2022年6月の記事一覧
2020/0630 とってもよい話
真夏の青空に入道雲。
猛暑です。
高等部の午前。教室では作業学習が行われました。
紙バックを作成する皆さんです。
皆さんの様子を見ているところに、小林高校の先生から次のようなお礼の連絡が入りました。
「今朝、こすもす支援学校の生徒さんが、小林高校生が落ちした定期券を学校の事務室に届けてくれたそうです。ありがとうございました。」
確認をすると、届けた生徒は
「はい。私が届けました。」
とニッコリ笑顔で答えてくれました。
そのさりげない話しぶりに、心が洗われるような爽やかな気持ちになりました。
定期券を落としてしまった小林高校の生徒さんは、このあと、直接、お礼に来てくれたそうです。(直接お礼を伝えてくれて、ありがとうございます。)
自然な交流が、とってもいいですね。
2022/0629 匠の技園芸体験(中学部)
本日の午前中、中学部のランチルームで行われた園芸体験。
園芸技能のマイスター3人に来ていただきました。
いづれも、花の専門家。
子供たち一人一人に、丁寧にご指導していただきました。
与えられた鉢に、土を入れたあとは、子供たちは指導を受けつつも、配置を自分で考えて自由に植えていきました。
百日草・サルビア・ツタ・・・そして玉砂利をしきつめると
なかなかの出来映えです。
どうだった?と聞くと
「楽しかった。また、やりたい。」
との明るい返事がありました。
やっぱり、土を触ること、美しいものを造ることはいいですね。
触覚と視覚を通して子供たちには感じることが多いにあったようです。
一方、こちらは、高等部。
ICTを活用して、埼玉県の県立戸田かけはし支援高等学校との交流授業の準備中でした。
まずは、自己紹介の資料づくり・・・
7月14日に第一回目の交流授業をする予定です。交流から、どんな広がりが生まれるか?
ワクワクします。
2020/0628 なすの成長
陽射しが肌を刺すようです。
高等部キャンパスの小学部農園にも、陽射しが降り注いでいます。
子供たちが定植した「なす」。
順調に育っています。
葉っぱは、やや、お疲れ気味。
ですが、たっぷりと栄養分を吸収して立派な「なす」が収穫できそうです。
本日、高等部の皆さんが、暑い中、草取りをしてくれていました。(ありがとうね。)
こちらは、午後の音楽の授業風景。
熱中症と感染症に気をつけて、換気をしながらエアコンで室温にも配慮・・・それにしても、子供たちは楽しそうです。
2022/0627 本当に夏が来た!
南九州地方は梅雨明けした模様とのニュースが入ってきました。
「そう言われれば、空の青さも、空気の熱気も・・・夏の感じ」
小学部56年生は、小林市営プールの予定でしたが、職員の体制がとれずに、急遽変更(すみません)。小林高校内の水洗い場で、水遊びを豪快に楽しみました。
ですが、
「うわー」「キャー」と言いながら、冷たい水の感触を楽しんでいた子供たち。
霧島の山をバックに、きれいに体を洗ってもらっていました。
そのままでいても、夏の陽射しに温まった風が子供たちの肌をなで上げてきれいに自然乾燥してくれそう・・・。
一方、夕方、高等部では水難訓練も実施。
今週、高等部もプールが始まります。
使用する小林高校のプールで事故が起こったという想定です。
(もちろん、そうならない方がよいのですが)
この緊迫感にはいつも感心します。
2022/0624 プール開き (東方小・東方中プール編)
時々ぱらつく雨・・・水泳は大丈夫かなーできるかなーと思っておりましたら、
予報通り雲のすき間から本格的な真夏の陽射しが降り注いできました。
今日は、待ちに待った小学部・中学部の併設校プールでの初泳ぎ・・・。
子供たちは、次第に広がる青空の下で、気持ちよく水泳の授業を楽しみました。
こちらは小学部。
「まずは、準備体操です。はい、足首を伸ばしましょう。」
ご指導する先生、横に付き添う先生の
サポートを受けながら、がんばってます。
人数を考えて、2グループに分け、片方のグループは体育館でゆっくりとウォーキング中でした。
こちらは中学部。
ちょうど、授業が終わったところ・・・
「どうだった?」と声をかけると
「はい。気持ちよかったです。」
と明るく元気に答えてくれました。
東方地区の水と空気は、子供たちを元気にしてくれます。
2022/0623 高等部産業現場実習 もうすぐ終了です
宮崎の夏がやってきた・・・と感じさせるような暑さです。
先週から始まった高等部の産業現場等実習も、今週で終了。
いろんな事業所で、成長していく生徒の皆さん。
先生方が巡回して、その都度、報告をもらいます。
こちらは、とあるバーガーショップでの実習の様子。
厨房の外から、作業の様子を見学しました。
