学校の様子

学校の様子

全校宿泊学習(inむかばき)2日目

 2日目は6時起床、7時から朝のつどいが行われました。ラジオ体操では本校の3年生が代表で前に出て体操をしました。また、団体旗の掲揚も3・4年生が行いました。たくさんの子どもたちの前で行うため緊張したと思いますが、落ち着いて自分の役割を果たしていました。


         【指の先までしっかりと伸びていましたよ】

 それから朝食を済ませて、いよいよ滝見橋トレッキング(山歩き)です。担当の所員の先生の掛け声に合わせて、元気よく声をあげ出発です。


    【がんばるぞー!】       【ここが滝見橋かと思ったらこの橋でななかったです】

 途中休憩をはさみながら、一歩一歩歩いていく子どもたち。途中で川を渡る場所では、むかばきの所員の方々が待っていてくださり、安全に渡れるよう手助けをしてくださいました。そして、滝が見える滝見橋に到着しました。昨日の大雨のため、滝の水量が多く勢いよく流れている滝を見て「マイナスイオンだー」と喜ぶ子どもたち。「あの滝の後ろはどうなっているんですか?」と尋ねる子どもたち。「神様がじょうろで空から水をかけてるんだよ」と冗談を言う先生、トレッキングは無理だと思っていた子どもたちはとても嬉しそうにしていました。


    【1年生も汗びっしょりになって登りました】

 その後、下山をして最後の昼食を食堂でいただきました。「もう終わるなんて淋しいなぁ」とむかばきでの出来事を振り返りながら話す子どもがいました。「イニシアティブゲームが面白かったです」と話す子どももいました。

 終わりのつどいでは、各学校の代表の子どもがこの2日間で学んだことを発表しました。様々な体験から自律・共同・友愛・奉仕の精神を学び、充実した時間を過ごしたようでした。


【子どもたち同士協力し合い、ひとつになれましたね】

キャンドルのつどい

 キャンドルのつどいでは火の巫子や火の守、トーチ準備や出し物リーダーなどの役を担当している子どもたちがいます。夕方6時40分からリハーサルを行い、いよいよキャンドルつどいの始まりです。この時には、PTA会長さんや前任の教頭先生もお越しくださり子どもたちも張り切っていました。
 キャンドルのつどいは第1部~第3部で構成されています。第1部と第3部は心を落ち着かせて、今日の出来事を振り返ります。第2部は各学校の出し物を発表する時間で、元気に楽しく過ごす時間です。

 第1部では、営火長と火の巫子に引き続き、火の守が入場してきます。真っ暗なプレイホールに灯されているトーチの灯りが幻想的で、自然と心が静かに、穏やかになっていくのが分かりました。


   【営火長と火の巫子】     【営火長から火を分けて貰います】


【一心にトーチの灯りを見つめます】【保護者の方や前任の教頭先生に見守られます】

 静かな時を過ごし、次に第2部の幕開けです。トップバッターは荒谷小です。荒谷小の発表は、荒谷イモパラを踊った後、学校紹介や自己紹介を行い、最後には門川小と北川小にエールを送りました。子どもたちの表情が生き生きとしていて、見ていると元気がでる発表でした。


【館内に響きわたるエールでした】

 門川小の発表はよさこいソーラン、北川小の発表は北川のよさを発表したり、歌を歌ったりして、それぞれの学校のカラーが出ていました。その後はレクリエーションをして、門川小・北川小の子どもたちとも交流を深め、お友達ができた子どももいたようでした。

 そして、第3部。先ほどまでの賑やかさは嘘のように、水を打ったような静けさでした。心を落ち着かせ、静かに1日の振り返りをしました。

 むかばき2日目は、初日にできなかった滝トレッキングならぬ、滝見橋トレッキングが行われます。(初日が雨だったため、足場が悪く滝までは登ることはできませんでした)

全校宿泊学習(inむかばき)

 6月11日~6月12日は全校宿泊学習がむかばき青少年自然の家で行われました。この全校宿泊学習では、全校児童が同じ体験をして協力し合いひとつになることが目標です。
 初日はむかばき山での滝トレッキングが計画されていましたが、あいにくの雨・・・。そこで、今回は紙ねんど木のクラフトづくりを行いました。まず、1人1枚木の板が配られました。それから紙ねんどで思い思いのデザインを作り、それに色を塗ってボンドで木の板に貼り付けます。その他にも木の枝や葉っぱ等も準備されており、子どもたちの感性の赴くままに作品が作られていきました。


【ムササビを作っています】 【配置に悩みます】


【1年生も鳥のデザインに挑戦】

 「未確認生物を作ろう!!」、「虹色に塗ろう」、「鳥の羽には葉っぱを使います」、「季節外れだけど雪を降らせてみようかな」等と話しながら作り、真っ白い紙ねんどが色々な色・形に生まれ変わり、面白い作品がたくさん出来上がりました。
 この日に作成したものは、現在荒谷小の職員室前廊下に作品が飾られています。荒谷小にお越しの際にはぜひご覧ください。


        【むかばきでの写真も掲示しています】

        【手に取ってみたくなる作品ばかりです】

 クラフト作りに熱中していると、いつの間にかお昼になっていました。今日は滝トレッキングの予定だったのでお弁当が今日の昼食です。このお弁当、本来は山で食べるので山弁(やまべん)と呼ばれているそうです。今回は食堂でこの山弁をみんなで食べました。おにぎりが3つも入っているボリューム満点のお弁当でした。


  【とってもおいしいお弁当で、みんなペロリと食べてしましました】

 午後からは館内イニシアティブゲームを行いました。イニシアティブとは「率先してこうどうし、物事をある方向へ導く力」という意味だそうです。このゲームではグループに分かれて、むかばきの館内のチェックポイントにある問題を、グループで協力し合って答えを出すものです。所員の方からは「これは他のチームと比べるものではありません。そのチームが出したものが答えです」と話され、協力して問題を解決するよう話されました。

