどを参加している指導者へ解説してくださっていました。
集まっているのは町内の一部の子どもたちではありましたが、このような機会があったからこそ生まれた交流もあります。このような機会を設けていただいたことに感謝しています。
きっと、6年生や1年生にとってもよい体験ができたのではないかと思っています。
メディア(宮日新聞、UMK「のびよ みやざきっ子」)の取材も入っていましたので、子どもたちの感想も聞けるのではないかと思います。
アナログもデジタルも…~3年生国語~
6月24日(月)
3年生の教室を覗くと、音読をしていました。
全員の声が揃い、読み終わると〇を1つ塗る。
次は起立してそれぞれのスピードで読む。読み終わったら着席する。
次は辞書引き。
先生が黒板に書かれた言葉を国語辞典で調べる。
それが終わると、電子黒板に写し出された漢字を読む。
テンポよく、思考が途切れることなく進んでいきます。このような学習にくり返し取り組むことで、子どもたちには確実に学力が身につくのです。
また、国語辞典を引く場面と電子黒板の漢字を読む場面をみながら、それぞれのよさを感じました。
3年生の国語で国語辞典の使い方を学びます。国語辞典の言葉の並びは五十音順です。五十音を順に言えることの大切さがここにあるのですね。
命を学ぶ
6月20日(木)
今日、4年生は、みやざき動物愛護センターの方をお招きして命について学びました。
身近にいる生き物の話から、どこにどのような生き物がいるかをみんなで確認しました。
この後、聴診器を使って自分の心臓の音を確認しました。「生きている」ということを実感できた子どもたちでした。
願いが叶いますように~七夕飾りづくり~
6月21日(金)
今日の2~3校時に、2年生が地域の方々と一緒に七夕飾りを作りました。
今日は、子どもたちのために地域の方々がたくさん集まってくださいました。
【図書室で打ち合わせ中】
2年生の教室では、グループに分かれて七夕飾りを作りました。
このように、各グループにたくさんの方が入ってくださり、飾り作りを通して交流を深めることができました。
最後に、みんなで記念写真を撮りました。
完成した七夕飾りは、児童用玄関に飾られています。
みんなの願いが叶いますように…。
オリジナルな活動~6年生による読み聞かせ~
6月21日(金)
昨日のお昼休みのことでした。
1年生教室から楽しそうな笑い声が聞こえるので教室を覗いてみました。
昼休みなのに、1年生は全員椅子に座っています。しかも、1年生の教室内に6年生の姿があります。
何をしているのかな…と見ていると、6年生の男子3名が1年生に紙芝居の読み聞かせをしていました。
外はあいにくの天気ですが、紙芝居を読んでもらっている1年生はご機嫌で、教室は明るい笑い声に包まれていました。
食い入るように紙芝居を見ている顔は真剣そのもの。物語の世界に引き込まれている証拠です。
ところで…。
紙芝居を読んでいる3名の他にも教室内には1年生の側に座り寄り添う6年生の姿がありました。
赤い丸で囲まれたところにいるのが6年生です。
どうしてかなぁ?と思い、担任の先生に尋ねてみました。すると、6年生の素晴らしいチームワークを感じるエピソードが聞けました。それは…。
係り活動として1年生に紙芝居や絵本などの読み聞かせをする友だちをサポートするために、自然な流れで読み聞かせをしない6年生も1年生の教室についていったようですとのことでした。
読み聞かせの練習をしている友だちを見ている中で、できれば1年生には静かに聞いてほしいとの思いがあったのではないかなと思いました。だからこそ、自分たちも一緒に1年生の教室に入り、1年生の側に座って読み聞かせをする仲間を見守ってくれたのではないか…。私はそんなふうに思いました。都農小の6年生のチームワークのよさを感じたできごとでした。
一方、読み聞かせをしてもらう1年生は…というと、紙芝居を楽しむのはもちろんですが、大好きな6年生のお兄さんやお姉さんが昼休みに自分たちと一緒にいることが嬉しかったのでしょう。自分の側に来てほしくて6年生を手招きしている子どもたちが何人もいました。側に6年生が来ると、満面の笑みを浮かべ、手をつないでもらって…と、1年生と6年生の自然な交流の様子が見られたことも嬉しかったです。
6年生の皆さん、読み聞かせをしてくれてありがとう。
友だちを見守り、支えてくれてありがとう。
三角定規を使って
6月20日(木)
4年1組の算数の授業の様子です。
今日は、2枚の三角定規を使って長方形を描く学習をしていました。
算数では5ミリ方眼ノートを使用しているので、マス目に合わせて長方形を描くことは簡単ですが、今日は2枚の三角定規を使って長方形を描くということで子どもたちは真剣な表情で三角定規を操作しながら長方形を描いていました。
