学校の様子

2015年9月の記事一覧

ジュリエンヌスープ?

 今日の給食はチキンライス、ジュリエンヌスープ、オムレツ、牛乳でした。「ジュリエンヌ」という言葉、「初めて聞きました」と話す子どもたち。いったいどんなスープなのでしょうか?
 今日の一口メモによると、「ジュリエンヌ」とはフランス語で千切りという意味だそうです。千切りスープという分かりやすい名前もいいですが、ジュリエンヌスープと聞くと色々な想像が膨らみ楽しいですね。


【千切りの野菜がスープにたくさん入っていました】

 一口メモの「どんな切り方を知っていますか?」との問いに、「乱切り」、「いちょう切り」など知っている切り方をみんなで言い合っていました。ジュリエンヌスープから楽しい時間が生まれた給食時間でした。

【乱切りって全部同じ形でいいと?と聞いていました】

現場に行って学ぶこと

 今日の1~2校時は、全校児童で森林体験学習を行いました。今日は地元の林業の会社にご協力いただき、伐採の現場を見せていただく計画です。学校から30~40分でその現場に到着しました。
 その現場には4名の作業員の方がいらっしゃって、子どもたちを出迎えてくださいました。はじめに社長さんから、「伐採は労働災害の多い作業です。そのため、チェンソーでも切れない作業服を着たり、木を倒す方向を定めたりしています」とお話がありました。


 【チェンソーでも切れない作業服はオレンジ色の作業服のことだそうです】

 また、伐採の手順についてもお話いただきました。まずは、受け口を切るとのことです。受け口は、木の全体の3分の1を切る方法が上手に切れるコツだとも教えていただきました。角度は35度~40度できります。


   【受け口を切ったところ】

 その後、追い口を切ります。これは、受け口の10㎝~15㎝上を切るそうです。その後、くさびを2本使い、木の重力の重心を移動して倒すとのことでした。


【くさびを2本以上使うことが義務付けられているそうです】

 それから、実際に伐採の様子を見せていただきました。まずは、伐採を安全に行えるように障がい物を取り除き、安全確認をします。また、木をどちらに倒すかもこの時点で決めるそうです。その後、先ほど説明していただいた手順で、受け口を切り、追い口を切り、くさびを使って木を倒します。くさびを打ち込んでいくと、徐々に木が傾き始め、やがて倒れていきました。ほとんどの子どもたちが伐採の様子を見るのが初めてでしたので、倒れた瞬間は「おお!」っとどよめきが起こりました。みしみしと音を立て、どしーんと倒れる木の音は土の中に吸い込まれるような優しい音に感じました。


【伐採をする人は1人で、その他の人は重機で枝を打ったり、運んだりしていました】


【年輪についても教えていただきました】

 また、傾いて立っている木は、くさびを入れずに傾きを生かして倒すともお話くださいました。その木はとっても大きな木で、植林して50年くらい経っているものだそうです。その木を倒す時には、一際大きな音が響きました。

 その後、製品にならない木や枝などについてもお話がありました。これらの木や枝はバイオマス発電に使われるため、全部搬出するのだそうです。1本の木が、様々な用途に使われて私たちの生活を支えてくれているのだと実感しました。


【これらはバイオマス発電に使われるそうです】

 一通りの作業を見せていただいた後、子どもたちからの質問に答えていただきました。「木のにおいはいつまで続くんですか?」、「チェンソーを使うのに免許がいるんですか?」、「木を切った時に危ないのはどんな時ですか?」、「木に青いチョークで印がつけてあったのは何ですか?」、「1日で伐採できる面積はどれくらいですか?」、「林業をする人が少なくなっていることについてどのように思っていますか?」、「林業のやりがいは何ですか?」などたくさんの質問が出てきました。


【一つ一つの質問に真摯にお答えたいただきました】

 今回伐採した現場は、来年には植林をされるそうです。直に、大迫力の伐採シーンを見せていただくとともに、その伐採を安全にできるように様々な工夫があることも学んだ子どもたち、この学習を今後のウッジョブに生かしていきましょう。

