学校の様子

学校の様子

お気づきですか・・・「下校時刻予定表」の追加

本日、上のタブ(メニュー欄)に、「下校時刻予定表」を追加しました。

毎月末に、プリントで翌月の「下校時刻予定表」を配付していますが、どうしても下校時刻に変更が生じる場合があります。

今回追加したホームページ上の「下校時刻予定表」は、常に最新の情報(予定時刻)に更新しておきますので、下校時刻が必要な方は定期的にご確認ください。

校長室通信「ハートフル門小」(6月号)をアップしました!

6月14日発行の校長室通信・第3号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「『ハートフル門小』+『晴耕雨読』」「本校の『スクール○○』の方々を紹介」「教科書展示会のご案内」「訓練への参加協力に感謝」の4つの記事を掲載しています。

プールは大きいな、気持ちがいいな~1年生のプール開き~

 6月12日(水)は雨が降ったり雷が鳴ったりせず、1年生のプール開きが行われました。学校のプールは初めての子どもたち。何もかもが初めてのプールでの学習のスタートでした。

 まず、着替えの仕方、プールでの約束を画像で確認しながら学習しました。すると、手際よく着替えることができ、「プールサイドを走らない。」「飛び込まない。」「押さない。」の約束ごともしっかり理解できて、いざ、プールへ向かいました。

 おなかに水をかけた後、胸、顔、頭まで水をかけて入水!肩まで浸かってワニさんになり、1,2,3で頭まで浸かって歩きました。「ねえ、どうすれば上手になれるかな。」「おふろで練習すればいいよ。」と微笑ましい会話も聞かれたプール開きになりました。

 水が好きな人、苦手な人それぞれですが、お友達と仲良く楽しんでいるうちに、いつの間にか水と仲良くなれたという子どもたちになってほしいと願っています。

 

待ちに待ったプール開き(6年生)

 6月12日(水)から、門川小学校のプールでの学習が始まりました。

 プール清掃を一生懸命行った6年生が、全学年の中で1番最初のプールでの学習でした。

 水中じゃんけんや伏し浮き等の水慣れを行った後、自分が現段階でどれくらい泳げるのかを確かめました。久しぶ

りにもかかわらず、クロールで長い距離を泳げる児童が多くいました。

 児童は楽しみながらも、バディ同士で協力し合い、程良い緊張感を保ちながら学習に励む姿は大変素晴らしかったです。

 

非常時(風水害、不審者等)の際の保護者お迎え《訓練》

 6月7日(金)は、非常時の児童引き渡し訓練がありました。

 門川小学校では、風水害の発生や不審者侵入、学校周辺での事件発生などによる緊急対策が必要となった場合は、ご家族の方にお迎えに来ていただくようお願いしています。そこで万一の場合に備えて、1年に1回の児童引き渡し訓練を行いました。

 今回もご家族の皆様のご協力により、交通トラブルもなく、無事に児童をご家族に引き渡すことができました。訓練の内容のご理解とご協力、ありがとうございました。

 

ゆでて食べよう~5年生の調理実習~

 6月10日(月)は、5年生が門川町ヘルスメイトの皆様の支援を受けながら「青菜のおひたし」の調理実習を行いました。ありがたいことに、前回のお湯を沸かしてお茶を飲むときにもご支援をいただきました。

 児童は、自分たちでお茶を入れて飲む学習をとおして、こんろを安全に使えるようになりました。そこで、今回は青菜(ほうれ草)をゆでて、おひたしををつくりました。

 今回の調理手順は、以下のとおりでした。

①ガス栓を開く→全員で1回ずつ点火する。

②鍋に水をたっぷり入れ、点火する。

③沸騰を確かめ、ほうれん草を入れる。

④色が変わって、しんなりしたらボウルの水につけて冷やす。

⑤ほうれん草の水気をしぼる。

⑥お皿に盛り付けて、しょうゆをかけ、かつお節をのせる。

⑦試食する。

 調理過程で、「ゆでるとほうれん草のかさが減る。」「色が濃くなる。」「匂いが強くなる。」など、材料の変化にも気が付いたようでした。

 自分たちが調理した「青菜(ほうれん草)のおひたし」。ペロリと2~3口で食べてしまう児童や1本1本丁寧に箸でつまんで大事に口へと運ぶ児童など、自分たちが最初から最後まで作った料理にとても愛着があったことが伺えました。

 児童が書いた反省用紙を見てみると、「今日のおひたしを、あたたかいご飯にのせると、さらにおいしそう。」「冷たい豆腐の上にのせても、きっとおいしいはず。」など、児童の料理に対する応用が早速広がったようです。ぜひ、お家でも実践し、ご家族に味わってもらえると嬉しいです。

 門川町ヘルスメイトの皆様、お忙しい中、10名を超える方々がご支援に来校してくださり、本当にありがとうございました。

放課後に救急救命法についての勉強会がありました。

 6月5日(水)、児童が下校した後、教職員は体育館に集まって救急救命法の学習をしました。門川小学校では、プールでの学習を間近に控え、毎年この時期に学習しています。日向市消防署から2名の講師の方々に来校をいただき、心肺蘇生法とAEDの使用方法について学びました。

 人工呼吸の技術とやる意志があれば、胸骨圧迫(心肺蘇生)30回と人工呼吸2回の組み合わせですが、基本的に胸骨圧迫(心肺蘇生)を救急隊が到着するまで続けるということでした。実際に胸骨圧迫をしてみると、姿勢や力の入れ方が難しく、救急隊が到着するまでの長時間、胸骨圧迫(心肺蘇生)を一人でやり続けることの大変さを実感し、人を呼んで数人で協力しながら交代で行うことの必要性を感じました。実際に教職員も数人でチームを組んで、交代しながら9分間胸骨圧迫(心肺蘇生)をやり続けました。

 AEDの使い方も学習し、胸骨圧迫(心肺蘇生)とAEDの組み合わせによる一次救命処置練習を行いました。

 最後に、宮崎県ではありませんが、以前給食中にうずらの卵を喉につまらせたというニュースが全国に流れました。そのときの対応も一緒に学習しました。「応援を呼び、119番通報を依頼。AEDの事前準備をする。」→「咳をすることができるなら、咳をさせる。」→「背部叩打法を試す。」→「胸部突き上げ法を異物がとれるか、ぐったりなるまで繰り返す。」→「ぐったりして反応がなくなったら、胸骨圧迫(心肺蘇生)を行う。※胸骨圧迫(心肺蘇生)によって異物がとれる場合もある。」だそうです。

 6月に入り、プール開きの日がいよいよ来週に迫ってきました。今日6日(木)は、プール機械の取り扱いについての学習がありました。安全・安心なプールでの学習に向けて着々と準備が進んでいます。

門川小学校算数科授業支援員の皆様、よろしくお願いいたします!!

 6月4日(火)の15時30分から、校長室にて門川小学校算数科授業支援に関する説明会が行われました。

 教頭から、授業支援のねらいや支援員の皆様の役割の説明があり、その後、支援員の皆様、門川町教育委員会教育課長補佐、地域学校協働活動推進員、学校関係職員の自己紹介がありました。支援員の皆様の中には、お子さんが門川小学校出身の方や、お孫さんが門川小学校に在籍している方もいらっしゃいました。
 支援員の皆様から、「授業支援を楽しみたい!」、「授業支援を楽しみにしている!」という声があり、大変嬉しく思いました。
 この事業は、門川町内の小学校では初めてとなり、今年度はまず門川小学校がモデル校となり実施します。6月17日(月)からの開始予定です。児童も学級担任も授業支援に入ってくださることをとても心待ちにしています。また、それに比例して児童の学力も向上すると思います。算数科の授業支援をとおして、児童とのふれあいも支援員の皆様に楽しんでいただけたら・・・と思います。
 これから、どうぞよろしくお願いいたします。

児童の作文が新聞に掲載されました!

5月30日の夕刊デイリー新聞『光の子』のコーナーに、合場健さん(2年生)の作文が掲載されました。タイトルは「むかばきオープンデー」です。本年度の作文の新聞掲載者は7人目となりました。

集団下校

 5月30日(木)の6校時は、全校児童が地区ごとに集まり、集団下校を行いました。

 まず、地区ごとに教室等に集まり、担当の先生から、どんな時に集団下校をするのかや交通安全についての説明がありました。そして、下の写真のように、地区の班ごとに児童玄関前に集合し、担当の先生と一緒に下校しました。

 地区別での集団下校は、今年度初めてでしたが、班長や副班長を中心にきちんと動くことができました。緊急時の下校の仕方を理解し、安全な登下校ができるように日頃から意識をしておくことが大切です。通学路の危険箇所や緊急時の対処の仕方を児童自身が考え、もしもの時に備えていけるとよいです。

 今後も、児童一人一人が安全意識をもって過ごして欲しいと思います。

これからの自分~夢の実現に向けて~

 5月30日(木)の6年生の門川タイム(総合的な学習の時間)では、宮崎県立門川高等学校の教頭先生に来校していただき、夢を実現するために大事なことのお話をしていただきました。

 「すべての出会いは宝です。」という言葉に始まった教頭先生のお話は、小さなことでも大事にしながら、そのときそのときを真剣にやっていくこと、苦手なことも諦めずに続けていくことが、自分のよい力になっていくというこれまでのご自身の経験をもとにした内容でした。

 教頭先生は、勉強が苦手だったけれど、まずは、言い訳をせずに毎日、10分間机に向かって座ることを続けたことで、机の上をきれいにしよう!という気持ちになり、片付けを始めたこと。次に、机の上がきれいになったので、本を読もう!という気持ちになり、本を読み始めたこと。そして、本を読むことで、その中に記述されている言葉の意味を知りたくなり、辞典を引き始めたこと。最後には、いつの間にか学習時間が徐々に伸びていて、4時間の学習ができるようになっていたことを話してくださいました。そこから、「まずは、毎日言い訳せずに勉強をする机に向かって座ってみましょう!」とお話をしてくださいました。

 また、教頭先生は、東京の農業に関係する大学を卒業されていますが、カタツムリの美しさや鳥の消化のことを例にして、小さなことを大事にすることで、面白い研究ができることもお話してくださいました。児童にとって、カタツムリや鳥について、意外な事実を知る機会にもなり、生き物についての興味が高まったようでした。

 お話の最後には、「ありがとうは、幸せの始まり。」という、教頭先生が大好きな言葉を紹介してくださいました。「注意されても、素直な気持ちで『ありがとうございます。』と思えるようになれるとすばらしいです。注意されるということは、あなたのことを無視せずに心配をしてくれているということ。とてもうれしいことなのですよ。」とお話くださいました。

 教頭先生の素敵なお話は、児童の心にたくさん響いたようです。日頃お忙しい中、すてきなお話を6年生にしてくださり、本当にありがとうございました。

児童の作文が新聞に掲載されました!

昨日(5月29日)の宮崎日日新聞『若い目』のコーナーに、谷依里南さん(2年生)の作文が掲載されました。タイトルは「魚つりいったよ」です。本年度の作文の新聞掲載者は6人目となりました。

門川町自慢の「カンムリウミスズメ」!

 4年生は、総合的な学習の時間で、環境学習をしています。その中で、カンムリウミスズメについて調べています。

 そこで、5月29日(水)は、カンムリウミスズメに詳しい教育委員会教育課社会教育係主事のお二人を招いて、各学級でご講話をしていただきました。


 カンムリウミスズメは、門川町を代表する鳥で、枇榔島で繁殖するの海鳥です。ペンギンを小さくしたような格好をしていて、しっぱの先からくちばしの先まで約24㎝、小太りな体で体重は約160グラム、比較的短い翼と足のため、飛ぶのが苦手と言われています。そのかわり、足は少し後方にあり、泳ぐのに適していて、1年の大半を海上で過ごします。潜るときは足をあまり使わず、ペンギンのように翼を使って水中を飛ぶように泳ぎます。首から頭部にかけては黒色で、頭頂部は円形に白く、その上に冠のように見える長い羽根が生えているのが特徴で、これが名前の由来ともなっています。
 なぜ枇榔島で繁殖するかというと、①人の影響を受けにくい、②まわりの海にエサとなる魚がたくさんいる、③岩や木の根元に穴を掘って巣を作ることができるからだそうです。繁殖の際は、2個の卵を産み終わったら、父親と母親は交替で約30日間卵を温めるそうです。

 児童は、講師の話を聞いたり、準備してくださったスライドや2006年に放送された14分間の「さわやか自然百景」の動画を見たりしながら、大事だと思ったところは一所懸命にメモをしたり、質問をしたりしていました。今後の学習の深まりが楽しみです。

 ワークシートには、今回の講話で分かったこと、気付いたこと、思ったこと等ががびっしりと書かれてありました。

 

 最後は、次のことばで、講話を締めくくられました。

「海にくらすカンムリウミスズメ、海とともに生きるカンムリウミスズメ。

 海は、わたしたち人間にとっても、たいせつなふるさとです。

 わたしたちの海が、いつまでもゆたかな海でありますように。

 わたしたちの海で、いつまでもカンムリウミスズメがくらせますように。」

 

 お忙しい中、本校4年生の学習のために来校し、児童が少しでも理解しやすいようにスライドや動画、剥製を使ってご講話をしてくださり、本当にありがとうございました。

 

5月の全校朝会~心身ともに健康で、きまり正しい学校生活を~

 5月27日(月)の1校時に全校朝会が行われました。

 今回の全校朝会では、校長先生と各校務分掌の部長を合わせて4名からの話がありました。

 校長先生からは、友達に思いやりの心で接し、みんなで「ハートフルな門小」を目指していきましょう!というお話がありました。実は、このハートフルという言葉は、校長先生が以前、本校に勤務された頃にも校内の会議の名称として使われていたそうです。本校で大切に引き継がれている大切な言葉です。

 

 学習指導部部長からは、立腰の姿勢や手遊びをしない、無言を守る等の我慢がしっかりできないと授業中の学習活動が自分の学びにつながらない、という話がありました。「我慢」の心を鍛えていきます。

 

 保健体育部部長(保健主事)からは、熱中症の予防のためには、水分と睡眠が大切だという話がありました。体育の時間等、体を動かすときには、熱中症に十分気を付けていきます。

 

 生徒指導部部長(生徒指導主事)からは、「あしみえ」(歩く、静かに、右側、会釈)歩行を常に意識して落ち着いた学校生活を送ることが、校内外の生徒指導上の問題の予防にもつながるという話がありました。体育館に入場する際や逆に体育館から退場する際の無言移動、集合したときの無言整列も大切にしていきます。

 4名の先生方からの話を全教職員で共通実践し、児童のより充実した学校生活につなげていきます。

5・6年生、きれいなプールにしてくれてありがとう!

 先週の5月24日(金)は、教職員のみでプール清掃を行い、このホームページにて紹介いたしました。

 そして本日の5月27日(月)は、2・3校時に5年生が、5・6校時に6年生がプール清掃を行いました。5年生は主にプールの外周りを、6年生はプールの中をきれいにしました。

 どちらの学年も、学校の代表として一生懸命掃除をする姿が印象的でした。5・6年生のおかげで、安全で安心なプール開きが6月中旬にできそうです。

門川町一斉避難訓練

 門川町では、大規模災害時に町民が迅速に避難できることを目的に、「宮崎県防災の日」(5月第4日曜日)に合わせて、町の防災訓練を毎年実施しています。

 今年度の訓練は、5月26日(日)午後9時から、地震による津波(南海トラフ巨大地震時の浸水想定エリア内)・土砂災害発生時の避難訓練が行われました。

 午前9時に「大地震発生」が防災行政無線を使って放送され、次いで町内全域に「避難指示」が発令されました。それを受けて、近隣の高台や一時避難所等、地域の実情にあった場所に避難しました。

 本校の北校舎屋上も避難所になっておりますので、20名の地域の方々が上られてきました。その中には、ご両親と一緒に避難してきた1年生もいました。とってもすてきなご家族でした。

 屋上に頑張って速く上ると、門川町立中央公民館横の高台に登っておられる方々やそこに向かっている方々の姿が見られました。また、屋上から海を見ると、とてもそれが近いということが実感できました。

 日頃から防災についての意識を高めて、避難訓練をすることはとても意義のあることだと思います。ご協力、ありがとうございました。

まずは、教職員でプール清掃を行いました。

 5月24日(金)の15時からは、教職員によるプール清掃を行いました。

 5・6年児童によるプール清掃は、5月27日(月)を予定していますが、その清掃が安全にできるために、まずは教職員の方で危険な箇所はないか、危険な物が投げ込まれていないか等を確認しながら清掃を行いました。

 体育館にサンダル置き場を設置したり、プールの更衣室や倉庫を拭いたり蜘蛛の巣をとったり、トイレをきれいにしたり、プール底に溜まった泥等を取り除いたり、プールサイドの除草作業を行ったりしました。約11か月ぶりの作業でしたので、とても掃除のやりがいがありました。(筋肉痛にならないか心配です・・・。)

 最後の仕上げは、先に述べたように、5・6年児童を頼りにしています。学校のお兄さん・お姉さんとして、400人の全校児童が気持ちよくプールでの学習ができるように、きれいにしてくれることと思います。

 

 6月3日(月)はご家庭からの水泳学習前の健康調査の提出期限、6月5(水)は救急救命法の教職員研修、6月6日(木)はプールに関係する機械の操作研修を行う予定です。

 6月中旬から始まるプールでの学習が安全に楽しく行えるように、少しずつ準備を進めています!

