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学校の様子

3年思春期ピアカウンセリング講座

3月10日(木)

思春期ピアカウンセリング講座

 

3年生を対象に思春期ピアカウンセリング講座が行われました。

今回は、講師はスペシャルゲスト。

 

宮崎大学医学部看護学科の学生5名に来ていただきました。

 

学校の先生でもない、家族でもない、より年齢が近い先輩ということで、

授業を受けるというよりは、少しリラックスしながらも、

しかし心はしっかり傾けて、うなずきながら話を聴いている姿が印象的でした。

 

 

「思春期」それは誰でもが通る、子どもから大人へと変化するとても大切な時期です。

しかし、体や心の変化にとまどったり、不安に感じたり、非常に不安定な時期でもあります。

今回は、普段は恥ずかしくて、話題にしづらい「性」について触れてもらいました。

 

 

「ピアカウンセリング」の「ピア」とは、「仲間、同じ立場」という意味がありますが、

3年生も同じ班のメンバー同士、自分の意見を伝えたり、

共感的に聴き合ったりする場面が多くみられました。

 

 

相手の考えを聴くことで、自分にはなかった新しい考えに気付くこともできたようです。

相手の考えや存在、価値観を尊重しながら、自分の考えや思いを伝える大切さも学びました。

 

最後に、「4億分の1」という数字の意味についても知りました。

これは人が命を受けて生まれてくる確率。

つまり、あなたが今ここに生きている奇跡の確率です。

さらに自分と隣にいま横に座っている友人が出会う確率は、なんと、250兆分の1×250兆分の1。

そんな話を聴いていると、25名が3Aのクラスメイトとして出会い、

いまこうして共に時間を共有できていることは、とてつもなくかけがえのない奇跡ですね。

 

 

本来ならば8月実施予定だったものが、コロナ感染拡大のため延期になり、

オンラインでの開催も検討されましたが、今回無事対面形式で実施できたことに

とても感謝しています。

今回は、グループ活動が多く取り入れられており、

その中に大学生も入って対話してもらいました。

たくさんの人のたくさんの考えに直接触れることができました。

卒業までの残りわずかな時間をより大切に過ごしてほしいと願うとともに、

これから先たくさんの人との出会いを大切にし、

豊かな人生を歩んでいってほしいと思います。

 

今回講師として来校してくださった宮崎大学医学部看護学部の5名のみなさん、

本当にありがとうございました。