2023年5月の記事一覧
避難訓練(地震)
災害時の状況に応じて、教職員及び生徒の的確な判断のもと、自らの安全を確保するための行動ができるようにする。これが今回の避難訓練の主たる目的です。本校は海抜300m弱の高台(町内では低い方かも知れません)にあるため、津波対策は必要ないと考えられますが、急傾斜地崩壊危険箇所に指定されています。したがって、今回のように地震を想定した避難訓練の場合は、崩落の危険を想定して、この場から避難することが求められます。避難場所は、町立武道館及び自然休養村管理センターが指定されていますが、今回の訓練では高千穂高校のグラウンドをお借りして訓練しました。まず、各クラスで行動3原則を説明し、避難経路を確認(本日の避難場所は高千穂高校グラウンドであること)しました。その後、教頭先生が地震発生の合図放送を入れ、生徒たちは、まず、机の下に身を隠しました。集団行動がしっかり訓練されている本校では、ふざけている生徒はいません。避難指示後、本校グラウンドへの移動は、2分55秒で完了しました。それから、高千穂高校への移動を開始しました。要した時間は、およそ、18分。最初に出発した3年生の移動完了報告が22分10秒後、2年生が22分25秒後、1年生が23分27秒後、そして全体報告が23分43秒後でした。距離にして1㎞前後ですが、移動時の安全を重視したため少々時間がかかりました。集団行動がしっかりできているため、途中の事故もなく無事に高千穂高校グラウンドに到着しました。移動経路の各場所で安全指導を行った職員からも「移動態度が良かった」という報告を受けました。グラウンドで、生徒に避難訓練の目的を尋ねたところ、3年生の興梠樂紳さんが、「生き延びること」と答えてくれました。さすが3年生です。避難訓練は、何より身の安全を確保することが最優先ですからね。そして、災害時における避難の際の心構えとして「想定外を想定する」ということを話しました。災害発生等の緊急時には、訓練どおりにいかないことが多いからこそ、その場の的確な判断がとても重要になるということです。この日の訓練では、新たな課題が見つかりましたので、今後も、避難訓練を含めた危機管理マニュアルを定期的に見直し、より安全な対応や行動ができるようにしていきます。次回は2学期に火災発生時における避難訓練を実施する予定です。
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お願い
本校の体力向上プランでは、学校部活動や社会体育活動の推奨とその整備を推進しています。また、1キロウォーク(自力登校)を実施しています。本校は、校区が広く、バス通学や送迎の割合も高くなってきていますので、特に送迎についても、登下校時の運動量を確保するために、学校手前1キロまでの送迎をお願いしています(体調不良やけが等の場合を除く)。正門前の中学校前通りは、登下校の生徒が密集し、非常に危険です。また、最近、学校のすぐ上の新塚原・高千穂線で、生徒を送迎している姿をよく見かけるようになりました。通勤される方の車も多く、危険ですし、時折渋滞が発生するなど、地域の方々に迷惑になりますので、ご遠慮いただき、1キロウォークへのご理解とご協力をよろしくお願いします。
校長
教室配置 教室配置.pdf
校時程 通常校時程.pdf
校時程 委員会校時程.pdf
〇 荒天時に関するお願い
大雨や台風、大雪その他様々な事象により生徒の身の危険があると判断される場合は、たとえ休校などの措置連絡がなくても、無理に登校させたりすることのないようにお願いいたします。学校との連絡が通じる時間帯に、連絡していただければ柔軟に対応していきますのでご理解ください。まず、お子様の身の安全を確保することを最優先した対応をよろしくお願いいたします。
【地震発生時の登下校マニュアル】
◎ 南海トラフ地震の発生が心配される中、本マニュアルをもとに各学級でどのように行動すればよいのか。各家庭での決まりや約束などを決めておくことなどを確認しました。各家庭におかれましても、万が一の場合にどのようにすればよいのかを話し合ったり、決めたりする機会にしてもらいたいと思っています。なお、本マニュアル(データ)は、マチコミメールで送付いたしますので、ご確認ください。