自分の命をしっかり守る!~真剣な交通安全教室~

 5月23日(木)は、交通安全教室が行われました。

 日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様が来校していただき、中・高学年は自転車の安全な乗り方について、低学年は歩道や横断歩道の安全な歩き方について、ご指導をいただきました。

 中・高学年は、最初に、フリップを使って数字の説明がありました。どれも宮崎県内で起こった交通事故に関する数字でした。数の多さに児童は、とても驚いていました。
  〇 3488…けが以上の負傷が起こった交通事故の発生件数
  〇 3908…けが以上の負傷をした人の数
  〇   70…けが以上の負傷をした小学生の数
  〇   30…亡くなった人の数


 次に、DVDを視聴しながら自転車の乗り方を勉強しました。内容は、男児と女児との会話をとおして、「自転車に乗る前の点検」「自転車が通れるところ」「交差点の通り方」「してはいけないこと」を理解させる内容でした。とても身近な内容だったので、児童は映像にとても集中していました。


 DVD視聴が終わると、再びフリップを使って自転車利用五則を教えていただきました。
  1 自転車は車道が原則、左側を通行。歩道は例外、歩行者優先。
   → 小学生は年齢的に、歩行者の邪魔にならないように歩道を走ってもよいそうです。
  2 交差点では、信号と一時停止を守って安全確認。
  3 夜間はライトを点灯。
  4 飲酒運転は、禁止。
   → ただし、小学生でお酒を飲む人はいませんよね。お家の方が、このようなことをしようとしたら厳しく

    注意をしてほしいです。
  5 子どもも大人もヘルメットを着用。
   → 令和5年4月1日からヘルメットの着用が努力義務になりました。


 最後に、交通違反の説明がありました。二人乗りや三人乗り、並進、傘差し運転、スマートフォンで動画を見ながら自転車に乗ることは全て交通違反で、そういう人を警察官が見付けたら、イエローカードが渡されるということでした。渡された人は、「交通事故にあう危険性が高かったんだな。ひょっとしたら、交通事故にあっていたかも…。自分の命を粗末にしてたんだな。」と反省をしっかりとしてほしいということでした。

 

 低学年は、歩道や横断歩道の安全な歩き方に関するDVDの視聴や交通安全指導員様の話によって、正しく安全な歩き方がイメージできるようになりました。次に、簡易横断歩道を床に敷いてイメージどおり正しく歩き、日常の実践化に結び付けていきました。

 

 本日は天気の悪い中、日向地区交通安全協会の交通安全指導員3名の皆様には、児童の交通安全意識の高揚のためにご指導くださり、本当にありがとうございました。

1年生、ファイト!!

 5月15日(水)の3時間目は、1年生の新体力テストでした。1年生が自分の力を最大限発揮できるように、6年2組の児童が補助に入りました。

 今回1年生が取り組んだのは、「反復横とび」と「上体起こし」です。

 1年生は、並ぶところ、やり方などをお兄さんやお姉さんたちに教えてもらいながら楽しそうに取り組んでいました。6年生は、1年生の緊張をほぐすために、笑顔で話しかけたり、ペアの児童を応援したりする姿が見られました。これからもたくさんの行事において、下級生を引っ張っていく6年生の素敵な姿に期待しています。1年生の学級担任の先生たちが、とても感謝していました。

児童の作文が新聞に掲載されました!

昨日(5月21日)の宮崎日日新聞『若い目』のコーナーに、矢野瑠菜さん(6年生)の作文が掲載されました。タイトルは「ポイ捨てやめて」です。本校児童の4月以降の作文掲載者は5人目となります。

これまでの掲載者を紹介していなかったので、今回紹介させていただきます。

◆林 璃佳さん(3年生)・・・題名「もっと発明するぞ」→夕刊デイリー『光の子』(4月6日)

◆黒木 美音さん(6年生)・・・題名「学校の顔になる」→宮崎日日新聞『若い目』(4月26日)

◆堀 愛來さん(5年生)・・・題名「お手伝い」→夕刊デイリー『光の子』(5月10日)

◆金丸くるみさん(5年生)・・・題名「お母さんのお手伝い」→夕刊デイリー『光の子』(5月10日)

※ 堀さんと金丸さんの作文は、2年生の時に書いた作文が再度掲載されたものです。

春の遠足(5年生)~メディアについて学んだよ

 5年生は、延岡市のケーブルテレビワイワイ、夕刊デイリー新聞社、植物園に行きました。

 ケーブルテレビワイワイでは、編集作業をする場所をみせてもらったり、スタジオに入ってテレビ番組の撮影体験をさせてもらったりしました。たくさんの機材やモニターを使いながら、たくさんの人が協力してテレビ番組を作っていることを感じ取ることができました。

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 夕刊デイリー新聞社では、新聞がどのように作られているかを教えてもらったり、実際に印刷している場所を見せてもらったりしました。とても大きなロール紙が、どんどん動いていく様子を目の当たりにし、たくさんの新聞があまりにも速く印刷されることに驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、お楽しみの植物園です。お弁当やおやつを食べた後、おにごっこをしたり、お散歩をしたりなど、それぞれ楽しく過ごしていました。また、家族と遊びに来たいと言っている子ども達もいました。

草刈りをして、すっきり!

 5月17日(金)の春の遠足では、学級担任の先生はもちろん、専科の先生や特別支援教育支援員の先生たちも各学年に分かれて児童の引率を行いました。よって、その日の午前中に、学校でのお留守番(学校管理)を任されたのは、3名の教職員だけでした。
 外部からの電話や来客者の方々への応対もしつつ、この日は天気が良かったので、刈払機で草刈りを行いました。最近の温かさ(暑さ?)と雨の影響で、各学級の花壇や運動場の周り、レインボー広場は、一段と雑草が伸びていました。

 そこで、刈払機のエンジン音が児童の学習に支障がない本日、8時15分頃から14時30分頃まで、思いっきり草刈りを行うことができました。
 とってもすっきりしました。

よりよい門川小学校にするために

 5月20日(月)の6校時目は、代表委員会が行われました。

 代表委員会は年4回計画されており、各委員会の委員長や5,6年生の代表児童が門川小学校をよりよくするために何をすれば良いのか、どんなことを心がけていく必要があるのか等を話し合う会です。

 今回は、「①門川小学校をよりよい学校にするために私たちが頑張ること」と「②今年度の児童会目標」について話し合いました。初めて代表委員会に参加する児童が多く、緊張している児童が多く見受けられましたが、司会者から指名されると、自分の考えを理由も付けてきちんと発表することができていました。

 話合いが成功したから終わりではなく、話合いで決まったことをこれからの門川小学校での生活に生かしていくことが大切です。今回の代表委員会で話合いの中心となった、「学校のきまりを守る」と「友達に優しくする」。この2つを児童が常に意識できるように、支援や指導をしていきます。

 

絵本の世界へ

 5月20日(月)の1校時目は、読み聞かせ(上学年)でした。

 PTA図書部の方々や「読み聞かせグループの会『ワンピース』」の方々を中心に、ボランティアで読み聞かせをしてくださいました。

 

 担当の方が教室に入ってこられると、児童はとても嬉しそうでした。また、机や黒板の前に並べられた本の表紙を見て、目を輝かせていました。「どんなお話かなぁ?」「『へっこきよめどん』!?」、すでに興味津々です。

 さて、お話が始まると、じ~っと本の世界へ引き込まれ、楽しそうに笑ったり、本の内容につっこみを入れてみたり・・・。あっという間の20分間でした。「次回は、いつかな?」と、期待の声もありました。

 今年度初めての読み聞かせでしたが、子どもたちはとても楽しかったようです。

 1年間どうぞよろしくお願いいたします。

春の遠足(6年生)~充実の一日

春の遠足(校外遠足)で、6年生は、延岡市の内藤記念博物館、城山公園、九州医療科学大学に行きました。

内藤記念博物館では、歴史に関する展示物を見たり、実際に竪穴式住居や昭和時代のアパートなどを体感したりすることもできました。さらに「イラストレーターとして活躍された生頼範義さん」の原画展を観ることもでき、繊細で迫力ある絵に感動しました。城山公園の石垣のすごさにもびっくりし、昔の人々の知恵に感心しました。

 

九州医療科学大学では、大きな建物がたくさんあるキャンパスに、まずびっくりしました。講義室では、「大学で学ぶことの意義など」について、分かりやすくお話をしていただいて、大学に行ってみたいな!という気持ちになりました。午後からは、学生の方がいろいろなゲームを準備してくださって、みんなで協力しながら楽しい時間を過ごしました。

 

いろいろなことを学んだり体験したりすることがで、充実した一日になりました。

月に1度のノーメディア読書デイ

 門川小学校では毎月1回、ゲーム、スマホ、タブレット等のメディアの使用時間を目標0分にして、読書に取り組む日を設けています。1人で読むのも、家族で一緒に読むのも、保護者の方とお子さんとが交互に読み聞かせをするのも良いです。

 4月のノーメディア読書デイでは、①平日の家庭でのメディア使用の時間、②時間帯、③使って良い場所について決めました。5月は、本日16日(木)になります。

 メディアに触れない日をつくると、生活スタイルを見直す機会になると思います。いつもSNSや動画を見ている時間に、本を読んだり、興味のある勉強をしたり、運動をしたり、家族や周りの人とのコミュニケーションの時間にしたり等、時間の有効活用は色々と考えられます。

 ぜひ、ご家族みんなで取り組んでいただきたいです。

 

 下の左写真は、保健室横の廊下の掲示板に貼ってあるものです。右写真は、令和5年度に門川小学校PTA保健体育部と決めた「門川小メディアの約束」です。「門川小学校メディアの約束」は児童玄関に、模造紙の大きさに拡大して貼っており、児童への意識化を図っています。

校長室通信「ハートフル門小」(5月号)をアップしました!

5月15日発行の校長室通信・第2号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今回は、「サブタイトルは“ハートフル門小”」「学校経営の数値目標を設定+公表」「“町内一斉避難訓練”に親子で参加を」の3つの記事を掲載しています。

サツマイモの苗植え

 5月15日(水)の3校時からは、2年生がサツマイモの苗を植えました。地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方合計10名以上の方々にご支援をいただきました。

 まず、地域の方々から苗の植え方を教えていただきました。斜めに植えるそうです。そうすると、お手頃サイズのサツマイモが数多く実るそうです。

 苗を1本ずついただくと、一斉に植え始めました。中には、植え方に悩んでいる児童がいましたので、すぐに地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方が駆け寄り、やさしい言葉をかけて手伝ってくださいました。

 全ての苗を植え終わると、ペットボトルに水をくんできて、苗を植えたところにたっぷりと水をあげていました。令和4・5年度ともに、”豊作”といえるほどの収穫量ではなかったので、「令和6年度こそは、大きくて、甘くておいしいサツマイモがたくさんできますように。」と児童は、願いを込めて水をやりをしていました。

 お忙しい中、地域の方々や門川町地域おこし協力隊の方、本当にありがとうございました。校内の人材だけの支援を受けた活動に終わるのではなく、皆様方と一緒になっての今回の教育活動、とっても感謝しています。

不審者対策避難訓練

 5月15日(水)に、不審者が学校に侵入し、児童の生命に関わる不審な行動をとったとき、児童が安全かつ迅速に行動し、避難することができるように、避難の仕方や約束事を確かめる訓練を行いました。

 今回も、実際に警察官の方にもご協力を願いました。

 職員の声かけに応じず、おかしな行動をとり続けている不審者役(警察官)を2階で発見したという想定でした。発見した職員は、すぐに携帯電話で事務室に電話をかけ、全校に放送しました。各教室は鍵を閉め、男性職員は隣の女性学級担任に児童を任せ、不審者の場所へさすまたや柄の長いほうき、椅子、モップ、特殊警棒等を握って現場に急行しました。現場に急行すると、不審者を興奮させないように対話を試みましたが、それでも不審な行動をとり続けたため、男性職員で不審者の手足が動かないように確保しました。

 その間児童は、教室の鍵をかけ、ベランダ側に騒がずに固まって待機していました。

 

 不審者役(警察官)が駆け付けた警察官に引き渡されたという想定後、児童は運動場に避難しました。

 運動場では、校長先生及び不審者役の警察官から話がありました。

 校長先生からは、「静かに放送をしっかり聞いて、今、不審者がどこにいるのかしっかりと把握すること。」、「校外でもできるだけ、一人で下校したり、一人で遊んだりしないこと。」、「午後5時までには帰宅することを守ること。」、「気持ちのよい挨拶をすることで、防犯力が高まること。」などを話されました。

 警察官の方からは、「不審者は、いつ学校に入ってくるかもしれない。命を守る訓練なので、真剣に行うこと。」、「イカのおすし(知らない人についてイカない!、知らない人の車にのらない!、おおきな声でさけぶ!、すぐにげる!、家の人や先生にしらせる!)をきちんと守ること。」、「校外で不審者に声をかけられたら、周りの大人に助けを求め、警察に連絡すること。」などの話がありました。

 これからも、地震や火事等における避難訓練があります。これらも命に関わる大切な避難訓練です。児童一人一人に訓練の意味をしっかり理解させて取り組んでいきます。

 警察官の方々、お忙しい業務の中、不審者役及び全校児童への指導のために来校してくださり、本当にありがとうございました。

1年生の学校探検~いろんな教室がいっぱいだ~

 5月14日(火)は、2校時から4校時にかけて、1年生が校舎内を隅から隅まで、学級担任の先生に引率されながら教室を探検しました。

 普段全校児童が過ごしている普通教室はもちろん、特別教室(保健室、職員室、理科室、音楽室、図書室、校長室、事務室)も探検しました。

 下の写真は、図書室と校長室を探検したときの様子です。

 音楽室を探検したときには、「どうして楽器がたくさんあるんですか。」「この髭のようなマークは何ですか。」「どうして黒板に5本の線が引いてあるんですか。」など、1年生なりにかわいい質問が出ました。また、音楽専科の先生のご厚意でリコーダーで人気シンガーの曲を吹いてくださったり、ピアノで人気テレビアニメの主題歌を弾いてくださったり、ピアノの伴奏に合わせてみんなで校歌を歌ったりしました。

 これまで登校しても、児童玄関と自分の教室の往復だった1年生もいたかもしれません。初めて入る特別教室では、目をキラキラさせながら自分の周りをよく見ていました。

 今回の学校探検をとおして、1年生は、「学校には、たくさんの教室がある。」「教室によって置いてあるものが違う。」「教室それぞれに使い方に違いがある。」「どの教室もきまりを守って使ったり、出入りをしたりしないといけない。」等に気付くことができたと思います。

特別支援教育~児童への理解啓発~

 5月14日(火)の1校時から5校時にかけて、「もっと知ろう いろいろな学びの場 友達とのかかわり方」というタイトルで、

 ①5組、6A組・6B組、いちょう教室は、それぞれどんな教室なのか。

 ②友達とのよりよい関わり方は?

について、各学年の児童の実態にあわせて理解啓発活動を行いました。

 目的は、「特別支援学級や通級指導教室について、どんな学級でどんな学習をしているのか等を全児童対象に話をすることで、特別支援教育に対する理解を深める。」「苦手なことやできないことは人によって違うが、誰にでもあり得ることを知り、お互いに認め合ったり、支え合ったりすることの良さに気付く。」でした。

 特別支援教育担当教員が、スライドで大事なことを示しながらゆっくりとした口調で具体的に説明をしました。そして、児童は、

 〇 5組さんは、自分のペースで学習するクラス。

 〇 6A組さんや6B組さんは、少ない人数で落ち着いて学習するクラス。

 〇 いちょう教室(通級)さんは、自分の気持ちや考えを表現したり、自分のことを知ったり、苦手なことに対して

  どう捉えてどう取り組めば良いか、作戦を立てたりするクラス。

ということが分かり、5組さん、6A組さん、6Bさん、いちょう教室(通級)さんは、「できることを増やす教室」「苦手なことをがんばる教室」とまとめることができました。

 

 友達とのよりより関わり方では、クイズをとおして以下の4つのことについて理解を深めました。

 1 発表で困っている児童には

   「早くして!」と言うのではなく、「一緒に言おうか。」と声をかけたり、心の中で「がんばって。」と

  応援して待つ方がよい。

 

 2 並ぶ場所が分からない児童には 

   「どいて!ちゃんと並んで。」と強く言うのではなく、「こっちだよ。」と手まねきして教えたり、「〇〇

  さんの後ろだよ。」とやさしく言った方がよい。

 

 3 運動が苦手な児童

   「ダッさ!!」と言うのではなく、「どうしたの、大丈夫?」と声をかけたり、「こうやったら?」とやり方

  を教えたりした方がよい。

 

 4 じっとできない児童

   「やめろ!」と強く言うのではなく、「今は静かにする時間だよ。」とやさしく一回だけ言ったり、先生た

  ちが対応するので、自分のやるべきことをしっかりやった方がよい。

 児童は約20分間の説明でしたが、集中してこの啓発活動に参加することができました。

今年度、初めての読み聞かせ(1~3年生)

 5月13日(月)の1校時目に、門川小学校読み聞かせボランティア「ワンピース」の皆様による読み聞かせが行われました。

 今の季節に合った本や声を出して一緒に楽しめる本など、児童の興味や関心のあるものを選んで読んでいただきました。楽しいお話の展開に、「えーっ!」「次はどうなるの?」と、児童は終始わくわくした表情でお話を聞いていました。また、今年度初めての読み聞かせということで、1年間よろしくお願いしますの気持ちも込めて、挨拶やお礼がしっかり言えました。今後も様々なお話に触れて、児童の想像力や共感力が高まっていくと思います。

 ワンピースの皆様、1年間どうぞよろしくお願いいたします。

朝のボランティア~学校の顔の6年生~

 6年生は朝登校してから、7時45分までの短い時間ですが、自ら学校のためにボランティア活動に取り組む姿が見られるようになってきました。活動内容としては、あいさつ運動、児童玄関掃除(草取り・掃き掃除)などです。最高学年として、意識して取り組む姿がとても頼もしいです。

 写真は、5月13日(月)の様子です。

 

説明的な文章において、要旨をまとめる授業

 5月13日(月)は、本校の研究主任が、自分が学級担任をする5年2組にて提案授業を行いました。単元名は「文章の要旨をとらえ、考えたことを伝え合おう」(教材名:「言葉の意味が分かること」、練習教材名「見立てる」)でした。

