学校の様子

2017年1月の記事一覧

食に関する指導後の給食は?

 今日の給食時間、各クラスを訪ねてみました。
 5・6年生は、担任の先生が声をかけなくても自然と正しい箸の持ち方をして食べていたそうです。また、「あ、こうやって持つんだった。」と思い出しながら箸を動かしている子どももいて、意識して正しい箸の持ち方をする姿が見られました。

【正しい箸の持ち方はこれだ!】

 3・4年生も箸の持ち方を確認しながら動かしていました。「3年生の3学期に箸の持ち方を教えてもらって、4年生の1学期にはできるようになっていました。」と話す子どももいました。練習を続ければできることが友達の姿からも分かり、やる気が湧くのではないかと思います。

【お手本がそばにいて心強いです】

 1・2年生もこれから練習を重ねて正しい箸の持ち方を習得していくと思います。1・2年生教室では、担任の先生が献立を読んでくださったり、一口メモを読んでくださったりしていました。

【大豆ってどうやってできるの?と話題になりました】

 それぞれの学級で給食に関して工夫をしたり、事後指導を行ってくださっていたりしていました。そのことが、子どもたちの食に対しての興味・関心を高めることにつながると思います。これからも、自分の身体をつくる食事に対して関心をもち、そして感謝をしながら食べてほしいと思います。

食に関する指導

 給食感謝集会の後は、全校学活を1校時に行いました。今日は1年に1回の栄養教諭の先生による食に関する指導です。テーマは食事のマナーでした。
 まず、食事のマナーとはどのようなものがあるかを考えました。
○ 時間を守って食べる。
○ 姿勢よく食べる。
○ 箸を正しく持って食べる。
○ 食器を持って食べる。
○ バランスよく食べる。

 これらの食事マナーの中で、今回は箸の持ち方の指導をしていただきました。早速出てきたのは、栄養教諭の先生オリジナルの箸です。この箸は1本が青くもう1本が赤いお箸でした。色が違うお箸にはどのような意味があるのでしょう。


【信号を思い出してね】

 実は上の箸は青く下の箸が赤いこのお箸は、青いお箸は動かしてもいいお箸で、赤いお箸は動かしたらいけないという意味を色で表しているのです。信号を思い出してみると、青は「すすめ」赤は「とまれ」です。その決まりを箸でも応用しているものです。実際に、そのお箸を使って箸の持ち方を確認しました。


    【青い箸は鉛筆を持つように持ちます】

 持ち方を確認した後は、正しい持ち方で大豆をつかみ皿にうつす練習をしました。栄養教諭の先生は、子どもたちの様子を見ながら「焦らなくても大丈夫よ。できるようになるから。」と声をかけられていました。また「下の箸の位置を変えればできるよ。」と具体的なアドバイスをもらいながら、一生懸命大豆をつかんでいました。


【どの子どもも、正しい持ち方を習得しようとやる気満々でした】

 その後、栄養教諭の先生から「正しい箸の持ち方で食事をするときれいに食べられます。すると、周りで食べている人も気持ちよく食事ができます。」と正しい箸の持ち方によって、食事の雰囲気をよくすることができることを教えていただきました。

 最後に、マナーの一つである「いただきます」「ごちそうさま」をテーマにした紙芝居を読んでくださいました。

【感謝の言葉は色々な人に届いていくのですね】

 学習後のふりかえりではこのような意見が出ました。
○ 食事のマナーで「時間を守って食べる。」「正しい箸の持ち方で食べる」が守れていないことがありました。今日の給食ではこれらのマナーを守って食べたいです。また、家でも今日学習したことを生かしたいです。
○ 箸の持ち方は今日練習をして少しできました。
○ 1年かけて正しい箸の持ち方ができるようになりました。これからも正しい箸の持ち方を意識して食べたいです。
○ 上の箸を動かすということを知ることができてよかったです。
○ 「いただきます」や「ごちそうさま」が野菜を作っている人や卵をとっている人にまで届くことが分かりました。
○ 給食感謝集会ではたこ焼きが出るかもしれないと聞いたので嬉しかったです。また、箸の持ち方を再確認できてよかったです。



