作品選

作品選

5/24 学園詩壇 中馬宣明選

ハムスター

門脇 優愛

愛していたハムスター

だけどねある日

死んじゃった

 

丸まって死んでいた

とても悲しいよ

いっぱい泣いた

心がいたかった

 

「つらいね悲しいね」

それはお母さんの声

本当につらかった

悲しかった

また会いたいよ

あと一回だけでも

5/7 宮日新聞 ぐるっと東西南北

「へべす大好き」

6年 黒木 大輔

 宮崎県にはたくさんの特産品があります。その中で最も好きなのは、へべすです。へべすは、まぼろしのかんきつといわれている日向市の特産品です。甘ずっぱく、さわやかな香りで飲み物やさんまなど、どんな物にかけてもおいしい万能品です。でも、全国的には、あまり知られていません。全国の人にへべすを食べてもらうのがぼくの夢です。ぼくはしょう来、へべす農家になり、子どもから大人までおいしく食べられる商品を開発して日本中に広めていきたいです。ぼくのへべす愛が全国に広まりますよう。

4/26 学園詩壇 中馬宣明選

行ってしまった

小野 愛華

 

あの子が行ってしまった

この学校から京都へ

お別れ会

悲しかった

あの子もクラスの子も先生も

泣いていた

わすれられないの

あの子が

 

一言言ってあく手した

あの子は目にいっぱい

なみだをためてこう言った

「わすれないでね」

帰っているとちゅうもずっと

あの言葉が聞こえる

私の心の中に

あの子がいるような気がする

4/23 宮日新聞 若い目

たん生日祝った

5年 門脇 優愛

 私はバースデー係です。今日は、帰りの会で涼音さんのたん生日祝いをしました。

 私は、次々と友達が10才になっていくなあと思いました。だけどあと10日たったら、私も10才になり、みんなと同じ年れいになります。

 涼音さんがうれしそうだったので、私もうれしい気持ちになりました。

4/15 宮日新聞 若い目

前向きに練習を

5年 柏田 篤孝

 週末、野球の新チームによる初練習試合がありました。ぼくは、4番ライトで先発出場しました。

 先発で出られたうれしさと、4番に選んでもらったよろこびで、やってやるぞと気合が入りました。

 3打席回ってきたけど、全打席三振でした。守備の方は、とれそうだったけど、打球が速くてとれなくて、相手に1点が入ってしまいました。

 だけど、その後の大きなフライは、とってやると思ったらとれました。

 攻撃も守備も思うような結果が出ず、くやし涙が出たけど、それではだめだと思い、夕方からお父さんにお願いをして練習をしました。

 このくやしさを忘れず、前向きに練習をはげみたいと思います。

4/5 学園詩壇 中馬宣明選

幸せ

門脇 優愛

わたしは愛されている

友達 家族

おじいちゃん おばあちゃん
お母さんは家事をしてくれる

お父さんは笑わせてくれる

弟は一緒に遊ぼうと言う

友達は助けてくれる

ペットは手のひらにのってくれる

おばあちゃんは差し入れをくれる

おじいちゃんはにこにこしてる

みんな みんな 優しい

みんなから愛されている

わたしは幸せだ

3/27 宮日新聞 若い目

「大きな山」登り

4年 那須 佳也乃

金曜日は、参観日でした。総合的な学習の時間のまとめの発表でした。

私は、地区のごみ問題について発表しました。この日のために、いろいろな事をしてきました。

ぎ問を解決するために手紙を書いたり、同じグループの人達と原こうを考えたり、家に集まって資料作りをしたりしました。

今思うと、みんなが一人一人にできることを、限りある時間の中でせいいっぱいやりました。ふだんは知らない友達の一面も知ることができました。

私は、先生が言った「大きな山」を4年1組全員で登りきったんじゃないかと思います。この参観日は、私達にとってとても大切な山でした。

何より、発表が成功して、とてもうれしかったです。

3/23 宮日新聞 若い目

母はかっこいい

甲斐 柚菜

 

