日誌

2016年6月の記事一覧

海のロマンを伝える講演会

本校は、海洋教育科を進めていく上で、他教科や領域とも連携させながら、内容を進めています。

今日は、「内野加奈子」さんに来ていただき、『ホクレア ~星が教えてくれる道~ 』と題して、児童や保護者、地域の方にお話をしていただきました。
このホクレヤとはハワイの古代カヌーのことです。この古代カヌーを使って、ハワイから日本までのⅠ万3千キロの航海について、どのように航海したのかをその時の映像やお話、ワークショップで分かってもらう内容でした。

内野加奈子さんは、その時の日本人クルーでしたので、その時の様子を臨場感あふれる形で話をされました。



これが、古代カヌー『ホクレア』号です



全校児童を対象にお話をしていただいてますので、途中クイズを入れたり、星の見つけ方では、ワークショップを取り入れたりしてくださったりしたので、2時間があっという間に過ぎました。



内野さんは、ハワイ大学で海洋学を学ばれ、アメリカの教育機関と連携しながら、数多くの航海に参加されるほど、多忙で、海洋学関係では有名な方です。
今回は、市木地区でつくっている『森と海の間のアカデミー』というグループの働きにより、このような有名な方をお招きすることができました。



中央が、講師をしていただいた「内野加奈子」さん、右側が、アカデミー代表の「渡邊亜美」さんです。

秋山小5年生との楽しいふれあい活動

秋山小学校の5年生とは、これまで水質調査を通して、交流を行ってきました。
今日は水質調査という活動では、最後になるので、給食と昼休みを使って、楽しいふれあいの時間にしました。

秋山小学校では、なかなか全校で給食をとることがないそうですので、本校のランチルームで楽しく給食をとりました。



給食が終わった後は、みんなで外の遊具広場で一緒に遊びました。秋山小学校の5年生も本校の児童も笑顔いっぱいでした。



秋山小学校の5年生の皆さん、これからも気軽に市木小学校に来て、一緒に勉強をしてくださいね。

水質調査合同報告会(秋山小)

本校と秋山小学校は、串間の河川(市木川・秋山川)の水質調査をしてきました。
6月3日(金)に日南保健所の方に来ていただき、水質調査の事前学習会を開催しました。
6月7日(火)は本校が市木川の水質調査をし、秋山小は翌日秋山川の水質調査をしました。

そして、本日、その調査結果を両校が市木小学校で調査結果を報告しました。

最初に日南保健所の野中さんから、これまでどんなことを学習してきたか、復習の意味で振り返りました。その後、どのようにまとめていったらよいか、説明がありました。





その後、市木小も秋山小もそれぞれに分かれて、まとめ作業に入りました。







みんなそれぞれの視点(事前の音、風景、水の透明度、臭い、きれいさ、水生生物)で感想やデータを模造紙に書いていました。
代表的なものを載せると





1番目の結果が市木川のもの、2番目の結果が秋山川のものです。

みんなそれぞれに上手には発表をしていました。これは市木小の発表です。



次が、秋山小の発表です。



最後は、日南保健所の方から、これまでの取組に対しての講評を頂き、児童たちは保健所の方にお礼の言葉を述べました。



日南保健所の方々、いろいろ教えていただきありがとうございました。

ヒゴタイ苗の贈呈式

住友ゴム(株)という会社は、企業全体で環境保全に取り組んでいる会社ですが、その中で、絶滅危惧Ⅱ種になっている「ヒゴタイ」という植物の保護育成活動を進めています。

本校は、環境教育にも取り組んでいるので、今回この「ヒゴタイ」の保護育成活動に参加しました。

住友ゴム(株)の総務担当の方に連絡をして、準備をしてもらい、本日を迎えました。

都城より来ていただきましてので、贈呈式を全校児童と職員で行いました。

贈呈式の進行は、5年生の「若松君」が行いました。
まず、校長の私が、住友ゴム(株)について紹介を簡単にしました。



その後、総務担当の「丸山さん」から、住友ゴム(株)という会社がどんなことをしているのか、プレゼンを使い、説明がありました。



次に、ヒゴタイのことについて、説明をしてもらった後、5年の西岡さんが代表で、ヒゴタイの苗を頂きました。



生憎の雨で、すぐすぐ苗の植栽作業に移ることができず、急きょ、質問タイムを設けて移植のタイミングを計りました。贈呈式の最後は代表で工藤君がお礼の言葉を述べた後、児童みんなで感謝の言葉を言いました。