【たくさんのことを学習しました】

 今回の食に関する指導では、普段の食事のマナーを振り返る機会になりました。その中でも箸の持ち方を全校児童で再確認することで、今日からの給食でも一斉に取り組めます。「絶対できるようになる。」という先生の言葉で子どもたちも諦めずに挑戦し続けると思います。本日はありがとうございました。

給食感謝集会

 今日、朝の時間にランチルームで給食感謝集会を行いました。今日は、調理員の先生と中学校の栄養教諭の先生、そして野菜の配達をしてくださる地元の商店の方をお招きしました。


【とっても元気な3名の先生方です】

 はじめに校長先生のお話です。「今日は給食に携わる3名の方がお越しくださっていますが、その他にどのような方々が給食に携わっていると思いますか?」と子どもたちに質問をされました。すると子どもたちは、「生産者」「消費者」「○○くんのお母さん」等と答えていました。その他に「動物を育てている人や牛乳を運んでくれる人、食材を運搬してくれる人などたくさんの方々が携わってくれています。今日の給食の時間には、どうやって給食ができたのかを考えながら食べてください。」とお話しくださいました。


【多くの方々の努力のおかげで給食が出来上がります】

 次に、「荒谷小給食ベスト3」と、「あったらいいなこんな給食」を発表しました。「荒谷小給食ベスト3」では、第1位が揚げパンとハヤシライスでした。第2位がカミカミサラダ、第3位がフルーツヨーグルトとしいたけ南蛮でした。この結果から「2年前のランキングでは、ハヤシライスは第3位でした。今年は第1位だったことから、ずっと人気の献立であることが分かります。また、2年前は好きな給食が10個でしたが、今年は13個の給食が出てきました。このことから、みんなが給食をもっと好きになっていることが分かります。」と説明がありました。「あったらいいなこんな給食」では第1位がホットケーキ、お好み焼き、たこ焼き、パフェでした。第2位がじゃがバター、そば、牛丼、ベーコンでした。これらのメニューを見て、中学校の栄養教諭の先生に実現しそうなメニューを尋ねました。すると、「たこ焼きはできそうです!」とうれしい答えが返ってきました。


【たこ焼き いつか食べられるといいですね】

 その後、ほたきゅう(保健体育給食委員会)の子どもたちから感謝のメッセージ発表とプレゼント贈呈を行いました。給食調理員の先生には、「給食のおかげで色々な味を知ることができました。例えばナンなどの違う国の食べ物が食べられました。」「朝早くから給食を作ってくれる○○先生に感謝をすることを忘れずに大事にマナーよく食べます。」等と感謝の気持ちを伝えました。

【ビビンバも大好きだそうです】

 次に栄養教諭の先生への感謝のメッセージです。「ワクワクドキドキする給食を考えてくださってありがとうございます。私は『秋の味カレー』が心に残っています。なぜなら秋の実りであるさつまいもやしめじ、しいたけなどが入っていたり、名前も『なるほど』と思えたりと楽しませる工夫があったからです。」等と心を込めて気持ちを伝えました。


【給食のおかげで午後の学習も張り切って取り組めます】

 最後に地元の商店の方へのメッセージです。「諸塚学校給食の日では諸塚産の野菜をたくさん探してきてくれます。心に残っているのは『すきやきに』です。糸こんにゃくが短くてつるつるしていておいしかったからです。」「習字の時には、お店でバスを待たせてもらっています。その時には、無言で宿題をします。」等と、給食以外でもお世話になっている地元の商店の方に感謝の気持ちを伝えました。