 4年生時の「みやざき小中学校学習状況調査」の結果分析をもとに、児童の努力や変化を「認める」指導を意識した授業が行われました。

 今回の授業の目標は、「文章構成を基に、『初め』と『終わり』のまとまりを読み、中心となる言葉や文について話し合い、要旨について、自分の考えをノーートに書くことができる。」でした。

 

 はじめに、前時までの復習を行い、「初め」「終わり」に筆者の言いたいことが述べられていくことを確認しました。

 そして、音読をしたりサイドラインを引いたり、ヒントカードを参考にしたりして、筆者の考えが述べられてある文を抜き出しました。その中で、全く同じ文を見付けたり、姿を変えても同じことを意味する言葉を見付けたりしました。

 最後は、中心となる言葉や文について周りの友達と話し合ったり、80字以内の字数という条件に合わせたりして、ついに、以下の要旨ができあがりました。

 

【要旨】

 言葉の意味には、広がりがある。範囲や面を理解することも重要である。それが普段使っている言葉やそのものの見方を見直すことにもつながる。

  児童は、分析的に説明的な文章を読んだり、ワークシートに書き込んだり、友達と意見交換をしたしりて、とても一生懸命学習に取り組んでいました。また、研究主任は、児童の頑張りや良い変化を見逃さずに褒めており、児童の学習意欲の継続・向上を図っていました。

 授業を参観した先生たちにとっても、説明的な文章をその構成に着目して、時系列型、頭括型、尾括型、双括型のどれなのか判別した後、繰り返し出てくる同じ意味の文や語句に着目して、筆者の言いたいことや主張をまとめていく学習指導過程を目の前にして、個々の指導技術を高める有意義な時間になりました。

 授業を参観させてくださった研究主任、どうもありがとうございました。

生活園が立派な畑に大変身


 2年生は、生活科の学習でサツマイモの栽培活動を行います。

 しかし、サツマイモの苗を植える前の、土の耕し、畝作り、マルチの設置は、学級担任3名の仕事になります。ただ、3名だけでそれらを行うには、少々広い畑です。そこで、門川町地域学校協働活動推進員さんにご協力いただける方の依頼をしたところ、地域の十数名の皆様が快諾してくださいました。

 ゴールデンウィーク中の5月3日(金)、そして、ゴールデンウィーク明けの5月7日(火)に土の耕し、畝作り、マルチの設置のご協力をいただきました。そして、最後には、草が生えていた畑が、下の写真のとおりとても立派な畑に大変身しました。

 これらの作業は、祝日や放課後に行ったため、2年生の児童はそこにはいませんでした。

 よって、児童がサツマイモの苗を植える際には、必ず今回の作業のことをしっかりと語って聞かせます。自分たちがサツマイモの苗を植えることができるのは、地域の方々のありがたい下準備のご協力があってのことだということを。

 今回、お手伝いいただいた十数名の地域の皆様、本当にありがとうございました。
 サツマイモが収穫でき、おいもパーティーをする際は、ぜひ招待をさせてください。

「宮崎サンシャインズ」の方々による、「さようなら」あいさつ運動

 5月1日(水)は、個人面談のため、下校時刻は全校一斉で13時50分でした。

 それに合わせて「宮崎サンシャインズ」の3名の方々が来校されて、児童の安全な下校を願いながら「さようなら。」のあいさつ運動を展開してくださいました。

 宮崎サンシャインズは、宮崎県発のプロ野球独立リーグ球団です。野球はもちろんのことそれ以外に「地域貢献活動」「地域交流活動」「健康推進活動」を行っています。この「地域貢献活動」「地域交流活動」が、今回の「さようなら。」のあいさつ運動でした。

 「宮崎サンシャインズ」の3名の方々から「さようなら。」「気を付けて帰るんだよ。」と言われると、児童は「さようなら。」「ありがとうございます。」「がんばってください。」と挨拶を交わし、とても微笑ましい姿でした。時には、児童の熱いサイン攻めにあう3名の方々の姿もありました。

門川小学校子ども見守りネットワークの方々との対面式&新入生歓迎集会

 門川小学校には、児童の登下校の安全を見守ってくださる「子ども見守りネットワーク」の方々がたくさんいらっしゃいます。交通安全や防犯に気を配ってくださることはもちろん、何気ない優しい会話で登下校を楽しくしていただいています。先日は、友達と帰り道が分かれて1人になった児童を家まで送ってくださいました。

 さて、4月23日(火)は、8時20分からの開始に都合のつかれる17名の方々にご参加いただき、自己紹介と代表の方にご挨拶をいただきました。児童の元気な挨拶(「おはようございます。」「さようなら。」「ただいま。」等)が何にも増してエネルギーになるということでした。また、誰一人事故や事件に巻き込まれないことが一番の喜びと幸せだということでした。

 最後には、6年生の代表児童が、「子ども見守りネットワーク」の方々の毎日の活動に対して、最高学年として礼儀正しくきちんと感謝の心を伝えることができました。

 これからも門川小学校の児童の安全のため、どうぞお力をお貸しください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 対面式が終わると、新入生歓迎集会でした。「子ども見守りネットワーク」の方々も全員が残ってくださり、1年生のかわいい姿を参観してくださいました。

 1年生が起立して回れ右をすると、そこには体の大きな2~6年生のお兄さんお姉さんたちが座っていました。そのためか、1年生は、少しドキドキした面持ちでした。そのような中でも元気に「はじめのいっぽ」を歌い、お兄さんやお姉さんから大きな拍手をもらうと、とても嬉しく満足げでした。

 最後は、1~6年生全員で、体育館が揺れるくらいの元気な声で校歌を歌いました。

 

 門川小学校のお兄さんやお姉さんは、優しい人ばかりです。しばらくは、家庭訪問に代わる個人面談のため昼休みがありませんが、個人面談期間が終わった昼休みには、1年生を誘って一緒に仲良く遊ぶ上級生の姿がいくつも見られることでしょう。

令和6年度 最初の参観日

 4月21日(日)に、令和6年度最初の授業参観とPTA総会、学級懇談会等が行われました。

 1年生の教室はもちろんのこと、他の学年も保護者の皆様全員が教室に入りきれない状態の参加率でした。新しい学年に進級し、我が子の学習の様子に関心が高かった証拠だと思い、大変嬉しくなりました。ありがとうございました。それぞれの学年の先生たちも、保護者の皆様の熱意にこたえるように、学級の児童の実態に応じて、一生懸命工夫された授業を展開していました。

 1年生は、「国語のお勉強を始めよう。」(国語科)というめあてで、正しい鉛筆の持ち方の練習や鉛筆体操を行い、最後には、「とめ」「はね」「はらい」等の練習ができる書写シートを1枚書きあげました。

 

 2年生は、「同じ時刻の表し方を知ろう。」(算数科)というめあてで、時刻に「午前」と「午後」を付けて表したり、1日は24時間であることに気付いたりする学習をしました。

 

 3年生は、「2つの問題で、15÷3の計算の仕方を比べよう。」(算数科)というめあてでした。2つの問題場面をイメージ、それを図で確認し、どちらの場合も九九を使って答えを求めればよいことを学習しました。

 

 4年生は、「代わり方がよく分かるグラフについて調べていこう。」(算数科)というめあてでした。児童はこれまでに棒グラフは学習していましたが、この日は、初めて「折れ線グラフ」が登場しました。そこで、丁寧に「縦軸」や「横軸」が何を表しているのか、各点は何を表しているのか等を学習しました。

 

 5年生は、「漢字は、どのようにしてできたのだろうか。」(国語科)というめあてでした。漢字の成り立ちは、「象形文字」「指事文字」「会意文字」「形声文字」の4種類に大きく分類できることを学習しました。

 

 6年生は、「春を表す言葉を知り、春の様子を俳句で表そう。」(国語科)というめあてでした。春を表す二十四節気のことばである「立春」「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」「穀雨」を知り、3句(首)の俳句や短歌が表している春の様子を考えました。そして最後は、各自で春の様子を表すオリジナル俳句を作り、発表し合いました。

 

 授業参観が終わると、体育館にてPTA総会が行われました。保護者の皆様のご協力で、スムーズに会が進み、どの議案も可決・承認していただきました。また、PTA運営委員の新旧交替も行われました。令和5年度のPTA運営委員の皆様、ありがとうございました。感謝でいっぱいです。そして、令和6年度の新PTA運営委員の皆様、さらなるPTA活動の充実・発展をどうぞよろしくお願いいたします。

 長年、PTA会長や副会長、PTA運営委員を歴任し、令和6年3月のお子さんの卒業に合わせて退任される2名の方(1名は所用のため欠席)への感謝状と記念品の贈呈も行われました。

 

 PTA総会が終わると、各学級にて学級懇談会が行われ、学級経営方針説明、この学年の児童の特徴、年間の学校・学年行事、かどがわ4か条、校時程の確認などの説明がありました。そして、一家庭一役による学級役員(学級選出のPTA専門部員)決めが行われました。多くの保護者の皆様のご参加により、「学年部(学級レクレーション部、門川町PTA研修大会部)」、「図書部」「文化広報部」「環境整備部」「保健体育部」「地域安全部」「家庭教育学級」のそれぞれの部員さんが決まりました。ありがとうございました。

新1年生、はじめての給食

 4月19日(金)は、1年生にとって初めての学校給食でした。楽しみにしていた児童も多かったことでしょう。
 この記念すべき日のメニューは、お祝いカレー、スタミナサラダ、おめでとうデザート、牛乳でした。

 まずは、最高学年の6年生に配膳をしてもらい、きちんとお礼が言えました。

 次に、学級担任の先生からテレビを画面使って、ご飯の上にルウ(ルー)をかける方法を丁寧に教わっていました。

 説明が終わると、実食でした。1年生に聞くとちょうど良い辛さだったそうです。「サラダは?」と聞くと、「パリパリ(シャキシャキ)しておいしかった。」という感想が聞かれました。さらに、冷たいおめでとうデザートまでついていて、最高の給食だったようです。そのためか、残さいがとっても少なかったです。

 これからも学校給食をもりもり食べて、健康でたくましい体をつくってほしいと思います。

全国学力・学習状況調査が行われました

 4月18日(木)は、小学校では6年生を対象に、文部科学省の「全国学力・学習状況調査」が行われました。教科は、国語科と算数科でした。

 写真は、調査問題が配付された場面です。6年生の緊張感が伝わってくると思います。

 この調査は、問題が冊子になって配付され、複数の資料を読み取っていきながら答えていきます。よって、いつもの教科書の単元が終わった後に行うテストよりも難易度は上だと思います。

 しかし、学校では、5年生の段階から、そういった調査問題形式や難易度に慣れるために、時間をつくって過去の6年生が受けた調査問題や似たような問題を使って学習してきました。その身に付けた力が、今回発揮されたことでしょう。

 調査結果が今後提供されましたら、個々の児童の学習状況の改善等に努めるとともに、私たち教師自身の学習指導等の工夫・改善に向けて取り組んでまいります。

校長室通信「ハートフル門小」をアップしました!

4月15日発行の校長室通信・第1号を本ホームページ(学校からのおたよりコーナー)にもアップしましたので、お時間があればご覧ください。

今年度は、毎月半ばに「校長室通信」(学校経営に関する内容)を、月末に「学校便り」(学校の様子や子ども達の頑張りを紹介)を発行していく予定です。

見てください。この1年生のすがたを!

 4月15日(月)は、1年生にとって初めての登校でした。

 大きくてピカピカのランドセルを背負った1年生の元気なあいさつが、校舎に響き渡りました。

 

 朝の時間と1時間目を使って、登校したら何をするのかを写真を使って説明しました。また、1日の学校生活の流れやトイレの使い方、履きも物の整理整頓、正しい廊下方向などの学習もしました。

 2時間目は、学校ではじめて自分の名前を書いたり、自分の顔を描いたりしました。

 3時間目は、下校準備の仕方を学習しました。

 下の写真は、学級担任の先生の話を聞いている1年生の姿です。背筋がピンと伸びていて、自分自身の体にもいいし、見た目にも清々しいです。上級生のお手本になる素晴らしさでした。思わず写真に撮りました。

 あと数日は、学校生活に慣れるための学習を行い、その後、国語科や算数科、生活科等の学習が少しずつ登場します。

 これからも、1年生が楽しく学校生活を送れるよう、一生懸命に指導や支援を行ってまいります。

輝け子どもたち!門川小学校!~ピカピカの1年生を迎えました~

 4月12日(金)に、第123回入学式が行われました。

 新1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

 とてもかわいい62名が入学し、全校児童がちょうど400人になりました。

 多くのご来賓(31名)の皆様やご家族の皆様に見守られる中、笑顔で入場し、新入生氏名点呼では、学級担任からの点呼に、元気いっぱいの返事が聞こえました。

 

 「学校長お祝いのことば」では、校長先生と新1年生が、「登下校も含めて安全に生活すること」「あいさつをしっかりすること」「ともだちをたくさんつくること」の約束をしました。きちんと、校長先生の方を向いて、話を聞いている立派な姿がとても印象的でした。

 

 来賓の門川町教育委員様、門川小学校PTA会長様からもお祝いのことばをいただきました。新1年生の「はいっ」、「ありがとうございます。」、「よろしくお願いします。」という返事やお礼のことばが、誰に言われるわけでもなく、自然と自分たちから発せられて、すごく感心しました。また、とても微笑ましかったです。

 

 在校生を代表して6年生から、「1年生になったら」の歌のプレゼントもありました。突然、体の大きい6年生が新1年生の目の前に現れてびっくりしたようでしたが、曲が流れ始めると一緒に歌を歌う新1年生もいて、和やかな雰囲気に包まれました。

 

 卒業式が終わると、記念撮影をしました。きっと思い出に残る写真になることでしょう。

 

 新1年生は、そのまま体育館に残って、動画を楽しく見ました。ご家族の皆様は、各教室に移動し、学級担任からの連絡事項やお願いを聞かれました。さすが、立派な新1年生のご家族の皆様でした。学級担任の話す内容やテレビ画面に映し出された大事なことを、メモをとりながら真剣に聞かれていて、学級担任は、「とっても説明しやすかったです。」と言っておりました。ありがとうございました。

 

 さっそく、4月15日(月)から、学校での勉強がスタートします。門川小学校での学校生活が楽しみで、いつもより早く起き、しっかり朝ご飯を食べて、元気いっぱいに登校してくる子どもたちの姿が目に浮かびます。少しずつ門川小学校のことを覚えて、毎日楽しく過ごしてほしいと願っています。

 

 ここで忘れていけないのは、高学年の姿です。前日準備を新1年生とそのご家族のためにと一生懸命に行っていた姿、在校生代表として立腰できちんと椅子に座っていた姿、式場の後片付けを手際よく丁寧に行っていた姿など、大変すばらしく本校の高学年の頼もしさを感じました。

 ご来賓の皆様、そして、祝詞・電報をくださった皆様、とっても素敵な入学式になりました。誠にありがとうございました。

令和6年度がスタート!

 本日4月8日(月)、いよいよ門川小学校の令和6年度がスタートしました。

 もちろん4月1日(月)から、職員の業務は始まっていたのですが、児童の声が校舎内に響き渡った本日、「やっぱり、学校っていいなあ。」と感じました。

 さて、児童は登校したら旧学級に入り、健康観察の後、新学年の学級編制を行いました。そして、無言を守って2列で体育館へ移動し、新任式に臨みました。

 

 3月29日(金)の離任式では、12名の先生たちを送り出しましたが、今日の新任式では新たに12名(本日は10名)の先生たちを迎えました。

※ 真ん中の空いているところは、12日(金)に入学してくる1年生が座る場所になります。

 

 先生方一人一人が自己紹介をするたびに、大きな拍手が起こったので、ステージ上にいる緊張気味の先生たちは、児童のあたたかい心に触れて、とても嬉しかったそうです。また、6年生代表による歓迎のことばを聞いて、門川小学校が朝のボランティア活動やあいさつ運動、正しい廊下歩行を伝統的に行っていることが分かったそうです。

 また、新5年生に1名、新4年生に2名、新3年生に1名の転入児童もありました。早く自分の学級に慣れ、友達をどんどんつくってほしいです。

 

 新任式が終わると、始業式を行いました。

 はじめに、校長先生が、各学年に向けて次のメッセージを伝えました。

 〇 5年生…高学年の仲間入りしたので下級生をリードしてください。

 〇 4年生…学年が半分より上の上級生になりました。下級生をまとめてください。

 〇 3年生…真ん中の学年になりました。自分のことは自分でできるようになってください。

 〇 2年生…12日(金)には1年生が入学してきます。1年生にいろいろ教えられるお兄さん・お姉さんになって

  ください。

 〇 6年生…6年生は学校の顔です。学校の歴史と伝統をしっかり引き継いだり、新たに築いたりしてください。 

 最後は、全校児童へ、ルールをきちんと守って「命を大切に!」、「夢に向かって!」精一杯頑張っほしいと伝えました。

 

 次に、3年生と5年生の代表児童が発表しました。

 3年生は、「2年生のときよりも友達をたくさんつくる。」、「立腰の姿勢と無言が、1・2年生のお手本になれるようにがんばる。」、「理科や、算数のわり算が楽しみ。」ということを、落ち着いた声で堂々と発表しました。

 5年生は、「先生の話に集中して、勉強を頑張る。」「積極的に手を挙げて、発表する。」「地域の方々や学校の先生に、進んで元気なあいさつをする。」ということを、みんなが聞き取りやすいスピードで具体的に発表しました。

 

 最後は、生活指導を担当している先生からの話でした。

 令和5年度の反省の中から、「公園等で遊んでいて、ゴミが出たときには、お家に持って帰って処分しましょう。」、「心を落ち着かせて、『無音』と『無言』の場を守りましょう。」という内容でした。

 

  始業式が終わると、新しい学級担任の先生に引率されて、新しい教室へ荷物の移動をしたり、新しい教科書を取りに行ったり、たくさんのプリントを配付したりしました。そのような中でも、各学級の先生たちは、新たな出会いの今日の日を大切にして学級開きを行い、令和6年度を無事にスタートさせることができました。

 

《本日配付された、ピカピカの教科書》

離任式

 校内の桜が少しずつ咲き誇るようになってきた本日29日(金)、令和5年度離任式が行われました。


 3月末で本校をご退職・転任される先生方は、12名でした。体育館にて1人1人の先生方から児童へ、温かいメッセージをいただきました。また、先日卒業をしたばかりの多数の卒業生も登校して、お世話になった先生方の話をしっかり聞いていました。

 代表児童の言葉でも、先生方1人1人に対する感謝の言葉が込められていました。

 4月から12名の先生方の姿を校内で見ることができなくなるのはとても寂しいですが、新たな学校や人生でのご活躍を祈り、5年生がピアノ伴奏をする中、児童と職員で校歌を大きな声で歌いました。

 最後は、児童が感謝の拍手をする中、先生方は体育館を後にしました。

 お体に気を付けて、4月からもお元気でお過ごし下さい。本当にありがとうございました。


 令和5年度の学校ホームページの更新も、本日までとする予定です。たくさんの方々に閲覧していただき、心より感謝申しあげます。ありがとうございました。

門川町立小・中学校教職員「教育実践研究報告書」の表彰!