第1回学校運営協議会
6月19日(水)
今日は、本年度初めての学校運営協議会を行いました。会の前に、子どもたちの授業の様子を自由参観という形で観ていただきました。
その後、図書室で会を行いました。本年度の委員の代表の方に教育長から委嘱状が交付されました。
今回は、教育長の他、都農町長もご出席くださいました。
今回は、学校運営協議会の概要説明や年間計画、学校経営方針説明等を行い、その後、都農町教育ビジョンにある「郷土に誇りと愛着を持つ子ども」をめざし、「学校、家庭、地域が一体となって子どもを育む教育活動の充実について」というテーマで熟議を行いました。
まずは、各委員さん方に「どんな子どもになってほしいか」ということで地域の方の願いを書いていただきました。
次に、それをグループ分けして、この協議会で取り組んでいくことを焦点化する作業をしていきました。
本校は、来年創立150周年を迎えることもあり、ここを一つの節目として取組を進めていくことで共通理解を図りました。
本校には長年続く歴史と伝統のある学校行事や教育活動があります。また、校区内には都農神社や国指定重要文化財「赤木家住宅」など都農町の誇る名所・旧跡があります。都農町や本校の歴史を学ぶことを通して、都農町や都農小のよさを再確認し、都農を愛する子どもを育てていきたいと思いました。
第2回は、9月10日(火)開催予定です。
三先生を偲ぶ会~6年生だけの特別授業~番外編
6月14日(金)
3校時の三先生を偲ぶ会を終えた休み時間の校長室の様子です。
来校されていたお客様をもてなす子どもたちの姿がありました。
行儀よく話を聞くことも大切ですが、このように自然に会話ができふれあえる姿を見てうれしくなりました。これが本当の交流なのではないか…と。
4校時の授業のため6年教室に移動する直前に、用意させていただいた冷たい麦茶を飲まれている地域の方に、
「慌てなくていいですよ。ゆっくり飲んでください。」
という声をかけてくれた子どもがいました。
子どもたちの優しい心にふれ、また嬉しくなりました。
その後、授業を行う6年生教室へ案内してもらいました。
三先生を偲ぶ会~6年生だけの特別授業~
6月14日(金)
3校時に行った全校での三先生を偲ぶ会の終了後、6年生の教室では、地域の方にさらにお話を聞く6年生だけの特別授業を行っていただきました。
当時の様子について聞きたいことを質問するスタイルで授業を進めました。
子どもたちは、事前学習を進める中で、地域の方に尋ねたいことをまとめていたため、授業はスムーズに進行していきました。
子どもたちは、聞いたことを一言も漏らしたくないという思いからでしょう。一生懸命メモを取りながら話を聞いていました。
用意しておいた7つの質問が終了したところで、野鳥の森内にある三先生殉職の碑に献花を行いました。
今年度は、子どもたちの発達段階を考慮し、6年生については次の時間も地域の方のお話を聞く時間を設けました。
地域の方の当時の思い出や戦争への思い、そして自分たちや都農町への思いを直接聞くことができたことは、本校のリーダーである6年生の自覚をより高めることにつながる意義ある学習になったと思います。
修学旅行では鹿児島県の知覧特攻平和会館に行くことになっています。本校で起きた出来事と知覧特攻平和会館での学びがつながり、よりよい学びになることを願っています。
三先生を偲ぶ会
6月14日(金)
昭和20年5月14日に学校は爆撃を受け、当時、勤務されていた黒木君子先生、三輪百代先生、長友ナミエ先生の3名が殉職されました。
都農小学校では、毎年、この悲しい出来事を忘れないように、平和と命の尊さについて全校で学ぶ機会を設けています。それが「三先生を偲ぶ会」です。
今年の三先生を偲ぶ会には、当時のことをお話しいただく地域の方や都農町長様が参加してくださいました。
今日の三先生を偲ぶ会では、6年生がこの日の様子を劇で紹介してくれました。
また、全校児童で「折り鶴」を歌い、地域の方のお話をお聞きしました。
体育館には子どもたちの素直な歌声が響き渡りました。
地域の方は、当時の都農町の様子や爆撃を受けた日の様子をお話してくださいました。
3年生以上は話す人の方を見て、真剣な表情で話を聞くことができました。
この後、6年生の代表児童が作文を発表し、献花を行い、今年度の三先生を偲ぶ会は終了しました。
これからも、都農小学校で起きた戦争による悲しい出来事を忘れないよう、年に一度は戦争で亡くなられた三人の先生方のことを思い出し、今後も平和な世の中が続くように祈るだけでなく、まずは自分自身、そして自分の周りにいる友達を大切にできるおすずっ子を育てていきたいと思いました。
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