私の母は、介護福祉士をしています。

母に「大変じゃないの」と聞くと、「大変だけど、やりがいがあるよ」と言いました。

母はかっこいいなあと思いました。

わたしも母みたいに、かっこよく前向きになりたいなと思いました。

3/22 学園詩壇 中馬宣明選

夕日に照らされて

上原 虎鉄

 

夕日に照らされて

大つぶの雪が

光ってる

まるでほう石のようだ

 

夕日に照らされて

かげがのびてゆく

もうこんな時間だと

教えてくれるみたい

 

夕日に照らされて

大つぶの雪とかげが

「雪になった」

「雪になった」

「明日はついに あの日だよ」

と教えてくれる

3/22 学園歌壇 杉田一成選

広い空 満月のよる せが高く

手をのばせば 月に届きそう

興梠 光凛

 

久しぶり 雨が降ったぞ 神様が

泣いているのかな 暗い空だな

川野 花

 

カウントだ もうすぐ卒業 寂しいな

みんなとの日々 あと26日

河野蔵乃助

3/1 学園詩壇 中馬宣明選

アメンボ

甲斐 柚菜

つかまえたくても

つかまえられない

忍者のように

ういている

 

つかんだと思っても

手のすき間から

水といっしょに

にげていく

 

何もなかったかのように

水面をすいすい

泳いでる

アメンボはのんきだな

2/20 宮日新聞 若い目

改良したところ

高橋 磨生

ぼくは最近、改良したところがいくつかあります。

一つ目は、宿題を早く終わらせることです。前は、祖母の家でプリントをして、家で自学などをしていました。

でも最近は、祖母の家ですべて終わらせています。そうすると、家での自由時間が増えて、楽になりました。

二つ目は、外に出る時間を増やしたことです。休みの日は、なわとびやドッジボールをしています。平日も、外で友達と遊ぶ回数が増えました。

前に先生が、生活の工夫をしていると言っていたのを聞いて、ぼくも改良しました。これからも、続けていこうと思います。

2/8 学園詩壇 中馬宣明選

バスケ

森田 禮士

ぼくがボールを

トントントン

 

いつでもいつまでも

トントントン

 

てきがバッシュを

キュッキュッキュッ

ぼくもあなたも

キュッキュッキュッ

 

かんとくいつでも

カリカリカリ

 

試合になっても

カリカリカリ

 

それがバスケの良いところ

1/18 学園詩壇 中馬宣明選

しゃぼん玉

小野 愛華

しゃぼん玉はとう明

しゃぼん玉はきれいな丸い形

丸い形って満月みたい

 

しゃぼん玉は

鳥のように飛んでいく

 

さわると消えちゃう

不思議な液体

 

風に乗ってどこに行くの

雲の上まで飛んでいく

 

自由なしゃぼん玉

わたしも雲の上まで

連れていってよ

1/16 宮日新聞 若い目

動くさんぱつ屋

4年 岩切 夏輝

「夏輝、かみ切り行くとよ」と父が言ったので、車に乗りこむと、いつもとちがうさんぱつ屋に行きました。

びっくりしたのが、なんとトラックの中にあるさんぱつ屋さんでした。

階段を上ったらかがみやかみの毛をあらう台もあって、トラックの中とは思えませんでした。

そのトラックは、ロボットみたいに後ろが広がって、かみを切る場所ができるとお店の人が言っていました。この「動くさんぱつ屋」は、山の中や人が少ない地いきに行って、いろんな人のさんぱつをするそうです。

バリカンが新品だったので、静かでとても気持ちがよかったです。みんなも、ぜひ移動美容室行ってみてください。

12/28 学園詩壇 中馬宣明選

私の気持ち

近藤 ももこ

私がつらい気持ちなら

心は 真っ暗 暗やみに

 

私がうれしい気持ちなら

心は ぱっと 青空に

 

私がおもしろい気持ちなら

心は きっと大笑い

 

もし 悪いことがあっても

友だちの一言で 元気になれる

 

