学校の様子

学校の様子

お誕生日おめでとう

 今日は4月最後のお誕生日給食でした。昨日お誕生日を迎えた6年生の男の子を祝おうと、掛け声をかける保体給食委員会(ほたきゅう)の担当の児童は「『昨日は○○くんのお誕生日でした。みんなで牛乳かんぱいをしましょう。かんぱーい!』って言うんですよね」と確かめていました。この掛け声をかけることができることにも喜びを感じているようです。


【ほたきゅうは毎日給食の献立紹介もします】

 そして、いよいよ牛乳かんぱいの時間です。元気のいい掛け声に合わせて「かんぱーい!」あっという間に6年生の男の子の周りには子どもたちでいっぱいになりました。弾ける笑顔が印象的なお誕生日給食でした。


【今日はバナナもついていて嬉しいお誕生日給食】

全校体育

 今日の3校時は体育館で全校体育が行われました。まずは準備運動です。この準備運動には、運動会で踊ったダンスを使っています。そのダンスも昨年度と全く同じではなく、ダンス担当の先生の指導で、振りが変わったところもあったり、これからこの部分は変えていこうと考えておられたりしているようです。1年生はこのダンスを踊り始めて1ヶ月ですが、必死に上級生の動きについていっています。
 ダンス担当の先生からは「踊りに慣れて動きにメリハリがなくなってきています。0.1秒でもいいから、動きを止めるところは止めるように心がけるとかっこよく踊れるよ」とアドバイスがありました。また、「上を向く時や下を向く時は、『手の親指の先を見る』とか『足の親指の先を見る』というように工夫すると動きが揃ってきれいです」と指導していただきました。


  【とっても上手になりました】

 その後、走る練習をしました。まずは、普通のスピードで歩く練習からです。その時には手を大きく振って、腰から動くことを意識するとよいそうです。


【普通のスピードで歩いた後は速いスピードで歩きます】

 その後、スキップの練習です。この時も手を大きく振り、高く上げることが重要なようです。


【スキップ:これも速く走ることにつながる練習です】

 それから、実際に全力で走りました。まずはスタートの構えの確認をしました。後ろに引いた足は少し曲げる、手は肩の高さまで上げる等、子どもたちは口ぐちに発表していました。


   【よーい、スタート!!】

 スタートしてすぐは、足を「ハ」の字にしてタタタタとすばやく動かすとスピードが出るそうです。走り方にも技術がたくさんあり、それを実践する子どもたちの表情はとても生き生きとしていました。また、休憩後3年生が何気なく走っていると「○○さん、意識していないのに手がしっかり振れてる」と先生方が誉められました。するとその児童は、恥ずかしそうに嬉しそうに笑っていました。体育の授業で学習したことが自分のものになっているのですね。来月には新体力テストが行われます。それまでの基礎体力作りや走り方・投げ方の練習、これからもがんばりましょう。


【6年生の走り方をお手本にしてみんなで見ました】

第1回 表現集会

 今日の朝の時間は、今年度初めての表現集会が行われました。集会の始まりは、昨年度同様表現集会のテーマソングを踊りながら歌います。しかし、ここで担当の先生が「振り付けがずっと同じところがあるからそこを変えてみよう。何かいいアイディアない?」と子どもたちに問いかけました。すると、子どもたちの反応は今ひとつ。「これも表現のひとつだよ!」と話されたとたん、6年生の女子が腕を組んでくるくる回る振り付けを提案してくれました。楽しそうな様子が伝わる振り付けです。また、歌詞の一部に新しい歌詞を加え、平成27年度表現集会のテーマソング・振り付けが完成しました。

   【表現集会が楽しく始まります】


【担当の先生の鍵盤ハーモニカに合わせて歌いました】

 今回の表現集会は第1回でしたので、子どもたちの表現集会に対する考えを知るためにランチルームでアンケートを実施しました。「表現集会は好きですか?」、「今年の表現集会でやってみたいことは何ですか?」、「どのような表現力をつけたいですか?」など5つの問いがありました。表現集会でやってみたいことには、「詩を発表する」、「合唱・合奏」、「写真を発表する」などの回答がありました。身につけたい表現力は「人前で堂々と発表する力」、「絵を描く力」、「作文力」、「人前で説明をする力」など具体的なものが出てきていました。子どもたちの「表現集会が好き」という気持ちを大切にして、今年度の表現集会が充実したものとなるよう、みんなで協力していきたいと思います。


