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古墳時代の箱式石棺墓

 1年社会科の授業で、古墳時代の箱式石棺墓を見学しました。
 延岡市の城山周辺では、野口記念館の建て替えに伴い、発掘調査が行われ、縄文時代から大正時代にかけての遺構や土器などが見つかっています。この中でも古墳時代の箱式石棺墓は、岩の板23枚を使った長さ150センチの墓で、中からは赤色の顔料や、5本の歯が見つかっています。また近くでは円墳の一部とみられる幅最大4.5㍍、長さおよそ1.3㍍の溝も見つかっていて、土師器が出土しています。
 学校から歩いて10分のこの場所の見学を行いました。見学には、延岡市教育委員会文化課の方からの丁寧な説明もあり、生徒達にとっては大変貴重な体験になりました。