きっとそのときは

心は 虹が出ているよ

12/14 学園詩壇 中馬宣明選

齋藤 結来

雨の音

ぽつぽつぽつと鳴るけれど

だれもふりむいたりしない

木の音

そわそわそわと鳴るけれど

だれもふりむいたりしない

雷の音

ドンピカドンと鳴り響く

みんながこわくて逃げていく

遠くからも聞こえてくる

ドンピカドン

これまでとちがう

でもこれまでといっしょ

いい共通点を見つけよう

自然の音であること

天気が関係していること

みんなちがってみんないい

11/23 学園詩壇 中馬宣明選

こんにちは

髙橋 宙夢

 

先生へ

こんにちは

近所の人にも

こんにちは

仲良し友達に

こんにちは

 

ねむい時にも

こんにちは

つかれた時にも

こんにちは

元気いっぱいに

こんにちは

 

当たり前のことだけど

大切なんだなあ

11/8 宮日新聞 若い目

私の「油断禁物」

4年 甲斐 柚菜

 私には「油断禁物」だなあと思うことが二つあります。

 一つは「急に来る〇〇」です。これは、風邪や感染症、腹痛です。私はこの三つすべてを体験したことがあります。以前感染症になった時は、ドッジボール大会に行けませんでした。その時、私は「油断禁物だな」と思いました。

 もう一つはよそ見です。家でよそ見していて、足の小指をなにかの角でどんとおもいきり打ってしまい、痛い思いをしてきたからです。

 ためにお店で商品を見ながら歩いていて、知らない人と肩がぶつかって気まずくなったこともあります。まさに「油断禁物」です。

 この二つは特に「油断禁物」だと自分に言い聞かせて生活したいです。

11/2 学園詩壇 中馬宣明選

やっちゃった

甲斐 柚菜

ドリルのそばに

コップに入った水がある

あっ手がすべった

ていねいに書いた漢字

わたしのなみだのようににじんだ

 

お母さんに外にほしてもらう

朝日の朝にかわいてねと

ささやく

10/24 宮日新聞 若い目

草抜き奉仕作業

6年 甲斐 紅葉

 私は、日曜日に「奉仕作業」で学校の草抜きをしました。

 私は、あやねさんとみずきさんとりんさんとひなのさんといっしょに草抜きを行いました。私達は13袋ほど草を集めました。思っていたよりも草が多くて、すごくびっくりしました。

 学校がきれいになったことが実感できて良かったです。これからは、公園のごみ拾いなどの「奉仕作業」に積極的に取り組んで行きたいと思いました。

10/19 学園詩壇 中馬宣明選

生きている

椎葉 空龍

今日カブトムシをもらった

しょっ角ふりふり

こっちを見てくる

 

そう庫にあったえさをあげてみた

なんだかカブトムシも

わらった気がした

 

うでに乗せて遊んだ

どんどん首までのぼってくる

はなそうとしたら

つめがささっていたいなあ

そっとかごに直してあげた

 

よく朝かごを見てみたら

きれいにえさを食べていた

10/19 学園歌壇 杉田一成選

リンリンと 鳴いているのは すずむしか

夏は終わりで 秋の始まり

村部 花音

 

夏休み あっという間に 終わったね

友達会うの 楽しみだなあ

伊藤 愛紗

 

おふろでね 歌を歌うよ 声上げて

少しひびくよ 歌手みたいだね

黒木 涼音

10/16 宮日新聞 若い目

ホームラン打つ

4年 松野 旭

 今日も、ぼくは、バッティングのコツをお父さんから教えてもらいました。

さいしょ、ぼくがふってみると、お父さんから、「もうちょっとだけこしの回転を速くしてごらん」と言われました。

 そして、それをいしきしてふってみると、「いいよ」とお父さんからほめられました。うれしかったです。

 さいごに、ふってみると、お父さんは、「後ろ足をけって前足をピーンとのばして」と言われました。

 次は、ホームランを打てるように、練習をつみかさねて、がんばります。

 

10/5 学園詩壇 中馬宣明選

鳥っていいな

泉口 優瑚羽

広い空を自由に飛び回る

鳥っていいな

ぷかぷか浮いて

大きな空から

見下ろしている

 

鳥っていいな

ああしない

こうしなさいと

言われない

 

鳥っていいな

ただ飛ぶだけで

みんなが目で追う人気者

 

鳥っていいけど

楽しい話はできないし

もちろん本も読めない

鳥は人に

憧れているかもしれないな