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果敢に戦う姿に大きな拍手!南那珂地区中総体

 6月8日(土)から15日(土)にかけて、南那珂地区中学校総合体育大会が実施されました。
 9日(日)は雨天のため野球と男女ソフトテニスの試合が1日順延となりましたが、無事に終了することができました。本番では選手たちが自分を信じ、仲間を信じて最後の1秒まで果敢に戦い抜く姿を見せてくれ、心から感動しました。全員に大きな拍手を送りたいと思います。応援してくださった保護者の皆様にも心より感謝を申し上げます。

 結果、団体では、男子バスケットボール部、女子テニス部が優勝、陸上男女がアベック総合優勝を果たすなど、優秀な成績を残してくれました。そして、県大会出場は、男子バスケットボール部、女子ソフトテニス部団体・女子個人2ペア、柔道個人73kg級1名、陸上部男女個人・リレー種目など多数となりました。各競技とも7月中に宮崎県大会が開催されます。なお、吹奏楽部が15日(月)「海の日」に、宮崎県吹奏楽コンクールに参加します。
 どの部活動も県大会までの残りの期間に、更に力を付けて飫肥中旋風を巻き起こしてほしいものです。各部の頑張りに期待しています。
 南那珂地区中総体結果は以下の通りです。


 〇男女バスケットボール部~ 男子バスケット優勝(4勝0敗)、女子バスケット~4位(1勝3敗)

 〇野球部~ 初戦勝利(対北郷 2-1)、準決勝敗退(対吾田 2-5)

 〇剣道部~ 男子団体:3位

 〇男女ソフトテニス部~ 男子団体 3位(予選リーグ2勝1敗、準決勝0-2吾田)

                                            女子団体 優勝(予選リーグ2勝1敗、準決勝2-0吾田、決勝2-0串間)

                                            女子個人 津曲・長嶺ペア(優勝)、松下・仁木ペア(準優勝) 

 〇陸上部~ 男子:総合優勝 女子:総合優勝 

 <男子各種競技 ※1位のみ掲載 ほか多数の生徒が入賞> 

  共通800m、3年1500m(有衛桜華)、共通3000m、2年1500m(加藤浩人)、

  2年100m、共通三段跳(田脇晴也)、1年1500m(有衛健心)、共通400mR 

<女子各種競技 ※1位のみ掲載 ほか多数の生徒が入賞>

  共通100mH(3年外山夏羽)、共通走高跳(2年金田優愛)、2年800m(佐原苺果)、                  

  共通砲丸投(2年中村美心)、低学年80mH(2年山田望結)、1年100m(菊池瑠香)、

  1年800m(松尾楓)

自分たちに関わることを自分たちの力で!生徒総会

 5月31日(金)に生徒総会が開かれました。生徒総会は執行部や各種専門委員長、議長らが中心となって、企画から当日の運営まですべて生徒たちが担います。体育大会が終わって10日間ほどの短い期間しかありませんでしたが、協力し合って丁寧に準備を進めてくれた結果、とても素晴らしい総会となりました。

 まずはじめに、生徒会スローガン「結束 BAND TOGETHER」が承認されました。飫肥中生全員がお互いに強く結び合っていこうという思いが伝わってくるスローガンです。「共生」の心を大切にしている飫肥中学校にぴったりだと思ころでした。

 次に、各種委員会の年間目標と計画が承認されました。自分たちの手で飫肥中学校をさらに良い学校にしていくんだという意気込みが感じられ、とても頼もしく感じたところでした。

 後半は全校生徒による討議を行いました。テーマは2つあり、1つは校則の見直しで「男女の髪型に関する校則を統一すること」について討議しました。個人の価値観の尊重やジェンダーフリーの観点からの意見などが活発に出されました。もう1つは「集団の中でどれだけ自分らしさが許されるか」ということについて討議が行われました。ルールの範囲内であり他者に不快感や違和感を与えなければ良いのではないかといった意見が出されました。途中、意見を求められた先生から「時と場、自分の置かれた立場に応じた身なりができることが大切だと思う」というお話を聴いて、さらに考えを深める様子がみられました。とても難しく、簡単には結論にたどり着くことができない内容でしたが、一人一人の生徒が自分事としてしっかりとテーマに向き合い自分の考えを堂々と述べることができていました。将来、郷土の偉人小村寿太郎侯のように、国を背負って議論ができるような人材が育ってくれることを期待したところでした。

いよいよ出陣!健闘を祈る!南那珂地区中学校総合体育大会壮行式

 5月29日(水)に南那珂地区の中学校総合体育大会に向けて壮行会を行いました。まず、各部の主将が大会に向けての意気込みを発表しました。どの部も力強い発表で、頼もしく思ったところでした。感心したのは、どの部の主将も顧問、副顧問の先生方や保護者の皆さんへの感謝の気持ちを述べたことです。飫肥中学校で大事にしている「感謝」の心がしっかりと育っていることを実感し、嬉しく思ったところでした。校長からは激励の言葉として、本当の敵は目の前の対戦相手ではなく、自分の心の中いる。不安や諦め、油断といった弱い心に打ち勝った先にこそ勝利の栄光はあるという話がありました。生徒たちは真剣なまなざしで胸に刻むように聞いていました。その後、生徒会を代表して﨑村乃愛さんが激励の言葉を贈ってくれました。さいごに選手を代表して陸上部主将の松元蒼空君が力強く選手宣誓をし、会を閉じました。