 本日はお忙しい中、作業の手を止めて、子どもたちのために伐採現場を見せてくださりありがとうございました。エネルギー溢れるこの現場に足を運んだことで、子どもたちのウッジョブに対する意欲もかき立てられたことと思います。本当にありがとうございました。


【現場に行く途中の道から荒谷小が見えました】

生き生きとしたパフォーマンス

 今日の3校時は全校体育でした。もちろん、運動会の練習です。まず始めに、ダンスの練習をしました。年間を通して踊ってきたダンス、それに子どもたちのアイディアを振り付けに生かし、今年度もまたステキなダンスができあがりつつあります。子どもたちの大きな動きや、主で踊っている友達を盛り上げるような動き、そして掛け声などにもぜひご注目ください。


【男の子と女の子で踊りが違う箇所がありますので、そこにもご注目ください】


【大きな掛け声でみんなを引っ張ってくれます】

 その後、リレーの練習をしました。毎回勝つ団は決まっていましたが、その差が徐々に詰まり、いい勝負になってきています。これから挽回していくのか、逃げ切るのか楽しみです。

 最後は一輪車です。今年度は1年生も多くの演技に参加します。入学当初は一輪車に乗れなかった1年生も、今ではスイスイ乗れます。それに加えて複雑な動きが入ってくるので、1年生にとっては難易度が高いかもしれません。それでも、必死に上級生についていっています。ひたむきに努力する姿に感心するばかりです。


【はじめは一輪車を使わずに動きの確認】【その後、全体を通しました】

 今朝は気温が低く、学校の朝の気温は21度でした。肌寒く、長そでを羽織るくらいでしたが、現在は26度まで気温が上がりました。朝夕の寒暖の差が激しくなって、体調を崩しやすくなる季節です。週末になります。生活の仕方を考えて、また元気に月曜日からの学校生活に臨んで欲しいと思います。

研究授業

 昨日の5時間目は3・4年生の研究授業でした。3年生は「『ほけんだより』を読みくらべよう」、4年生は「広告と説明書を読みくらべよう」という単元でした。本校は今年度も校内研修活性化モデルプログラム開発事業の指定を受けており、宮崎大学の先生方にお越しいただき、助言やアドバイスをいただいています。この授業を迎えるにあたり、どのように授業を組み立てたらよいか、子どもたちの力を引き出すためにはどのような手立てをとったらよいか等、3・4年生担任の先生を中心に宮崎大学の先生にも助言を求め、全員で考えてきました。今回も宮崎大学の先生がお越しくださり、一緒に3・4年生の授業を見てくださいました。たくさんのお客さんがいる前での授業でしたが、3・4年生はあっけらかんとしていて、いつも通り、やるき満々の様子でした。


【はじめは一緒に学習の内容をつかみます】


      【先生が他の学年を指導している時も集中していました】


     【にっこりトーク(話合い活動) この時間を大切にしています】


 その後の授業研究会では、1時間の授業の流れや子どもの反応から、どのような言葉かけをしたらよかったのか、どの部分に重点をおいて指導したらよかったのか、今後のにっこりトーク(話合い活動)はどうあればよいか等が話し合われました。子どもたちの10年後20年後の将来を見据え、今どのような指導をすればよいか、これからも全職員で考えていきたいと思います。


【授業研究会 新たな課題(宝)がざっくざくです】

New 百葉箱

 校長先生と教頭先生に、夏休み中に修繕をしてもらっていた百葉箱が修繕完了となりました。屋根の板に校長先生が色を塗ってくださり、真っ白な百葉箱がお目見えしました。遠くからでもはっきり分かる、とってもきれいな百葉箱です。木陰に立っていますので、荒谷小にお越しの際には見てみてください。


       【色を塗る前】                 【塗った後】


【職員室から見ても白さが際立ちます】