学校の様子

2017年1月の記事一覧

人気メニューにぽっかぽか

 今日はALTの先生が来校されました。ALTの先生は、毎回給食を一緒に食べてくださいます。今日は、昨日「ほたきゅう」の子どもたちが楽しみにしていた「ポークハヤシライス」と「かみかみサラダ」です。他の学年の子どもたちにも大人気のメニューで、給食時間はいつもよりも会話が弾んでいました。ALTの先生の隣に座った子どもが、「◯◯先生、カバって英語で何て言うんですか?」と尋ねると他の子どもも「フクロウは何て言うんですか?」「リスは何て言うんですか?」など質問をしていました。また、1・2年生の担任の先生に「シマウマって何て鳴くんですか?」と聞いている子どももいました。すると「『わん』と鳴くよ」とおっしゃっていました。予想していなかった答えに「えー!『わん』って鳴くんだ!?」と興奮した様子の子どもたち、「わん!わん!」と鳴き真似をする子どももいました。


【かみかみサラダにはアーモンドも入っていて歯ごたえ抜群でした】


【色々な動物を英語で教えてもらいました】

【シマウマの鳴き声、実際に聞いてみたいですね】

 給食を食べた後は、クイズ係からクイズの答えが発表されました。今回のクイズは「ごまを簡単にすると何の遊びになる?」でした。さて、子どもたちは答えが分かったでしょうか?


【毎週水曜日の下校の時間にクイズを出し、木曜日の給食時間に答えを発表します】

 答えは「こま」です。「ごま」の「゛」を取ったら「こま」になるからです。今回は1年生がクイズに正解していました。今日は、いつもに増して給食時間の終わりまで楽しい雰囲気でした。大好きな給食を楽しみ、会話を楽しみ、子どもたちの心がぽかぽか温まった給食時間でした。

穏やかな昼下がり

 今日の昼休み、ほたきゅう(保健体育給食委員会)のメンバーが、明日の給食の食材を栄養黒板に貼る作業をしていました。通常は1人で行うのですが、6年生は自主的に2人で役割分担をしてしていました。すると栄養黒板に献立を書いていた児童が「やったー!明日はポークハヤシライスだって!」と喜んでいました。また、食材カードを探している児童は「カミカミサラダも出るよ!たくさん食べたいなぁ」と話していました。子どもたちにとって給食は元気の源です。今日も残さず給食を食べて、昼休みは外でめいっぱい遊んでいました。

【地道な作業ですが、楽しみを見つけながらやってくれます】

 また、教頭先生は花の世話に一生懸命です。午前中には「風が強くなる前に花に水をやってきます」とおっしゃって寒い中外に行かれていました。午後からは、花の苗を大きく成長させるために花を摘んでおられました。子どもたちが元気よく過ごしている荒谷小にはこのような穏やかな時間が流れています。

【たくさんの花の苗、満開になる日が待ち遠しいです】

感動 始業式

 今日は3学期始業の日です。今日も子どもたちは元気に学校に登校してきました。そして、2校時に体育館で始業式を行いました。
 まずは校長先生のお話です。今日のお話のテーマは「自分らしさ」です。「『自分らしさ』とは何ですか?」と尋ねられた時に、即座に答えることができる人はあまりいないかもしれません。「自分らしさ」を大切にしている人は、自分に正直な人だそうです。例えば、嘘をついて自分をよく見せようとしている人は自分に正直とは言えません。また、「自分らしさ」を大切にしている人は、自分を大事にできる人であり、周りの人たちを大切にできる人だそうです。なりたい自分になれるよう、「自分らしさ」を見つめ、自分にできることを少しずつ積み重ねていって欲しいと思います。

【自信をもって「自分らしさ」を話せるようになりたいですね】

 次に、児童代表のことばです。今回は3年生が「3学期はもっと」という作文に気持ちを込めて発表しました。「最後までやり抜く力をつける」「あいさつ、優しい言葉遣いをする」「体力をつける」という3つの目標を立てた3年生、「体力をつける」ために、昼休み外で元気に遊ぶことや朝のトレーニングを精一杯すること、剣道の稽古に一番に取りかかることなどを続けていくそうです。これまでの生活を振り返り、できていることと課題を整理し、意欲に満ちた3学期を迎えられたんだなぁと感じました。


 【堂々とした発表でした】

 次に一言発表です。まずは1・2年生が発表しました。1・2年生は学習面と生活面に分けて目標を立てていました。

【1年生】
◯ 忘れ物をしない。二重跳びができるようになる。
◯ 漢字を上手にかけるようになる。みんなに優しくする。

【2年生】
◯ かけ算を完璧にする。特に8の段・9の段を練習する。弟の子守りをしっかりする。
◯ 一輪車で「その場乗り」ができるように毎日練習する。大きな声であいさつをする。



 3~6年生は今年のテーマとなる漢字1文字を発表しました。

【3年生】
◯ 「続」:いつも漢字をていねいに書く。諦めない心を伸ばす。(やると決めたことは必ずする。)手洗い・うがいをして元気に学校に来る。

【4年生】
◯ 「考」:計算ミスを減らす。5・6年生と協力して全体をまとめる。二重跳びで連続7回を目指し、達成できたら跳べる回数をだんだん増やしていく。

【5年生】
◯ 「話」:学習発表会での発表やM学習で会話をすること、また、やる気・元気になる言葉をかける。

【6年生】
◯ 「教」:1~5年生に荒谷小のことを教える。中学校のことを教わり、後輩ができたら教わったことを教える。学習発表会で教え合う。

◯ 「縁」:人を大切にする。助け、守り、教える。これまで意識してしたこれらのことをランクアップさせる。すると、人が集まりいい縁ができる。
  「頼」:信頼を大切にする。信じてもらえると自分所の居場所が見つけられる。