 門川町では、“明日の門川町を担う優れた人材”を育成するため、児童生徒の確かな学力の向上を図ることが喫緊の課題となっています。令和5年度も「確かな学力の向上を図る教育の充実~小・中学校の児童生徒に、確かな学力を保証する~」を最重点施策として掲げ、関係機関ならびに町内全小・中学校で全力をあげて取り組んでいるところです。

 この課題解決を図るためには、学校において指導に当たる教職員が児童生徒の学力向上を強く意識し、かつ日々の教育実践を意図的・計画的に積み重ねていくことが必要です。

 そこで、学力向上に係る取組を奨励するとともに、その成果や課題を発表することにより、門川町の学校教育の一層の充実・向上に資することをねらいとして、教育実践研究報告書が募集されています。

 門川小学校の先生方は、とても教育熱心で、日々の授業実践の中で特に意識して取り組んだ学力向上につながる教育実践を、A4判(縦方向)・10ページ以内にまとめて、全員が応募しました。

 その結果、3名の先生方が、入選しました。3月27日(水)には、本校に門川町教育長が来校されて、表彰状の授与式がありました。

 「優秀 副町長賞」を受賞した先生は、読書活動の推進を生かして、学級を落ち着いた雰囲気にし、学習に集中できるようにしました。

 「優良 教育長賞」を受賞した先生は、苦手意識を減らすための工夫と日々の積み重ねをとおして、算数科の学習に主体的に取り組む児童を育てました。

 「佳作」を受賞された先生は、ICTを授業へ上手に導入し、児童の学習意欲や発表意欲の向上に取り組みました。

 受賞された3名の先生方、本当におめでとうございます。きっと、自分の教育実践に一層自信をつけたことと思います。

 

 

 

修了式

 すっかり春めいてきました。運動場の桜も日に日に咲き始め、児童の卒業及び進級をお祝いしているようです。

 昨日25日(月)の卒業式では、6年生が立派に門川小学校を巣立っていきました。

 そして、本日は、令和5年度の最後の授業日である「修了の日」でした。

 1番目に、学年の代表児童に校長が「修了証書」を手渡しました。この1年間、門川小学校において学習面や生活面、保健・体育面について頑張ってきた証です。代表児童の礼に続いてその学年児童全員も起立をして礼をしました。

 2番目に、2年生と4年生の代表児童による発表でした。

 2年生は、個人として「廊下歩行」と「整理整頓」を頑張り、学級としては「読書貯金カード(読書をした図書の冊数)」を頑張ったそうです。4年生は、「算数の計算問題」と「友達づきあい」、「リコーダー」を頑張ったそうです。2人とも、どのように頑張ったのかを具体的に述べ、その発表態度も堂々としていて、1年間の成長をとても感じました。

 3番目に、校長の話でした。これまでに校長が全校児童に向けて話してきた「命を大切にする。」「友達を大切にする。」「“ありがとう”や“ごめんなさい”のことばを、きちんと言う。」「整理整頓する。」について、児童と一緒に振り返りました。

 4番目は、校歌斉唱でした。児童のピアノ伴奏も5年生に引き継がれ、上手な伴奏で1番を声高らかに歌いました。

 5番目は、学習、保健・体育、生活を担当する先生からのお話でした。学習については、各学年から出される春休みの宿題をしっかり取り組み、自分の実力を高めようという内容でした。保健・体育については、「門川小メディアの約束」である、携帯・スマートフォン・ゲーム・動画は、夜9時には電源OFFを守ろうという内容でした。生活については、「自転車に乗る範囲を守ろう。~1・2年生:家のまわり、3・4年生:地区内、5・6年生:校区内~」「公園を正しく使い、ゴミは家に持って帰ろう。」「夕方5時までには、家に帰ろう。」という内容でした。

 6番目は、善行児童の表彰でした。門川町の子どもたちの模範となる素晴らしい行いをした児童生徒を表彰することで、全ての子どもに対する教育的効果を高め、門川町の基本方針である「明日の門川を担う優れた人材の育成」の具現化に資するという目的で、門川町内の小・中学校で行われています。推薦規準として、次のことを設定しています。

 〇 学校において、望ましい人間関係の醸成に努めた。

 〇 主体的に奉仕活動等に努め、学校の環境美化に貢献した。

 〇 何事にも明るく前向きに取り組み、学校生活や家庭生活の充実・改善のために努力した。

 以上の規準を鑑み、各学年1名ずつ表彰し、その模範的行動をみんなで称えました。表彰された皆さん、おめでございます!

 春休みは、12日間あります。何よりもまず命を大切にしながら、次の学年への準備をしっかりしてほしいです。

 令和6年度の1学期のスタートは4月8日(月)です。

 

 この1年、門川小学校のめざす児童像である「進んで学習する子」「手を差し伸べ、助け合う思いやりのある子」「健康で最後までやり抜く元気な子」の姿をたくさん見ることができました。ご家族・地域の皆様方のご厚情に対しまして、職員一同、心より感謝申し上げます。

祝! 門川小学校 第122回卒業証書授与式

 雨の降る中でしたが、体育館の会場内は大変あたたかな雰囲気の中、79名の卒業生が立派に門川小学校を巣立っていきました。

 卒業生が壇上で自分の夢や感謝のことばを述べる姿は、6年間での成長を感じることができるとともに、今後の活躍を期待させる姿で、とても感動しました。また、声を合わせて精一杯の歌声を会場内のみんなに届ける姿は、とても輝いていて、心にジーンときました。

 この6年間、学校生活の中でたくさんの友達や先生、地域の方々に出会って学び、そして、保護者や地域の方々に愛され、守られ、育てられてきた卒業生。これらは、何事にも代え難い財産となって自分の夢の実現へ力強く後押ししてくれることでしょう。

 いつもリーダーシップを発揮し、明るく元気に門川小学校を引っ張ってきた6年生。この1年間、頼りになる素晴らしい背中を在校生にたくさん見せることができました。きっと、現5年生が、その素敵な思いや態度を引き継ぐはずです。なぜなら、在校生代表として参加した現5年生の態度や歌声も、とても素晴らしかったからです。

 79名の卒業生の皆さんの中学校でのますますの活躍を、職員一同心から応援しています!

 当日はご多用の中、門川町役場総務課長様、門川町教育長様、門川町議会議員様、校区内の地区会長様、校区内の民生委員児童委員様、学校運営協議会委員様、そしてPTA会長様にご臨席を賜り、激励をいただきました。また、門川町役場総務課長様からは卒業記念品贈呈を、門川町教育長様とPTA会長様からはお祝いのお言葉をいただきました。心より感謝申し上げます。

 

卒業式予行練習

 3月19日(火)は、5年生も参加して卒業式予行練習が行われました。

 その予行練習を行う前に、6年生の女児1名を善行児童として、表彰しました。

 彼女は、毎朝、児童玄関前や校庭の落ち葉掃きなどのボランテイィア活動に自ら進んで取り組み、学校美化に努めていました。また、学級で欠席者がいると忘れずに手紙を書いたり、学級のまとまりを高めていこうとしっかりした判断や行動をしたりしていました。

 

 さて、卒業式の予行練習ですが、入退場、卒業証書授与、門出の歌などを通して行うとともに、その所々で1人1人の発表の仕方、起立や着席の仕方、返事の仕方、歩き方、などの指導を行いました。特に門出の歌の2曲は、ハーモニーがとてもすばらしく、心にジーンときました。

 一方、5年生は、「これまでありがとうございました! ご卒業おめでとうございます! 4月からの門川小学校は、私たちに任せて下さい!」という心の声が聞こえてきそうなほど、立派な姿勢で椅子に座り、6年生の様子をじっと見ていました。

 

 練習を重ねるたびに6年生の行動用様式は確かに良くなってきています。しかし、卒業式当日に来られたご家族や来賓の皆様は、その日の卒業生の様子や態度しか見ることができません。つまり、これまでの練習による向上的変容を感じたり見ることはできないということです。

 そこで、「あなたたち卒業生1人1人が満足し、来場されたご家族や来賓の皆様が感動する式にするために、まだまだあなたたちは残りの2日間の練習で伸びます。がんばりましょう!」と話しました。

 

2年生と3年生も、クリーン作戦

 3月15日(金)の午前は2年生が、全員で中央街区公園に行き、クリーン作戦を行いました。

 ゴミを拾い始めると、ペットボトルやお菓子の袋等がたくさん落ちてあり、終始、子どもたちは驚いていました。ビニール袋は、すぐにゴミでいっぱいになりました。子どもたちにとって、公共施設での過ごし方を改めて考える良い機会となりました。

 今回の活動を通して、日常生活の中でゴミを捨てないことや、ゴミを拾う意識を高めて欲しいです。

 

 土曜日・日曜日をはさんで、3月18日(月)の午後は、3年生がクリーン作戦を行いました。

 中央街区公園と本町公園に分かれて行いました。活動が終わったらその公園で「さようなら。」ができるようにランドセルをからって公園に向かったのですが、その道中にもたくさんゴミを落ちていて、それを拾いました。また、公園の敷地内だけではなく、公園の周りや空き地からもたくさんのゴミがが見付かり、それも拾いました。ペットボトルや空き缶などの大きな物から、紙くずやマスクなど、いろいろな物が落ちていました。子どもたちは、すみずみまで一生懸命拾い、ゴミ袋がいっぱいになりました。

 この活動を生かして、門川町の街を綺麗にしたいという気持ちを大きくもってほしいです。

4年生もクリーン作戦

 3月14日(木)の2校時と3校時は、4年生もクリーン作戦を行いました。

 目標は、「身近にある公園の清掃活動を行うことをとおして、日頃から公園をきれいに使う気持ちを育てる。」でした。

 4年1組は、下納屋公園や上納屋公園のゴミ拾いを主に行い、漁港沿いも行いました。

 4年2組は、本町公園のゴミ拾いを主に行い、尾末神社近くの堤防も行いました。

 2学級とも、ぱっと見える広場の部分だけでなく、木の茂みや側溝なども目をこらしながら一生懸命にゴミ(ペットボトル、お菓子の包装紙、空き缶、たばこの吸い殻など)を拾いました。地域の方が、「頑張っているね。」「ありがとうね。」「すごくきれいになったよ。」などの声をかけてくださり、児童の活動意欲は、ますます高まりました。ありがとうございました。

 帰校すると、環境水道課の方による分別の説明があり、その後、実際に自分たちが拾ってきたゴミを分別しました。「私たちが、よく利用している公園にゴミがあるということは、私たちの責任でもあると思います。ゴミが落ちていない公園にしたいです。」、「身近なところにこんなにゴミが落ちていたなんて、びっくりしました。大人になっても、絶対にポイ捨てはしません。」などの声が児童から聞かれました。とても有意義な約2時間の活動になりました。

 

第3回親子であいさつ登校&5・6年生の地域ボランティア清掃

 門川小学校では、保護者があいさつする姿を児童に見せることで、児童の率先あいさつ(先出しあいさつ)のきっかけとするとともに、地域全体の人間関係を豊かにすることを第1目標として、親子であいさつをしながら登校する取組を継続して行っています。

 第2回目は、10月の運動会当日でしたが、今回の第3回目は、3月11日(月)~3月15日(金)で各家庭が実施可能な日に行ってくださるようにお願いしました。その期間内で特に、昨日の3月14日(木)は、5・6年生の地域ボランティア清掃と重なりました。

 5・6年生は、通学路に落ちているゴミを拾いながら登校しました。また、この日に親子であいさつ登校を実施してくださった5・6年生の保護者の皆様は、お子さんと一緒にあいさつだけでなく、ゴミ拾いまでしてくださいました。

 今回の活動をとおして、児童は、「率先あいさつ(先出しあいさつ)」の意識を高ることができたとともに、地域のゴミ問題にも関心をもつことができたと思います。

 この1週間、親子であいさつ登校に参加してくださった保護者の皆様、朝のお忙しい時間帯、地域に誇れる学校づくりのために、ありがとうございました。

 

 さて、拾ったゴミを各自白いビニール袋に入れて登校してきた5・6年生は、1校時にそれに関する学習を行いました。

 門川町役場の環境水道課の2名を講師に、燃えるゴミと燃えないゴミの分別の仕方について学習しました。児童は、とても理解が早く、すぐに学級ごとに45Lごみ袋の中に分別することができました。

 分別作業後は、少しの時間しか設定できませんでしたが、講話を頂きました。

 海洋プラスチック問題(特にマイクロプラスチック)のお話でした。プラスチックを体内に取り込んだ魚や鳥を食べることで、人間の体の中にもプラスチックが知らないうちに蓄積されていく危険性があるという内容でした。そして、ゴミになる物を捨てるのは一瞬だけど、それは、ずっと残り続けるということ。そのため、ゴミになる物が落ちたから、風で吹き飛ばされたからという理由で「もう、知らない。」ではなく、しっかりと拾って欲しいということでした。そして、ゴミを拾うということは、「ぼく・私は、世界の環境を救うヒーロ・ヒロインだ!!」と思ってほしいと強く訴えていました。

 分別したゴミは、門川町役場の環境水道課の2名の皆様が、軽トラックに乗せて、門川町の清掃工場に運んでくださいました。

 門川町役場の環境水道課の2名の皆様、お忙しい中にゴミの分別の仕方の説明や講話、分別したゴミの運搬など、どうもありがとうございました。児童は、これまでの自分のゴミに対する考えを振り返ることができたと思います。また、門川町(特に門川小学校校区内)のゴミ問題に関心が高まったと思います。 

手話を知ろう

 3月4日(月)の2~3校時は、「門川手話サークル」に所属する4名の方に来校いただき、5年生が手話について学びました。

 5年生は、総合的な学習の時間に「福祉」について学んでおり、今回は耳が不自由な方とのコミュニケーションの1つとして手話を学ぶことになったのです。

 まず、「聴覚障がいって、どんな障がい?」「聞こえないって、どんなこと?」「コミュニケーションについて」「手話通訳の仕事(手話通訳派遣事業の活動、イベント等での手話通訳活動)について」の講話をいただきました。

 次に、手話の学習でした。初めての手話ということで、次の1)~5)ことを教わりました。講師の先生が何度が黒板前でやって見せ、その後、児童の間を回って、指の方向や傾き、動き、手の甲の方を相手に見せるのか手の平の方を相手に見せるのか等を丁寧に、やさしく教えてくださいました。

1)家族の名称

 父、母、兄、弟、姉、妹、祖父、祖母

2)数の表し方

 一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、百、千、万

3)簡単なあいさつ

 おはよう、こんにちは、こんばんは、はじめまして、よろしくお願いします、ありがとう、

 すみません、さようなら、今日、どうしました?

