長文ですが、是非、最後までお読みください。
心がほっこりになりますヨ! (^o^)
ある日、一年生の保護者様から、お電話をいただきました。
「校長先生、嬉しくて電話しました。」
「うちの子(一年生)がこけてけがしていたら。」
「通りがかった、登校班の班長さんや上学年の子どもさんが、みんなで、お世話してくれたのです。」
「班長さんは、ランドセルをしょって、子どもを連れ帰ってくれました。」
「明道小って、こんなに、ステキな学校なのですね。」
「子どもが、みんなに大切にされて、とっても嬉しくて電話しました。」
「ありがとうございました。」
校長として、このように、「子どものすばらしい活動」を「お褒めいただくこと」、それをわざわざ、お電話でお知らせいただくこと、とってもとっても、嬉しいことです。
早速、登校班の班長さんを頼りに、「すばらしい」子たちを捜索。
すぐに「すばらしい子」たちに、たどり着きました。
1)4年生の班長さん(男子)
2)4年生の女子
3)5年生女子
4)6年生男子
5)6年生男子
なんてことでしょう!
1年生一人に、これだけの子ども達が心配で、関わってくれたのですね。
一年生も、不安がふっとんだことでしょう。
みんなで、ランドセルしょって、その子を家まで届けてくれたのですね。
涙が出るような、シーンですね。
さて、その子達の偉業を全校放送でお知らせし、個別に、感謝状などを届け、この話題も一段落かな、と思っていました。
すると・・・。お便りが届きました。匿名で紹介します。
【お手紙概要】
お世話になります。
先日は、ご丁寧にお手紙を頂き、ありがとうございました。
出来事を知り、とても嬉しく、たくさんたくさん、ほめました。
勉学等はもちろんですが、人として大切にしてほしい部分が自然にしてあげられることが、何より嬉しかったです。
校長先生が、このことを、伝えてくださることで、子どもとの会話を共有することができました。
私達大人も、今の世の中のせいにすることなく、人と人とのつながりを大切に、子ども達に伝えられる一人でありたいと思うことでした。
いつも、明道っ子のために、ありがとうございます。
・・・本当ですね。
みんな、みんな、この子達のように、温かな心をもって、人と接してくれたら、きっと、もっともっと、住みよい社会になることでしょう。
校長も久しぶりに体感した、「ありがとうの連鎖」でした。
やっぱ、「ありがとう」って、すごい力をもっていますね。
で、お二人のお母さんに、校長から、「感動を、ありがとうございます。」です。
by 校長
日本人はみんな、ここ数日、次の一文を、頭に思い浮かべ続けていたのでは?
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。」
(平家物語 冒頭部 :「祇園精舎の鐘の音は、全てのものは変わりゆき、同じところに留まることはないという悲しい響きがある。)
たくさんの期待された選手たちが、次々に、悔し涙を流す中。
やってくれました。歩夢さん!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
昨日は、校長、全校放送で、児童に、アナウンスしました。
「10:30から、12:00まで。時間もちょうど合います。ぜひ、みんなで、平野歩夢さんや他の選手のスケボーの活躍を応援しましょう!」
きっと、多くの子どもたちが、あの、すごい、「逆転劇」を「生で」、目撃したことでしょう。
ちなみに、スケボーでの、金メダルは、日本人「初」です。
そして、さらに、すごいことは、スケボー界の世界一のレジェンド。「シェーン・ホワイト」さんです。
今回の「引退試合」は、残念ながら、「4位」で終わりましたが、レジェンドの「最後の走」に、全観客が総立ちで「拍手・声援」を送った時は、鳥肌が立ちました。
世界中が、活躍を認める、スケボー界のレジェンド、シェーンホワイトさん。
※ スケボーが今のように、スポーツとして世界的に認知されたのは、シェーン・ホワイトさんの活躍によります。平野歩夢さんも、シェーンさんに憧れて、この世界に入ったことでしょう。シェーンさんの年収は、スケボー関係で、現在、10億円とも言われています。世界の「ボーダー」のレジェンドが、シェーンさんなのです。
その、レジェンド、シェーンさん、新しい金メダリストの平野歩夢さんを、抱きしめ、頭を撫でて、祝福してくれました。
あ・・・時代が・・・変わっていく・・・。
一人、「感動に震え」、「大声で声援し」、「やった!と叫んだ」校長は、しみじみと、移りゆく時代の流れを、感じていたのでした。
その時、校長の頭の中には・・・。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。
高校入試で、必死で覚えた名言(平家物語)が、こんなところで、浮かんでくるとは (^^;;
日本人選手団の皆さん、きばいやんせ!
勝負に負けても、心が挫けたら、いかんばい!
・・・子どもたちは、あなたに、自分の夢を託して、一生懸命、応援しちょるよ!
by 校長