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「NIE実践校」2年目になりました

◆梶山小は、三股町教育委員会と宮崎日日新聞社から「NIE実践校」として2年間の指定を受けています。本年度が最終年度2年目となります。昨年度から2年間、新聞を活用した教育の実践を進めています。

 せっかく指定校になりましたので、新聞が子供たちのためにどのように活用できるかを考えながら、無理なく取り組んでいるところです。

 

◆NIE(Newspaper  in  Education)とは、学校で新聞を教材として活用する活動のことです。1930年代にアメリカで始まりました。日本では、1985年に静岡県で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、

①社会性豊かな青少年の育成

②活字文化や民主主義社会の発展

を掲げて、全国で展開されています。

 

 

◆今後も、全校や各学年でのNIEへの取組については、「学校の様子」で紹介していきますが、以下の3点については、本ブログでお伝えし、本校のNIEへの取組の進捗状況を知っていただきたいと考えています。

①本校では、NIEにどのような考えで取り組んでいるのか

②NIEの大会や発表会の紹介

③本校のNIEへの取組の進捗状況

*写真は、6年生の学年掲示板(NIEへの取組の様子)

下半期(10月~1月)のNIEの取組を振り返って

 下半期(10月~1月)のNIEの取組を振り返ってみます。

 この4か月間、梶山小はどのような視点でNIEに取り組んできたかを振り返ります。

①おとな新聞、こども新聞にふれてきました。

 9月から12月まで、梶山小では、毎週、こども新聞が全校児童一人一人に配付されました。おとな新聞(通常の新聞)も、全国紙4社と宮崎日日新聞社の合計5社から毎日5部ずつ配達されました。こども新聞や全国紙に初めてふれたという児童も多かったようで、今回、貴重な経験ができたと思います。

 現在も、宮崎日日新聞(こども新聞とおとな新聞別々にして)を日付ごとにきちんと並べて(数か所で)、児童が手に取りやすいようにしています。

②可能な限り、新聞を授業に取り入れてきました。

 新聞を調べ学習に生かしたり、新聞を作文力向上に生かしたり、様々な試みを続けてきました。

 高学年中心ではありましたが、社会・国語・総合的な学習の時間等、新聞を活用しました。

 新聞記事に対して、自分の思いや考えを各学習で繰り返し書くことで、自分の思いや考えが、より強固なものになりました。

③新聞投稿を続けてきました。

 宮崎日日新聞の「若い目」等への投稿が中心ですが、現在18名の児童が掲載されました。

 掲載された児童は、大きな自信と励みになっているようです。これからも、投稿は続けていきます。

④新聞づくりをしてきました。

 各学年、発達段階に応じて、各教科や領域の特性も考えた新聞づくりを行ってきました。

 今後も、上記の4本柱で、2月3月も実践を積んでいきたいと考えています。

 本年度の取組については、きちんと整理し記録を残したいと考えています。1年目の貴重な実践記録をもとに、2年目の計画を考えていかなければならないと考えています。


 

1年目上半期NIEへの取組について(振返り)

 1年目上半期(4月~9月)のNIEの取組を振り返ってみます。

 梶山小はどのような視点でNIEに取り組んできたかを振り返ってみたいと思います。

①おとな新聞、こども新聞にふれてきた。

 新聞をとってない家庭も多くなっています。そんな中、新聞にふれる経験のなかった児童は、多かったです。

 現在、梶山小では、毎週、こども新聞が全校児童一人一人に配付される環境ができました。おとな新聞(通常の新聞)についても、全国紙4社と宮崎日日新聞社の合計5社から(9月から12月まで)、毎日5部ずつ配達される環境が整いました。

②新聞を授業に取り入れている。

 新聞を調べ学習に生かしたり、新聞を作文力向上に生かしたり、様々な試みに挑戦しています。「無理をしない」という大きなスローガンがありますので、高学年中心、社会・国語・総合的な学習の時間等中心という限定はありますが。

 もちろん、低学年でも授業に取り入れることができるという確信ができた時には、新聞を活用する場面もでてくると思います。

③新聞投稿

 宮崎日日新聞の「若い目」への投稿が中心ですが、投稿を続けています。掲載された児童は、大きな自信と励みになっているようです。

 学校としても、宮日新聞記者の取材を受け、2つの記事「記事読むこつ学ぶ(9月14日:月曜日掲載)」、「計画的に買い物・お金題材に授業(10月6日:金曜日掲載)が掲載されました。

④新聞づくり

 各学年、発達段階に応じた新聞づくりに取り組んでいます。新聞の役割や新聞記事の書き方等を学び、例えば4年生では、沖水川を舞台とした総合的な学習の時間のまとめを新聞形式で実施しました。学級で4枚の模造紙新聞にまとめ、その成果は、宮崎イオンや宮交シティの展示会場に展示され、宮崎県内外の方々にみていただきました。

本NIEブログの取扱いについて

 令和5年度のNIEへの取組については、すでに本HPの「学校の様子」で、全校や各学年での実践を紹介しています。

 それでは、本ブログ「NIEコーナー」をなぜ立ち上げたのでしょうか。それは、本校の2年間のNIEへの取組を、HPをごらんの方々に、しっかりとお伝えしたかったからです。

 今後も、全校や各学年でのNIEへの取組については、「学校の様子」で説明していきますが、以下の3点については、本ブログでお伝えし、本校のNIEへの取組の進捗状況を知っていただきたいと考えています。

①本校では、NIEにどのような考えで取り組んでいるのか。

②NIEの大会や発表会の紹介。

③本校のNIEへの取組の進捗状況。

 

NIEとは

保護者の皆様には、9月6日にNIEに関して文書を配付させていただきました。その文書でも説明させていただきましたが、

 

そもそもNIEとは何でしょう。説明します。

 

NIE(Newspaper  in  Education)とは、学校で新聞を教材として活用する活動のことです。1930年代にアメリカで始まりました。

日本では、1985年に静岡県で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、

①社会性豊かな青少年の育成

②活字文化や民主主義社会の発展

を掲げて、全国で展開されています。