雨と雨の合間をぬって、代表で5年生のみ、5つの苗の植栽を行いました。全部で50苗を準備してもらいましたので、晴れた時を狙って、残りの苗は植栽することにしました。







住友ゴム(株)の総務担当の丸山さん、ほか緑化担当の皆さん。
本校のために貴重なヒゴタイを準備していただき、本当に感謝しております。今後はこのご縁をもとに保護育成のためのアドバイス等をよろしくお願いいたします。

スクールコンサート(秋山小学校との合同)

クラシック音楽に普段から接することが少ない児童たちに、今回、秋山小学校と合同で鑑賞教室を開き、音楽への理解や、演奏会のマナーについて考えてもらう機会としました。
また、秋山小学校の児童とは、今年になり、いろいろ交流を図っているので、給食や昼休みも交流し友情を深めるために行いました。

朝から雨が降り、移動に関しては悪い状況でしたが、マイクロバスとジャンボタクシーで校長を除く全児童、全職員で秋山小学校に行きました。

秋山小学校では、全児童が出迎えてくれました。

10時過ぎから、立派な体育館に入り、スクールコンサートを待ちました。

今回のコンサートは、ARUKUという3人グループのクラシック音楽が中心でした。



演奏者は、北村美保さん(フルート、オカリナ)  柏田ゆかりさん(ピアノ)  永野朱美さん(ソプラノ)の3人です。



演目はサウンド・オブ・ミュージックをスタートに、クラシックの音楽をはじめ、懐かしのメドレー曲、休憩を挟んで、リコーダー演奏やジブリメドレー、等が演奏されました。



アンコールとして、『鬼のパンツ』『となりのトトロ』『さんぽ』がありました。
最後に、本校5年生の若松君が、秋山小学校のお友だちとお礼の挨拶をしました。





お昼は、秋山小学校のお友だちと交流給食をとりました。
みんな、食事しながら楽しく会話をしていました。



お昼は、交流を深めるために昼休み時間にみんなで遊びました。


風水害を想定した非常時訓練

午前中は、県の土木事務所が土砂災害防止教室をあり、それを受けて、午後は早速風水害によって、下校時の安全が確保できないという想定で、保護者の方の協力を得ながら、緊急時の対応を訓練しました。

前々日より降り続いた雨が、川の水嵩を増やし、午後にはさらに雨が強くなったという想定で、実施しました。

午後13時半、校長と教頭は、市木川の支流、石原川、海北川に確認にいきました。危険水域を越す勢いでしたので、13時50分帰校後すぐに職員を招集、緊急の職員会を開きました。
そこで、結果を報告、すぐさま、生徒指導主事がそれぞれの係分担を確認、担任はすぐ教室に戻り下校の指導と準備、教頭は保護者に迎の依頼メールを送信。

14時5分には引き渡しの準備ができました。





しばらくすると、保護者が迎えにどんどん来られました。





最後の方が来られたのが、14時25分頃でしたので、スムーズな訓練でした。

その後に反省会を開いたときに、雨が降っているので、その時の誘導の仕方や確認、できるだけ時間をかけずに引き渡す事が必要だという声が出ました。

土砂災害防止教室

児童の防災意識を高めるために、6月の土砂災害防止月間にあわせて、本校の児童に土砂災害に関する教室を宮崎県串間土木事務所に開催してもらいました。

教室は、11時15分から12時の間に開かれ、 県串間土木事務所の職員、市危機管理課の職員の方が来校され、資料やプレゼンで土砂災害がどのように起こるのかを説明されました。