 人間ファックスというチェックポイントでは、グループの中で絵を描く人1人を決めて、それ以外のメンバーがお題のイラストを見ます。


 【お題のイラストがこちら】

イラストを見たメンバーは、言葉だけで絵を描く人にそのイラストの説明をして、できるだけそのイラストに近付けられるよう描いてもらいます。
言葉で説明するのはなかなか難しいようで、絵を見た瞬間「観覧車!」と言ったり、「木を書いて」と言ったりしていました。しかし、絵を描く人はどのような形なのか、木はどれくらいの大きさなのか等分かりません。「え!何?」とか「どんな形?」などイラストを描く人は聞きながら書いていました。そのうち「観覧車は全部で8個で窓がある。窓はドラえもんのポケットを反対にした形」、「お城の屋根は二等辺三角形」など、分かりやすく説明ができるようになっていました。
 このチェックポイントで工夫が見られた班は、「お題の絵を4等分に折って、その場所ごとに何があるかを教えて」と言って、絵を描くホワイトボードも4等分し効率よく書いていっていました。

 
  【どうやって伝えようか相談中】  【役割分担してイラストの内容を伝えました】


【お題のイラストそっくりの絵が書けました】

 このゲームで、言葉で伝える難しさを感じたようでした。また、色々な形を細かく伝えることの大切さも感じた子どもたちでした。


【ゲームの後はお部屋で一休み】

 その後、保護者の方による読み聞かせが行われました。昨年度も参加をしてくださった保護者の方。子どもたちは保護者の方が用意してくださっている読み聞かせを楽しみにしています。入浴までの時間に談話コーナーに集まり、2冊の絵本の読み聞かせをしていただきました。


 【楽しい時間になりましたね】

 その後入浴をし、夕食をとりました。ほかほかのごはんに、おいしいおかず、今年もおかわりをする子どもがたくさんいました。登山はしていないけれど、やっぱりおなかはすきます。


      【バイキング方式の食事。どれだけとろうかなぁ】

 この後は門川小・北川小と合同のキャンドルのつどいが行われます。

わくわくの卵をかえそう(ウッジョブ諸塚)

 今日の5校時には、本校のPTA会長でもあり森林組合にもお勤めである保護者の方(今回は講師としてお迎えしました)が5・6年生のウッジョブ諸塚のために荒谷小にお越しくださいました。
 
 これまで、昨年度のウッジョブ諸塚の経験から学習したことや、新しく教材として学習している新聞記事、諸塚村の「むらづくり基本コンセプト」等を使いながら、新たな学習をしています。その中で探究していきたいものを見つけていたり、課題を見出したりしていました。今日は「わくわくの卵をかえそう」というめあてで、子どもたちが諸塚の林業に貢献したり、発信したりするためのプレゼンを行い、それを講師の先生に見ていただきました。


【自分の考えたわくわくの卵が、プロの目からみてどうなのか。ドキドキです】

 子どもたちが考えた内容に対して、林業の現在の状況や諸塚村が取り組んでいること等も話していただきながら、アドバイスをいただきました。皆伐は九州と北海道が行っており、本州は間伐を行っていることや、林業従事者の人数を考えると現在伐採している量が最大限の伐採量である等、新たに知ることがたくさんありました。
 また「何かを作るのではなく何かを学ぶ」という考えでもよいということや、諸塚村の方々の山に対する捉え方(山は財産である)、林業作業ごよみを使って基本に戻ることが大切である等の助言をいただきました。


【それぞれに林業に対しての思いがあります】

 今回貴重なアドバイスを頂き、子どもたちのわくわく度は全員アップしていました。中にはわくわく度45%アップという飛躍的な伸びを見せた子どももいました。これからわくわくの卵にひびが入り、どんなひよこが生まれるのか楽しみです。

 本日はお忙しい中、5・6年生のためにお越しくださりありがとうございました。また、授業の前には苗木の様子も見てくださいました。今回頂いたアドバイスを今後の学習の手がかりとして、これからも子どもたちのウッジョブは続いていきます。本当にありがとうございました。


【林業のプロが近くにいるなんて心強いですね】


  【林業作業ごよみ】

先週に引き続きお誕生日給食

 今日、6月9日は本校の給食調理員の先生のお誕生日です。給食の時間にランチルームに入ってきた子どもたちは、いつもは目にしない名札があることに気付きました。「あれ?青い名札がある」と話す子どもたち。給食調理員の先生のお誕生日であることを伝えるととっても嬉しそうでした。そして、隣に座ることができると分かった児童は「やった○○先生の隣だ!」と大喜びでした。

 「いただきます」の後にみんなで牛乳かんぱいをしたら、その後はとても嬉しそうに給食調理員の先生に話しかけていました。今日の給食にはもずくスープが出ていたので、調理員の先生が「おうちでもずく食べる?」と聞くと「はい、食べます。ちょっとすっぱいやつを妹が食べます」と話したり、「でも今日のスープに入っているもずくはすっぱくないなぁ」とつぶやく児童がいたりしました。また、「やった!はんぺんが8個も入っている!!」と嬉しそうにしていたり、「ぼくは7個だぁ」と数えたりしていました。


 【1年に1回、給食調理員の先生と給食が食べられる貴重な日です。】

 毎日朝早くから、子どもたちのために1人で給食を作ってくださる給食調理員の先生、子どもたちはいつも給食をおいしく食べながら楽しい時間を過ごしています。いつもありがとうございます。そして、お誕生日おめでとうございます。


【温かい給食が作ってくれる和やかな雰囲気、子どもたちは大好きです】