トマトを丁寧にスライスしていく手際よさ・・・
店長様から「大変、真面目にやってくれます。教えたこともよく理解してくれます。」とのお言葉。(ありがたいですね)
働くということは、決して、簡単ではありません。
・気持ちのよい挨拶をして、職場の方と仲良くなる。
・作業の手順を覚えて、正確に続けていく。
・失敗した時に、ごまかさずに報告をして、どうしたらよいかを教えてもらう。
この実習期間を終えて、それぞれの課題も見えてくるはず・・・。また学校生活に戻った時に、やる気満々の表情を期待してますよ。
2022/6/21 中学部 進路学習
中学部の皆さんが、高等部に作業を見学にやってきました。
「進路学習」の一日。
小林市にバスをお借りして、事業所等を巡ります。(その途中高等部に立ち寄ってくれました。)
高等部の先輩方が丁寧に説明をしてくれました。(さすがです。)
中学部の皆さんが聞く姿勢も立派です。
高等部の皆さんにとっても、よい勉強になりましたね。
最後は小林高校の前から、見送りました。
2020/0621 今年初めてのプール
小学部5・6年生の初泳ぎです。
昨日の午前中。
場所は小林総合運動公園内の市営プールです。
水の感触を楽しみました。ぷかぷかと気持ち良さそう!!
外は小雨がふっていましたが、立派な室内プールですので、
問題なし。
気兼ねなく泳ぐことができました。
30分たったら・・・「休憩だよ」
の声にも、バシャバシャと泳ぎたがる子も・・・いました。
プールのスタッフの方々や先生方に見守られながら、たっぷりと楽しい時間を過ごせました。
よかったね。
2020/0620 小学部 音楽の授業風景
いよいよ本格的梅雨シーズン。
ついつい、気分が沈みがちになりますが
小学部の音楽の授業風景をみますと・・・
本当に楽しそう・・・。
担当の先生方のテンポのよい指導に
子供たちもしっかりと、調子を合わせて歌を歌います。
リズムに合わせて体を動かし、メロディーを奏でると
あら不思議・・・気持ちが軽ーくなっていきますね。
2022/0617 小学部 研究授業
梅雨の晴れ間も今日までかなあ。
空模様も、少々重たい感じ・・・
今日は、東方小に併設されている小学部で、研究授業が行われました。
廊下には、こんな素敵なオブジェが・・・(こうすると雨も楽しいイベントですね。さすが、小学部の先生方です。)
授業の目標やねらいは、子供さんに合わせて、丁寧に考えられた内容。
そして、使われた教具は、手作り。とても工夫されており、先生の真心を感じさせられます。・・・子供たちは喜んで授業に参加しておりました。
本県の初任研は2年間かけて実施されます。新採2年目の先生の授業を今年初任となるお二人がじっくりと勉強しておりました。
お二人に感想を聞くと
「中学部・高等部とはまた違いますね。」
小中高の縦の連携を図ることで、一人一人の子供さんがよりよく成長できるように支援をする。・・・これも本校の大切な教育方針。
必死に授業作りをする先輩教師の姿から後輩教師も学んでおりました。
2022/0616 小林市営プールの下見
梅雨の晴れ間が広がった本日、
小学部の先生方と小林総合運動公園の市営プールに伺いました。
小学部5・6年生11名を対象に行われる水泳の授業に向けた事前の打ち合わせです。
施設内のトイレ・更衣室をはじめ、
実際の使わせていただく際の動線を確認。
・トイレはどのタイミングでどのトイレを使うのか。
・車椅子の子供は、どこを通るのか。
・水泳終了後の着替えは、どんな段取りで行うのか。
などなど・・・
本当に素晴らしい施設。
関係機関のご協力とご理解には心から感謝申し上げます。
子供たちの喜ぶ姿が目に浮かびます。
2020/0615 き・ら・り作業所 in 中学部
今朝は中学部のランチルームにお邪魔しました。
ランチルームは、き・ら・り作業所として、様変わりしていました。
今週は月曜日から「進路体験実習」が行われています。
毎朝、このように朝礼を行います。
担当の先生から、一日の流れについて説明があった後に
当番の生徒が全体の進行をしていきます。
作業は、箱折り・箸磨き・ハンドモップ・縫製作業の4部門。
グループに分かれて行います。
作業が始まると・・・
黙々と集中して取り組む姿が、あちこちに
「先生、これでいいですか?」
「もう少し、ここを磨こうか。」
と
やりとりしながらも・・・
予想以上の作業効率で、ナント、材料が足らなくなった部門もでてきそう・・・だとか。
今週一週間で、どこまでできるか・・・挑戦が続きます。
2022/0614 お田植え祭 in 高等部キャンパス
梅雨にどっぷりと入りました。
今日の午前中、高等部キャンパスの駐車場に田んぼが登場!?
