2023年12月の記事一覧
流域治水学習
12月4日(月)の5,6校時に第2学年において、「流域治水学習」を実施しました。
これは、五ヶ瀬川流域における治水に関心を高め、中学生としてできることを考えることを大きな目的としています。背景として、現在気候変動による激甚化・頻発化する水害・土砂災害に備えるためには、従来の河川管理者だけで行う治水対策だけでは対応できない状況になってきており、国土交通省では、流域みんなで自然や産業も絡めて治水に取り組む「流域治水」を推進していることがあげられます。
今回、宮崎大学や国土交通省九州地方整備局より講師をお招きし、宮崎大学教授による流域治水の説明とその重要度に関する講話及び河川工学に関するグループディスカッションを行い、現在の問題点やこれから私たちにできることを考えました。今後、継続的に研究が進められるということで、本校でも3年生での総合的な学習である「高千穂に貢献する」にうまく接続していけるよう取り組んでいきたいと思います。
令和5年度 輝く高千穂町町づくり会議
11月30日(木)に高千穂町役場の 会議室にて、「第3回高千穂町町づくり会議」を実施しました。この取組は、3年前コロナ禍で様々な総合的な学習の時間の取組が縮小もしくは、中止されてきた中、中学生として、高千穂町に何かできないかということがきっかけとなり始まりました。そして、本町では、そういう中学生のアイデアを単なる発表にとどまらせず、前向きに受け止め、実現に向けてご協力いただいています。これまで、地域の活性化事業として「高千穂バーガー」や「ガパオライス」等の提供、地域高齢者訪問等が実現できました。今年度も、学校全体で 「高千穂プロジェクト」と称し、1年生で、高千穂町を再確認し、2年生で高千穂町の産業について学習し、3年生では、高千穂町に対してどのような貢献ができるか、様々なアイデアを出し合い、選出された代表者5名がプレゼンをしました。はじめに、町長より「緊張せずに、落ち着いて発表してください」という言葉をいただき、中尾咲楽さんが「町全体でできる自然維持活動」、田﨑凛桜さんが「神話を調べて」、佐藤璃乙さんは「メタバースを利用した魅力発信と仕事紹介」、池田悠希さんは「高千穂の交通整備」、最後に藤寺弥香子さんが「これからの高千穂の『定住style』」というテーマでプレゼンをしてくれました。講評では教育長が、生徒のプレゼン 力が年々高くなっているとの言葉をくださいました。内容ついては、発表者のアイデアになりますので、詳細は紹介できませんが、どのプレゼンも本町が抱えている課題の解決に役立つものであり、SDGsの視点を取り入れた、すばらしいものになっていました。アプリ、アバター、メタバース、二次元コード等のワードがたくさん使用されていたのも、社会の急激な変化を物語っていると思います。
ところで、この「プレゼン」とは、主に民間企業などにおいて、企画を会議や人前で、口頭で提案することを意味します。提案内容には説得力も必要です。そのため、提案理由に はいわゆる「根拠」が必須となります。予測困難な社会を生き抜くために必要な資質として、「思考力」「判断力」「表現力」が求められていますが、そういう基礎的な力が、「他者を巻き込み、説得する力」や「論理的に伝え、相手を理解させる力」の育成につながっていくのではないかと思います。
11月17日(金)に実施された学年発表会から、およそ2週間弱で、発表内容もグレードアップしており、プレゼンに対する審査委員の方々の質問も活発になされ、興味・関心の高さがうかがえました。主催者として、出席した私も子供たちの可 能性の高さに感心するばかりでした。
どのプレゼンも実現するためにはまだまだ多くの課題が残されていますが、現在の高千穂町が抱えている課題に対し解決の一助となればと思います。
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お願い
本校の体力向上プランでは、学校部活動や社会体育活動の推奨とその整備を推進しています。また、1キロウォーク(自力登校)を実施しています。本校は、校区が広く、バス通学や送迎の割合も高くなってきていますので、特に送迎についても、登下校時の運動量を確保するために、学校手前1キロまでの送迎をお願いしています(体調不良やけが等の場合を除く)。正門前の中学校前通りは、登下校の生徒が密集し、非常に危険です。また、最近、学校のすぐ上の新塚原・高千穂線で、生徒を送迎している姿をよく見かけるようになりました。通勤される方の車も多く、危険ですし、時折渋滞が発生するなど、地域の方々に迷惑になりますので、ご遠慮いただき、1キロウォークへのご理解とご協力をよろしくお願いします。
校長
教室配置 教室配置.pdf
校時程 通常校時程.pdf
校時程 委員会校時程.pdf
〇 荒天時に関するお願い
大雨や台風、大雪その他様々な事象により生徒の身の危険があると判断される場合は、たとえ休校などの措置連絡がなくても、無理に登校させたりすることのないようにお願いいたします。学校との連絡が通じる時間帯に、連絡していただければ柔軟に対応していきますのでご理解ください。まず、お子様の身の安全を確保することを最優先した対応をよろしくお願いいたします。
【地震発生時の登下校マニュアル】
◎ 南海トラフ地震の発生が心配される中、本マニュアルをもとに各学級でどのように行動すればよいのか。各家庭での決まりや約束などを決めておくことなどを確認しました。各家庭におかれましても、万が一の場合にどのようにすればよいのかを話し合ったり、決めたりする機会にしてもらいたいと思っています。なお、本マニュアル(データ)は、マチコミメールで送付いたしますので、ご確認ください。