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弁護士による情報教育

今日は、「ネット・SNS利用時のトラブル予防」というタイトルで、弁護士の田坂さんの講演でした。
 ■写真の投稿内容によっては、
 ○中学生でも、損害賠償の責任は大人と一緒
 ○20歳未満で少年法が適用されて、少年院送致になることもある
 ○進学・就職に大きな支障になることも
 ■非公開設定は絶対ではない → 安全ではない
 ○相手が他人に見せることもある
 ○内容をスクショして拡散することもある
 ○操作ミス、ウイルス、乗っ取りもある
 ■不適切な書き込みによる責任は(刑事上)
 ○名誉毀損(刑法第230条)
 ○脅迫罪(刑法第222条)
 ○業務妨害罪(刑法第233条)
(まとめ)
 ①不適切な書き込みを行った者の責任
  「誰も見ていない」という勘違い「匿名だから安心」という勘違い
  →民事上の責任(数百、数千万円の損害賠償請求)
   刑事上の責任(名誉毀損罪、脅迫罪)
 ②いじめを行った者の責任
  「些細な原因で起こりやすい」「エスカレートしやすい」
  →民事上の責任(数百、数千万円の損害賠償請求)
   刑事上の責任(名誉毀損罪、脅迫罪)
 ③被害者にも加害者にもならないために
  →必要なのは想像力と相談する勇気! 

  という大変具体的な内容の講演でした。