学校の様子

学校の様子

P1グランプリ

 今日の朝、表現集会が体育館で行われました。今日は「P1グランプリ」と銘打った表現集会でした。さて「P1グランプリ」とは何でしょう。
 以前、子どもたちは「当たり前のものが実は宝物」だということを学びました。そこで身近にある宝(自然)を写真に撮って、みんなで鑑賞し自分の好きな写真に投票をするというものが「P1グランプリ」です。この「P1グランプリ」の「P」はPhotoの「P」からとったものです。子どもたちは、鳥の目のように遠くからみた風景を撮影していたり、虫の目のように被写体を間近で見て撮ったりしていました。
【表現集会が始まりは歌と踊りから始まります】【素敵な写真が勢ぞろいしました】
 
 そして、投票の時間。黒板を裏返しにして、どの写真に投票したか分からないようにしました。5・6年生担任の先生は「自分の好きな写真に投票をしてください。5・6年生は1票も入らない写真があっても泣きません」と言っていました。どれもいい写真ばかりで、どの写真にしようか迷っている子どももいました。先生たちも悩みながら投票をし、いよいよ結果発表です。
 
 第1回P1グランプリの優勝者は、6年生男子でした。題名は「ぼくのかくれが」です。「今までは鳥の目のように全体を写すような写真が好きだったけど、写真を撮る時の茶畑のガサガサという音やお茶の香りなど耳や鼻などの五感を働かせて虫の目で写真を撮りました。」と話していました。この写真を見ていると、葉っぱが森のように見え、自分がその森の木漏れ日の中にいる小さな生き物になったような気分になりました。
 
【斬新な写真の撮り方をしたそうです】【それぞれの写真に題名が付いています】
 
 今日は5・6年生の写真で「P1グランプリ」を行いましたが、次回は1~4年生の写真を使って行うそうです。1~4年生の感性豊かな写真、楽しみにしています。
 
 
 その後、表彰が行われました。新体力テストでA判定だった子どもや、陸上教室で賞をもらった子どもたち、また、「文集ともだち」に作文や氏名が掲載される子どもたちも表彰されました。その他にも表彰があり、たくさんの賞状を持って帰っていました。荒谷小の子どもたちは、色々な場で活躍をしているんだなぁと改めて感じました。
 
                【よくがんばりました】

しいたけの おすそわけ

 今日の5時間目、2年生の児童が恥ずかしそうに職員室にやってきました。手には立派なしいたけ。このしいたけのおすそわけに来てくれたのでした。
 
【教頭先生に、しいたけの おすそわけ】      【3つももらっちゃいました】
 
 売り物になりそうなくらい形のよい立派なしいたけでした。この週末、学校のなば木にはしいたけがたくさん出てきたようでした。他の職員にもおすそわけをしてくれた1・2年生、ありがたくいただきます。何の料理にしようかなぁ。
 

跳び箱 発表会

 今日の3時間目に全校体育が行われました。10月の全校体育では主に跳び箱を学習してきた子どもたち、今日は今までの学習の成果を発表する発表会です。技を披露した後はすぐにふりかえりをしました。
 1年生は開脚跳びや台上前転、ヘッドスプリングを披露しました。「着地がしっかりできたのは、前を向いていたからです」とか「ヘッドスプリングのコツは、足を前に出して手を伸ばせばできると先生から教えてもらったので、その通りしてみたらできました」と自分の技のふりかえりがきちんとできていました。
 
  【これがヘッドスプリングです】
 
 その後も、2~6年生が次々と色々な技を披露してくれました。高学年の台上前転は、体操選手のように着地がきれいで、美しい演技だなぁと感心しました。その高学年の子どもの中には、「台上前転をする時には、前転をする時のように①後頭部をつく②顎を引くというところを意識してしました」とふりかえりをしていました。子どもの姿を通して、低学年からの学習の積み重ねが大切だと感じました。また「立腰をして跳ぶと着地もしっかりできた。次は1~2段高い跳び箱を跳びたい」と意欲あふれるふりかえりをしていた児童もいました。
 
【ふりかえりを聞くと、跳び箱を跳ぶコツがよく分かりました】
 
 今回の跳び箱の学習では、閉脚跳びの練習で、跳び箱と跳び箱の間にゴムを取り付けて練習をしたり、新聞をつけて練習をしたりしていました。これは、子どもたちに恐怖感を味わわすことなく、積極的に練習するよう工夫したものです。これを「易しい場」というそうです。そこで自信がついたら、いよいよ跳び箱で閉脚跳びに挑戦です。これを「平場(ひらば)」というそうです。これは台上前転でも行われていて、跳び箱の上にマットを敷いて練習をし、その後マットなしの跳び箱で練習をしました。段階を踏んで練習をすることで、自信をもつこともでき、しっかりとした形も身に付くようです。
 
 【左側が新聞紙、右側がゴムです】 
 
 今までできなかったことができるようになった時の子どもたちの嬉しそうな顔はキラキラ輝いています。自分で設定した目標に向かってひたむきに努力する姿、素晴らしいと思いました。