実はこれ、小学部の先生方が作られたミニ田んぼ。
「これから田植えをします。」
「この苗を目印の白いマークのところに植えていくんだよ。」
説明を聞く子供たちの姿は真剣です。駐車場の空気が変わりました。
「みんなで植えていこうね。根っこをしっかりと・・・」
慣れない手つきで、ドロの感触に少々驚きながらも・・・
定植していきます。
「ウワー。真っ黒だー。」
最後に「感想は?」と聞かれた皆さん・・・
「楽しかったです。」
「おいしいお米ができそう。」
「ドロで黒く汚れたけど、心は白くきれいです。(先生の名言)」
これから稲の成長を見るたびに、今日のドロの感触を思い出してくれることでしょう。
とってもいい体験ができました。
2022/0613 実習開始
梅雨入りしました。何だか肌寒い天候です。
今日から、高等部生は2週間の産業現場等における実習が始まりました。
朝から緊張の面持ちの皆さん。送迎の車に乗っていざ・・・
一日かけて、一通りすべての現場を見させてもらいました。
生徒の皆さんにとっては、初めてお会いする方々ばかり・・・作業内容も、練習はしてきましたが、やはり、本番は緊張しますよね。
「最初は、少し苦労していたようですが、だんだん上手になっていますよ。」事業主の方々からは、そんな温かい言葉をもらいました。
就労につながるように・・・頑張る姿がたくさんありました。
2022/0610 季節の変わり目
梅雨入りが近いのかなー
重たい雲が空に広がっております。
来週から、中学部では「進路学習」、高等部では「産業現場等における実習」が始まります。今日はその最終チェックが行われていました。
カタツムリです。かわいいですね。
そして、その後にはいよいよ水泳開始。
今、学校では、その準備を着々とすすめております。
例えば・・・
・プール使用上の動線の確認
・緊急時対応訓練
・感染症予防対策
季節は巡り巡って・・・繰り返しますが
子供たちは、その中で、成長をしていきます。
あのなすもこんなに育っています。
2022/0609 現場実習の準備
午前中、高等部の授業の一コマです。
「来週から始まる現場実習の事前練習をしてみましょう。」
担当の先生が説明をしているところでした。
「白い箱をつくります。それでは説明しますが・・・」
「DVDの説明もあるけど・・・」
・・・シーン・・・
「私の説明の方がいいですかね?」
(ウンウン)
みんなが思いっきりうなずきます。
そのやりとりがとっても素敵。
先生は、微笑みながら、自ら箱を折って説明をされました。
思うに、コミュニケーションをはかる上で、
言葉のやりとりはもちろん重要な要素です。
が、
言葉以外の要素、例えば、まなざし・表情・ジェスチャー・態度・雰囲気等が、実はとっても大切。リモート会議で、物足りないのはその部分です。
子供たちにとっても、DVDによるデジタルな情報よりも、先生の温かい指導の方が断然いいんだろう。・・・そう思いながら、一部始終を眺めておりました。
大切なことに気づかせてくれる子供たちです。
2020/0608 命を守る訓練
昨日は、「救急救命訓練」。そして、今日は授業参観の後に、「引き渡し訓練」を実施しました。
目的は、命を守り、命をつなぐこと・・・そのための大切なレッスンです。
支援学校の先生方は、この点については特に意識が高く、訓練といっても本番さながらの緊迫感。(私はいつも感心します。)
「胸骨圧迫開始! 1・2・3・・・」
意識のない人形に向かって
「おーい。戻ってこーい。!」と演技とは思えない・・・真に迫った言葉と動きです。
私も含め全員が胸骨圧迫訓練をおこないました。
本日の13:30「訓練です。・・・地震が発生しました。」校内放送を合図に避難行動が開始されました。
そして、二次避難の後、保護者に防災メールを送信。「子供さんを迎えにきてください。」
メールを見て、来校される保護者の方々。
引き渡しカードを確認して、子供さんをお渡ししました。
小学部・中学部・高等部のすべての児童・生徒が14:30には、保護者にお渡しすることができました。