【表現にもいろいろな方法があります。次回は3・4年生の発表です。楽しみにしています】

運動会に向けて

 今日の朝の時間は、のびのびの時間でした。のびのびとは身体を動かして運動をする時間で体力の向上を目指したり、一輪車等の技能を高めたりする時間です。
 本校では一輪車指導の担当の先生(3・4年生担任)を中心に、4月当初から一輪車の練習を始めています。まずは、全体の場で自分の目標を発表しました。「後ろこぎでスラローム(コーンをジグザグに進む)ができるようになる」、「スピンができるようになる」、「9m乗れるようになる」など、それぞれ具体的な目標を立てているようです。「この目標をみんなの前で発表することで、友達が応援してくれるし、自分のやる気スイッチが入るんですよ」と担当の先生が話されていました。そして、早速個人練習をしました。


【「スラロームができるようになる」が目標。コーンを折り返すところが難しいね】


【担任の先生の励ましで頑張る一年生】【難しい技に積極的に挑戦する6年生】


【スピンの練習。「目が回る~」と言いながらも、休みなく練習していました】

 これらの一輪車の技は、9月に行われる運動会で披露されます。昼休み等の一輪車の練習の時間に、子どもたちの中で「入場はこうした方がいいっちゃない?」など演出を考えているそうです。今は一輪車に乗れない1年生も、上級生が一生懸命練習に励む姿を見て努力することでしょう。「継続は力なり」、自分の目標に向かって頑張っていこうね。

1年生の心電図検査

 今日は、諸塚小で心電図検査が行われました。事前に給食時間に心電図検査について2~6年生に経験談を聞きました。どのような服装でするのか、立ってするのか、座ってするのか、どのようなものを身体につけるのか、痛いのか等です。また、心臓の動きを見る大切な検査であることをも伝えました。この心電図検査の対象は、村内の1年生で七ツ山小の1年生も諸塚小で行われる心電図検査を受けます。
 昼休みが終わるとタクシーで諸塚小まで行きました。車中では少し緊張しているのか口数が少なかったです。「何の勉強が好き?」と聞くと「算数」、「国語」などの答えが返ってきました。算数は、数を数えてそれを数字で書くという勉強をしているようです。

  【今から行ってきます】   【早くからタクシーの運転手さんが待っていてくれました】

 諸塚小に行くと、諸塚小の養護教諭の先生から検査の説明を受けました。そして、荒谷小の子どもたちが最初に検査を受けました。「○○です。よろしくお願いします」と元気な声で言えました。検査中も落ち着いていて、あっという間に検査が終わりました。終わった後も、「ありがとうございました。さようなら」としっかりあいさつをしていました。
 帰りの車中では、安堵したのか「○○商店にはアイスが売っちょるよ」とか「牛乳と混ぜて作るデザートよね、いちご味とメロン味食べたことがある」、「私はいちごバナナ味食べたよ」などと2人で楽しそうにはしゃいでいました。


【検査・あいさつ、とっても上手でしたよ】

 学校に帰ると、他の学年の子どもたちが「おかえり~!!」と教室から大きな声で言ってくれました。負けじと大きな声で「ただいま~!!」という1年生。校長先生も校長室から「おかえり~。楽しかった?」と声をかけてくださいました。
 初めての心電図検査、ドキドキしながらも礼儀正しく受けられました。さすがは荒谷小の1年生です。

外で音楽の授業

 今日の4校時、運動場からリコーダーの音色が聞こえてきました。運動場を見てみると、イチョウの木の下に3・4年生が座ってリコーダーの練習をしていました。


    【今日はポカポカ陽気】

 近付いてみると、リコーダーで「ソ」、「ラ」、「シ」、「ド」の練習をしていました。「『レ』が吹けるようになると『ゴジラ』が吹けるようになるよ」と担任の先生が言うと、一生懸命「レ」の練習もしていました。新緑の美しい山々を見ながらする音楽の学習は、とっても気持ちよかったと思います。運動場には和やかな時間が流れていました。