しいたけ 食べちゃった

 昨日、大きな大きなしいたけを収穫した1年生に、給食室から注文が入りました。その注文は10月24日(金)の給食で使うしいたけ150gです。昨日収穫したしいたけは、1個で180gもあったそうです。そのため、昨日のうちにその大きな大きなしいたけを給食室に持って行って、調理員の先生に渡してくれたようでした。

 そのしいたけをつかった今日の給食は、牛乳、チーズパン、ペンネのクリームに、ツナサラダです。1・2年生がお世話をしたしいたけは、「ペンネのクリームに」に入っています。
 
  【今日は洋風の献立でした】
 
 しいたけは肉厚でとってもおいしかったです。調理員の先生がしいたけを小さく切ってくれていたのですが、分厚いのでサイコロ状のしいたけになっていました。食べ応えがあって嬉しかったです。
 
  【これがしいたけでーす!】
【しいたけを食べちゃったから、ぼくはしめじをスプーンに乗せまーす】
 
 しいたけを口に運ぶたびに、1・2年生がお世話をしたしいたけだと思うと、何だか愛着がわきました。おいしいしいたけをごちそうさまでした。
 
 またお願いします。
 

先生は少なくても

 今日は出張が重なり、午前中は特に職員が少ない荒谷小でした。
 
 【今日はガラーンとした職員室です】
 
 しかし、子どもたちは元気いっぱい。1~2時間目は全校図工をしていました。2時間目に様子を見に行ってみると、ランチルームで一生懸命お面作りをしていました。これは、荒谷のお祭りで使うお面です。自分の家族の写真を撮ってきて、それを印刷してお面にします。お父さんやお母さん、おばあちゃん、弟、ペット等バラエティ豊かなお面ができつつありました。「私が写真を撮るとうまく撮れなかったから、お母さんが鏡に自分の顔を映して撮っていました」、「お母さんは写真を撮られるのが嫌だと言ったから、弟を撮りました」と家での様子を話しながら、楽しそうにお面を作っていました。
 
【のりでしわしわになったけど大丈夫】【「お母さんは髪が長いからなぁ」と言いながら作成中】
【今日は5・6年担任の先生が全校児童の担任の先生です】【ばあちゃんのお面できあがり】
 
 いつもと変わらない、元気な子どもたちの顔を見て、声を聞くと、背筋がシャンと伸びるような気持ちになりました。今日1日、子どもたちが普段どおり楽しく生き生きと過ごせるように、みんなで協力してがんばりましょうね。

しいたけ みいつけた!

 本校の校舎の裏になば木(しいたけの原木)があり、1・2年生はその観察やお世話を毎日しています。そして、今日の1校時、1年生がいつものように観察に行くと「先生!しいたけがありましたー!!」と大きな声で言っていました。見ると、2つかわいいしいたけが仲良く並んで出てきていました。
 【校舎裏にあるなば木】      【しいたけが2つ、いつの間にか顔を出していました】
 
 「いつ出たんだろう」、「今の温度は何度かなぁ」等と話しながら、観察記録を書いていました。そして、しばらくすると「わあ!!おっきなしいたけだ!!」と言う大きな声が聞こえてきました。見に行ってみると、1年生の顔ほどもある大きな大きなしいたけが生えていました。これは、ふせこんでいるなば木の中にあったそうです。
 
       【この中に】         【こーんなに大きなしいたけがありました】
 
 1・2年生は、毎日毎日しいたけの様子を見に行き、お世話をしていたので、喜びもひとしおだと思います。これからも観察やお世話を続けて、しいたけをかわいがってくださいね。

5・6年生の調理実習

 ある日、子どもたちがこのような手紙を届けてくれました。
 
 なんとも嬉しいお手紙、この手紙を全てのクラスと先生たちに書いてくれていました。そして今日はいよいよ22日、調理実習の日です。朝からお味噌の香りが漂い、「おみそ汁を作ってるのかなぁ、温かいものは嬉しいなぁ」とワクワクしていました。2校時が終わると、職員室に女の子3人が来て「できました!来てください」と言って招待してくれました。
 
   【献立を紹介しました】
 
 そして、この調理実習には特別に5年生女子の保護者の方も招待していました。その理由は、以前エプロン作りの時にミシンを貸してくださったり、ミシンの使い方を教えに来てくださったからです。子どもたちは、その時に作ったエプロンを着て今日は調理実習を行っていました。
 
 みんなで「いただきます」をし、さっそく試食開始です。今日のメニューは、むぎごはんおにぎり、わかめと豆腐としいたけのおみそ汁、ポテトサラダ(リンゴ入りとリンゴなしの2種類)、ベーコンポテト巻き、果物(バナナ・リンゴ・梨)でした。どれもとってもおいしくて、あっという間に食べてしまいました。これだけ作ることができれば、家でも大活躍すること間違いなしですね。とってもおいしい食事を作ってくれてありがとうございました。
 
【果物は好みのものを選べます】
 
 そして、お忙しい中、子どもたちのために学校にお越しくださり、調理実習のお手伝いまでしていただきありがとうございました。みんなお腹いっぱいで幸せな気持ちになりました。

