サイエンス科の探究活動

宮崎北高校の探究活動は「ACT」と呼ばれています。

校訓である「尚志(Ambition) 創造(Creativity) 連帯(Togetherness)」の頭文字です。

サイエンス科の探究活動が「ACT-SI(Science Inquiry)」。科学技術人材の育成を目指しています。

 

※下記画像をクリックすると別ウインドウでPDFが開きます。

 

ACTーSI1

1年生の探究活動です。主にプレ探究活動で研究に必要な知識を身につけながら、サイエンス科としての自覚を身につけます。

 

point❶ 3年間ともに戦うチームを結成!

研究は3~4人でチームで組んで取り組んで行います。一人ではできない事も仲間と協働することでクリアしていきます。

 

point❷ 優秀作品を自分なりに検討!プレ研究計画

SSH全国大会最優秀作品など、他校の研究テーマをもとに「自分たちならどうするか」を検討。論理的思考力を身につけます。自分たちの計画が終わった後に研究事例を公開。「なるほど!そんな考え方が!」様々な気づきを得ます。

 

point❸ デザイン思考で独創的なテーマを決定!

デザイン思考のフレームワークを活用したテーマ設定を行います。漠然とした話し合いではなく、全ての先生が指導可能なシステムを作り上げています。生徒は徹底的に議論を重ね、独創的な研究テーマを設定しています。

 

point❹ ICTの活用でいつでも議論!

一人一台端末の導入によって、Googleワークスペースを活用したカリキュラムが加速!Jamboardを活用した議論やGoogle ドライブを通じた企画書・計画書の提出を行います。

 

ACTーSI2

2年生の探究活動です。学業と研究を両立させながら様々なことに挑戦し、学校の探究活動を牽引します。

 

point❶ 本格的な研究が始まる!

ACT-SI1で立てた研究計画をもとに本格的に実験を進めます。各グループには専用のデスクが与えられ、自由に実験を行います。

 

point❷ プレ探究活動で学んだ内容を活かして研究!

「マニュファクチャリング」や「データサイエンス」で身に付けたプログラミング能力を活かし、マイコンを使った自動観測装置や3Dプリンタによるモノづくりなどを研究に取り入れていきます。

 

point❸ 企業や専門家に研究をプレゼン!

宮崎県工業技術センターや食品開発センター、宮崎県総合農業試験場にて専門家に研究ポスターセッションを実施。研究者への中間報告によって研究を自己調整していきます。

 

point❹ ポスターやプレゼンで発表!

積極的に各種発表会に参加。研究計画のプレゼン成果で助成金に採択されたチームもいます。

 

 

ACTーSI3

3年生の探究活動です。研究で培った思考力を発揮して学力向上!研究成果を武器に進路を実現していきます。

 

point❶ 引き続き研究を行う!

各種大会に参加して得たアドバイスや学びをもとに追加実験を行い、研究をブラッシュアップしていきます。論文を制作する過程で必要な追加実験を行うこともあります。

 

point❷ 英語で研究を見直す意義

研究成果を英語でまとめることは思考の整理に繋がります。英訳するためには、単純な主語・述語で内容を表記します。そのため、研究内容を一度見直し、整理していきます。

基本的に日本語プレゼン→英語プレゼン→日本語論文→英語論文の順番で作成していきます。

 

point❸ 研究論文を日本語&英語で執筆!

追加実験を行う傍らで、研究論文の執筆を行います。上記のとおり日本語だけではなく、英語でも研究をまとめます。夏までにまとめられた研究論文は各種論文大会に応募。令和4年度も全国大会での受賞が続いています。