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2026年1月の記事一覧

校内駅伝競走大会を実施しました

 1月16日(金)校内駅伝競走大会を実施しました。朝は霧が濃く立ち込めていましたが、時間の経過とともに空は晴れ渡り、真冬とは思えない穏やかな天候の中、澄んだ青空のもとで大会を開催することができました。

 当日は朝一番に会場設営からスタートしました。長机や観覧席の準備、放送用機材の設置、レーンの整備など、すべてを生徒たち自身の手で行いました。遠方から来場される方々を迎えるためにも、最後まで丁寧に取り組む姿が見られました。会場が少しずつ整っていくにつれ、生徒たちの表情も引き締まり、これから始まる駅伝大会に胸を高鳴らせている様子が伝わってきました。

 開会式では、赤チーム・青チームそれぞれのキャプテンによる元気な選手宣誓が行われ、「これまでの練習の成果を存分に発揮すること」を力強く誓いました。堂々としたその姿に、会場からは大きな拍手が送られました。その後、準備運動と注意事項の確認を終え、キャプテンを中心にチームごとに自己紹介や走順決め、コース確認を行いました。慣れない役割に戸惑いながらも、お互いに声を掛け合い、どのチームにも自然と笑顔があふれていました。

 実はこの時、教職員および関係機関の職員で構成された「黄色チーム」も、オープン参加として静かに準備を進めていました。若者たちに負けない走りを見せられるのか、大人チームも少し緊張しながらスタートの時を待っていました。

 そして時刻は11時。実況を担当してくださった先生の軽快な声掛けとともに、いよいよレースがスタートしました。3チームの第一走者が横一列に並び、園長先生の号砲と同時に、大勢の応援者からの拍手と「がんばれー!」という声援が響き渡りました。

 コースは1周300メートル。選手たちは、それぞれ割り当てられた距離を走り、たすきをつないでいきます。短い選手は0.5周、長い選手は7周と距離はさまざまでしたが、全員が自分に託されたたすきを責任をもって次の走者へとつなぎました。練習中は苦しさから歩いてしまうことがあった選手や、本番を前に不安を口にしていた選手も、この日はたくさんの声援に背中を押され、一歩一歩前へと進んでいきました。その姿に、教職員や他の生徒、応援者の声も次第に熱を帯びていきました。

 レースは一進一退の展開となりましたが、中盤で抜け出したのは赤チームでした。青チームと黄色チームも懸命に追い上げましたが、その差はなかなか縮まらず、赤チームは他の2チームに約2周の差をつけてアンカーへとたすきをつなぎました。アンカーの選手は、苦悶の表情を浮かべながらも、最後まで必死に走ります。青チームのアンカーにもたすきが届きました。持ち前の体力と走力で差を一気に詰め、2周あった差を1周まで縮めていきます。このまま更に追いつきたい青チームでしたが、開いた差を縮めることは難しく、赤チームが1位でゴールしました。ゴールの瞬間、会場は大きな拍手と歓声に包まれ、アンカーの選手は達成感に満ちた笑顔を見せてくれました。

 しかし、青チームのアンカーに、ここで思わぬアクシデントが起こりました。右足がつってしまい、走れなくなってしまったのです。これまでの練習の疲れに加え、アンカーとして全力を尽くした結果、体が限界を迎えていました。

 青チームの仲間はもちろん、赤チームの生徒たちも集まり、「大丈夫?」「ナイスランだった!」「最後まで頑張れ!」と、温かい声掛けが次々と送られました。会場全体が見守る中、一度は途中棄権もよぎりましたが、アンカーの選手は再び立ち上がり、ゆっくりと走り始めました。その姿に応えるように、他のメンバーも後ろから寄り添い、ともに走り出しました。チームの垣根を越えた声援と拍手に支えられ、青チームのアンカーは無事にゴールすることができました。仲間を思いやり、最後まで支え合う姿は、会場に大きな感動をもたらしました。


 閉会式では、結果発表と表彰が行われました。勝ち負けに関わらず、全力でたすきをつなぎ切ったすべての選手に、惜しみない拍手が送られました。大会を通して得た経験や仲間との絆を、これからの学校生活に生かしていくことを確認し合い、駅伝大会は幕を閉じました。

 最後に、本大会の実施にあたりご協力いただきました関係機関の皆様、ご来場いただいた皆様、そして遠方より選手として参加してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご支援と声援が、生徒たちの大きな力となりました。今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

3学期がスタートしました

 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 本校のホームページでは、始業式の記事より、新しい1年がスタートいたします。

 1月7日(水)3学期の始業式を行いました。

 始業式では、代表生徒3名が新年の抱負を発表しました。1人目の生徒は、漢字検定で上位の級を取得することや、実力テストで300点以上を目標に日々の学習に励むことを挙げました。また、整理整頓や自主起床を心がけること、相手に固執せず他人事に過度に関わらないことでトラブルを避けたいという、生活面での目標も語られました。

 2人目の生徒は、数学の連立方程式をより深く理解し、どのような問題にも対応できる力を身に付けたいと話しました。また、人に流されることなく、自分の考えを大切にしながら、敬語を意識して使うことを目標に挙げました。

 3人目の生徒は、周囲をいらいらさせないよう言葉遣いや態度に気を付けること、危機感をもって勉強に取り組むことを発表しました。感情をコントロールし、安定した生活を送る中で、自分にできることを精一杯頑張りたいという決意が語られました。

 新年にふさわしい前向きな目標が元気よく発表され、聞いていた生徒たちからは大きな拍手が送られました。生徒一人一人が自分事として受け止め、自身の目標を改めて見つめ直す良い機会となりました。

 校長先生からは、1学期に示した「応援される人になろう」という目標を踏まえ、その次のステージとして「嫌・苦手・困難にチャレンジしよう」という新たな目標が示されました。特に、2学期から取り組んでいる長距離走について触れ、「長距離走は自分との戦いであり、『嫌だな』『サボりたいな』という気持ちに負けないことが大切である」とのお話がありました。また、校長先生ご自身の経験をもとに、確かな目標をもつことの大切さが語られ、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。

 また、園長先生からは、「今自分が置かれている現状を振り返り、過去の自分を見つめ直しながら内省を深めてほしい」と激励の言葉が送られました。自分の責任を自分で取れる人に成長してほしいという、園長先生の願いが強く伝わってきました。

 その後、4時間目には避難訓練を行いました。今回の訓練では火元を食堂と設定し、どの避難ルートを通るべきかを改めて確認しました。その後、消火器の使い方を実践を交えて教えていただき、「ピン・ポン・パン」の掛け声に合わせ、生徒たちは手際よく消火活動に取り組みました。

 

 火災はいつ、どこで起こるかわかりません。特に空気が乾燥するこの時期は、火災発生の危険性が高まります。今回の避難訓練は、いざという時に自分の命を守る行動について改めて考える、非常に意義のある時間となりました。万が一そのような場面に遭遇した際には、今日の避難訓練や消火活動訓練を思い出し、落ち着いて行動してほしいと思います。

 

 さて、3学期は1年間のまとめの学期であると同時に、次の学年などの新たなステージへ進むための大切な一歩を踏み出す時期でもあります。始業式で語られた一人一人の目標や、「嫌・苦手・困難にチャレンジしよう」という学校全体の目標を胸に、日々の学校・学園生活を大切に積み重ねていってほしいと思います。教職員一同、子供たちが自信をもって次のステージへ進めるよう、一丸となって全力で支えてまいります。