4)指文字の表し方

5)自己紹介の仕方

 最後は、児童からの質問でした。「手話はだいたい何個ぐらいあるのですか。」「手話は、国によって違うのですか。」「手話をする上で気を付けないといけないことは、何ですか。」「手話通訳の仕事をしようと思ったきっかけは、何ですか。」「手話通訳の仕事のやりがいと難しさは、何ですか。」等の質問がありました。それらについても丁寧に、児童の分かりやすいように答えてくださいました。

 4名の講師の皆様、お忙しい中、約90分間もの長い時間、5年生のために熱心にご指導いただきありがとうございました。児童は、講師の先生の豊かな表情からも、手話は手先だけの動きではなくて、表情や口の動きもとても大切だということが分かったと思います。

お別れ集会・お別れ遠足

 3月1日(金)は、お別れ集会及び、お別れ遠足が行われました。

 まず、8時25分~9時10分は、運営・集会委員会の5年生児童が司会・進行をしながら、お別れ集会を行いました。

 《ねらい》

 1~5年生…6年生の卒業を全校児童で祝い、卒業生の活躍を祈る。

 6年生…6年間を振り返り、学校に対する感謝の気持ちや将来への新たな期待をもつ。

 

 1年生は、「ありがとうの花」の歌を、踊りながら楽しく全員で歌いました。

 

 2年生は、「お・め・で・と・う」を頭文字にして、6年生へメッセージを送るとともに、「ウンパッパ」を全員で振り付けをしながら歌いました。

 

 3年生は、「冬さん さようなら」の曲を、3年生から学習が始まったリコーダーで上手に演奏しました。

 

 4年生は、先日の2分の1成人式において保護者に披露した「水平線」を、いろいろな楽器を使って上手に合奏しました。

 

 5年生は、音楽を続いたので、「いのち」と「出発するのです」という、卒業を間近に控えた6年生にとって、ふさわしい2編の詩を、しっとりと群読しました。

 

 6年生は、下級生からの発表のお礼として、卒業式で歌う「絆」を合唱しました。まだ、練習途中だということだったのですが、美しい歌声が体育館に響き渡り、下級生はうっとりとしていました。

 

 お別れ集会が終わると、トイレ等を済ませ、運動場に全校児童が集合しました。そして、生活指導担当の先生から交通安全についての諸注意があり、9時40分に、約1.8㎞先にある門川町海浜総合公園(多目的広場)に出発しました。1年生は6年生が、、2年生は5年生が横について一緒に歩きました。

 現地に到着すると、敷地内をカラーコーンで6つに分け、各学年が遊んだり、お弁当を食べたりする場所を確保しました。

 

 自分たちの場所の確保ができたら、早速、学年・学級の時間になりました。

 6年生は、現在MLBのロサンゼルス・ドジャースに所属している大谷翔平選手からいただいたグローブを用いて、キャッチボールをしました。「このグローブ、とても軽い。」「軽くて、使いやすい。」等の声が聞かれました。その他の学年の児童は、ドッジボール、ドッジビー、短なわ、長なわ、だるまさんが転んだ、花いちもんめ、鬼ごっこ等の遊びを楽しんでいました。遊具は一切設置されていない場所でしたが、児童は自分たちで遊びを考えました。先生たちも、児童の中に入って、一緒に楽しんでいる姿がとても印象的でした。

 

 風は強かったですが、晴れの天気に恵まれました。平素とは異なる生活環境の中での集団活動をとおして、児童と児童、児童と教師相互の人間的な触れ合いを深め、楽しい思い出をつくることがことができたと思います。

 今回の遠足は、「お弁当の日」でもありました。保護者の皆様には、お子様に実態にあった「お弁当の日」の取組をしてくださったことと思います。そして、遠足の準備等、どうもありがとうございました。

今年度4~6年生の最後の授業参観

 2月27日(火)は、令和5年度4~6年生の最後の授業参観でした。

 4年生は、10才を迎える学年ということで、ご家族を前にして2分の1成人式を体育館で行いました。

 オープニングで運動会で披露した「エイサー”三線の花”」を再度披露しました。その後、児童一人一人がご家族へ感謝の言葉を伝え、10才の記念に作った色紙を手渡しました。また、音楽科の時間を中心に、頑張って練習してきた合奏「水平線」や合唱「10才のありがとう」を披露しました。さらに、10才の今、自分が伝えたいこと(将来の夢など)を具体的に発表しました。参観された保護者の中には、これまでのいろいろな思い出が浮かんできたのでしょう、目をウルウルされていた方もいらっしゃいまいた。とても感動的な式でした。

 

 5年生は、「いいところ探し~なりたい自分になるために~」の学級活動をしました。最初に、自分のいいところ探しをしました。自分のいいところはどんなところなのか、じっくり自分の言動を振り返ったり、友達や家族から見たいいところを教えてもらったりしました。ちょっと恥ずかしがっている児童もいましたが、自分の長所を知るよい機会だったと思います。その上で、これからどんな人になりたいのか考えました。そして、なりたい自分になるためにはどんなことをこれから頑張らないといけないのか、自分で考えたり友達からアドバイスをもらったりしました。

 「こうなりたい!」と、まずは具体的なイメージをもち、それに向かって努力すること・・・とても素敵なことだと思います。この世に同じ人は一人もいません。一人一人によさがあって、一人一人が大切な存在なのです。

 

 6年生は、国語科でした。詩「いのち/小海 永二」を用いて、作者の伝えたいことについて考えました。

《いのち/小海 永二》

 花です/虫です/からだです

 鳥です/草です/こころです

 それらはみんないのちです

 いのちは/どれも/ひとつです

 いのちのふるさと

 地球もひとつ

 風が吹き/雲の流れる地球のうえに/要らないものなどありません

 互いに支えているんです/見えない手を出し 声を出し/互いに支えているんです

 どれもひとつで/どれにもひとつ/全部が大事ないのちです

 児童は、静かな雰囲気の中で、自分で考えたり、グループになって友達の意見を聞いたりして、「命は大事である。」「命は一つである。」「地球にあるものすべて大切で、要らないものなどない。」「命あるもの全てが、お互いに大切に思って、支え合って生きている。」「自分の命や他の人の命を危なくするようなことは、絶対にしてはいけない。」ということを作者は、強く伝えたかったのではないかという結論になり、学習の最後には、再度この詩を味わいながら、声に出して読みました。

 卒業を控えた6年生、自分の命や他の人の命の重みを改めて感じることができたと思います。

 

 4~6年生の授業参観も、1~3年生の授業参観に続いて、児童の成長を感じていただけた学習内容だったと思います。年度末が迫るお忙しい時期だったとは思いますが、たくさんのご家族の皆様が来校してくださり、ありがとうございました。 

第3回門川町立門川小学校学校運営協議会

 2月26日(月)の19時00分~20時30分は、「第3回門川町立門川小学校学校運営協議会」が行われました。

 門川小学校の協議の柱は、①防災教育(危険回避能力の育成)、②あいさつ(コミュニケーション力の育成)の2つであり、年間をとおしてこの2つの班に分かれて、協議・熟議を進めてまいりました。

 3回目の今回は、1年間の振り返りと今後の見通しについて、各班で協議・熟議を行いました。

 防災教育班では、下校時避難訓練において、「児童によるその場に応じた自主的な避難の様子が見られ、より、実践的な避難訓練になった。」「計画の段階から学校運営協議会委員も加わって、先生たちと一緒に実施方法を考えることができた。」など、嬉しいご意見がありました。そして、次年度に向けて、「学校のノーメディアデイの時に家族で防災会議をぜひ行ってほしい。」「親子で通学路を歩き、実際に大地震が来たときに、いま通った道がどうなるのか親子で想像力を働かせ、危機意識をもって、避難経路を親子で話し合ってほしい。」などのご意見をいただきました。

 あいさつ班では、「年々、先出しあいさつが向上してきている。気持ちがよい。」「地区の方々にあいさつエピソードを募集したところ、たくさんの返信があった。地区の方々にも、あいさつの励行に興味をもってくださっている。」という感想をいただきました。そして、「地区によって、あいさつ運動に差がある。」「あいさつ運動を展開するにあたって、どのように児童へ指導をしているのか、学校の指導方法を具体的に示してもらえると、地域も一緒になって児童に接することができる。」という次年度への向けた意見もいただきました。

 令和6年度も、防災とあいさつの2本柱で、児童の向上的変容をより一層図っていき、地域とともにある学校・地域に誇れる児童の育成を推進してまいります。

 学校運営協議会委員の皆様、令和5年度も、どうもありがとうございました。

最高学年引継式

 2月26日(月)は、5年生は、4月からは最高学年の6年生になるという自覚を高めるため、6年生は、最後の1か月を最高学年として恥じないように有終の美で終わろうとする気持ちの高揚を図るために、最高学年引継式を行いました。

 6年生と5年生が向き合うように座ってからはじめました。

 まず、6年生から5年生へ伝えたい以下の12個のことを、グループごとに発表しました。6年生がこの1年間最高学年として意識しながら取り組んできたことでした。どのように取り組んだか、どんな思いで取り組んだか等、具体的に発表し、とても分かりやすかったです。

 〇朝ボランティア  〇お手本  〇友情  〇何でも挑戦  〇あきらめないで頑張る  〇注意し合う

 〇無言  〇あしみえ(歩く、静かに、右側、会釈)歩行  〇あいさつ  〇協力  〇メリハリ

 〇考動(考えて動く)

 次に、6年生代表が5年生代表に、金色のバトンを渡しました。バトンを受け取った5年生代表は、以下のことを立派に述べました。

 〇 「今、6年生からバトンを受けとりました。6年生の話を聞いて、朝のボランティアや委員会活動、

  下級生のお手本になることを頑張りたいと思いました。もっと、この学校をよりよい学校にするために

  頑張ります。」

  5年生は、6年生の発表をよそ見せずに立派な態度で聞きくことができました。きっと、4月からすぐに最高学年として下級生のお手本になり、学校の顔になれると思います。とても期待しています。

見守り隊お礼の会

 2月26日(月)に、全校で「子ども見守りネットワーク」の皆様へ、1年間の感謝の気持ちを込めて、お礼の会を実施しました。子ども見守りネットワークの方々は、登下校の児童の様子を見守ってくださりながら、交通事故防止や不審者被害防止に活躍してくださっています。地域で子どもたちの安全・安心を支えてくださる皆様で、本当にありがたいです。

 会では、代表の方にお話をいただきました。その中で、「子どもたちの元気に登下校する姿や、気持ちのよいあいさつから私たちが元気をもらっています。」という内容がありました。門川小学校では、「先出しあいさつ」を学校内外で展開しています。毎日ボランティアとして道路の要所に立って見守ってくださる子ども見守りネットワークの皆様に対する感謝の表し方は、この「先出しあいさつ」だと思います。より一層、地域での「先出しあいさつ」をすすめていくとともに、見守ってくださるのが当たり前と思わない感謝の心を育てていきます。

 代表の方のお話が終わると、児童代表として6年生が、お礼の言葉をしっかりと述べました。

《お礼の言葉》

 「今まで登下校の時、見守りをしていただき、ありがとうございました。雨の日や寒い日も、僕たちの安全のために毎日見守ってくださいました。僕は、1年生から6年生まで見守り隊の方々にお世話になりました。6年間、ありがとうございました。これからも門川小学校の子どもたちのことをよろしくお願いします。」

 児童代表のお礼の言葉が終わると、全校児童で「ありがとうの花」という歌のプレゼントをしました。振り付けをしながら歌っている児童もいて、子ども見守りネットワークの方々は、目を細めて喜んでくださいました。

 子ども見守りネットワークの皆様、雨の日も寒い日も、門川小学校の児童のために登下校の様子を見守ってくださりありがとうございます。おかげさまで、今のところ、登下校中に大きな事故や事件に巻き込まれる事案が起こっておりません。これからもご自分のお体をいたわりながら、どうぞよろしくお願いいたします。

今年度1~3年生の最後の授業参観

 2月22日(木)は、令和5年度1~3年生の最後の授業参観でした。

 1年生は、入学してからこれまでにできるようになったことを発表しました。

 写真は、全員が鍵盤ハーモニカで「きらきらぼし」を弾いたり、グループ発表でけん玉の技を披露したり、自分が覚えた漢字を時間内に何個も美しく丁寧に書いたりしているところです。

 

 2年生は、生活科において、自分のこれまでの成長について、0歳の頃、1~2歳の頃、3~5歳の頃、1年生の頃と期間を区切ってまとめてきました。そこで、今回の授業参観では、みんなに知らせたい期間を自分で1つ選び、その時の写真をテレビ画面に映しながら発表しました。また、2年生でできるようになったことや、3年生で頑張りたいことも発表しました。

《ある児童の発表》

 私が0歳のころを紹介します。私は、夜泣きを毎日のようにしていたそうです。お母さんは、とても大変だったと思いました。お母さん、私を産んでくれてありがとうございます。

 私は、2年生でできるようになったことがあります。それは、「がんばるノート」を15分でできるようになったことです。初めて15分でできたときは、嬉しかったです。

 3年生になったら私は、わり算の式が書けるようになることと、その筆算のやり方を早く覚えたいです。その他にもたくさんのことを覚えて、もっともっと勉強を頑張りたいです。国語も頑張りたいです。これからも学校を頑張ります。

 

 3生は、総合的な学習の時間において、お魚の町である門川町について学習してきました。そこで、まとめたものをペアやグループで発表しました。門川町はどうしてお魚の町と言われるようになったのか、どんな魚が棲息しているのか、漁獲量が多い魚は何なのか、門川町で盛んな漁法はどんなものなのか、門川町の漁業の今と昔の違いは等、これまで門川町役場の方、漁業関係者の方、宮崎大学教授等から直接講話でうかがったり、図鑑や統計資料から得られたりした知識等を上手に絵や図表にまとめて発表しました。また、門川町の海を守るために私たちができることも発表しました。ご家族の中で、門川町出身者ではない方には、「なるほどね。」「そうだったのか。」と初めて知ることもあったようで、大きくうなずいている姿が見られました。

 1年間の児童の成長をご家族の皆様に実感していただけるように、学級担任それぞれが考えた授業内容でした。小雨の降る中、たくさんのご家族の皆様が来校してくださり、ありがとうございました。

総合的な学習の時間「私たちの将来を見つめて」№3(6年生)

 2月7日(水)の2・3校時は、世界のいろいろな国を一人旅された方に、6年生へ向けてご講話をいただきました。

 これまでに26か国を旅されて、その中からチェコ、オーストリア、クロアチア、スペイン、ポルトガル、モロッコ、キューバ、アメリカ、ガラパゴス諸島をバックパッカーとして旅をされたことを話してくださいました。

 それぞれの国の写真や動画を見せていただきながら、その国々を旅して興奮したことや感じたこと、子どもたちに伝えたいこと等を話してくださいました。

 

 興奮したことや感じたことについて(まだまだ、たくさんありました。その一部です。)

 〇 豪華ホテルのような図書館がありました。

 〇 アントニ・ガウディが設計した未完の教会『サグラダ・ファミリア聖堂』の美しさは、見る価値がとても

  あります。

 〇 屋根がすべてオレンジ色の都市や、街全体が青色で統一されいるような都市があり、絶景でした。

 〇 砂漠の中でも、水が豊富に使えて、Wi-Fiもきちんとつながるホテルもありました。

 〇 街中に平然と、動物園にいそうな動物がいて、人間と共生していました。

 〇 出待ちをしていたら、侍ジャパンで有名になったたMLBのラーズヌートバ選手が車をとめて、サインをし

  てくださいました。

 〇 外国の病院にかかったことで、日本の病院は、なんて親切なんだと感じました。

 〇 資本主義社会と社会主義社会の経済の違いを感じました。

 〇 実際、パスポートとお金とスマートフォンがあれば、旅ができると感じました。

 

 子どもたちに伝えたかったこと(まだまだ、たくさんありました。その一部です。)

 ◇ 世界中で英語を使っている人たちがとても多いので、私たちが英語が使えるということは、自信につながり

  ます。

 ◇ 日本のマンガやアニメは外国でも有名です。マンガやアニメをきっかけとして、コミュニケーションをとる

  ことができる場合もあります。世界に通じる日本文化の1つだと思うので、マンガやアニメの内容を、知って

  いた方がいいです。

 ◇ 日本人は自由だと感じました。ほとんどの外国に行くことができます。行動を起こして興味のあるのことに

  チャレンジし、夢を叶えてください。

 ◇ 旅に出て、見聞を広めてください。インターネット等を使って、確かにその土地の様子を頭で知ることはで

  きます。しかし、実際に旅に出て、その土地のにおい、聞こえる音、その場の雰囲気を感じてほしいです。そ

  して、改めて日本の良さを感じてほしいです。さらに、そこから、自分にたりないものも見つけ出し、これか

  らの人生の目標にしてほしいです。

 講師の方には、お忙しい中、お時間をつくって、海外旅行で気付いたことや思ったこと、6年生に伝えたいこと等を丁寧に話してくださり、本当にありがとうございました。きっと児童は、門川町又は宮崎県内のことだけでなく、世界にも目を向けるようになり、見聞を広めることに興味をもったことと思います。

令和6年能登半島地震支援募金

 新年の挨拶がためらわれるほどの元日からの能登半島地震。多くの方々が犠牲となり、今なお行方不明の方々や、苦しい生活を余儀なくされている方々がいらっしゃいます。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、1日も早く復旧と復興を心から願います。

 そのような中、複数の学級から「自分たちにも何かできるのではないか。」「何かしたい。」という声が、運営・集会委員会に寄せられました。互いを思いやる心や自分たちに何ができるのか考える主体性が、発揮されたのだと思います。

 そこで、運営・集会委員会で話し合い、任意での支援募金活動を行いました。児童は、お家の方々の許可をもらって持ってきたり、自分のおこづかいの中から、登校したら運営・集会委員が持っている支援募金箱に入れていました。集まった支援募金は、「石川県共同募金会」へ送り、被災された方々のために活用していただきます。

 支援募金に際しまして多くの善意、本当にありがとうございました。 

令和6年度新入学児童保護者説明会

 1月26日(金)の午後、今年の4月から門川小学校への入学を予定している児童の保護者を対象に、説明会を行いました。

 例えば、入学までに、以下の9つのことができるようになりましょうと話しました。

 1 自分のことを自分でできるようになりましょう。

 2 人の話がしっかり聞けるようになりましょう。

 3 人の前で自分の考えが話せるようになりましょう。

 4 友達と仲良く遊ぶことができるようになりましょう。

 5 規則正しい生活ができるようになりましょう。

 6 明るい挨拶や返事ができるようになりましょう。

 7 交通ルールを守れるようになりましょう。

 8 自分の名前をひらがなで読んだり、書いたりできるようになりましょう。

 9 保護者の名前、地区名が言えるようになりましょう。

 その他にも、入学までの諸準備や給食、登校前のご家庭での健康観察、基本的な生活習慣のリズム化、校時程、特別支援教育、PTA活動等について説明させていただきました。保護者の方々は、集中して配付資料やパワーポイントのスライドショーを見られたり、メモをとられたりして、とても熱心でした。その姿を見て、私たち教職員も、4月から大切なお子様を預かる重責を改めて感じたところでした。

 また、説明会の約70分間、子連れの保護者の方々のために、門川町社会福祉協議会の職員の皆様と民生委員児童委員の皆様が託児室を開設してくださいました。本当にありがとうございました。おかげさまで、保護者の方々は、安心して話に集中できたと思います。

 4月の入学式の日、今回のように学校教育に熱心な保護者の方々のお子様たちが、新1年生として入学されてこられることを門川小学校の全教職員は、心待ちにしております。

「すべての子どもにとって過ごしやすい環境づくり」研修会

 教室の中には、いろいろなタイプの子どもたちが共に生活や学習をしています。子どもたちが安心して学校生活を送ったり、学習したりする環境を整えることは、学級づくりの基本です。そして、教室内を落ち着いた雰囲気にして学習に集中できる環境を工夫し、整えていくことは、支援の必要な子どもたちのみならず、学級のすべての子どもたちにとって必要なことです。

 

