PTAの部屋

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日向市PTA研究大会

令和3年度の日向市PTA研究大会がYouTubeで配信されています。

今回は、市内の各中学校区ごとに、メディアコントロール、コミュニティスクール、防災などのテーマで研究発表が行われました。オンラインで行われた県大会もそうでしたが、初めての試みに携わる実行委員のみなさんには、初めてならではのご苦労があったこととお察しいたします。来年度の県PTA日向市大会に向けて大きな経験値となったことでしょう。

さて、拝聴して一番心に残ったワードは「カッコいい地域の大人」(財光寺中学校区の事例発表より)でした。メディアコントロールや防災、地域との協働に積極的に取り組む「カッコいいお父さん」や「カッコいいお母さん」の子どもは家庭生活の中で本物の「カッコよさ」を自然に身につけ、「カッコいい大人」に育っていくのではないでしょうか。

PTAの存在価値自体が問われる昨今、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により様々な活動が制限される状況下において、PTAも「必要とされるPTA」として進化していると頼もしく思います。

宮崎県PTA研究大会日南市大会

 12月11日土曜日、「子どもたちの未来のために、つなげよう心の輪を!」をスローガンに、県P日南市大会が開催されました。コロナ禍のためオンラインでの開催でしたが、通常の大会では見ることのできない壇上の方々のリアルな表情が新鮮でした。

また、総合司会を務められた油津中校長の大澤先生は本校の前教頭だったので、懐かしく視聴した保護者の皆様もたくさんいらしたことと思います。

ライブ配信のみの予定でしたが、見逃し配信(YouTube)をするそうですので、日程が決まりましたらお知らせします。令和4年度県P日向市大会のPR動画や濱田詩朗さんとここねさん親子をゲストに招いたトークセッションも見どころです。ぜひご覧ください。

地域学校協働活動推進研修会

地域学校協働活動推進研修会に参加しました。

これから先の社会の変容として、AIの発展により約47%の仕事が自動化される可能性が高いことにより「子どもたちの多くは、今は存在していない職業に就く」ことになるそうです。そして子どもたちが生きることになる「予測困難な社会」に求められる資質・能力とはコミュニケーション能力だそうです。

 

しかし、私たちの周りを見渡してみると、少子高齢化や自治会への非加入世帯が増えたことで、地域との関わりが少なくなってきたように思います。「地域の教育力」という点では昭和の時代に学ぶことが多いのではないでしょうか。盆踊りや祭りなどの地域の伝統行事、敬老会、運動会、親子会(育成会)での遠足、七夕飾り作り、クリスマス会などなど。隣のおばさんが近かった頃。近所の子どもたちの名前をみんなが知っていた頃。この家庭にはこういう支援が必要ということを地域の人たちが把握できていて、さりげない「助け合い」が当たり前のように行われていた頃。

もう少しさかのぼると「隣組」という相互扶助的な(残念ながら相互監視という目的もあったようですが)組織がありました。「向こう三軒両隣」という言葉もあります。

 

学校と地域が歩み寄って実行したい活動は

             S すぐにでも

             D だれでも

             G がんばれること

             s その程度のこと   です。

 

今の子どもたちの未来を守るためには温暖化や過疎化、脱炭素化などの地球規模の危機について知る必要があります。SDGs、ジェンダー、LGBTへの理解など、子どもたちが学校で学ぶことを大人も学ぶ機会を作り、意識を共有できるようになるといいなぁと思います。

地域の方とのミーティング

地域学校協働活動の最初のアクションとして、広見地区の区長さん、高齢者クラブの会長さん、民生委員さんとミーティングを行いました。

地域学校協働活動とは、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動です。

本校は広見地区にあるので、まず、一番身近なところから取り組みたいと考え、三つのプランを提案しました。

 

1.     防災・避難訓練

非常食・保存食の試食、災害用倉庫の確認、広見地区で想定される被害についての説明、そして「起震車体験」!

この訓練を定期的に行い、カセットコンロ炊飯など災害時に役立つ体験を重ねていきたい。

 

2.     ひろみ ほのぼの会 訪問

月1で開催される高齢者クラブの集まりにボランティアの生徒が参加させていただき、トランプ、輪投げ、お手玉などをして交流する。

 

3.     生徒による高齢者のスマホ教室

スマホ操作に不安を持っている、スマホに興味がある、という高齢者に生徒が操作方法、便利な機能、注意する点などを教えることで、生徒自身にもネットの怖さという「気づき」を期待する。

 

 区長さん、会長さん、民生委員さんからも積極的なご意見をいただき励みになりました。プランの実現に向けて計画を練り上げていきたいと思います!

 

追記:消防署に問い合わせたところ起震車は故障中で修理の目途が立っていないそうです( ;∀;)できないと分かると余計やりたくなります。早めの復旧を祈ります。

 

「ありがとう」の反対は「あたりまえ」

家庭教育学級で、ほめる達人協会宮崎支部 小澤充寛氏の講演会を開催しました。先生方も含め約40名が参加し、「ほめ達」への道を学びました!

 

翌日の職員朝会では、職員室から大きな拍手の音と、どっと笑う明るい声が響いていました。昨夜私たちは、ほめ達の小澤先生に「全力で拍手してください」と言われ手が痛くなるくらい拍手を続け、根拠なくほめたいときは「なんかいいよねー」という言葉を繰り返す、と習ったのです。

 

大きな拍手は手のひらのたくさんのツボを刺激し、血行を促進するので健康増進に役立つそうです。職員室ではきっと「なんかいいよねー」とか、ほめ達3S(「すごい」「さすが」「素晴らしい」)が飛び交い、気持ちの良い朝のスタートに一役かったのでしょう。すぐに取り入れる先生方の素直で柔軟な姿勢に拍手パチパチ//

 

♡最高のほめ言葉は・・・事実+ありがとう

      (例)洗濯物取り込んでくれたのね!ありがとう!

 

♡ほめられない時は言い換えてみる

      すぐ騒ぐ→活発だ  落ち着きがない→行動的

      違う! →面白い! または、そうくるか!
        残念! →惜しい!

♡「すみません」「ごめんなさい」を「ありがとう」に言い換えてみる
   

「ありがとう」の反対は「あたりまえ」

    (人は誰かに感謝されたい)

 「ほめる」の反対は「人と比べる」

   (人と比較するのではなく、行動、貢献、成長をほめる)



★「講演聴けなくて残念~(;´Д`)」という方は「ほめ達」公式サイトから『ほめ下手だから上手くいく-「ほめられない」を魅力に変える方法』という書籍が無料でダウンロードできます(^^