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附属中日誌

第1回きみろんジュニア発表会(3年)

 令和4年3月4日(金)、西附の特色ある授業であるサイエンス(数学的探究活動)・探究(理科的探究活動)・感性(国語的・社会的探究活動)・プレゼンテーション(英語的探究活動)の学びや日常生活の中で抱いた興味・関心を基に研究テーマを設定し、論文にまとめた「きみろんジュニア」の発表会を行いました。一人一人の個性があふれる発表に、参加者全員が引き込まれ、知的好奇心が揺さぶられる時間となりました。
 なお、代表8名の論文テーマは、以下のとおりです。
1 ガソリンはなぜ高いのか?
2 フライングスーツ
3 奥川恭伸の今年の躍進のワケを数学で探る
4 フィラメントに最適なもの~パスタの麺はなぜ長く光るのか~
5 0%か100%か~消費税について考える~
6 伝説の演説者に 先生に 友達に学べ~心を掴む演説のやり方~
7 魚は緑と赤、どちらの蛍光色に集まるのか
8 高吸収性ポリマーの威力~吸水量を数値化してみる~

 

立志式(2年生)

 令和4年2月21日(月)、本校体育館で立志式を実施しました。
 第3学年への進級を控えたこの時期に、これまでの自分を振り返るとともに、将来の進むべき方向や目標について考える良い機会となったようです。また、同時に、社会的責任をもたなければならない年齢になることを認識し、自己や周囲に対する責任感を高め、社会の一員としての使命感をもつ機会にもなったに違いありません。
 生徒一人一人の『決意表明』に加えて、式の最後には、実行委員会が作成した『誓いのことば』を全員で唱和し、14期生のさらなる飛躍を誓い合いました。

一、
人を信じ、人に信じられる人間になり、
正しい心をもって人を思いやり、
そして、嘘偽りなく行動します

一、 
優しい心をもって仲間を尊敬し、
いかなる困難があろうと互いに助け合い、
共に高みを目指します

一、 
クリエイティブな精神で世界を目指し、
自分の可能性を信じて、
常に新しい視点で考え、
未知の我を求めて全力を尽くします

立志式に向けたオンライン講演会(2年)

 令和4年1月28日(金)、宮崎市出身で、国連難民高等弁務官事務局(UNHCR)のヨルダン事務所に勤務されています 進藤 弘騎(しんどう こうき)氏によるオンライン講演会を開催しました。
 進藤氏は、外務省職員として、スペイン・ホンジュラス・アルゼンチン・アフガニスタン等での勤務を経験された後、2019年に外務省を退職。東京でのNGO勤務を経て、現在に至っておられます。
 国際社会の中、海外を拠点に難民・貧困問題に立ち向かっている進藤氏の生き様を通して、自分自身の将来の生き方や進路について、深く考えるきっかけとなったのではないでしょうか。

きみろんジュニア中間発表会(3年)

 令和4年1月26(水)・27日(木)、中学3年生の一人一人が、各自で決めた興味あるテーマについて調べる、本校ならでは探究活動『きみろんジュニア』の中間発表会を行いました。様々な教科に関連したテーマ設定を行い、研究に取り組んでいます。
 研究テーマ(例)
 ・フィラメントに最適なもの ~パスタの麺はなぜ長く光るのか~(化学)
 ・世界で一番発展している国 ~なぜそうなっているの?日本は~(社会)
 ・光触媒における水の完全分解反応              (化学)
 ・へビングハウスの忘却曲線は本当?             (数学)

 なお、今回の中間発表会の結果を受けて、3月4日(金)に、中学部全体に向けた発表会の代表者8名が選考されます。 
 ※ 『きみろん』~きみにしか書けない論文 の略

薬物乱用防止教室(3年)

 令和4年1月11日(火)、中学3年生を対象に九州大学 非常勤講師 薬剤師の山田光子先生による「薬物乱用防止教室」を行いました。薬についての基本的な知識から、薬物の危険性、なぜダメなのかについて詳しくお話をしていただきました。
 また、薬物乱用への入り口はタバコとお酒から始まること、大人へと近づいている中学3年生たちに、大人になってからのタバコとお酒との付き合い方についても考えてもらいました。

令和3年度 ふるさと文化学習支援事業「ふるさと先生」(3年)

 令和3年12月21日(火)、3年生の感性の授業において、短歌誌「心の花」所属の歌人 大口 玲子 氏 による短歌の学習会が開催されました。
 本校の教育目標「未来イノベーションを牽引する人材を育成する中高一貫したSTEAMプログラムの推進」における「Art(感性)」の分野の一貫として、「文学的言語の創作」を実施しました。大口先生には、本校文芸部生徒が高校生短歌甲子園に出場した際の動画視聴や生徒の創作した短歌の講評など、生徒の感性を磨く上で大変興味深い授業を実践していただきました。
 なお、今回の授業は、宮崎市教育委員会 生涯学習課の令和3年度 ふるさと文化学支援事業「ふるさと先生」によるものであり、本校の教育活動への御支援に深く感謝します。


「ゆめパーク」参加(2年)

 令和3年12月16日(木)、2年生がキャリア教育の一環として、ひなた木の花ドーム内で開催された、宮崎市20do体験型進学就職イベント「ゆめパーク」に参加しました。
 様々な分野で活躍し、社会に貢献されている宮崎市内の企業がブースを開き、会社の取組等を分かりやすく紹介してくださいました。実際の体験や質問を通して、将来に向けた勤労意識を高めることができたようです。

1年生「探究」宮崎大学からの講師派遣授業

 令和3年12月7日(火)、宮崎大学工学部 川崎 典子 准教授による、1年生の「探究」の授業が行われました。講義の内容は、オセアニアの不思議というテーマで、「問題解決のため」の学問としての社会科学について講話をしていただきました。
 また、防災教育について、オセアニアのツバル(地球温暖化で国土が沈みつつある国)やバヌアツ(ワールド リスク レポートで世界一リスクの高い国)に関する映像を交えながら、具体的に教えていただきました。

ふれあい体験学習(3年)

 令和3年11月30日(火)の5・6校時、大塚児童センターから3名の講師をお迎えし、「クリスマスガーランド」の製作を行いました。幼い子どもたちが喜ぶような、かわいらしい作品ができあがりました。
 今回の製作活動は、コロナ禍の影響のため、近隣の保育所の子どもたちとふれ合うことができないことから、大塚児童センターの方々が家庭科の保育学習の一環として準備してくださいました。本校の教育活動を温かく御支援いただき深く感謝します。

電子顕微鏡で見るミクロの世界

 令和3年11月30日(火)の6校時、株式会社 朝日サイエンス 様のご厚意により、「電子顕微鏡で見るミクロの世界」と題したSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール事業に係る「出前授業」を1年生対象に実施しました。身近な食べ物(塩、チョコレート、しいたけ、サツマイモ など)や様々な繊維製品(綿棒、ハンカチ、ストッキング など)の観察を通して、光学顕微鏡では見ることができないミクロの世界への興味・関心を高めることができたようです。
 また、電子顕微鏡の中は真空になっていることや色のもととなる可視光線のかわりに電子線を使っているので像がカラーで見えないことなど、電子顕微鏡のしくみについても学ぶことができました。