今週の読み聞かせ

 今週も朝の時間に読み聞かせを行っていただきました。
今回もたくさんの本をご用意していただきました。その中から「たまごがいっぱい」、「いちばんのおくすり」、「うんちっち」を読んでくださいました。
 「たまごがいっぱい」は、たまごが大好きな王様がたまごを一人占めしようとし、王様がいるところ以外ではにわとりは卵を産んではいけないと決めたり、卵を産んでしまった時のためにおんどりは穴を掘らされたりしていました。出番のないフライパンはプンプン怒り、真っ黒だったフライパンが赤く熱くなりました。すると卵が温められ、ひよこになってしまいました。子どもたちは、見応えのある絵本に見入っていました。
 
  【どんな展開になるのかなぁ】
 
 次に「いちばんのおくすり」を読んでいただきました。これは、がんに侵された母親とその子どものお話です。がんになって、お薬を飲んで髪の毛が抜けてしまったり、気分が悪くなったりするけれど、子どもがいることでそんなつらいことも乗り越えられるというお話でした。子はかすがいです。
 
 最後に、「うんちっち」という本を読んでくださいました。何を言っても「うんちっち」としか答えないうさぎのこ。そのうさぎのこが、ある日オオカミと出会い、大変なことになります。リズム感のあり、「うんちっち」という言葉に大喜びの子どもたち。最後のページは予想をくつがえす言葉で終えられていて、教室中が笑い声が響きわたりました。
 
  【インパクトのある絵本でした】
 
 通常は隔週で読み聞かせをしていただいていますが、今回は2週連続の読み聞かせでした。子どもたちは、今日も面白い本や少し切ない本に出会えて、本を読むことの楽しさを感じたと思います。お忙しい中、お越しくださりありがとうございました。

第2回 駄賃付け唄の稽古

 先週行われた駄賃付け唄の稽古に引き続き、21日に駄賃付け唄の稽古がありました。今回もお2人の先生がお越しくださり、熱心にご指導いただきました。
 
 【本番まであと1カ月を切りました】
 
 唄を歌う時に大切なのは「下手でも何でもいいから一生懸命大きな声を出して歌うこと」とおっしゃっていました。声の高さや低さはあまり関係ないそうです。自分が出せる一番の声をお腹の底から思い切り出して歌う、自分への挑戦です。子どもたちには、恥ずかしがらずに堂々と胸を張って歌って欲しいと思います。
 
【歌う時の姿勢についてもご指導くださいました】
 
 駄賃付け唄を歌う時には、肩の力を抜いて男の子は手を横に、女の子は手を前で組んで歌うそうです。そして、目線は自分の目線よりも少し上を見て歌うといいそうです。これらのポイントを頭に入れ、中央公民館で行われる練習にも参加して欲しいと思います。
 
 ご指導くださいました講師の先生方、お忙しい中、子どもたちのためにご指導くださりありがとうございました。駄賃付け唄の稽古を通して、子どもたちが歌を好きになり、自分の新たな可能性を見つけるきっかけになるといいと考えています。

ハロウィンパーティー

 昨日の1~2時間目に、ハロウィンパーティーを行いました。10月31日はハロウィンです。日本ではあまりなじみのなかったこの行事ですが、最近ではあちらこちらでイベントが行われるようになってきています。
 そして、この日特別ゲストが来てくださいました。その方は、今年の4月から諸塚村でボランティアをしてくださっている方です。出身は宮崎県ではないのですが、すっかり諸塚弁が板についていらっしゃいました。
 
【荒谷小には初めてお越しくださいました】
 
 子どもたちは、ハロウィンのために作ったこだわりの衣装を身に付け、体育館に集まりました。保育所生も一緒に参加し、警察官だったり花嫁さんだったりいちごの衣装を身にまとったりして、とってもかわいかったです。
 ハロウィンパーティーでは、まず始めにダンスを披露しました。保育所生は運動会で踊った妖怪体操、小学生は昨年の運動会で踊った恋するフォーチュンクッキーを踊りました。
 
 【保育所:元気にダンスをしました】      【小学生:ノリノリでした】
 
 その後、ALTの先生からハロウィンについてのお話がありました。
 
【なぜかぼちゃを飾るのかも教えていただきました】
 
 そしていよいよ、グループに分かれて校内にいらっしゃる6人の先生方を探しに行きます。それぞれ袋を持ち、ハートの@を付けている先生を見つけて「trick or treat!  We give us something good to eat.」と言うと、袋にはんこを押してもらえて、その上ごちそうまでもらえるという流れです。様子を見ていると、高学年の子どもが、保育所生の手を引いて誘導していたり、「ごちそうをもらうのは小さい子からね」と言う声が聞こえたりして、しっかりと小さい子どもたちのお世話をしているようでした。
 
    【さあ、いらっしゃい】
 
 6人全員の先生方から、はんことごちそうをもらうと、再び体育館に戻りました。ほんの1~2時間ですが、学校が魔法にかかったような気分でした。
 今回の活動を通して、自分より小さい子どもたちのことを気遣ったり、みんなで協力して行動したりする大切さを学べたのではないでしょうか。
 
 3時間目は駄賃付け唄の稽古です。気持ちを切り替えて頑張ります!