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祝 梶山小150周年

大正時代の梶山小学校

    1913年(大正2年)、梶山小学校は、65坪3教室の校舎を増築し、8月に新校舎として落成しました。当時は、中原尋常小学校という名称でした。教育環境が整備されたこの時から、梶山小学校では、1年生から6年生までの児童が勉強するようになりました。

 ちなみに日本国で、義務教育が6年間になったのは、1907年(明治40)です。

 大正時代の教科ですが、修身(今でいう道徳)、国語、算術、図画、唱歌、体操でした。4年生になると理科、5年生になると地理、歴史が加わったそうです。教科の中で最も重要視されたのは、修身です。やはり日本国においては、心の教育を学校中心に実施してきたという歴史があるのかもしれません

*下に添付しました資料ですが、右側が大正時代の国語の教科書(1年生)、左側が修身の教科書です。字が小さくて読めなくてすみません。

資料は、「梶山小学校記念誌」からスキャンしました。