 そこで、3月25日(月)の卒業式まで6年生は40日(授業日数)、3月26日(火)の修了式まで1~5年生は41日となった1月25日(木)に、教職員全員で再度教室環境を振り返りました。
 今回は、学級担任1名だけの考えではなく、他の先生も順番に教室に入ってアドバイスをしました。「ここが良いね。」と肯定的な意見だけではなく、「ここは、こうした方がいいんじゃないかな。」「これは、ちょっとまずいね。」など、率直に思った意見ももらうことができ、とてもいい研修会になりました。今回のように、嬉しい意見だけでなく、厳しい意見ももらえることが、風とおしのよい職場雰囲気の1つだと思います。

 今回は、特に子どもたちがよく見る教室前面(黒板まわり)の配慮を行いました。極力ペタペタと掲示物を貼ることをやめ、すっきりとさせるようにしました。また、児童の目線になって児童用椅子に座り、気になる物は極力前面に置かないようにしました。

「通常の学級におけるユニバーサルデザインを土台にした学級・授業づくり」の研修動画作成

 「ユニバーサルデザイン」とは、「障害者の権利に関する条約」において、調整または特別な設計を必要とすることなく、最大限可能な範囲ですべての人が使用することができる製品、環境、計画及びサービスの設計とされています。

  ユニバーサルデザインの考え方は、アメリカのロナルド・メイス教授らにより提唱され、「ユニバーサルデザイン7原則」として示されました。

 原則1 誰にでも公平に利用できること

 原則2 使う上で自由度が高いこと

 原則3 使い方が簡単ですぐ分かること

 原則4 必要な情報がすぐに理解できること

 原則5 うっかりミスや危険につながらないデザインであること

 原則6 無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること

 原則7 アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること

 

 さて、そういったユニバーサルデザインがよくできているということで、1月19日(金)に宮崎県教育委員会から指導主事や特別支援教育関係の先生たちが、5年1組を訪問しました。そして、授業の様子を動画に収めました。いずれ、それを編集して、宮崎県内の先生方の研修に使用するそうです。

 [学習環境づくり] ※今回の授業で、たくさんあった中の一部です。

 〇 教室前面の掲示物を精選したり、棚の中が見えないように目隠しをしたりして、児童が黒板に集中できる

  ようにしていました。

 〇 物の置き場を決めたり、机上に出すのは必要なものだけにしてあったりして、児童が安全・安心して学習

  ができるようにしていました。

 〇 今回の学習活動の内容や手順の掲示がしてあり、児童が学習の見通しをもち、指示がなくても自主的に学

  習できるようにしていました。

 〇 児童の頑張りを認め、肯定的な表現で話しかけていて、児童のやる気を引き出し、積極的な学習参加を促

  していました。

 

 [授業づくり] ※今回の授業で、たくさんあった中の一部です。

 ◇ 整合性のある「めあて」「まとめ」をしており、「今回の授業で学ぶこと(学んだこと)は、何か」を明

  確にしていました。

 ◇ 具体的に・短く・肯定的に・視覚的に話しており、児童が理解しやすいようにしていました。

 ◇ 適宜、児童の机をまわって指導を行ったり、個別の言葉掛けや合図などの確認をしたりしており、全ての

  児童が同じ視点で学習ができるようにしていました。

 ◇ 動画を効果的に活用しており、児童の発表の補助にしていたり、学びの確認をしたりしていました。

 


 

 本校では、これからも、すべての児童にとって過ごしやすい学校をめざすとともに、「分かる」「できる」を実感できる授業づくりの研修を深めてまります。

大谷翔平選手からグローブが届きました!!

 WBCやメジャーリーグで大活躍の、大谷翔平選手からの贈り物であるグローブが、1月17日(水)に、門川小学校にも届きました。TV等で、他市町村に届いたというニュースを目にするたびに、まだか?まだか?と、気になっていた児童も多かったと思います。

 今回のグローブは右利き用2つ、左利き用1つの合計3つです。グローブには大谷翔平選手のサインが入っており、送られてきた箱にはメッセージも同封されていました。

 本来なら、臨時の全校集会を体育館で開き、全校児童の前で紹介したかったのですが、インフルエンザが流行っているためにそれができないため、お昼休みに6年の体育委員会児童に代表して受け取ってもらいました。

 児童は目をきらきらと輝かせながら、グローブを見つめたり、触ったりしていました。そして、「大谷選手、グローブを送って下さってありがとうございました。」「このグローブが、学校の宝物になるように大切に使いたいです。」と、少し興奮気味に大谷翔平選手へのお礼の言葉を口々に言っていました。

 次々と夢を叶え、目標を達成する大谷翔平選手は、みんなの憧れです。門川小学校の子どもたちも、それぞれの夢や目標に向かって頑張る力を、このグローブからきっともらえるはずです。そして、大きく羽ばたいてくれることを願っております。

 大谷翔平選手からいただいたグローブは、今後児童の学習活動で大切に使わせていただきます。素敵な贈り物を本当にありがとうございました。

 

《大谷翔平選手からのメッセージ(原文より一部抜粋)》

 この3つの野球グローブは学校への寄付となります。

 それ以上に私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。

 このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。

 この機会に、グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。

 野球しようぜ。

 

 大谷翔平

 

令和5年度 わたしたちの思いを語る会

 1月13日(土)に、門川町教育委員会が主催する「令和5年度 わたしたちの思いを語る会」が、門川町総合文化会館の大ホールで行われました。門川町内の小中学校と門川高等学校の代表児童生徒が、ふるさとである門川町への思いや願い、夢を大舞台で熱く語りました。

 会場には、門川町長・副町長や門川町議会議長・議員、PTA関係者、学校関係者、教育関係者、地区会長、民生委員児童委員、門川町役場職員、地域の方々等が来られていました。

 そのような中で、本校代表の5年生女児が、トップバッターで壇上に上がりました。タイトルは、「わたしが育った町、門川」でした。

 まず、門川町の素敵なところを述べました。夜空、海、川、魚等の自然の美しさと、声を掛けてくださったり登下校を見守ってくださったりする心温かい地域の方々だそうです。

 次に、さらにもっと良い門川町にするために、代表の5年生女児はどうしたいか、具体的に述べました。ゴミ拾いをしたり、先出し挨拶をしたり、将来パティシエになってカンムリウミスズメに関連したケーキやクッキーを作り門川町をアピールしたいそうです。

 発表のトップバッターで、プレッシャーが相当あったと思いますが、それを感じさせない落ち着いた態度と声で、心をこめて一生懸命に観客に伝えることができました。また、原稿も見ながらではなく、きちんと暗記して、観客の方をしっかり見ながら思いを語ることができました。

 門川町内の代表児童生徒の発表が終わると、今年度から新たに加わったグループ発表が行われました。学校での学習の成果やボランティア活動の実践内容等を、プレゼンテーションソフト(パソコン)を使って視覚にも訴える上手な発表でした。児童生徒ならではの初々しい感性や新しい切り口からの意見が述べられており、大人の私たちにとって、身の引き締まる思いがしました。

 これからも、「地域とともにある学校」を展開し、その中で豊かな人間性が育めるように努力してまいります。

第3学期の始業式

 新年あけましておめでとうございます。

 はじめに、令和6年能登半島地震で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

 

 さて、学年のまとめの3学期が始まりました。

 冬休み間、静かだった校舎に、児童のすてきな笑顔があふれ、にぎやかなで楽しい声が響きました。

 

 今回の始業式も、本日の欠席者が多かったことと感染症対策として、タブレットと大型テレビを活用した各学級での始業式となりました。

 1番目に、児童代表による3学期の目標の発表でした。

 1年の児童は、国語の文章に線を引いたり読み返したりしながら丁寧に読むこと、無言と時間を守ることについて、とても落ち着いた発表をしました。

 

 3年の児童は、もっと丁寧に文字を書くこと、大きな声であいさつをすること、忘れ物をしないことについて、一つ一つ言葉をかみしめながら発表しました。

 

 5年の児童は、忘れ物を0にすること、積極的に発表すること、最高学年の6年生になるために充実した時間を過ごすことについて、理由やどんな工夫をするのかなど、とても具体的に発表しました。

 

 

 2番目に、校長先生から2つの話がありました。

 ① 6年生は進学、1~5年生は進級に向けて大きく成長する時期。学年のまとめと次の学年への準備をしっか

  りしましょう。

 ② 3学期は、特に整理整頓がしっかりできる子になってほしい。靴箱やトイレ、教室や廊下など、自分たちで

  整理整頓し、落ち着いた環境の中で学校生活を充実していきましょう。

 

 3番目に、以前、保護者の皆様にご案内いたしました「わたしたちの思いを語る会」に門川小学校代表として意見を述べる5年生が、「私が育った町、門川」という題で発表しました。夜空・海・川等の美しさ、声を掛けてくださったり登下校を見守ってくださる近隣住民の心の温かさなどが門川町の素敵なところだそうです。また、門川町をもっと素敵な町にするために、自分ができることとして、ゴミを拾うこと、先出し挨拶をすること、将来パティシエになってカンムリウミスズメに関連したケーキやクッキーをつくることだそうです。とても落ち着いて堂々とした声や態度の発表でした。1月13日(土)9:30~12:00の門川町総合文化会館大ホールで行われる本番が楽しみです。

 

 4番目に、各教室でCDの曲にあわせて校歌を歌いました。

 最後に、全校で取り組む以下の3学期の目標について、各担当の先生から具体的な話がありました。

 ① 学 習…進んで学ぼう。(机の上をしっかり準備!)

 ② 心と体…給食を時間内に残さず食べよう。(すばやく準備、よく味わって時間内!)

 ③ 生 活…先出しあいさつをしよう。(相手を見て、笑顔で、聞こえる声で!)

 3学期、一日一日を大切にし、次の学年に向けて、しっかり準備できる3学期にしていきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

第2学期の終業の日

 12月22日(金)は、第2学期の終業の日でした。

 この日は、ちょうど1年で最も昼の時間が短くなる日「冬至」で、朝からとても寒い日でした。

 また、感染症や発熱等で学校を休んでいる児童が増えてきましたので、終業式は体育館ではなく、オンラインでの実施にしました。

 はじめに、3名の児童による、「2学期の振り返りと3学期の目標」の発表でした。

 2年児童は、先出し挨拶とグー・ピタッ・ピンの正しい姿勢、テキパキ行動することを頑張ったそうです。そして、3学期はさらにこの3つのレベルアップを目指すそうです。

 4年児童は、運動会のダンスとわり算の筆算、無言の給食準備を頑張ったそうです。そして、3学期は、都道府県名とその位置を覚えることや、あしみえ廊下歩行(あ…るく、し…ずかに、み…ぎがわ、え…しゃく)を頑張るそうです。

 6年児童は、運動会や壁画における協力、宿題を忘れないことを頑張ったそうです。そして、3学期は、文字を真剣に書くことや早寝早起きをして朝のボランティ活動に取り組むこと、スモールステップの目標を立ててそれをこつこつと達成していくことを頑張るそうです。

 次に、校長先生からの話でした。「いのち」や「友達」を大切にできたか、「ありがとう。」「ごめんなさい。」をハッキリ言えたかを振り返り、3学期もそれを意識して生活してほしいという内容でした。

 校長先生の話が終わると生徒指導主事からの話でした。楽しい冬休みにするためには、きまりを守ることが一番で、「冬休みのしおり」をしっかり読んで生活すること、そして、火・水・車・人・金に気を付けることの話がありました。

 最後は、2学期の作品募集で入賞した児童の名前の紹介でした。今学期も、毛筆、俳句、ポスター、絵画等で素晴らしい成績を残した児童がたくさんいました。

 今回の冬休みは1月8日(月)までで、いつもより長い冬休みです。年末のお家の仕事を手伝ったり、お正月の習慣を味わったりしながら、心身を十分に休め、1月9日(火)の始業の日に元気に児童が登校してくることを願っています。

 

 2学期も、おかげさまで無事に終業の日を迎えることができました。保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様、ご理解とご協力に心より感謝申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。

赤い羽根共同募金

 本校では、歳末たすけあい運動の一環として、赤い羽根共同募金に取り組みました。

 5・6年生が所属する委員会活動の中の運営・集会委員が中心となり、朝を中心に取り組みました。

 そして、12月18日(月)のお昼休みに、門川町社会福祉協議会の職員の方に来校していただいて、贈呈式を行いました。金額として、10,671円が集まりました。募金をしてくださった児童及び保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。

 この募金活動が、相手を思いやる望ましい人間関係の醸成にも役立ち、学級での友達関係がより一層よくなって絆が深まればと願っています。

 赤い羽根共同募金のホームページによると、共同募金は、戦後間もない昭和22(1947)年に、市民が主体の民間運動として始まったそうです。当初、戦後復興の一助として、被災した福祉施設を中心に支援が行われ、その後、法律(現在の「社会福祉法」)に基づき、地域福祉の推進のために活用されてきたそうです。そして、社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組まれているそうです。

おいもパーティー(2年生)

 12月18日(月)は、育てたサツマイモの収穫を祝う「おいもパーティー」を2年生が行いました。

 サツマイモを育てるにあたって土づくりから携わってくださった地域の方々で、本日都合がつかれた4名の方々を招待し、にぎやかに行いました。

 まず、2年生の子どもたちの拍手で4名の方々をお迎えしました。そして、歌のプレゼントをしました。「手をつなごう」を元気よく歌いました。4名の方々は、とても喜んでおられました。

 次は、お待ちかねの「ふかしイモ」試食会でした。自分たちが育てたサツマイモだけあって、「おいしい。あまい。」と口々に言いながら頬張っていました。おかわりをしている児童もいました。試食会が一段落したら、4名の方々の周りに自然と児童が集まり、何気ない会話が始まりました。とても素敵な時間でした。

 試食会が終わると、代表児童によるお礼のことばとメダルのプレゼントでした。メダルを児童からかけてもらう4名の方々は、とても嬉しそうでした。

 最後は、みんなで校歌を歌いました。4名の方々も本校出身者のようで、児童の歌声以上に大きな声で歌ってくださいました。

 本日は、とても寒い日でした。そのような中にもかかわらず、4名の方々、子どもたちのためにご来校いただき、本当にありがとうございました。これからも門川小学校は、地域の方々と協働する学校経営を進めてまいります。

 

 

第2回 学校支援訪問(かどがわ授業づくり訪問)

 12月8日(金)の午後は、門川町の教育長をはじめ、北部教育事務所や門川町教育委員会の先生方に来校いただき、授業づくり研究会が行われました。

 門川小学校の先生たちは、児童の学力向上に向けて日々の授業改善に計画的に取り組んでいます。低学年部、中学年部、高学年部に分かれて、児童の実態把握、教科書・教材分析、学習単元指導計画、1単位時間の授業計画の研究を行っています。この日は、代表として、2年2組、4年2組、5年1組が授業を公開しました。

 2年2組は、体育科でした。跳び箱に跳び乗った後、手を叩いたり、回ったりして跳び下りるなど、着地の仕方を工夫する学習でした。自分の動きをタブレットで撮影し、それを見ながら動きに工夫を加えていました。

 

 4年2組は、算数科でした。整数の筆算の仕方をもとに、7.2÷3や37.5÷5等の(小数)÷(1桁の数)の筆算の仕方を考え、計算に取り組む学習でした。次第に難度(レベル)が上がっていく筆算問題に、集中力を切らさずに楽しみながらチャレンジしていました。

 

 5年1組も、算数科でした。割合の意味と表し方を理解した後、百分率を用いて数量の関係を正しくとらえて計算する学習でした。「値段が15000円のデジタルカメラを10%引きで買います。代金は、何円ですか。」という問題でした。グループで考えを出し合いながら、2通りの解法を見付けることができました。

① 定価の10%がいくらなのかを求め、定価から引く解法

 15000×0.1=1500

 15000-1500=13500     13500円

② 求めようとしてる代金が定価の何倍にあたるかを考えて求める解法

 15000×(1-0.1)=13500    13500円

 

 授業終わり、児童が下校すると、低学年部、中学年部、高学年部に分かれて、北部教育事務所や門川町教育委員会の先生方と一緒に、今回の研究授業の反省をしたり、改善案を出したり、明日からの授業に生かせる授業技術を学び合ったりしました。

 門川町教育長様を始め、北部教育事務所や門川町教育委員会の先生方から、本校の学力向上を目指した授業改善のために、的を射た適切なアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。これからも本校職員は学び続けていきます。

下校時避難訓練

 12月7日(木)は、下校時避難訓練でした。門川町内の小中学校が、一斉に下校し、その途中で大地震が発生!大津波警報が出されたという想定で行いました。

 集団下校途中の15時30分に門川町の防災行政無線で大地震が発生した旨の放送が流れ、15時32分には、大津波警報が流れ、今いる自分たちの場所から一番近い避難場所へ自分たちで判断し、消防団や地域の参加の皆様の誘導や見守りのもと、高い場所を目指して一斉に避難を開始しました。子どもたちは自分たちで声を掛け合いながら、避難場所を選んで迅速に行動することができたと思います。

 避難場所では、担当の先生と一緒に今回の避難の反省会を行いました。また、NHKテレビの同行取材もきていましたので、最高学年の6年生や、総合的な学習の時間に防災マップ作りに取り組んだ4年生が取材を受けました。そして、この日の夕方の番組で放送されました。

 門川小学校学校運営協議会委員の皆様をはじめ、消防団の皆様、区長様、民生委員児童委員の皆様、保護者の皆様、地域にお住まいの皆様、企業の皆様のご協力をいただきながら、おかげさまで充実した訓練を実施することができました。

 どんな状況下にあっても適切に判断し、迅速に行動できる資質・能力を育成するとともに、「自分の命は自分で守る力」を身に付けさせる意識をこれからも高めてまいります。また、地域とのつながりも一層深めてまいります。この度の下校時避難訓練に際しまして、深いご理解とご支援をありがとうございました。

《児童玄関前に集合して、下校準備》

 

《交通安全に気を付けて集団下校中》

 

《大地震発生!》

 

《大津波警報発令!高いところへ避難開始!》

 

《避難場所での反省とNHKの取材》

薬物乱用防止教室(6年生)