 3年生にとっては最後の大会となります。まずはこれまで磨いてきた技と鍛えてきた精神力を全て出し切り、悔いの残らぬ戦いをしてくれることを期待しています。そして見事地区大会を勝ち抜いて、県大会、そして九州、全国へと進んでくれることを祈っています。

悪天候をものともせず全員でやりきった!第78回体育大会

5月19日(日)に体育大会を実施しました。予報とは違って時折強めの雨が降る中での実施となりました。開会式は全員テントの中で参加するなど、幾つか変更を迫られる場面もあったのですが、3年生を中心に落ち着いて臨機応変に対応する姿を見て感心しました。

 まず行われたのはエール交換でした。雨をものともせず互いの健闘を祈る応援団の姿を見て、生徒全員のやる気に火がついた気がしました。最初の競技である「学級対抗リレー」が始まる頃になって雨が強まり、とうとうトラックに水が浮き始めました。コーナーで滑って転んでしまう生徒が続出して心配しましたが、諦めてしまったり、くさったりする生徒は一人もおらず、どの生徒もすぐに立ち上がって最後まで走りきることができました。また、どの学級も転んだ生徒をなじることなく、声の限り声援を送り続ける姿に、飫肥中の生徒の素晴らしい一面を、また一つ見つけることができました。

 次に行われたのは長縄跳びでした。学級対抗の部と団対抗の部で行いました。この頃には、青空が広がり、時折5月らしい日差しも差す中での競技でした。回数が増えるにつれて回数をカウントする生徒と先生たちの声にも力が入ってきます。結果は3年生が圧倒的な強さを見せて優勝しましたが、2年生も1年生も練習の成果を十分に発揮して、最後の1秒まで諦めずに頑張ることができました。

   このまま晴れて!という全員の祈りもむなしく、次のプログラムである全校女子による「小米桜」と全校男子による「泰平踊」の頃には、再び雨が降り始めました。雨の中ではありましたが、女子も男子も見事に踊りを披露し、ご観覧いただいたご来賓や保護者、地域の方々から大きな拍手をいただくことができました。特に泰平踊に際しては、保護者や地域の方々が着物の着付けにご協力くださいました。学校を支えていただいていることを実感し、心から有り難く思ったところでした。

 

 

 

 

 

 

 

 続いて行われたのは各団による演舞です。応援団の一番の見せ場となります。この日のために両団とも団長を中心に一生懸命に練習を重ねてきました。この頃にはさらに風も吹き始め、荒れ模様の天候となりましたが、それをものともせず、青団も赤団も力一杯の素晴らしい演舞を見せてくれました。演舞が終わると会場全体から大きな拍手と「いいぞ!」という賞賛の声が生徒たちに送られました。

 

 

 

 

 

 

 

 そしていよいよクライマックスの団対抗リレーを迎えました。「子どもたちに少しでも良いコンディションで走って欲しい」と、この日は最初の競技である学級対抗リレーの時から、ずっとPTAの保健体育部を中心とした保護者の皆さんとご来賓の小玉弘明日南市議会議員が一生懸命にトラックに砂をまき、整備をしてくださいました。おかげさまで団対抗リレーも大歓声の中、両団の代表選手一人一人が力を発揮し、見応えのある勝負を繰り広げることができました。

 

 

 

 

 

 

 こうして雨の中の体育大会は、生徒たちの懸命な取組とそれを支えてくださる保護者や地域の方々によって様々なドラマを生みながら幕を閉じました。閉会式ではPTA会長から「思い出に残る体育大会となった」との講評をいただきました。終了後子どもたちからは「楽しかった」という感想が聞かれ、満足した笑顔が見られました。過酷な状況の中でしっかりと一大イベントを成し遂げてくれた生徒たちは、この体育大会を通して保護者の方々や地域の方々への感謝の気持ち、そして仲間と協力して困難を切り抜けることの充実感など、貴重な学びをしてくれたと思います。終わりになりましたが、支えてくださった保護者の皆さんや地域の方々に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

飫肥の誇りと伝統を実感! 体育大会の練習本格化

 体育大会を10日後に控え、体育大会の練習も大詰めを迎えています。 

 当日は全校男子による泰平踊と全校女子による小米桜を披露することとしており、生徒も先生方も一緒になって一生懸命に練習に取り組んでいます。

 泰平踊を見るのは初めてでしたが、「カッコいい!」というのが率直な感想でした。中でも腰をしっかりと落とし、背筋を伸ばして、指先、視線まで意識して踊る2年生の野々下君に目が釘付けになりました。踊り終わったところで「上手だね!」と声を掛けると、「ありがとうございます。」と凜とした表情で答えてくれました。

 9日(木)には、地域の保存会の方々にご指導をいただきました。ご指導いただいた後の踊りは、その前とは格段に違い、迫力さえ感じたところでした。当日は衣装を着て踊ります。どうぞご期待下さい!

 女子は小米桜という、これもまた歴史のある踊りを舞います。聞くところによりますと、飫肥中学校の前身である飫肥高等女学校時代に当時の先生によって創作されたそうです。写真にはありませんが、花をあしらった竹を手に持って踊ります。1年生はこれまで踊ったことがなく、1から覚えないといけないのでたいへんですが、2・3年生の先輩や先生方に教えてもらいながら一生懸命に頑張っています。

 他にも団長、副団長、リーダーを中心とした応援練習、学年ごとに行う団技やリレーの練習も進んでいます。飫肥の誇りと伝統を胸に、一生懸命に頑張る生徒を心から頼もしく感じています。