高等部の様子

弁論大会

11月22日(金)の参観日に、弁論大会が行われました。高等部の5名が、それぞれの思いを自分の言葉で綴り、自分なりの表現で発表しました。

1年生は、「将来の夢・なりたい自分」について発表しました。自分の強みや弱点について自己分析し、そこから考えた具体的な理想像やそれに近づくためのアイデアを発表しました。暗記や手話表現の練習など、すき間時間も熱心に取り組んでおり、堂々と落ち着いた表現がすばらしかったです。

2年生は、9月に都城西高校で発表した弁論をアレンジして、「聴覚障がい者の生活や文化について広く知ってもらいたいこと」を発表しました。聞き手を巻き込んでのパフォーマンスや自分たちの日常の紹介で楽しく聴衆の関心を引きつけながら、一緒に話をしましょう…というメッセージを発信する内容は、心の壁を取り除くってどういうことだろう?と考えさせられる聞きごたえのあるものでした。

3年生は、スマホの良さや問題点を再確認し、付き合い方を見直すことで、人との付き合い方やコミュニケーションをもっとよくしたいというメッセージを発信しました。これまでの失敗を振り返りながら、自分への応援メッセージを発表する姿からは、間近に迫ってきた卒業後の生活への意欲や希望が強く伝わってきました。