庄内小ニュース
1・2年生 秋の遠足!高千穂牧場でバター作り
先週の金曜日、さわやかな秋空の下、1・2年生が高千穂牧場へ秋の遠足に出かけました。出発前は少し雨が心配されましたが、現地は心地よい秋風が吹きわたり、活動に最適な一日となりました。高千穂牧場の広大な草原で、子どもたちはのびのびと駆け回ったり、動物たちと触れ合ったりして楽しみました。あふれるほどの笑顔がそこかしこで見られ、自然の恵みの中で五感をフルに使って活動する様子が大変印象的でした。今回の遠足の楽しみの一つがバターづくり体験でした。生乳を容器に入れて懸命に振るうち、だんだん固まっていく様子に、子どもたちは目を輝かせて夢中になっていました。全員が無事にオリジナルのバターを完成させ、お土産として持ち帰ることができました。食べ物の大切さや身近な食材の変化を実体験から学ぶ、貴重な機会となりました。現在、1年生は生活科で「あきをさがそう」の学習を進めています。高千穂牧場の豊かな自然は、まさにその学びの舞台となりました。子どもたちは、牧場の片隅でどんぐりや色づいた落ち葉を熱心に見つけ、手のひらに乗せて秋の訪れを感じていました。笑顔、発見、そして体験が詰まったこの遠足は、子どもたちの心身の成長に大きな実りをもたらしたと確信しています。
宿泊学習前の交流会(5年生)
9月22日、宿泊学習を前に庄内小、菓子野小、乙房小の5年生が乙房小に集まり事前交流学習を実施しました。バスが乙房小学校に到着すると、乙房小の児童の皆さんが温かい拍手と笑顔で迎えてくれ、胸が熱くなりました。体育館での事前交流会がスタート。学習班、生活班、そして係ごとに分かれ、計3回の自己紹介タイムで互いの顔と名前を確認しました。この顔合わせで、宿泊学習当日への不安が期待に変わり、グッと距離が縮まったようでした。さらに、最後に行った「じゃんけん列車」では、体育館が歓声に包まれ、一気に一体感が生まれました。宿泊学習では、この交流で芽生えた友情の輪を広げ、最高の学びと思い出を持ち帰ってくれることを期待しています。
※宿泊学習(10/3~10/4)の様子は後日アップします。
伝統文化を学ぶ!6年生 夫婦(みと)踊り体験
9月29日(月)に、6年生が関之尾地区の伝統文化「夫婦(みと)踊り」の練習を行いました。講師として、関之尾地区にお住まいの*末原 鶴雄様(95歳)と奥様の圭子様(88歳)をお招きしました。まず、末原様から夫婦踊りの歴史について貴重なお話を伺いました。この踊りが約700年前から受け継がれている伝統あるものであること、そして、関之尾の滝を舞台にした夫婦の物語から生まれた郷土の踊りであることを教えていただきました。子どもたちは、地域の歴史の深さに改めて触れることができました。
次に、いよいよ踊りの練習です。男女ペアになり、男性は傘を、女性は扇子を持って踊ります。初めは少し動きが硬かった子どもたちでしたが、末原様ご夫妻の温かく丁寧なご指導のおかげで、次第に振り付けを覚え、リズムに乗って上手に踊れるようになりました。伝統の踊りを身をもって体験し、地域の文化を学ぶ貴重な時間となりました。末原様、圭子様、ありがとうございました。
ナップザック作り!5年生の挑戦
先日、5年生が家庭科の授業でナップザック作りに挑戦しました。今年も、地域のボランティアとして山元洋裁教室の皆さんがお手伝いに来てくださいました。ミシンの使い方から、アイロンのかけ方、ひもの通し方まで、一つひとつの工程を丁寧に教えていただきました。おかげで、子どもたち一人ひとりが、自分だけのナップザックを綺麗に仕上げることができました。自分で作ったナップザックを背負った子どもたちの表情は、とても誇らしげでした。「早くこれを持ってどこかへ出かけたい!」と嬉しそうに話している姿は、見ているこちらも温かい気持ちになりました。子どもたちの学びを温かくサポートしてくださった山元洋裁教室の皆様に心より感謝申し上げます。
3年生が福祉体験学習を行いました
9月18日(木)、3年生が体育館で福祉体験学習を実施しました。都城市社会福祉協議会の方々をはじめ、地域の民生児童委員や軽スポーツ指導員など、多くの方々にご協力いただき、カローリング、オーバルボール、ボッチャなどの軽スポーツを体験しました。さらに、福祉施設から来校された高齢者の方々もゲームに参加し、一緒に活動することで交流を深めることができました。誰もが楽しめるように工夫されたルールや道具のおかげで、子どもたちが互いに助け合ったり、優しく手助けしたり、応援したりする温かい姿がたくさん見られました。今回の体験は、子どもたちにとって、誰にでも優しく接する心や、心の通い合うことの大切さを学ぶ非常に貴重な機会となりました。