学校日記
日本一「やさしい子」がいっぱいの学校に!
学校周辺の山々も新緑の息吹に包まれ、清々しい季節を迎えました。今日から風香る5月。新学期が始まって約1ヶ月経ちました。
今朝は、5月の全校朝会を行いました。本年度も学校経営の柱として子どもたちに、「『い・の・ち』で輝く『やかたの子』」を掲げています。今日は、その『い・の・ち』の「い」(いじめはゼロに!)について、子どもたちに話をしました。
押方小「やかたの子」は、素直で優しい子どもたちばかりですが、時として相手の気持ちを考えない言動やいじめにつながりかねない言動もみられ、ゼロではありません。
そこで、校長の第1の願い「押方小を日本一やさしい子がいっぱいの学校にしたい!」を示し、まず言葉づかいから見直し、普段の言葉に「ふわふわ言葉」(相手がうれしく、元気になるような温かい言葉)が増えるよう、そして、「やかたの子」一人一人の心の風船を思いやりややさしさでいっぱいに膨らませ、みんなで押方小を「いじめゼロにしよう!」という内容の話です。
学校では、「学校いじめ防止基本方針」を年度末に改定し、本年度職員で再確認するとともに、PTA総会で保護者の方々にも改定の概要を説明し周知を図ったところです。(本ホームページに基本方針はアップしております。)
思いやりのある豊かな人間関係は、学校経営・学級経営の基盤です。そして、すべての教育活動の充実は、その上に成り立ちます。「いじめゼロ!」に向けて、子どもたち、教職員、保護者や地域、みんなで真摯に取り組み、教育目標「やさしく、かしこく、たくましく生きる児童の育成」を目指していきます。
☆ 「ふわふわ言葉」であふれる、日本一やさしさや思いやりいっぱいの押方小をみんなで創りましょう!
☆ 女子バレーボール少年団の皆さんの表彰もしました。すばらしい成績でしたね。優勝おめでとう!!
熊本地震、本震発生から2年。
2年前の4月14日夜、熊本県を中心に最大震度7を記録する地震が発生し、2日後の16日未明には、本震と思われる2度目の震度7の地震に見舞われ、人的・物的に甚大な被害をもたらしました。今日は、本震発生から2年目を迎えました。改めまして犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。今なお、約3万8千人の方々が仮設住宅などで避難生活を強いられているということです。一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
この高千穂町でも2年前の本震では震度5強を記録し、本校も校庭のアスファルトや校舎の木材の梁にひびが入ったり記念碑が倒れたりなど、施設への被害が見られました。子どもたちも、その時の大きな揺れに怖い思いをした経験をしています。
近い将来、宮崎県では確実に南海トラフ巨大地震が発生すると予想され、その確率は少しずつ高まっているとも報じられています。日頃からの地震への備えと共に、身を守る避難行動、家族や地域の方々との連携・協力など、大地震を教訓に、「いのち」や「思いやり」、「助け合い」などについて子どもたちと考える場や機会を、本年度もできる限り設けたいと考えています。
☆ 2年前は、学校施設にも被害が見られました。昨年度は、「シェイクアウト訓練」も2回行い、地震時の避難行動を確認
しました。
本年度もよろしくお願いいたします。
本校は、神話と伝説の町高千穂町の西部に位置し、校区内には、美しい雲海で知られる国見ヶ丘があり、学校からは、神話伝説の残る二上山(男岳、女岳)を臨み、周囲を日本の原風景を思わせるような野山に囲まれた自然豊かな中にあります。
本年度で創立144年を迎える歴史と伝統のある学校で、平成11年に建て替えられた校舎は、木材がふんだんに使われ、「『森の学校』押方小」の愛称にふさわしい素敵な作りになっています。
豊かな自然と美しい学校環境、素晴らしい地域の中で、本年度は、47名の素直で明るく元気な子どもたちがこの学び舎で学びます。この子どもたち一人一人が「やかたの子(やさしい子・かしこい子・たくましい子)」としてさらに輝き、成長していけるよう、13名の教職員でスクラムを組み、「チーム押方」として一丸となって教育活動の充実に努めて参ります。家庭や地域との絆もより一層深め、一体となって「高千穂の宝・押方の宝」である子どもたちの育成に取り組んで行く所存です。
本年度も、ご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
高千穂町立押方小学校 校長 川越鉄郎
本年度のご協力、ありがとうございました。
連日、春の陽気に包まれ、校長室の目の前の桜や運動場周辺の桜も満開を迎え、とても華やいでいます。
そのような中、平成29年度の学校業務も今日で最後となりました。
この1年間、「やかたの子(やさしい子・かしこい子・たくましい子)」の育成を目指し、教職員一同、チーム押方として精一杯力を注いで参りました。
それに応えるよう、子どもたちも「やかたの子」目指して学習や様々な活動に全力で頑張り、心も体も健やかに成長してくれました。
教育は学校だけでは成し遂げることはできません。これも一重に、この1年間の保護者や地域の皆様の日頃からのご理解・ご支援・ご協力の賜と、学校長として衷心より厚く御礼申し上げます。そして、平成29年度を無事に終了できますことを、皆様と共に喜びたいと存じます。本当に、ありがとうございました。
高千穂町立押方小学校 校長 川越鉄郎
☆ 来る平成30年度も、変わらぬご支援・ご協力をいただきますよう、重ねてお願い申しあげます。
また少し、安全な通学路に。
昨夕、PTA生活環境部員の皆さんと職員で、通学路の側溝にグレーチングを設置しました。
子どもたちが毎日学校に通う通称「1.3Kmウォーク」の通学路は、峠道で狭くてカーブも多いのですが、側溝の蓋がなく危険なため、生活環境部の事業として年次的に毎年グレーチングを設置し、少しずつその距離が延長、改善されてきました。
今年度も高千穂町建設課より70枚のグレーチングが届き、蓋がない箇所2箇所、約70mにグレーチングを設置しました。設置の際には、側溝の溝さらいや道路の清掃もしてくださいました。また、学校入り口付近の運動場の側溝にも設置していただきました。
新学期が始まったら、子どもたちは、また少し安全になった通学路を登校してくることができます。生活環境部の皆さん、ありがとうございました。
☆ グレーチングが設置されると道路も広く感じます。子どもたちが自動車と接触する危険が減り、より安全に登校できるよ
うになります。ありがとうございました。
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方561-1
電話番号
0982-72-2239
FAX
0982-72-2477