人は、経験した以上のことはできません。ましてや、緊急事態の混乱状態では、パニックになってしまいがちです。
訓練の質を高めるための努力を続けていく必要を感じました。
保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
2022/06/07 授業風景
貴重な晴れ間が続きます。
こちらは、東方中に併設された中学部からの風景
手前には、中学部のこすもす農園。
背後には霧島の山なみがきれいに見えます。
いや、山に見られているような・・・気にもなります。
さて、こちらは中学部の「作業学習」。
ラミネートはがし、はかり、デザイン、紙ちぎり、紙すき
いろんな工程に分かれて作業中でした。
こちらは、小学部。
「何をするんですか?」
「はい、折り紙です。」
元気に答えてくれました。
中には「校長先生、お仕事がんばってください!」
と気遣ってくれる子供さんもいて・・・
(心根のなんと優しいことか・・・涙が出そうになりました!)
2020/0606 旅に思いを馳せて
昨夜来の大雨も上がり、日差しが出てきた午前中。
高等部の生徒の皆さんは、9月に実施予定の修学旅行について
先生から話を聞いておりました。
今年の修学旅行は、コロナ禍のこともあって県内コース。
ですが、かえって、県内のことを詳しく知るチャンスです。
今日は、その事前学習・・・ということで
修学旅行の目的や自主研修の計画を確認していきました。
2022/0603 あじさいの花
梅雨入り前の貴重な晴れ間が今日も・・・
子供たちの登校と朝の会の様子を廊下越しに見ておりますと・・・
窓に、あじさいの花を発見!
「校長先生、僕がつくったよ!」
と教えてくれました。
ちぎった色紙を丁寧に一枚一枚貼り付けていった様子がよくわかります。
「まるで、本物のあじさいの花みたいだね。」
梅雨の時期がくると、まるで、暦を見ていたかのように花を咲かせてくれるアジサイ。(自然の不思議を感じます。)
2022/0602 初任者研修2
朝から青空が広がり爽やかな風が吹きます。
本日の朝、行われた初任者研修の一コマ。
(年間通して計画的に実施されます)
今日は、小学部の「登校」から「朝の会」まで・・・日常生活の指導を参観する先生方です。
ご家庭から学校へ・・・担任・副担任の先生方は、子供たちの健康面・情緒面などご家庭での様子を伺い、学校での支援につないでいきます。
何気ない言葉かけにも・・・ねらいがあります。
(自分から考えて取り組むことができるように)
(自己有用感を高められるように)
(安心して挑戦ができ、失敗しても、次の成長につなげられるように)
この子がよりよく育つためには・・・
「何を与え、何を我慢させ、何を判断させるか」
ひとり・ひとりをよく見て、そして、ご家庭と目線を合わせて
考えていかねばなりません。
先輩方の一言一言に、耳をそばだてるふたりの先生方。 頼もしいですね。
2020/0601 卒業生の作品 ピクトグラム
6月に入り、高等部の皆さんは今日から夏服。
夏服のイメージカラーは「白」。
冬服のイメージカラーは「黒」。
黒から白へ・・・季節の変化を敏感に感じとり、生活の中に取り入れていく・・・それが、日本文化の原点・・・というお話を思い出しました。
「どのように見えるか。」「どのように聞こえるか。」「どのように感じられるか。」「どのようにイメージしているか。」
それは、人それぞれです。
だから、人はおもしろい。
だから、人とわかり合うのは難しい。
写真は、昨年の卒業生がつくった作品。あの東京オリンピックの競技を見て、その時のイメージのみで描いたピクトグラムです。
昨年の県高校総合文化祭で準特選を受賞し、県内外いろんなところに展示されておりましたが、やっと本校にかえってきました。
すばらしい作品です。校長室の前に飾っておきます。
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