日誌

附属中のできごと

京都Scienceチャレンジ「ペーパーローラーコースターコンテスト」に参加!

10月26日(土)午後サイエンス部を中心とした中学生、そして附属中出身の高校1年生5グループが、「京都Scienceチャレンジ『ペーパーローラーコースターコンテスト』」に参加しました。これは、SSH指定校の一つである京都府立洛北高等学校・附属中学校が全国のSSH指定校を中心に呼びかけて実施しているコンテストで、全国の会場をZoomで繋いで「ペーパーローラーコースター」の作成を行い、その成果を競うものです。ペーパーローラーの用具は決められた紙とセロハンテープのみで、A3の大きさの段ボール紙のうえにコースターを紙で作り、できあがったコースター上をビー玉を転がして30秒以内でゴールすることを目標にします。さて、本校参加の5チームは、その日も朝から三々五々集まって検討していました。そして本番……結果は……。何と参加52チーム中、第1位重留啓秀さん・築地泉樹さん・冨吉創太さん・西畑宗一郎さん)・第2位大西琉生さん・小山田安里さん・長倉史拓さん)・第3位重留悠吾さん・田中史恩さん・平峯楓士さん)・第4位川本更さん・永田佳翔さん・前田桜佑さん・政野煌月さん)・第9位奥村知史さん・新増淳さん・恒松光太郎さん・福田遼さん)と、5チームともすばらしい成果を残しました。おめでとうございます。

 

  【第9位チーム】       【第4位チーム】

  

    【第3位チーム】          【第2チーム】       【第1位チーム】

科学の甲子園Jr.に向けて

10月26日(土)、技術室では科学の甲子園jr.全国大会に向けて、研修会が行われていました。宮崎県の代表となる本校2年生重留悠吾さん田中史恩さん平峯楓士さんの3人と、小松原中学校の3人が出された課題に対して、試行錯誤しながら取り組んでいました。この日は、顧問の先生以外に宮崎県教育委員会の先生、保護者、3年の先輩も顔を出してくださり、研修に一層熱が入っていました。隣の部屋では高校の科学の甲子園に向けて取り組んでいる附属中出身の先輩方も勉強会を行っていて、SSH初年度である本校の今まで培ってきた力、そしてこれから伸びていく力をひしひしと感じた時間と空間でした。科学の甲子園jr.の全国大会まであと40日ほどになりました。6名の県代表の皆さん、頑張ってください!

 

 

3年生、理数科課題研究発表会に参加する

10月25日(金)13:00から、今年度の高校理数科課題研究発表会が開かれました。中高一貫校である本校では、毎年中学3年生も参加しています。3年生にとっては、来年度、理数科1年生になるわけですから、理数科の先輩方の研究を見て聞いて、肌で感じるよい機会の一つです。課題研究発表は、生物・数学・物理・地学・化学の五つの分野で予選を勝ち抜いたひとチームずつが発表します。それぞれのチームの研究メンバーを見ると、附属中出身の先輩方もたくさん名前を連ねていました。義友会館に集った高校理数科1・2年生と附属中3年生。発表されたのは以下のテーマでした。

 【生物分野】チドメグサと止血効果   【数学分野】株価予想   【物理分野】航空機の推力について

 【地学分野】シラスが消臭効果を発揮する条件   【化学分野】BZ反応における二重構造の解明と反応制御

それぞれ時間をかけてチームで研究を進めてきた発表で、とても聞き応えがありました。また、それぞれのチームに対して、いくつかの質問もあり、熱心に発表を聞いている姿が印象的でした。高校2年生になったら、3年生もまさに同じ場に立って発表をすることになります。3年生が卒業論文を進めるに当たってもよい勉強になったのではないでしょうか。

 

 

 

日本学生科学賞の取材がありました

10月24日(木)放課後、讀賣新聞社主催「日本学生科学賞」の県審査で入賞した本校3年生の二人に取材がありました。受賞したのは、下沖由依さん(県知事賞)恒松光太郎さん(県教育長賞)です。それぞれ、自然科学探究で進めてきた研究内容を応募したところ、すばらしい賞の受賞となりました。この日の取材については、11月に読売新聞紙上で発表されるとのこと。おめでとうございます。

福祉交流体験学習~1年生:高齢者施設訪問、3年生:保育園こども園訪問

前日、「宮崎県に線状降水帯発生」という報道もあり、天候を心配したのですが、10月23日(水)は晴れときどき曇りとよい天気に恵まれ、福祉交流体験学習1年生高齢者施設10カ所3年生保育園・こども園10カ所をそれぞれ訪問させていただき、多くの学びを得ることができました。

1年生は、9月の都泉祭後から、総合的な学習の時間にキャリア探究・福祉の学習に取り組み、障がい者や高齢者について学びを重ね、そのうえで今回の高齢者施設訪問に臨みました。各施設での注意事項などを事前学習したうえで、施設によっては何か出し物を考えて披露した班もありました。目線を合わせてそばで話をしたり、体操やゲームを一緒にしたり、おやつ・お茶の時間の準備片付けをしたりと、みんな一生懸命に取り組んでいました。お花を生けたり作品を作ったりした人たちもいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生は、10月に入ってから総合的な学習の時間のキャリア探究・福祉の学習として、保育士さんのお話を伺ったり、読み聞かせの練習をしたりと、保育園・こども園訪問に向けて学習を重ねてきました。自分たちもかつて保育園やこども園でお世話になり、成長を重ねてきて今があります。幼いころのことを思い出しつつも、今、成長した自分の立場での乳幼児に対する学びが多くありました。一緒に遊んだり、話をしたり、何かを作ったり、外遊びをしたり、食事の世話をしたりと、全体を見回しつつも、子どもの目線で活動していました。園児たちにとって、お兄さん、お姉さんと遊ぶのはとても楽しいようで、園児たちと泥まみれになって楽しく遊んでいる姿も見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お忙しい中、本校の生徒たちを受入れ、ご指導いただいた、各施設・各園のみなさまに心からお礼と感謝を申し上げます。生徒たちにとって、今回の経験はこれからのそれぞれの道を進むときに価値ある大きな学びとなることでしょう。本当にありがとうございました。