◯ 「伝」:学習発表会で女性の活躍を伝える。相手の考えを引き出すために「つまり」を使う。また、指で示して発表するなど、伝え方を工夫する。
  「見」:下級生をしっかり見守る。


 一人一人が、新年の目標を具体的な方法を示しながら発表していました。1・2年生は自分自身の課題を見つけ、できるようになることを目標にしていました。中でも2年生の発表で、自分が立てた目標を必ず達成するんだという強い意志が伝わるような大きな声で発表する姿にはとても感動しました。3・4年生は、自分の課題に加え、次年度へ向けての心構えも目標に表れていました。5・6年生は様々な学習で学んだことを織り交ぜ、周りのことも考えた目標を立てていました。

 一言発表が終わると、校歌斉唱です。「指揮◯◯さん、伴奏◯◯さん」という言葉に、みんなが驚いたと思います。なぜなら、今年度の校歌斉唱はずっとCDを流して歌っていたからです。ゆっくりと伴奏をするピアノの音色が優しく、いつもの校歌斉唱とは一味違った温かい歌声になりました。


【冬休みの間一生懸命練習をしたそうです】


 閉式の言葉では、教頭先生が「素晴らしい発表でした。みんなならできる!」と、力強くおっしゃってくださいました。子どもたちの立派な発表・校歌斉唱に応えてくださったその言葉に、また感動の波が押し寄せました。

 その後、養護教諭の先生から1月の月目標についてお話がありました。1月は「寒さに負けずに体をきたえよう」です。諸塚村内でもインフルエンザが発生しているようです。かぜの予防のために、手洗いうがいに加えて、積極的に体を動かして欲しいとお話がありました。また、屋外と屋内の衣服の着方についてもお話がありました。


【寒いときこそ体を動かして鍛えてください】

 今日の始業式、子どもたち一人一人の思い・決意を聞くことができ、今年も幸先のいいスタートが切れたと思います。3学期はあっという間に過ぎてしまうからこそ、1日1日を大切にして過ごしていって欲しいと思います。

 
       【今年も荒谷小をよろしくお願いいたします】

わくわく学習 取材活動

 今日のお昼に、6年生がCMの取材をするために学校にやってきました。この児童は、林業関係者や婦人会、青年団の方々の取材を続け、それらを受け継いで来たおじいちゃん・おばあちゃんの素晴らしさをCMで発信したいと考えています。今回は、主に消防団の中にいる青年団の方を対象にインタビューをしました。内容は、「青年団を受け継いできたおじいちゃん・おばあちゃんに対する思い」です。


【思いを画用紙に書いてもらいます】

 青年団の方々は「この題は難しいなぁ~」、「なんて書こうかな?」等と話しながらも、真剣に意見を書いてくださいました。林業関係者・婦人会・青年団の取材を通じて思うことが、取材に対して「できない」とおっしゃる方がいないということです。どの方々も快く応じてくださり、貴重な意見をお聞きすることができました。子どもたちのことを思って協力してくださる荒谷・南川の方々の心意気が子ども自身に伝わっています。それは、子どもたちのわくわく学習に対する構えにも表れていると思います。積極的に行動し、アイディアを考え、試行錯誤しながらまとめようとしている子どもたちはとっても生き生きとしています。
 3学期も色々とお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

出初め式に向けて

 今日も朝から第4部消防団の方々は訓練を行っています。朝は、たき火を囲みながらリラックスした様子でした。中には明日の出初め式の留意点を確認している方がいたり、記録の最終確認をしている方がいたりしました。部長が「終わったら教えて。焦らんでいいから。」と声をかけてくださっていました。また、今日も消防団のOBの方々もお越しくださいました。


       【朝早くても笑顔いっぱいです】


【けがに負けずに訓練します】【部長の気配りに雰囲気が和みます】

【休憩時間に頭で覚えて、訓練では体に覚え込ませます】


    【OBの方々が見届けてくれます】

 訓練が始まると休憩時間の表情とは打って変わり、凜々しい第4部消防団になりました。


 【列が揃っているか確認】    【美しい隊列です】


  【時間が経つのも忘れるくらい見入ってしまします】


【訓練後、個人レッスンも】 【メジャーをもって応援】

 OBの方からは「◯◯と◯◯の間が狭くないけ?」、「足が揃えばあとはできちょる。いいわ!」と声をかけていただいていました。訓練はメリハリのあるもので、回数をたくさんするわけではありません。限られた回数に気持ちを集中して取り組まれています。これまでの積み重ねがあり、その積み重ねにまた訓練を重ね、その上にOBの方々に教えを請う第4部消防団の方々。熱心に取り組む姿や、OBの方々の教えを素直に聞き入れる姿、仲間同士で語り合う姿はやっぱり子どもたちの憧れの存在です。明日の出初め式、応援しています。