日誌

2021年6月の記事一覧

五ヶ所小学校

前回、紹介した五ヶ所高原から1kmほど大分方面に行ったところに、旧五ヶ所小学校があります。

五ヶ所小学校は、明治8年に開校した歴史のある学校でした。標高も780mあり、(田原小学校は475m)田原小よりさらに300m高いところにあります。児童数減少に伴い、残念ながら平成22年に閉校となりました。今も校舎、運動場は残っており、かつては子ども達の歓声で包まれていた様子が目に浮かびます。






五ヶ所小学校からさらに奥に入ったところに、祖母山の登り口もあり、この地では毎年5月に山開きの神事やイベントも行われているそうです。

   ちなみに、ここも田原小学校校区になります。

五ヶ所高原 三秀台②

前回、紹介した五ヶ所高原 三秀台には、ウォルター・ウエストンという方を讃えた碑が建っています。ウォルター・ウエストン氏はイギリス人宣教師であり日本に三度長期滞在し、日本各地の山を登った登山家でもあり、日本アルプスの名付け親でもあるということです。高千穂町にも滞在し、祖母山にも登山し世界に紹介したと言うことで、記念碑が建てられたようです。

五ヶ所高原ではウエストン祭が毎年行われています。ちなみに、このウエストン祭は長野県上高地や新潟県糸魚川市など、全国各地で行われているようです。




 

 

 

また、平和記念碑も建てられており、昭和20年B―29が祖母山付近の親父山に墜落炎上し乗組員12名が亡くなったと言うことです。また、日本兵が操縦する戦闘機、隼もこの高原近くの河内の山中に墜落したと言うことです。日米両国の若い命が戦争によって失われたことを改めて思い、恒久の平和と両国の友好を願いこの碑が建てられたそうです。

 

 

このように自然に囲まれた、心安らぐ場所です。

この景観のある場所も田原小学校の校区になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五ヶ所高原 三秀台①

五ヶ所高原 三秀台

 田原小学校から北東に6kmほど行ったところに、五ヶ所高原 三秀台という大変見晴らしのよい場所があります。

5月21日に行われた、春の遠足では当初はこの場所に歩いて行く予定でした。しかし、宮崎県の緊急事態宣言発令のため場所を変更しての遠足となりました。(当日雨が降ったので、校内遠足になりましたが・・・)

三秀台とは、九州の秀峰「祖母山」「阿蘇山」「久住山」を一望できることから三秀台と呼ばれているそうです。田原小も標高475mと高いのですが、ここは標高約800mとさらに高い場所にあり、絶景ポイントです。


中央に見えるのが祖母山です。

 

 

 

祖母山・・・大分、宮崎、熊本の三県境に位置し祖母傾国定公園の中核 

 

標高 1756m 


   遠くにかすんで見えているのが久住高原です。空気の澄んでいるときは、もっとはっきり見えます。

中央かすんで見えているのが阿蘇根子岳です。

ここは、何と田原小学校の校区でもあります。

田原小学校は大変広い校区をもっています。