学校の様子

学校の様子

PTA奉仕作業

 9月1日(日)にPTA奉仕作業がありました。朝6:00~、保護者の皆様、児童、先生方、蔵元地区の方が、縄瀬小の運動場に集合し、草刈りを中心に作業をしていただきました。台風の影響もあり、桜に木が倒れていたり、枝や落ち葉が落ちていたりと、大変な状況でしたが、事前に8月31日(土)に来てくださった方もいらっしゃり、スムーズに始めることができました。草を刈った後、草を集めるのも大変ですが、うまく分担して、一輪車や重機に集め、どんどん運び出していきました。

 子どもたちは、学級園や学校園を中心に行いました。夏休み中にお世話ができなくて、雑草がかなり多く生えており、地面が見えないほどでした。それを協力してとり、だんだんと地面が見えてきました。最後はきれいに掘り起すことまでできました。学級園が終わった子どもたちは、草集めなどを手伝いました。

たくさんの方の御協力があり、たいへんきれいな運動場になりました。ありがとうございました。

台風10号が近づいています。引き渡しをお願いしました。

 台風10号の外側の渦がすでにかかり、時折、大雨が降ったり風が強まったりしています。今日の下校は、子どもたちの安全を考えて、おうちの方に迎えに来ていただきました。6月の引き渡し訓練と同じように、駐車場に車を止めていただき、おうちの方に体育館まで入ってもらい、記名の上、子どもたちをお願いしました。お仕事などで迎えが難しい家庭もありましたが、教師がついて一緒に帰りました。12:50から順次、引き渡していきましたが、13:00には、子どもたちみんなが下校することができました。お忙しい中の送迎、ありがとうございました。

 なお、明日29日(木)、明後日30日(金)は、臨時休業となります。不要不急の外出を避けて、安全に家で過ごすようにお願いします。

2学期の学習、スタート

 2学期早々、台風の進路が気になるところですが、現在は晴れています。子どもたちも2学期の授業がスタートし、とってもはりきっています。

 1・2年生は生活科で、水中の生き物について調べていました。シールを貼って、住んでいるところなどをまとめていました。やごやおたまじゃくしなど、身近で見られるものもいます。

 3・4年生は社会科で、「宮崎県でおこった災害を調べよう」というめあてで学習を進めていました。夏休み中に起こった地震、だんだんと近づいている台風、その他、雷、火山の噴火、土砂崩れなど、子どもたちも経験でいろんなことを知っていました。災害が身近に感じられる今だからこそ、学習を通じて「自分の命は自分で守る」意識を高めてほしいです。

 5年生は算数で、整数の偶数、奇数について学習していました。2で割り切れるのは(  )、2で割り切れないのは(  )としっかり押さえながら覚え、その後、練習問題にもチャレンジしていました。

 6年生は国語で、「名づけられた葉」という詩を題材にして、「擬人法」や「隠喩」などについて探して、その特徴をつかんでいました。

 どの学年も進んで学習する態度が見られました。2学期もますますがんばってくれそうな予感がするスタートとなりました。

2学期の朝は、あいさつ運動から

 8月26日(月)から、いよいよ2学期が始まりました。今年の夏休みは初めて登校日がありませんでしたので、ほとんどの子どもたちは、35日ぶりの登校となります。

 今日は、縄瀬地区全体から20数名の方が校門周辺に集まって、あいさつ運動をしてくださいました。子どもたちも夏休み疲れなど見せず、元気に歩いてきてあいさつをしてくれました。

  

 2学期も、元気いっぱいあいさつをして、地域の方々に見守られながら大きく成長してほしいなあと思いました。

地域を知る事業

 8月5日(月)に、今年度高崎町に赴任してきた小中学校の先生方を対象とした「地域を知る事業」が行われました。これは、高崎地区まちづくり協議会が主催となって行われているもので、10年目(3回はコロナで中止、実質7回目)を迎えるそうです。解説に、文化財課から2名来ていただきました。高崎町のバスで3か所を巡りました。

 初めに、「観音瀬」に行きました。都城盆地から日向灘へ大淀川を使って船により荷物を運んでいましたが、この観音瀬は急流で険しく船を降り陸路で運ぶしかなかったそうです。それを解決しようと都城島津家22代当主島津久倫が命を出し、岩を開削して水路を完成させたものだそうです。

 次に、「高崎町古墳群(塚原)」に行きました。下から見るとわかりにくいですが、1号墳は前方後円なっており、宮崎県内で最も内陸にあるものだそうです。高さも5mほどあり、小高い山のようでした。地下式横穴墓の説明などもありました。説明の後、実際に古墳に登ってみましたが、きれいな風景を見ることができました。

 道中、縄瀬小や笛水小中の工事の際に見つかった遺跡・遺物の話や、たのかんさあの話もありました。

 最後の見学地は「東霧島神社」でした。2班に分かれていろいろと説明していただきました。初めに、県指定文化財の梵鐘を見ました。これは宮崎県内で2番目に古いものだそうです。石工が堀った手水場もありました。それから、スパッと三段に切れている神石がありました。伊弉諾尊の涙が固まったものとして伝えられているそうです。そして、鬼が作ったと言われている階段「振り返らずの坂」を上りました。200段ほどありましたが。振り返らずに上り切ると願い事がかなうという説明を聞き、先生方、がんばって上っていました。上には境内があり本殿がありました。龍の頭の形をした杉の木や竜神太鼓もありました。

 専門家と一緒に回ると、普段何気なく見ていることでも深く理解することができました。赴任している地域について知ることはとても大切だしとても楽しいことだと実感できました。計画してくださった高崎地区まちづくり協議会の皆様、文化財課の皆様、どうもありがとうございました。