【教科書で「レ」を確認しながら練習しました】

音読発表会

 今日の1校時に1・2年生教室で全校の音読発表会が行われました。はじめに、「1~5年生は音読、6年生は朗読をします。その違いはなんでしょう?」と5・6年生の担任の先生から話がありました。音読、朗読、同じように思いますが、その違いを発見することができるでしょうか。
 音読発表会では、それぞれの学年で目標を決めており、1年生から発表しました。まずは1年生が自己紹介をしました。名前、好きな色、好きな食べ物、大きくなったら何になりたいかを発表しました。好きな色は「黄色」や「水色」、好きな食べ物は「いちご」や「メロン」、大きくなったら「ケーキ屋さん」、「お花屋さん」になりたいそうです。大きな声で元気よく発表していました。6年生からは「何も見らずに発表している。これからも大きな声で発表してください」との感想がありました。


【入学して間もないのにとても立派です】

 次に2年生の発表です。「風のゆうびんやさん」を読みました。始めに「こすずめたちが早く学校に行きたい気持ちと郵便屋さんのクモを起こさないような気持ちで発表します」などと音読する時に気を付けることを発表しました。音読の最中、頭を1回もしくは2回上下させながら間を取りながら音読をしている児童もいました。6年生の感想では「間の取り方や声の強弱があって聞きやすかったです」とありました。クモを起こさないようにそーっと郵便屋さんの場面は、こちらも静かにしておかなくちゃと思うくらい、その時の様子が伝わってきました。
 1・2年生の発表について5・6年生の担任の先生からは「1年生は大きな声で発表できました。2年生はこれまでの学習の積み重ねがしっかりと出ていましたね。登場人物の気持ちが伝わってきました」とお話がありました。


【スラスラと読むだけでなく、情景も伝わりました】【6年生もよく見てくれています】

 次に3年生です。3年生からは音読のめあてを見える化して発表しました。「カエルのセリフを気取った声で言おう」、「ウキウキする様子が伝わるように読むために、速さなどに気を付けて音読しよう」というめあてでした。3年生は1人ずつ読むのではなく、2人で一つの文章を読みました。「すいせんのラッパ」という物語です。一人一人読むところや2人で一緒に読むところがあり、元気でリズミカルな音読でした。6年生は「ウキウキしたところを楽しそうに読んでいた。会話文のところは大きな声で読んでいてとてもよかった」と感想を話していました。
 
 それから4年生の発表です。4年生は「こわれた千の楽器」を音読しました。「楽器たちが演奏をがんばろうとやる気を出している様子が伝わるように音読しよう」という目標を立てていました。静かに読むところや力強く声を出すところがこの物語の楽器たちの気持ちを表現していました。「しょんぼりした声や最後は一番大きな声を出していた。私はそこが山場だと思った」と鋭い意見が6年生から出ていました。
 5・6年生の担任の先生からは「3・4年生の音読は、地の文と会話文を区別して読んでいました。声の強弱には気持ちが入っていましたね」とお話がありました。


【3年生:息がぴったり!さすがです】【一人でも自信をもって音読できます】

 その後5年生の発表でした。5年生は「だいじょうぶ だいじょうぶ」という物語を音読しました。「『ぼく』のおじいちゃんに対するやさしさやおんがえしの気持ちが伝わるように音読する」、「『ぼく』のおじいちゃんに対する感謝の気持ちを想像して音読する」という目標を掲げて音読のスタートです。しっかりとした口調でスラスラと読む5年生、「ぼく」とおじいちゃんとの関係はどのようなものなんだろう、これまで何があったんだろうと物語の内容が気になるほど「ぼく」のおじいちゃんに対する優しさ・感謝の気持ちが伝わってきました。
 1・2年生の担任の先生は「音読と朗読の違いは何?」と子どもたちに問いかけられ、5・6年生はその違いを理解していました。「音読は音に出して読むこと、朗読は声高々に読むこと伝えようとすること」と話され、「この解釈から行くと2年生以上はみんな朗読をしているね。とてもすごいことです。また、『だいじょうぶ だいじょうぶ』というセリフを○○さんは優しく言いました。一方○○さんは2回目を強く言いました。どちらともいいよね」と1・2年生の先生は話してくださいました。
 