 12月6日(水)の4校時に、日向警察署の方にご協力をいただいて、6年生に対して薬物乱用防止教室を行いました。

 1番目に、喫煙と飲酒が身体に及ぼす害についての説明がありました。

 喫煙は、「タバコがやめられなくなる。」「肺の病気になりやすい。」「イライラするようになる。」「歯や歯茎

がボロボロになる。」ということでした。

 飲酒は、「脳が縮んでしまう。」「肝臓の病気になりやすい。」「お酒がやめられなくなる。」「一度に飲み過ぎると、死んでしまうこともある。」ということでした。

 2番目に、なぜ20歳からじゃないとだめなのかの説明がありました。成長期の時期に喫煙や飲酒をしてしまうと、体への害がとても大きいからで、例えば、「身長が伸びなくなる。」「脳の働きが悪くなる。」「タバコがないと、我慢できなくなる。」「やる気・意欲が低下する。」「脳が縮んでしまう。」「アルコール依存症やアルコール中毒になりやすい。」だそうです。児童は、自分たちの体をこのようにしたくないということで、しっかりと話を聞いていました。また、令和4年度に日向警察署管内で喫煙や飲酒で補導された中に、中学生がいたということも知らされ、とても驚いていました。「ちょっとぐらいタバコを吸っても。」「ちょっとぐらいお酒を飲んでも。」という気持ちや態度は、「ゲートウェイドラッグ(薬物の入口)」になりやすいそうです。

 3番目に、薬物乱用が身体に及ぼす害についてでした。以下のとおりです。

 ① 体がボロボロになる

  ・ 脳、目、歯、内臓などが破壊されてしまう。一度に大量に使ったり、長い間使っていると死んでしまう

   こともある。

 ② 心がボロボロになる

  ・ 人に襲われそうな気分がしたり、食べ物が虫に見えたりしてしまうことがある。

 ③ 人生がボロボロになる

  ・ 大切な家族、友達などに心配や迷惑をかけ、結局はひとりぼっちになってしまう。

 これらのことをしっかりとさらに理解してもらうために、ミニドラマを見ました。友達に1度だけの薬物をすすめられた高校生の末路でした。いくらやめたいと思っても、中毒によって身体がやめられない状況に陥ってしまう場面、薬物を買うお金がなくなり、いろんな人にお金を借りたり、恐喝をしたりする場面などもあり、児童は真剣に見ていました。きっと、理解が深まったと思います。

 最後は、まとめでした。

 〇 薬物は持っていても、他人に渡しても犯罪で、「『持っていて。』と頼まれただけ。」「持っていた

  だけで、使っていない。」という言い訳は通用しない。

 〇 タバコやお酒も未成年者が持っていると少年補導の対象になり、指導を受ける。

 〇 薬物をしないかと誘われたら、断る勇気を持つこと。

 〇 あなたに薬物をすすめる友達は、もう友達ではない。

  日向警察署の皆様、お忙しい中、6年生のためにご指導くださり本当にありがとうございました。全国ニュースで取り上げられている薬物問題についても、なぜニュースになっているのか、児童は理解ができたと思います。

門川町人権教育授業

 12月6日(水)に、門川町の人権教育担当教員が本校へ参集して、2年3組にて人権に関する授業公開が行われました。

 まず、事前の思いやりについてのアンケート結果を学級全体で共有し合い、親切にされてうれしかった気持ちを想起させました。そこから、「友達ともっと仲良くなるためには、どんなことが大切か考えよう。」というめあてを児童につかませました。

 次に、資料「なかよくしよう」(はぐくむ)を読んで、親切な行為の裏にある勇気や相手を思いやる気持ちについて話し合いました。その上で、みんなが楽しく遊んでいる輪の中に入れず、ポツンと一人でいる子に対して、どのように声をかけるかのロールプレイに取り組ませました。「どうしたの?」「こっちにおいでよ。」「いっしょに楽しく遊ぼうよ。」「〇〇さんも入ってくれると、もっと楽しいんだけどな。」などの声かけの種類や、相手を見る、優しくゆっくり言う、近づいて言うなどの態度についての考えも出ました。児童は、友達のロールプレイを見て良かったところを発表したり、ポツンと一人でいる子の役だった児童に、どんな気持ちになったかを伝え合うことによって、「友達ともっと仲良くなるためには、友達の気持ちを考えたふわふわ言葉を使うことが大切。」というまとめができました。

 今回の相手の気持ちを考える心の育成は、多様な他者と互いのよさを生かしながら、将来を切り拓いていく力の育成にもつながっていくと思います。

 

 

総合的な学習の時間「私たちの将来を見つめて」№2(6年生)

 11月29日(水)の3・4時間目は、6年生が門川町で活躍する地域おこし協力隊2名の方々のお話を聞くことによって、児童自身が将来の夢について考えたり、学ぶ意義を理解したりする学習の第2弾でした。第1弾は、11月22日(水)に行われており、このホームページに紹介しております。

 今回のお二人は、乙島や地域資源を活用したアクティビティーや、かどがわ温泉心の杜の来館者数増加に向けた取組をミッションとして活躍されています。門川町に移住してきた感想としては、「海・山・川・無人島が近くあって恵まれており楽しめる。」「人が温かくて、優しい。」「買い物に不便を感じない。」「夜が驚くほどちゃんと暗くて、静か。」だそうです。

 

 今回のお二人も、日本はもとより世界のいろいろな国を旅したり住んだりして、とても人生経験が豊かでした。地域おこし協力隊の仕事をとおして、また、地域おこし協力隊になるまでの人生をとおして感じたことや考えたことを、分かりやすく、そして熱く下のように話してくださいました。

 〇 「失敗はしないが、挑戦をしていない」のをどう思いますか。

 〇 世界にはいろんな人がいたし、今まで当たり前だと思っていたことが国によって違っていた。

 〇 好きなことだと、時間を忘れて努力する。よって、好きなことをどんどん伸ばしていってほしい。

 〇 いろんな年齢の人たちの集団でも、共通の目的があったら、お互いがその目的達成のために努力をする。

 〇 挨拶や奉仕活動を続けていたら、地域の方々からの信用につながった。

 〇 「トライ & エラー」の気持ちで、実践してみて、ここを変えた方がいいと思ったら、その変えたものに

  再チャレンジしてみる。

 〇 小さい目標をいくつも立てて、それをこつこつとクリアーしていってほしい。

 〇 何かをやりたいと思ったら、それを始めるのに遅いということはない。

 〇 今の時代、パソコンやスマホで調べることができるが、それだけで満足せずに、実際に自分の体で体感し、

  肌で感じてほしい。

 〇 チャンスは、いつ来るか分からない。そのチャンスを自分のものにするためには、その準備を日頃からしっ

  かりとしておかなければならない。

 〇 周りの先生や大人のアドバイスをしっかり聞くこと。社会に出たら、なかなかアドバイスはしてもらえない。

  自分がすてきだと思ったアドバイスや言葉は、メモしておくといい。 

 

 今回の地域おこし協力隊の皆様も、お忙しい中、時間をつくって、これまでの人生経験で感じた思いや考えを6年生へ丁寧に話してくださり、本当にありがとうございました。きっと、児童は自他の命や人間関係、学ぶことの大切さを深く感じ取ることができたとともに、多様な職業観・勤労観を理解することができたと思います。

全学年で学習状況調査を実施。がんばりました。

 11月29日(水)は、宮崎県内の4年生を対象に「令和5年度 みやざき小学校学習状況調査(国語・算数)」が一斉に実施されました。令和4年度までは5年生を対象にして実施していましたが、今年度から4年生が対象になりました。

 2校時:国語、3校時:算数の2時間続けての学習状況調査でしたが、みんな問題用紙と解答用紙に集中して頑張っていました。

 他の1年生、2年生、3年生、5年生、6年生については、門川町内の小学校として、CRT(標準学力検査)という学習状況調査を実施しました。この日の2校時目は、国語の学習状況調査にチャレンジしました。

 1年生は、初めての本格的な学習状況調査でした。いつもの大きな1枚用紙の単元テストとは違い、問題が冊子状になっていてました。また、初見の文学的文章や説明的文章が載っていており、それを丁寧に読んで解く内容でした。しかし、児童は、小さな手で一生懸命にページをめくりながら頑張っていました。

 3年生以上になると、問題用紙と解答用紙が別々になっていましたので、答えを書く欄を間違えないように慎重に記入していました。

 それにしても、2時間目は、全学年が一斉に学力調査を実施しましたので、学校中が静寂に包まれ、シーンとなりました。学校生活の「静」の時間でした。

 明日の1年生、2年生、3年生、5年生、6年生は、CRT(標準学力検査)の算数が行われます。しっかり問題を読んで、最後まで頑張り、計算ミスがないかどうか見直しもきちんとしてほしいです。4年生は、一人一台の端末(タブレット)を使って、意識調査が行われます。

クリスマスおなはし会(4・5・6年生)

 11月27日(月)に、4・5・6年生を対象に「クリスマスお話会」が開催されました。28日(火)は、1・2・3年生を対象に開催されます。毎年、児童が楽しみにしている読み聞かせです。

 下の写真のとおり、「クリスマスお話会」が開催される北校舎3階の教室まで、PTA図書部の皆様によるデコレーションがされています。クリスマスがもうすぐだなあという雰囲気が出ていて、とても心がうきうきします。

 さて、今回の読み聞かせをしてくださった団体様は、「ととろ三人の会」様、「門川町読み聞かせボランティア“くれよん”」様、「門川小学校読み聞かせボランティア”ワンピース”」様でした。

 4校時に行われた5年生の内容を紹介します。

 

 1番目は、カラスの「かあ君」とそのお母さんが登場し、1日の親子の生活について話してくださいました。かわいい手作りの指人形を使いながらのお話だったったので、児童はそのかわいい動きにも注視していました。

 

 2番目は、「おだんごとん」という絵本でした。お団子5本を買うお使いを頼まれたケンちゃんが、その道中、人の声や電車の音などによって、記憶している「お団子5本」がいろいろな物に変化していくものでした。児童は、ケンちゃん考えの変化を、とても楽しんでいました。

 

 3番目は、「もうじき食べられるぼく(牛)」という絵本でした。食育に関連する絵本で、牛肉となる肉牛の気持ちになって書かれた絵本でした。児童は、しんみりとそのお話を聞いていました。

 

 4番目は、「えほんの しゅやくは なに たろう?」という絵本でした。昔話に「もも太郎」が登場するなら、「りんご太郎」「バナナ太郎」「くり太郎」「アイス太郎」がいてもいいのではないかという内容でした。児童は、次は何太郎が登場してくるのか、わくわくしながらお話を聞いていました。

 

 5番目は、「たいそうするよ~1、2、3、はい!~」でした。児童はずっと座ってお話を聞き続けていたので、気分転換も兼ねて、絵本に登場する動物と同じように、簡単な体操を楽しみました。

 

 6番目は、日本の昔話「おんちょろ経」でした。お経の唱え方を知らない未熟な子どものお坊さんが、壁の穴から顔を覗かせているネズミを見て、その様子をお経のように唱えました。そのお経を覚えたおばあさんが夜に唱えていると、泥棒が穴からその様子を伺っていました。おばあさんの唱えているお経が、泥棒の動きをぴったりと当てていたので、泥棒は自分たちの行動が預言されていると思い込み、怖くなって何もせずにおばあさんの家を出ていったという内容でした。児童は、ネズミの動きと泥棒の動きがリンクしており、とても面白がっていました。

 

 最後は、ブラジルのアマゾンに人々に伝わる昔話「魔法のカヌー」でした。命令すると、不思議なことに魚がそのカヌーに飛び込んでくるという内容でした。大河であるアマゾン川を要する地域にふさわしい昔話でした。

 

 ところで、読み聞かせの最中、写真のとおり、きれいに上靴がそろっていました。細かいことかもしれませんが、とても気持ちがいいものです。5年生の、基本的な生活習慣のすてきさを物語っていると思います。

 

 お忙しい中、「ととろ三人の会」様、「門川町読み聞かせボランティア“くれよん”」様、「門川小学校読み聞かせボランティア”ワンピース”」様、児童のために素敵な読み聞かせをしてくださり、ありがとうございまいました。今以上に、児童は読書や読み聞かせの世界に興味をもったことと思います。1~3年生対象の読み聞かせもどうぞよろしくお願いいたします。

  

4・5・6年生の参観日、第2回学校保健委員会

 11月24日(金)の5校時は4・5・6年の授業参観、6校時は4年が学級懇談会、5・6年は保護者と児童が一緒に第2回学校保健委員会に参加しました。

 4年1組は、理科専科による「空気の温度と体積」の学習でした。空気の入った丸底フラスコに、ゼリーの入ったガラス管付きゴム栓をはめ、丸底フラスコを手で温めたり、流水で冷やしたりして、ガラス管の中のゼリーの位置の変化を観察しました。すると、ゼリーの位置が、冷やすと下に動き、あたためると上に動きました。児童はその動きに声をあげて驚いていました。この実験結果から、空気は、温めると体積が大きくなり、冷やすと体積が小さくなるという考察ができました。

 

 4年2組は、国語科で慣用句の学習をしました。慣用句とはどんなことばなのかを確認した後、日常的によく使われる慣用句を用いて例文を作りました。「足が棒になる」「喉から手が出る」「頭をひねる」「心がおどる」「へそを曲げる」「実を結ぶ」など、自分が気に入った慣用句を用いて、オリジナルの文を作り、お互いに発表し合いました。

 

 5年生は、総合的な学習の時間でした。児童は継続して福祉について学習しており、最近は目の不自由な方々の福祉について学び、その中で点字について調べていました。そして、今回の学習では点字を読むことにしました。ひらがなやアルファベットや感嘆符の点字があることを知るとともに、ある法則にしたがって点字が構成されていることや、視覚障がい者の方々の指先の感覚の鋭さに感動していました。

 

 6年生は、道徳科の学習でした。「最後のおくり物」という読み物資料を使いました。あらすじは、以下のとおりでした。

 「ロベーヌの夢は俳優になることでした。お金はありませんでしたが、誰かから月謝代が毎月届くようになり、養成所に通うことができました。そのお金は養成所の守衛のジョルジュじいさんが無理をして稼いだものでした。ジュルジュじいさんを看取ったロベーヌは、何かを決意したように遠くに視線を移しました。」

 授業は、貧しくて養成所に通うことができないロベーヌに密かにお金を送るジョルジュじいさんの思いと、それに涙を流すロベーヌの姿をとおして、心からの思いやりや親切とはどんなものかを考えさせ、自分自身が相手に対してどのように接し、対応することが相手のためになるのかをよく考え、思いやりの心をもって行動しようとする心情を育てることがねらいでした。児童は、人からの思いやりや親切について、自分はどのような考えをもっていたかを振り返ったり、友達の考えを聞き、相手の立場に立った思いやりの在り方について、考えを広げたりしました。

 

 第2回学校保健委員会は、体育館にて、宮崎県メディア安全指導員様の講話「おうちの人と話そう!ゲーム・スマホのはなし」を聞きました。ゲームを毎日長時間する児童や、自分用のスマートフォンを持っている児童の増加にともない、身体的・社会的な問題が全国的に起こってきています。そこに警鐘を鳴らすのが今回の目的でした。

 ゲーム(スマートフォン、テレビも同じ)をやり続けると、脳の前半分はずっとお休み状態だそうです。そうなると、「人の話が聞けない。」「自分の気持ちや考えを人に伝えられない。」「相手の気持ちが分からない。」「腹が立つと、話ができなくなる。」「自分で新しいことを思いつかない。」「細かい工作、複雑な体の動き、字を書くことが苦手になる。」可能性が大きいそうです。

 また、ゲームやスマートフォンのやりすぎで、勉強したことが脳から消えるこどもあるそうです。例えば、1日2時間以上お家で勉強する人が、その後、3時間以上ゲームやスマートフォンをすると、家で勉強しない人より成績が悪くなることがあるそうです。

 そこで、宮崎県メディア安全指導員様は、次のことを提言されました。

 【ゲームの約束】

  〇 やらない日を週に4日以上にする。

  〇 1週間で合計3時間まで。

  〇 外にゲーム機を持って行かない。

  〇 ネットにつながない。

  〇 外で元気に遊ぶ。 

 

 【家族みんなの約束】

  〇 家族でおしゃべりしたり、遊んだりする時間をつくる。

  〇 子どもはスマートフォンで遊ばせない。

  〇 子どものテレビやゲームは合わせて1日最高2時間まで。

  〇 夜は早く寝る。

 宮崎県メディア安全指導員様、週末のお忙しい午後の時間帯に遠いところから児童及び保護者のために、メディアコントロールの大切さについてご教授いただき、本当にありがとうございました。今回のご講話をとおして、児童も保護者も、これまでのテレビやゲーム、スマートフォンに対する見方や考え方に、少しでも変化が起こったことと思います。

総合的な学習の時間「私たちの将来を見つめて」(6年生)

 11月22日(水)の3・4時間目は、6年生へのキャリア教育の一貫として、門川町で活躍する地域おこし協力隊2名の方々のお話を聞くことによって、児童自身が将来の夢について考えたり、学ぶ意義を理解したりしました。

 地域おこし協力隊制度とは、都市部から地方へ移住し農業・漁業への従事や地域PRその他地域課題の解決などの様々な「地域協力活動」を行いながら、最終的にはその地域への定住を目指す国の制度です。

 現在門川町では、4名の地域おこし協力隊が活動されています。今回は、そのうちの2名が来校してくださったということです。11月末には、別の2名の方が来校してくださいます。

 今回の2名の方々は、観光PR(飲食店マップ、ポスター製作)や空き家等の利活用をミッションとして活躍されています。また、今感じている門川町の魅力としては、海・山・川へのアクセスがよいこと、海・山・川のコンパクトさだそうです。

 地域おこし協力隊の仕事をとおして、また、地域おこし協力隊になるまでの人生をとおして感じたことや考えたことを、スライドショーを使って分かりやすく、そして楽しく以下のことなどを話してくださいました。

 〇 しんどい時はどうしてもある。泣きたくなることだってある。でも、それは生きているから感じられること!

