６年生が卒業して、寂しさを感じます。今日は、令和６年度の修了式が行われました。５年生の代表児童３名が、５年生でできるようになったことや楽しかったこと、６年生で挑戦したいことなどを、堂々と発表しました。昨日の卒業式に在校生代表として参列し、心のこもった歌と言葉を届けてくれた姿も重なって、飯野小学校の最上級生として、５年生が育っていることを感じ、頼もしく思いました。卒業式のそうじや準備をとてもよく頑張った４年生、自分で考えて人を助けたり話し合ったりできる３年生、体育の時間に先生がいないのにみんなで静かに並んで待てる２年生、頷いたり考えたりしながら話が聞ける１年生。みんなよくがんばって「４つの子」になりました。春休みも、人の気持ちを考えた言葉をつかうことや交通ルールを守ることなど、「４つの子」になって、楽しく過ごして欲しいです。

　６年生にとってよい思い出になる卒業式にしようと、５年生と４年生が一生懸命、そうじと準備をしました。在校生にとって、６年生はかっこいい憧れの存在であり、よく遊んでくれるお兄さんお姉さんであり、リーダーとしてみんなを引っ張ってくれた頼れる存在だったことが、掲示されている在校生からの「卒業生へのメッセージ」からも伝わってきます。４年生や５年生もそんな存在になることを目指しています。明日は、卒業生にとっても保護者の方にとっても、よい思い出となる式になるよう、感謝の気持ちを込めてみんなで式に臨みます。

　いよいよ明日は卒業式です。６年生は今日までに、学校や教室をきれいにしてくれました。

　また、卒業生にたくさんの花が届けられました。ＪＡの生産者の方よりラナンキュラスの花束が、まちづくり協議会より鉢植えのラナンキュラスが、全員にお祝いとして贈られました。ありがとうございます。

　卒業式会場も、これまで１～５年生が大切に育ててきた花と、地域の方が寄贈していただいた花で飾られます。みんなからの感謝とお祝いの気持ちがいっぱいつまった会場になります。

　６年生が５年生に麓輪太鼓踊りを教えています。今日は、べ（ばち）で太鼓をたたく練習でした。ほぼ1対1で教えていますので、できるようになるのが早いです。6年生は、実際に自分がやってみせたり、身振り手振りを交えて優しく教えていました。６年生から「いいよ！」とかオッケーという合図をもらうと、５年生も嬉しそうにしています。

　卒業・進級を前に学校をきれいにしようと、いつも以上に隅々までそうじをしています。この重点そうじ期間は、５年生が縦割り清掃班のリーダーとなって、指示を出しています。５年生が無言で自ら進んでそうじをするため、班員もよく動いています。どの清掃場所も、静かに黙々と清掃をしていて感心します。大切な学校をきれいにしようという子どもたちの気持ちが伝わってきます。

　卒業式の予行練習が行われました。会場の準備・片付けは、５年生が行いました。何をしたらいいか、周りを見て動く子どもたちを頼もしく思いました。練習の度に、在校生代表、最上級生への自覚が高まっている４・５年生です。６年生は緊張していましたが、相手の目を見て礼をし、話を聞くというすばらしい態度でした。６年生の誠実さや仲間としてしっかりつながっていることも伝わってきます。別れの歌と校歌斉唱では、精一杯の歌う子どもたちの姿に、職員がじんとしました。よい卒業式ができそうです。

　卒業を前に、読み聞かせグループ「ひよこ」の皆様が、６年の学級ごとに、おはなし会をしてくださいました。絵本クイズや紙芝居、大型絵本、パネルシアターなど多彩な内容に、６年生も読み聞かせの方も一緒に盛り上がりました。会場は、菜の花やユキヤナギなどの春の花や絵本で飾られており、特別な空間でした。６年生は暖かなカーペットに座って、特別な時間を過ごし、とてもよい表情でした。読み聞かせ「ひよこ」の皆様、ありがとうございました。

　やまびこ会の皆様に、噴水、池の清掃に加えて、プール北側の樹木伐採作業をしていただきました。毎年、噴水と池の掃除をしていただいていますが、今回は、プール北側のフェンスとバックネットの間にあった樹木も伐採していただきました。バックネットとフェンスに当たらないように、クレーンを使っての大作業でしたが、熟練の技と機材、多くの協力者があり、手際よく安全に作業をしていただきました。また、伐採した樹木の枝葉は、すべて機械で砕いてチップにし、草が生えにくいように花壇に敷き詰めました。SDGsの環境整備でした。これでプールも落ち葉で悩まされることがなくなります。年度末の多用な時にも関わらず、計画・実行していただいたやまびこ会長、会員と職員の皆様、本当にありがとうございました。

　卒業・修了の日が近づいてきました。どの学年もどの授業でも、人を大切にする子、自分の考えをもつ子、自分を表現する子、チャレンジする子が見られます。２年生の学級会（話合い活動）は、以前は、司会者や記録者の横にいてサポートをしていた担任が、教室の後ろにいました。１年間の積み重ねで、子どもたちが主体的に会を進められるようになっていました。６年生の音楽では、卒業式の歌を練習していました。これまでの恥ずかしさや周囲を気にする雰囲気が一変し、皆が思いを一つに、一人一人が精一杯歌っていました。在校生や保護者の方に、歌声とともに６年生の思いが必ず届くと思います。また、麓輪太鼓踊りを、６年生が５年生に教える学習の１時間目が行われました。今回は、輪太鼓の付け方を教えていました。６年生が５年生に、１対１で教えるので、５年生ができるようになるのも早いです。「教えるのって難しいですね。」という６年生の声も聞かれました。できるだけ５年生にさせてみて、困ったときにサポートする６年生の姿も見られました。試行錯誤でチャレンジしている麓輪太鼓踊りの校内伝承ですが、異学年交流での学びがたくさんあることに気付かされます。

　卒業式の練習が、４年生５年生６年生合同で行われました。６年生の落ち着いた態度や全員の気持ちが揃った礼を手本にして、４年生５年生も在校生代表としての意識を高めています。今日の練習では、特に４年生５年生が、６年生にとって心に残る式にしようという気持ちで臨んでいることが、態度や歌から伝わってきました。とても嬉しかったです。

　また、清掃班朝会が開かれ、５年生が縦割り清掃班の班長として、重点清掃期間のそうじの仕方を話し合いました。５年生は、役割を１つずつ任されていく中で、最上級生としての意識も態度も育っています。