 最後は6年生です。6年生は2つのお話から自分たちが心に残った方を選んで朗読しました。まずは「サボテンの花」です。このお話を読んで子どもたちの中で解釈したことを発表し、朗読を始めました。「他人に対する優しさ、生きるということを教えてくれる」、「人間には必ず表と裏があり、それが繰り返して生きている」という捉え方をした2名が読みます。同じ文章でも読む人によって印象が変わってくるなぁと感じました。きっとそれぞれの思いをもって朗読しているからだと思います。
 次に「生きる」を読みました。「生きているといろんなことに出会える」、「生きている証、自分らしく生きればいい」、「美しい物との出会いは悪との出会い」と捉えた子どもたち。朗読を聞いていて、何気なく過ごしている日常はとても有難く尊いものなんだ、平和に暮らしているい一方命の危険にさらされている人たちもいるのだと、貴重な日々への感謝と忘れてはいけないことへの思いが混ざり合う気持ちになりました。
 3・4年生の先生からは「先生は6年生の朗読を聞いて見えるはずのないものが見えてきました。それは4人の気持ちとやなせさん(サボテンの花の作者)の気持ちです。同時に自分も頑張って生きていかないといけないと思いました。先生の頭と心を揺さぶった朗読でした。感動しました」と話されていました。


【5年生の優しさがにじみ出てくる読み方でした】【鬼気迫る旅人の様子、サボテンの決意が伝わりました】


 【人間の表と裏を表現しました】【遠くに響き渡るような声、生きることの喜びも伝わります】


  【「自分らしくいきればいい」】

 今回、音読発表会に参加し2つのことを思いました。1つ目は授業以外で接する子どもたちと今日の音読発表会で目にする子どもたちの違いです。いつもはほんわかした雰囲気の子どもも、小さめの声で話す子どもも、木の上に登るほど活発な子どもも、この時間はキリリとしていてとてもたくましく見えました。そのたくましさとは、自分で決めた目標を達成するために発表に臨む姿勢や実際に堂々と発表をする様子、自信に満ち溢れた様子です。そして、どの学年も物語の情景がうっすらと教室内に見えるような発表となっていました。きっとたくさん練習をしたことでしょう。
 2つ目は、同じ文章でも読む人によって印象が違ってくることです。2~5年生は物語の一部を読んでくれました。それらを聞いて、もっとその物語を読んでみたいなぁ、自分がそれを読んだらどのような感想をもつのかなぁと興味が出てきました。子どもたちの中にも音読発表会をきっかけに、他の物語や本に興味をもつ子どももでてきたことと思います。とても豊かな時間でした。ありがとうございました。



 

お誕生日給食

 荒谷小の子どもたちと職員のお誕生日を調べてみると4月が一番多く、子どもと職員合わせて5名が4月にお誕生日を迎えます。そして、今日もお誕生日を迎えた子どもがいました。保健体育給食委員会の部長の「かんぱーい!」という掛け声に合わせて、みんなが牛乳かんぱいをしました。


   【今日はポカポカの陽気でした。いいお誕生日になりましたね】

 
 今日の給食は豪華な手づくりのきのこソースをかけたハンバーグでした。また、食パンにつけるためのチョコ大豆もついていて、子どもたちの食べるスピードもいつもより早かったです。お誕生日の給食もお祝いをしてくれているようですね。これからもすくすくと成長していってくださいね。お誕生日おめでとう。

お誕生日給食

 今日の給食時間に、先日誕生日を迎えた1年生の児童のお祝いを行いました。今日は3人の先生方も一緒ですので、いつもよりも賑やかな「牛乳かんぱい」をしました。小学校に入学して初めての「牛乳かんぱい」、とっても嬉しそうにみんなとかんぱいをしていました。


        【みんながお祝いしてくれました。嬉しいね】

 また、今日は3人の先生と給食を食べられるとあって「○○先生の近くだ。やった!」と小声で話す子どももいました。給食時間中は「うちには犬がいます」とか「先生、じゃんけんしましょう!」などと話し、先生からも「何が一番好きなの?」と尋ねられ「テレビですか?ゲームですか?食べものですか?」などと話しながら楽しく過ごしました。