【お店で買い物をする時もお世話になっています】

 最後に、お越しくださった3名の先生方から一言いただきました。
 給食調理員の先生からは「校長先生のお話を真剣に聞くみんなの態度が素晴らしいと思いました。みんなからは元気をもらっています。これからもおいしい給食を作ります。」とお言葉をいただきました。
 栄養教諭の先生からは「中学校で献立を作っていますが、七ツ山小や荒谷小のみんなはどんな給食が好きかなぁなどと色々考えながら献立を作っています。みんなが大きく元気な身体に成長できるように、献立作りを頑張ります。」とお言葉をいただきました。
 地元の商店の方からは「好きな給食に『カミカミサラダ』が入っているのにびっくりしました。献立を作ってくださる先生や調理員の先生が工夫していらっしゃるんだろうなぁと思っています。」とお言葉をいただきました。


     【嬉しいお言葉をいただきました】


【おいしい野菜をありがとうございます】

 今回の給食感謝集会では、子どもたちが率直に思っていることや、感謝の気持ちを言葉に乗せて伝えられたと思います。そして、この3名の方々の他にも数えきれないくらいの人たちが給食を作るために働いてくれていることを心に留め、感謝して給食をいただきたいと思います。3名の先生方、朝早くからお越しくださりありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

箕舞の練習

 1月25日(水)の5校時に地域の方々を講師に招き、箕舞の練習を行いました。1年生は初めて見る箕舞ですが、他の学年の子どもたちにとっても久しぶりに舞ったり唄ったりするので始めはどのような動きだったのかを確認しながら舞いました。


  【練習を繰り返して動きや唄を確かめます】


    【動きのコツを教えてくださいました】

       【2~6年生が舞います】

 1時間練習をして、少しずつ思い出してきた様子の子どもたち。ふりかえりでは、「今までみんなが箕舞を踊る姿を見て憧れていました。今日、箕舞が踊れたので夢が叶いました。完璧を目指すために練習をしたいです。」「スラスラ唄えるように家で練習をしたいです。」「初めて舞ったけど、やってみたら簡単にできました。」と発表していました。子どもたちにはそれぞれ箕舞に対する思いがあるようです。次回は2月1日(水)に最後の箕舞の練習が予定されています。それまでに練習を重ねて、元気よく堂々と舞えるようにして欲しいです。

 講師にお越しくださった3名の方、社会部の方、本日はありがとうございました。

読み聞かせ

 1月25日(水)の朝の時間に読み聞かせが行われました。今回は地域の方がお越しくださり、「せんたくかあちゃん」「くすのきだんちはゆきのなか」「うんちっち」の3冊の絵本を読んでくださいました。
 「せんたくかあちゃん」では、たらいと洗濯板で洗濯をする「かあちゃん」は、何でも洗濯をしてしまいます。服はもちろんのこと、くつや傘、猫や犬まで洗濯をしようとします。慌てて「かあちゃん」から逃げ出しますが「とまれ!」の一声に身体がしびれて動けなくなってしまいます。そうして、みんなは洗われました。そんな時、空から雷様がおへそを取りにやってきました。怖い雷様でも「かあちゃん」はへっちゃらです。さっきと同じように雷様も洗ってしまいました。すると、雷様はしわが伸び、きれいに洗いすぎたのか目も鼻もなくなってしまいました。そこで子どもたちは雷様に優しい顔を書いてあげました。優しい顔に生まれ変わり雷様は空に帰って行きました。しかし、ある日空から雷の音が聞こえます。何かが起こりそうな雷の音、一体に何が起こったのでしょう。パワフルな「かあちゃん」に、朝から元気をもらえる1冊でした。その他の2冊も「これ読んだことなーい。」「これは読んだことある、面白いよ!」等と話しながら楽しく聞いていました。


【読み聞かせは物語の世界に入り込める豊かな時間です】

 今回お越しいただいた地域の方は、朝子どもたちが練習をしている「ふるさと」の曲を大変誉めてくださいました。「学習発表会での合唱も楽しみにしています。」と声をかけてくださり、子どもたちもうれしかったと思います。
 寒い中お越しくださり本当にありがとうございました。