保健室から

2022年12月の記事一覧

性に関する指導~6年~

 今日は、6年生で「いろいろな性」について授業を行いました。    

 性には「からだの性」「心の性」「好きになる性」「表現する性」の4つの要素があり、性のあり方はグラデーションであることや、学校や社会等の変化、当事者の声の動画などを観ながら学びました。みんなが過ごしやすくするための取組を考える場面では、「男らしい・女らしいなどの言葉を使わないようにする」「女性になりたい人には〇〇ちゃん(さん)と言ってあげる」「同性婚を認める」など自分なりの意見を発表してくれました。

 これからたくさんの出会いがある子ども達。自分らしさを大切にし、周りの人のその人らしさを尊重できる人に成長していってほしいです。

性に関する指導~5年・3年~

 7日に5年生で「エイズについて知ろう」、8日に3年生で「血ってふしぎだな」の授業を行いました。

 5年生は、エイズについて知っている人が少なく、エイズの歴史やどんな病気であるかを真剣に学習していました。最初の方では怖いイメージがあったようですが、エイズについて理解していく過程で、「え、差別する必要ないじゃん…」とつぶやく児童もいて、そのイメージが変わったことが分かりました。正しく理解することで自分がどう行動するべきかを考え、差別や偏見を持たないことの大切さも学ぶことができました。病気はもちろん、何事に関しても正しく理解することはみんなが平和に生きていく上で大切ですね。

 3年生は、血のはたらきや血が出たときにどうするか(すり傷・切り傷・鼻血)を学びました。今まであまり関心がなかった血にたくさんのはたらきがあることを知り、びっくりしたようです。

鼻血が出たときの手当もばっちりです!

最後に、血に直接さわらない、さわらせないことが大事なことを確認し、お友だちがけがをしたときにどうするかを考え発表しました。

今日の学びをぜひ今後に生かしてほしいです✨

性に関する指導~2・4年生~

 今日は、2年生で「わたしのたんじょう」、4年生で「命のはじまり」の授業を行いました。今日はどちらも赤ちゃん人形を一人ずつ抱っこしました。

  2年生では、お腹にいる赤ちゃんの様子やクイズを通して、自分たちがどのようにお腹の中で過ごし、生まれてきたかを学習しました。赤ちゃん人形を抱っこしたときには、「小さいと思ったけど意外と重い」や「3キロは軽くてびっくりしました」などさまざまな反応でした。慣れないながらも一生懸命抱っこしている姿はほほえましかったです。

 

 

 4年生では、赤ちゃんから受精卵までさかのぼり、生命誕生の奇跡やお腹の中にいるときから、家族の愛に包まれ育まれてきたことを学習しました。最後に書いたおうちの方への手紙には、「生まれてくることはすごいことが分かってびっくりしたよ。生んでくれてありがとう。」「ぼくを生んでくれてありがとう。この命♡を大切にします。本当に産んでくれてありがとう♡」など感謝と命の大切さが書かれていてとても温かい気持ちになりました。

 手紙の枠が足りずに、裏面にも手紙を書いている子がいました。

 家に帰ってからも、おうちの方とお腹の中にいたときの話や生まれたときの話をして大切に育まれていることを感じてほしいなと思います。

性に関する指導週間 ~1年生~

 今週は、宮水小学校の性に関する指導週間です。養護教諭が各学年1時間ずつ授業に入ります。今日は1年生と一緒に学習です!

 授業が始まる前に廊下で会うと「よろしくお願いします!」と声を掛けられてびっくり。また、授業を始めるときの姿勢も学習に対する意欲が伝わってきて、気持ちよく授業をスタートすることができました✨

  1年生の内容は「さそいにのらない」です。4人の大人の絵を見せ、どの人だったらついて行っても良い?と聞くと、予想通りの回答をしてくれ、「見た目だけではどんな人か分からない」ことを伝えました。また、危険な場所や断り方、いかのおすしを勉強しました。誘われたときのロールプレイでは、学習したことを活かして、それぞれしっかり断ることができ、お友だちの良かったところも伝えることができていました。授業の最後には、「何度言われても、はっきり断りたいです。」「危険な場所や断り方が分かりました。」など感想を発表してくれました。

また、授業が終わってからも、「もっと断り方の練習をしたいです!」「おうちの人とも練習します。」の声があり、積極的な姿勢に嬉しく感じました。