学校の様子

学校の様子

「都道府県まつり」

 本校では、月に1回「漢字まつり・計算まつり」というものが開催されます。これは例えば、漢字だったら決められた50問を毎月練習して、その問題を「漢字まつり・計算まつり」の時に解き100点を目指しています。子どもたちのモチベーションも高く、毎月頑張っています。

 今日の3校時は「漢字まつり・計算まつり」ならぬ「都道府県まつり」というものが開催されていました。対象は3~6年生で、都道府県の地図を見て、それぞれ都道府県の名前を書いていくものです。都道府県については4~5年生で学習をするようで、中学校に入るまでにはきちんと頭に入れておかなければならない内容の1つだそうです。鉛筆の音だけが響く教室、さて、都道府県を全部書けるかな?
 プリントを見てみると、6年生は滋賀県の「滋」の字や岐阜県の「岐」の字を試し書きしている子どももいました。本校の「まつり」シリーズで子どもたちが意欲をもって取り組んでくれるといいなと思います。

【3年生には予習になりますね】

ラスカル ベジータ

 卒業式に向けて、式場に飾る花を1・2年生の担任の先生が毎日毎日お世話をしています。1年がかりで育ててきた花々。近頃、教室やランチルームにサイネリアを置いて育てています。この花は寒いところに置いておくといけないそうです。そのサイネリア、1・2年生の担任の先生が話すには、「他の花より小さくてなかなか育たんかったのが1つあってね、それに『ラスカル』っていう名前をつけたとよ。そして『いいぞラスカル』って励ましながら育てたら、一番大きくなったわ」とのことです。また「育っているのになかなか花をつけないのには『ベジータ』ってつけたとよ。『ベジータ』は気難しいとよねぇ」と話されていました。1・2年生も「一輪も花を咲かせてないとよ!」と他の子どもたちに教えていました。他にも「亀仙人」と名付けられたサイネリアもあるそうです。これは大きくそだっているからだそうです。

  【薄いピンクが「ラスカル」】    【まだ花が開かない「ベジータ」】

 教室の中で、子どもたちが成長を楽しみにしている様子が目に浮かびます。1・2年生の担任の先生が毎日毎日水をあげ、草をとり、時には花の芽を摘んで愛情深く育てられた花々たちが卒業式を彩ってくれると思います。
 みんなで声をかけて育てた「ラスカル」は式場の中央に置く予定だそうです。


【縁が紫だったり青だったりして見れば見るほど美しい花ばかりです】

 また、今日は1・2年生がしいたけを持って来てくれました。大豊作の秘密はやっぱり毎日のお世話ですね。


【肉厚のしいたけがたくさんでした】

卒業式予行練習

 今日の2~3校時、卒業式の予行練習が行われました。これまで、朝の時間等を使って毎日のように練習をしてきた子どもたち、予行練習ではどのような姿をみせてくれるのでしょうか。
 本番通りに粛々と進む予行練習、程よい緊張感があり子どもたちも真剣です。別れの言葉もほぼ完璧に言うことができます。ただ、まだ6年生が卒業をするという実感がないのか、気持ちの入れ方が難しいようでした。卒業式まであと9日となりました。そのうち学校に登校するのはあと6日です。「残りの時間を大切にして、6年生とたくさん遊んで思い出を作ってください」と校長先生からお話がありました。


    【在校生も卒業生も立派な態度でした】


【ハキハキと言葉を言えました】

 また、今朝は卒業写真を撮影しました。みんないい表情をしています。
 卒業式まであと少し、1日1日をていねいに過ごしていきましょうね。

      【家族のような写真です】

宮崎大学の先生方が来校

 今日は、学習発表会にもお越しくださった宮崎大学の先生方と学生の方が荒谷小にお越しくださいました。なぜ、行事も何もない日に来校されたのでしょう。その理由は、複式指導の様子をご覧になるためにわざわざお越しくださったのです。朝8時過ぎには荒谷小に来られ、1時間目から4時間目まで授業の様子をご覧になられました。子どもたちは緊張するかなぁと思っていましたが、いつも通り楽しそうに学習をしていました。

            【3時間目 全校体育の様子】

 また、給食も一緒に食べてくださいました。今日は6年生のリクエストメニューです。「登校する時はどれくらいの時間をかけて歩いてくるの?」、「どんな給食をリクエストしてみたい?」、「先生の弟も林業をしてるよ。ヘルメットをかぶってチェンソーを持って。夏には下草刈りもしてるよ」と子どもたちに話しかけてくださっていました。子どもたちも「僕のお父さんは森林組合の所長をしていたので、僕も将来森林組合の所長になるんです」、「春休みはしいたけのこま打ちをずっとします。1年間で2万本くらいするんです」、「給食のしいたけ南蛮が好きです」など、物怖じすることなく話をしていました。


【いつもよりとってもとっても賑やかで、嬉しそうに会話を楽しんでいました】

 大学の先生方や学生の方は、昼休みも外に出て子どもたちと話をしたり、遊んだりしてくださっていました。色々な方に出会うことが多い荒谷小の子どもたち。お陰様で、どのような方にでもハキハキと話ができたり、話を聞く姿勢が身についてきたりしているようです。