               【みんなもりもり食べました】

 昼休みも一緒に遊んでくださり、清掃まで一緒にしてくださいました。3人の先生方は、子どもたちとたくさん触れ合い、たくさん刺激をくださったと思います。色々な世界や考え方があることを知った子どもたちは、経験したことのないことへの憧れや興味が湧いてきたのではないでしょうか。
 今回は遠くからお越しくださりありがとうございました。子どもたちはまた再会できることを楽しみにしていると思います。また、諸塚・荒谷にお越しくださいね。

ナナメの交流

 今日、荒谷小に東京から3名の方々が来られました。3名とも20代の方でとっても元気で、子どもたちが大好きなようです。今回、教師と子どもという縦の関係でもなく、友達同士という横の関係でもない、若い方々と子どもというななめの関係をうまく活用して、子どもたちと交流をしてくださるようです。
 まず始めに、2時間目に子どもたちの授業の様子を参観されました。そこで、子どもたちの素晴らしい表現力や学習に対する姿勢などを見てくださったと思います。そして3時間目に校長先生から授業に関してのお話がありました。授業のポイントやアドバイスを受けて、4時間目、5・6年生に授業をしてくださいました。
 授業は「わたしのわくわく×諸塚を感じてみよう」という内容でした。「ナナメの関係でにっこりトークをしよう」というめあてで授業が始まりました。


  【どんな学習かわくわくだね】

 まずは諸塚のいいところをそれぞれ考えました。「しいたけやイノシシがおいしいところ」、「FSC認証を受けているところ」、「ジビエ料理」、「ハチが食べられる」、「春夏秋冬の森林がきれい」など自然豊かな諸塚ならではのいいところが出てきました。子どもたちは身の回りにある自然が特別なものだということをしっかり認識できているようです。
 その後、いくつかゲームをしました。瞬時に出てくる指の数を当てるゲームや人間知恵の輪などを行いました。これらのゲームで子どもたちと3人の先生たちの距離がぐぐっと近づき、子どもたちの心もほぐれたようでした。


 【人間知恵の輪 解けるかなぁ】

 その後、3人の先生方が写真を用いながらこれまで経験したことをお話くださいました。とても貴重な体験をされている先生方、子どもたちにとってはその言葉のひとつひとつが新鮮で目をキラキラさせながら聞いていたことでしょう。
 それから、わくわくする瞬間を話し合いました。(にっこりトーク)「図工の時間」、「体育の時間」、「誕生日」、「そろばんをしている時」、「『楽しみ』がある時、『すごい』と思った時」、などそれぞれの生活の中でわくわくする瞬間を見つけていました。また、感動した場面の発表もありました。「シカを3匹見た時」、「イノシシを見た時」、「図書室の本を読んだ時」など諸塚で住んでいるからこそ出会う感動の場面だったり、その子どもならではの感動の瞬間だったりすることを発表していました。
 その後、はじめに考えた「諸塚のよさ」と「わくわくする瞬間」を活かして諸塚を盛り上げる方法を話し合いました。


 【たくさんある「諸塚のよさ」と「わくわく」をかけると面白いことができそう】

 各グループに先生方も入ってくださり、子どもたちの意見をより深く聞いてくださったり、新しいアイディアを出してくださったりしていました。子どもたちも、普段話をするような雰囲気でざっくばらんに話合いができていました。
 そして、出てきた子どもたちの「諸塚を盛り上げる方法」の1つ目は、「外国人ツアーの開催」です。イノシシやしいたけを食べてもらい、森の中でキャンプをしてもらう。そして、木の絵本作りも行うというとっても魅力的なツアーを考えました。2つ目はハチをおつまみにお茶会をする、春にはたけのこ狩りをしてそのたけのこをバーベキューで食べるという斬新なものでした。どちらも、諸塚ならではのものがたくさん詰まった面白そうな内容でした。

 この授業で、子どもたちからは溢れんばかりに諸塚のよさが出てきました。他の場所にはない諸塚のよさを大切に思っている子どもたちの気持ちを嬉しく思えた授業の時間でした。