校長挨拶

 

 宮崎県立都城さくら聴覚支援学校のホームページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 本年4月に赴任いたしました校長の岩元芳博です。

 霧島連山の山懐に抱かれ、グラウンド沿いの桜並木に代表される素晴らしい環境の中、キラキラした笑顔の子どもたちの教育に携われることをとても幸せに感じる毎日です。

 本校は、昭和2年に創始者である冨田保助先生(初代校長 昭和2年9月~昭和28年5月)が都城市上町のご自宅に都城聾話学校を設立したことから歴史が始まりました。昭和10年に宮崎県に移管し、宮崎県立聾学校と名称変更いたします。その後、現在地への移転(昭和24年)、高等部の設置、幼稚部の設置等があり、校名も宮崎県立都城ろう学校(昭和30年)、宮崎県立都城さくら聴覚支援学校(平成20年)となりました。                                                                   
 現在は、幼稚部、小学部、中学部、高等部の4つの学部を有する聴覚支援学校です。幼児・児童・生徒の個性を重んじ、一人一人の障がいの状態や発達段階、特性等に応じた指導及び支援を行い、その可能性を最大限に伸ばすことで、自立して積極的に社会参加できる人間の育成を目指す教育を行っています。
 幼稚部から高等部まで15年間分の、子供たちが日々成長していく姿を楽しみに、教職員一同は熱心に教育活動に励み、子供たちとともに成長しています。
 また、乳幼児に対する教育の相談や、小・中・高等学校の聴覚に障がいのある子供たちへの通級指導教室、また御家族や学校への支援等も行っています。
 聴覚に障がいがあり、日常生活や学習、進学、就職等で悩みのある方、どうぞお気軽にお問い合わせください。学校見学も随時受け付けております。お待ちしています。

令和5年4月