学校の様子

2015年9月の記事一覧

今日は参観日

 今日は2学期に入って初めての参観日でした。参観授業では全学年ソーシャルスキルの授業を行いました。ソーシャルスキルとは、「人間関係を形成し、それを円滑に維持していくために必要な対人技能」です。それぞれの発達段階に応じて、子どもたちの実情に合わせた授業が組み立てられていました。


     【お家の人の前だと嬉しいけど、ちょっぴり緊張しますね】


【中学校にいっても役立てられるスキルです】

 その後、4時間目には保護者の方に講師をしていただき、「チョイガマカ」と「オクラホマミキサー」の練習をしました。「チョイガマカ」は盆踊りのような踊りで、1年生の頃からずっと踊っている高学年の子どもたちは、しっかりと動きが頭に入っていました。教師が子どもたちに教えて貰う場面が多々あり、「手を叩かないところで、間違って手を叩くと目立つんですよ」とアドバイスも貰いました。手を叩くタイミングは覚えておかなくちゃと、覚える視点を教えてもらったような気持ちになりました。


              【毎年ありがとうございます】

 はじめは全体を通して、ゆっくり教えてもらいました。動きを覚えると、今度は太鼓に合わせて踊ります。太鼓のリズムは思ったより速く、しかしリズムがあると一つ一つの動きがつながり踊りやすいと感じました。運動会当日は、多くの人に「チョイガマカ」や「オクラホマミキサー」を踊っていただき、午後の部に向けて心をひとつにできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

雨にもまけず 風にもまけず

 運動場にある百葉箱、当たり前のようにある百葉箱ですが、本校の百葉箱の屋根は雨や風、そして日差しをうけボロボロになっていました。そこで、夏休みに校長先生と教頭先生が百葉箱の屋根を改修してくださいました。おかげで、百葉箱は息を吹き返したかのように存在感を増しています。この後、屋根を白く塗ってくださるそうです。百葉箱のリニューアル、楽しみにしていください。


            【百葉箱には理科の授業でお世話になります】

応援の練習スタート

 今日の昼休みに、運動会の応援の練習についてのオリエンテーションが行われました。
 ○ 応援をする時には身ぶり手ぶりを大きくすること
 ○ 相手の団を誹謗中傷するような表現は使わないこと
 ○ 昼休みに応援の練習をする時には、清掃時間に遅れないようにすること
 ○ ふりかえりをすること
などが伝えられました。


【団の士気を鼓舞するような応援を目指します】

 その後、各団に分かれて練習を行いました。はじめはささやき声の打合せ、練習でしたが、次第に大きな声が出るようになり体育館中に赤団・白団の応援が響き渡りました。代々受け継がれてきた応援や、先生方から教えてもらった応援の動きを確認しながら、応援の練習がスタートしました。これから荒谷小は、運動会一色に染まっていくことでしょう。


          【団長を中心に、まとまり始めています】

避難訓練(地震・津波)

 9月1日、今日は防災の日です。本校でも3校時に保育所生と合同の地震と津波の避難訓練が行われました。
 地震が起こったことを放送で聞くと机の下に隠れます。揺れがおさまったら、教室から体育館へ避難をしました。体育館ではまず避難をする時の留意点をふりかえりました。合言葉は「おはしも」です。
 お:押さない
 は:走らない
 し:しゃべらない
 も:戻らない

 次に、なぜ「おはしも」が大切なのかをにっこりトーク(話合い活動)で考えました。


       【6年生は保育所生に分かりやすく話していました】

 それぞれ子どもたちが考えた理由は以下のとおりです。
 ○ 押さない:「押して転ぶとけがをしたり、避難が遅れたりする」
 ○ 走らない:「走っているところが崩れるかもしれない」、「バランスを崩して転ぶ」
 ○ 喋らない:「喋っていると油断をして転んでしまう」
 ○ 戻らない:「ドアが開かなくなるかもしれない」、「崩れてくるものがあるかもしれない」
 
 この「おはしも」を守ることで、一刻を争う事態に直面した時に自分の命も、周りの人の命も守ることにつながります。

 次に校長先生から「地震を知って正しくおそれよう」というめあてで、お話をしていただきました。始めに地震が起こったらまずすることを確認しました。

 ○ ランドセルで頭を守る
 ○ 急いで外に出ない
 ○ ガスの元栓を閉める(大人)
 ○ 逃げ道を作っておく(戸を開ける)
 ○ テレビ等で情報を収集する

 そして、強い地震の揺れもおよそ30秒くらいでおさまると仮定して、避難している時(机等に隠れている時)には自分で1から30まで数えると強い揺れにも我慢して気持ちを落ち着かせることができるとも教えていただきました。


   【机の下に隠れている時は、両手で机の脚をしっかりと固定します】

 また、声を掛け合いながら避難することや、登下校中は山側から離れたところに避難すること、道路の広い場所に避難をしている時には、山側を向いて土砂に注意しながら地震をやり過ごすこと等を教えていただきました。そして、日頃から石が落ちている箇所を把握しておくことも重要だということを学習しました。

 まとめでは、地震が起きたら「あわてず身を守ること」、「どこで地震にあっても身を守る方法を知ること」、「地震や津波を知って正しくおそれること・身を守ること」を確認し合い命の授業は終わりました。

 6年生は、国内研修でも地震が起きた時にどのように行動すればよいかを学習してきました。まずは身を守ること、そしてお互いに声を掛け合って協力すること、そして日頃から地震について考え、シュミレーションしておくことが必要だと感じました。

神楽の練習

 今日の2校時、地域の方を講師にお招きし、神楽の指導をしていただきました。この神楽は運動会の時に発表するものです。教師ではできない指導を地域の方がしてくださり、子どもたちの舞にも熱が入ります。

 今日は、動き方の確認をしました。先者と呼ばれる子どもたち(6年生)に続いて、他の子どもたちも動いていきますが、その先者の動き方を地域の方が教えてくださいました。

【瞬時に動きの違いを指導してくださいました】

 全校児童で神楽を舞うので、体格差があり歩幅も違うため列が揃わない場合があります。高学年は歩幅を小さくして下級生に合わせることや職員には太鼓の叩き方も教えてくださいました。バチを軽く持って両手で叩くと、体育館中に響き渡る音が出ていました。


  【教頭先生も猛特訓です】【貴重な時間であるため一言一句聞き逃さない子どもたちでした】

 練習後のふりかえりでは、6年生が「自分の動きは分かったけれど、下級生にそれを教えることができなかったので、これからしっかりと説明をしていきたいと思います」と発表していました。9月27日には秋季大運動会が開催されます。この日に向けて、6年生を中心に神楽の練習に力を入れていきたいと思います。

 本日は、雨の中荒谷小にお越しくださりありがとうございました。地域の方の太鼓の音を聞いて子どもたちの神楽スイッチが入ったように思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。