最初に、土砂災害についての解説、市木地区の避難場所について説明がありました。





質問タイムやスライドでは、市木川の氾濫の様子など紹介がありました。

その後、雨量計やホイッスルなどの記念品の贈呈があり、代表で5年の「工藤君」が、お礼の言葉として、代表で5年の「大下さん」がそれぞれ前に出て、役を務めました。




市木川の水質調査(海洋教育科)

朝から、少し曇り空だったのですが、本日は児童たちの思いが通じたのか、少しずつ晴れ間が出てきました。

朝、市木川に架かっている「古都橋」の近くに集合しました。

日南保健所から「野中さん」「黒木さん」「稲澤さん」「花田さん」の4人、全校児童、職員6人が参加しました。




最初に野中さんが、今日行う調査のことについて、簡単に説明をされた後、早速調査に入りました。現在、市木川は護岸工事が入っている関係で、川は黄土色に濁っていました。しかし、保健所の方が、事前に濁る前の水を採取されていましたので、本来の水に近い状態で透明度を調べることができました。



普段は50数センチ下のものが見えるという事でした。

その後、パックテストで汚れ具合を調べたところ、きれいな水質であることが分かりました。
これは、とてもきれいな水質の2番目にあたる水質です。

次に、水生生物を採取しました。








白いバットとル-ぺをもち、水生生物が載っている指標カードを見ながら、水質を判定しました。
どんな生物が、何匹いるのかをグループ別に調査しました。
サワガニ、ウナギの稚魚、ハゼ、エビ、などなど



調査した後は、日南保健所の方から、今回の調査の結果について、お話がありました。

プール開き

天気はすぐれませんでしたが、児童たちが楽しみにしていたプール開きを本日行いました。

プールサイドで開会行事をすると寒くなるだろうと、開会行事は特別教室で行いました。
最初に、校長が話をしました。目標をもつこと、ケガのないようにする事の2点です。



次に、担当の松井先生がプール使用上の注意をしました。




その後は、プールに移動して、準備運動、シャワーを浴びて、入水しました。

今年初めてとあって、児童たちははしゃいでいました。
楽しそうに水慣れをする児童の笑顔が印象的でした。





学級指導(食育指導) 「なんでもたべよう」

丈夫な体をつくるために、何に気を付けたらよりかを学習しました。


今日は特別に栄養教諭の「津曲先生」に来ていただき、望ましい食習慣を作るために、どうしたらよいかを一緒に児童たちと考えていきました。

津曲先生は、これまでも本校の学校保健委員会などで、栄養バランスのことを話に来られています。


二人の児童の様子から、朝の食事には何が必要か、二人の食事は何が違うのかをペープサートをつかって学習は進みました。食べ物の働きによって「赤」「黄」「緑」に色分けされたものを、食事の内容から児童たちは見つけ出していきました。






合同事前学習会(水質調査のための)

水質調査のための事前学習会を、2校時・3校時を使って、秋山小学校5年生5名の児童と行いました。

この調査は、本校ではこれまで環境教育の一環で行ってきましたが、日南保健所の申し入れがあり、日南保健所と連携して実施したものです。

秋山小学校5年生とは初めて行う学習会でしたので、最初はかなり緊張していました。

日南保健所衛生環境課からは、担当の野中さんと黒木さんに来ていただき、水の循環、川の役割、使った水や排水の浄化について説明してもらい、児童たちは水辺調査が何故必要かを学習しました。





第1部の学習の後に、せっかくお友だちが秋山小から来ましたので、グループ別の自己紹介、フリータイムの時間を取りました。少しはお互いに話をしていたようです。




その後に簡易水質検査の実験を交えながら、水辺調査の予習をしました。







上の写真は、学習中に濁った水(右手)を準備しておいて、二枚貝を入れておいたところ、終わる頃になったら、すみきった水になった(左手)ことを紹介されました。動物が水をきれいにする例を示してくださいました。

この学習は事前学習で、次は実際に調査を来週行います。晴れてくれることを祈るばかりです。

最後に全員で、集合写真を撮りました。二枚目は秋山小学校の校長先生と担任、児童たちです。