 〇 生きているのは当たり前じゃない。生きている今を大切にしてほしい。 

 〇 自分で考えて、決定して、頑張ることが大切!

 〇 何とかなると思って、外国に旅立ったが、何とかならなかった。

   そこで、以下のようなことをして、自分の価値を上げることに成功した。

  ・ 人の話を聞くようにした。

  ・ 相手の気持ちを考えるようにした。

  ・ 自分のルールを人に押しつけないようにした。

  ・ 努力の先に楽しさがあることを知って、継続して頑張った。

  ・ 苦手なことにもチャレンジするようにした。

 〇 今では趣味だと思っていたことが、自分の強みとなり、仕事にも生かされている。

 〇 強みに気付いたのは、いろいろなことに挑戦してきたからである。君たち(子どもたち)も、いろいろなことに

  挑戦してみたら、知らなかった自分の強みを見えてくるかもしてない。

 

 地域おこし協力隊の2名の皆様、お忙しい中、時間をつくって、これまでの人生経験で感じた思いや考えを6年生へ丁寧に話してくださり、本当にありがとうございました。きっと、児童は自他の命や人間関係、学ぶことの大切さを感じ取ることができたとともに、多様な職業観・勤労観を理解することができたと思います。

ミシンでソーイング(6年生)

 11月21日(火)に、地域のボランティア8名の皆様が来校し、6年生の家庭科のナップザック作りの支援をしていただきました。

 教科書やICTを使ってミシンの使い方は学習しますが、いざ本物のミシンを目の前にすると、児童は要領を覚えるのに時間がかかる場合があります。また、学級担任も、40人近い児童に対して一度にミシン縫いの実技指導をすることには、かなりの工夫が必要になります。たとえば、数台のミシンで糸のほつれが発生し、学級担任がそこの対応に時間をとられていると、学級全体の製作活動が停滞してしまいます。そのため、今回来校してくださったボランティア8名の皆様の存在は、とてもありがたかったです。

 今回は、ナップザックの紐を通す部分である「取り出し口」の縫い方の支援でした。丈夫にするために返し縫いの仕方を教えてくださったり、運針のスピードを調節してくださったり、ミシンのトラブルにすぐに対応してくださったり等、児童は安全・安心してナップザックの製作を続けることができました。

 ボランティア8名の皆様、お忙しい中、優しく丁寧に支援をしてくださり、本当にありがとうございました。縫い終わった「取り出し口」に紐を通した児童は、ナップザックが完成し、すごく喜んでいました。

1・2・3年生の参観日

 11月20日(月)の5校時は1・2・3年生の授業参観、6校時は学級懇談会でした。

 1年生は、学級活動でした。全学級が「どうすれば、危険から身を守ることがことができるだろうか。」というめあてのもと、挿絵を見ながら、なぜ危ないのか・危険なのかを隣同士や学級全体で話し合いました。

 

 2年生は、国語科でした。「どんな言葉をかたかなで書くのだろう。」というめあてでした。かたなかで書くことばは3種類あり、①「外国の国や土地、人の名前」、②「外国から来た言葉」、③「鳴き声やものの音」ということを練習問題をとおして理解を深めていきました。

 

 3年生は、1組は社会科、2組は音楽科でした。

 1組は、「交番のおまわりさんの仕事を調べよう。」というめあてでした。動画を見たり教科書を読んだりしておまわりさんの仕事をピックアップし、秋の遠足で訪れた日向警察署とも関連させながら考えていきました。

 2組は、音楽専科の先生による授業で、めあては「歌の旋律に合わせてリコーダーを吹こう。」でした。「陽気なかじや」のリコーダーの指使いを確認したり、保護者の方が児童の横について一緒に練習したりしました。最後の約15分間は、これまで練習してきたリコーダーや、ビリーブ、手をつなごうの歌の発表をしました。

 1~3年生の保護者の皆様、授業参観及び学級懇談会のご出席、ありがとうございました。

「土木の日」に関する出前授業

 11月17日(金)に5年生を対象に、日向土木事務所の皆様、建設業協会の皆様、測量設計協会の皆様、造園協会(緑風会)の皆様が3~5校時に来校してくださり、土木の日に関する出前授業を行ってくださいました。キャリア教育の1つである職業観・勤労観を育む授業でした。

 まず、体育館にて道路・河川などの社会基盤の整備や災害時などの「地域の守り手」としての建設業の役割・重要性などの講義がありました。その中で、「土木の日」が11月18日である由来の説明がありました。「土木」の「土」を分解すると、「十」と「一」になります。「木」を分解すると、「十」と「八」になります。よって、土木の日は、十一月十八日だそうです。

 体育館の講義が終わると、屋外での活動でした。

 測量設計協会の皆さんからは、実際に目で見て測量する方法とGPSを利用しての測量方法を体験させていただきました。遠くの目印までの距離や高さが瞬時に分かったり、運動場に打ち込んで土でかぶせていたピンの在処がぴったりと分かったりして、児童は驚いていました。

 

 建設業協会の皆さんからは、レンガアーチ橋作り体験や重機への試乗体験、ドロンによる撮影観察をさせていただきました。

 レンガを担当の方が言われるように組んでいくと、児童が1人ずつ渡ったり、4人が1度に乗ったりしても崩れない丈夫な橋ができあがりました。児童は恐る恐る橋の上を渡っていましたが、その頑丈さに驚いていました。

 重機への試乗体験では、ドライバーの方が横におられて一緒にレバーを動かして、重機を走らせたり回転させたりして、楽しんでいました。

 ドロンによる撮影観察では、まず、ドローンの大きさや形状に興味をもちました。その後、ドローンを飛ばして運動場にいる児童を撮影し、モニターに映る自分たちの姿を見て喜んでいました。

 造園協会(緑風会)の皆さんは、北校舎と南校舎の間や運動場にある樹木の剪定を3時間ずっとしてくださっていました。近くを通ると、児童は「ありがとうございます。」としっかりとお礼を言うことができました。

 ご来校してくださった日向土木事務所の皆様、建設業協会の皆様、測量設計協会の皆様、造園協会(緑風会)の皆様、日頃のお忙しいお仕事の最中、本校の5年生のために、土木の仕事の大切さを楽しく学ばせてくださり、本当にありがとうございました。

むかばき宿泊学習(5年生)

 11月15日(水)~11月16日(木)に、5年生が宮崎県延岡市にある宮崎県むかばき青少年自然の家で宿泊学習を体験しました。目的は、次の3つでした。

(1) 自然に親しみ、自然の中で心や体をたくましくしましょう。

(2) 仲間をいたわり、互いに助け合って友情を育てましょう。

(3) 集団生活のきまりを守り、創意工夫しながら活動しましょう。

(4) 自分の身を自分で守り、他の人の安全にも気を付けましょう。

 

 青少年自然の家に到着すると、「はじめのつどい」がありました。所長さんによる歓迎のあいさつや研修生(児童)代表のことば等がありました。研修生(児童)代表のことばは、以下のとおりでした。聞きやすいスピードで、はきはきと立派に述べることができました。

◆私たちは、門川小学校の5年生です。門川小学校は、海の近くにあり、わたしたちの教室からは、美しい太平洋が見えます。海風は気持ちがよく、毎日元気いっぱいに勉強したり、運動したりしています。

 私は、この宿泊学習をとても楽しみにしていました。特に、滝トレッキングと創作活動が楽しみです。なぜなら、山を登った先に見える滝を見てみたいし、創作活動で思い出に残るものを作りたいからです。友達と2日間、一緒に活動できることもうれしいです。

 むかばきの「規律」「協同」「友愛」「奉仕」をしっかりと学ぶ2日間にしたいと思います。特に、「規律」を学びたいです。10分前行動、5分前集合・整列をがんばります。そして、成長して帰りたいと思っています。

 むかばきの先生方、2日間、どうぞよろしくお願いします。

 「はじめのつどい」が終わると、滝トレッキングのオリエンテーションでした。令和4年度まで本校の職員だった方が、所員さんとして歩き方や休憩のとり方、ヘビやハチが出たときの対処の仕方等を丁寧に説明してくださり、とても児童は安心していました。

 オリエンテーションが終わるといよいよ出発でした。みんなで拳をあげ、気合いを入れて出発しました。初めは砂利道や土の道で歩きやすかったのですが、次第に大きな石がゴロゴロしていたり、木の根が地表に出ていたりしてきました。また、づづら折りの道もありました。木の橋や吊り橋が架かってあるところもありましたが、そこは、怖がりながらも山の中の景色とともに楽しんでいました。

 誰一人リタイアすることなく滝に着くと、一枚岩の上から落ちる水流にマイナスイオンをもらいながら、その雄大さに感動していました。

 滝を満喫して、青少年自然の家へ戻ると、昼食(弁当)でした。ご飯とおかずが分かれている2段弁当で、体力を使った児童は、ほとんど残すことなくパクパクと食べていました。食後は、その弁当の入れ物や割り箸、ふりかけの袋、お手拭きとその袋、梅干しの種等の分別回収についても学びました。

 昼食(弁当)が終わると、創作活動「杉焼板細工」でした。1人1枚の杉板が配られ、まず、友達とその4つ角をヤスリで丸くしました。次に、引率の先生にガスバーナーで全面を焼いてもらいました。焼き終わると、水道に持って行って、たわしてゴシゴシ洗いました。すると、いい感じで表面の炭がとれて、美しい焦げ目が残りました。最後に、水気を拭きとって絵の具でイラストや文字をかいていきました。滝トレッキングで見た滝やむかばきに棲むシカやムササビの絵を描いたり、自分や家族の名前、名字を書いて表札風にしたりして、とても楽しく取り組みました。

 創作活動「杉焼板細工」が終わると、いよいよ青少年自然の家の各部屋に入室しました。生活班の班長さんは、談話コーナーに集合し、引率の先生とともに、これからの予定や部屋での過ごし方について再確認をしました。

 入浴を済ませると、いよいよ夕食でした。盛り付けの見本で確認し、必要な個数や量を取り、おいしくいただきました。給食の時には食が細い児童も、この夕食ではもりもり食べていたり、おかわりをしたりしている姿にたくましさを感じました。片付けでは、生活班のメンバーで手分けをして食器を種類ごとに集めて返却したり、台拭きをしたりしました。

 夕食が終わると、「天体観測」でした。まず、研修室にて星の種類や明るさの違い、星座について学びました。次に、テラス出て実際に星々を観察しました。周りはとても真っ暗でしたが雲は出ていなく、天体観測には最適の夜でした。満天の星空でした。3台の天体望遠鏡が置いてあり、土星や木星、プレアデス星団(すばる)を見ることができました。また、天体観測ドームもあり、交替で大きな天体望遠鏡を覗きました。望遠鏡をとおして生で見る土星の輪っかや木星の衛星、プレアデス星団(すばる)のきれいな星々の集まりに、歓声をあげて感動していました。

 天体観測が終わると、この日1日の振り返りをしおりに書き、就寝準備をして、午後10時には消灯・就寝しました。

 

 2日目(16日)も天気に恵まれました。

 午前6時に起床しました。寝具の整理、着替え、洗面・トイレを済ますと、まず、屋外で「朝のつどい」がありました。国旗・県旗・校章旗の掲揚やラジオ体操、児童代表朝のことば等の内容でした。児童代表朝のことばは、以下のとおりでした。少しひんやりとして澄み切った気持ちのよい自然の中で、今日の活動のめあてをきちんと発表することができました。

◆今日は宿泊学習2日目です。

 私は、今日のイニシアティブゲームをとても楽しみにしていました。班の人と協力して励まし合いながら、活動したいです。

 この宿泊学習も終わりに近づいてきました。最後まで規律を守って楽しい思い出をつくりましょう。

 むかばき青少年自然の家のみなさん、今日も1日よろしくお願いします。

 「朝のつどい」が終わったら、朝食でした。班ごとにまとまって座り、一斉に「いただきます。」をすることができました。

 朝食が終わると、退所準備でした。荷物をまとめて部屋の掃除を行い、シーツや枕カバーを所定の場所に出し、敷き布団・毛布、まくら等を元あったとおりに丁寧に片付けました。

 片付けが終わると、所員さんが来られて、部屋のチェックを受けました。「敷き布団は、S字のようにたたんであるか。」「毛布は、角と角を合わせ、ずれないようにたたんであるか。また、垂直に規定の枚数ごとに重ねられてあるか。」「枕は、きれいにそろえられているか。」など、厳しく点検をしていただきました。不合格の部屋はやり直しで、部屋の仲間と部屋に貼ってあるたたみ方や置き方の掲示物を再度見ながら丁寧に行いました。

 部屋のチェックで、全ての班が合格したら、「イニシアティブゲーム」でした。すべて、活動班のメンバーで協力するゲームでした。ジェスチャコーナー、バケツの水をこぼさないコーナー、新聞紙を破ってそれを復元するコーナー、ボールを転がしていきながら運ぶコーナー等を、時間を区切って順番に回っていきました。下の写真は、半分に切ったパイプを1人1個持ち、ボールを転がしていきながら、所定の場所までボールを運ぶ「パイプライン」というゲームでした。パイプの傾きの調整、自分がメンバーにボールを引き継いだら再びパイプのラインを作っていくという要領と協力が大切なものでした。

 「イニシアティブゲーム」が終わると、プレイホールにて、「むかばきレコード」にチャレンジしました。長縄を回す人、中で跳ぶ人に分かれて、1回のみのチャレンジで何回連続して跳ぶかの記録測定でした。活動班ごとに行ったり、とても長い長縄を使って学級全体で行ったりしました。とても緊張感のある長縄跳びでした。

 「むかばきレコード」が終わると、最後の青少年自然の家での食事(昼食)でした。もう3回目の利用なので、盛り付けやお茶(水)の配膳、片付けの分担は慣れたもので、テキパキとできました。

 昼食が終わると、「奉仕作業」を行いました。プレイホールや研修室、靴箱をぞうきんを使い、心を込めて磨きました。

 「奉仕作業」が終わると、名残惜しいですが青少年自然の家での生活も最後、「終わりのつどい」でした。その中での体験発表では、つぎのことを代表児童が述べました。この2日間での学びや成長を感じる素敵な内容でした。

 ◆今日で宿泊学習が終わりました。この2日間を振り返って、滝トレッキングや創作活動、天体観測等、たくさんの思い出ができました。

 私は、滝トレッキングや食事をとおして、頑張ればできるということと、むかばきの楽しさを学びました。そして、「規律」、「協同」、「友愛」、「奉仕」の中で、私は特に「協同」を頑張りました。布団のたたみ方やシーツの敷き方等、班のみんなで力を合わせてやりました。この経験をこれからの日常生活や学校生活に生かしていきたいです。

 むかばきの先生方、2日間ありがとうございました。

 児童は、寝具のたたみ方や絵の具セットの使い方、10分前に行動して5分前には集合・整列をすることなどをとおして「規律」を学んだと思います。イニシアティブゲームや食事の準備・後片付けなどをとおして「協同」を学んだと思います。滝トレッキングでの励まし合う声かけやむかばきレコードなどをとおして「友愛」を学んだと思います。奉仕活動やトイレのスリッパ並べなどをとおして「奉仕」を学んだと思います。

 宮崎県むかばき青少年自然の家の所員の皆様、この2日間、児童が安全・安心で楽しく過ごせるよう、細かい配慮やご指導、本当にありがとうございました。1人1人に、すてきな思い出ができたとともに、高学年としての自覚と、次年度は最高学年の6年生になる心づもりができたと思います。

火災からの避難訓練

 11月14日(木)の2校時は、火災からの避難訓練を行いました。

 ねらいは、以下の3つでした。

 〇 火災発生に対し、迅速かつ安全に避難する方法を理解し、避難行動を身に付ける。

 〇 訓練をとおして、冷静に行動できる態度、能力を養う。

 〇 火災に関する知識及び諸注意を理解し、実践力を身に付ける。

 

 「訓練です。訓練です。火災報知器が鳴っています。調べていますので、静かに待っていてください。」…(少し時間をおいて)…「訓練です。訓練です。理科室から火が出ています。運動場へ避難して下さい。先生の指示に従って、落ち着いて避難してください。」という教頭からの非常放送で訓練がスタートしました。児童は、ハンカチやマスク等で口をふさぎ、煙を吸い込まないように避難しました。また、「お」:押さない、「は」:走らない、「し」:しゃべらない、「も」:もどらない、にも気を付けながら避難しました。

 運動場に全校児童が避難し終わったら、反省でした。「お」・「は」・「も」は守れていましたが、「し」しゃべらないが今回も課題でした。訓練でしっかりできないと、いざ本当に火災で避難することになったときには、パニックになってきちんとできるはずがありません。避難訓練後の各教室で、再度指導を行いました。

 今回も日向市消防署の署員3名に来校していただきました。

 まず、お話でした。これからますます寒くなり、火を扱う機会が多くなるけれど、絶対に火遊びをしないことを厳しく言われました。「マッチやライダーで遊ばない。」、「ストーブやファンヒーターのまわりを走らない。」、「たき火を子どもだけでしない。」等です。実際に門川町内において、火遊びと思われる火災で、消防車が出動したケースがあったそうです。

 お話が終わると、消火器の取扱訓練でした。教職員から1名、6年生から2名が代表で、消火器の扱い方を習いました。初めに、「火事だ!」と大きな声をあげること。次に、自分の足先をほうきで掃くよう消火器の中身を噴射しながら火元に近づいていくこと。最後に、炎ではなく燃えている物に向かって集中的に噴射することでした。3名とも「上手にできました。」と消防署員の方から褒められ、全校児童から大きな拍手をもらいました。

 3名の消防署員の皆様、日頃の訓練や業務でお忙しい中にご指導くださり、本当にありがとうございました。

門川小学校防災会議を行いました

 11月10日(金)の15時30分から、校区内の区長の皆様、民生委員児童委員の皆様、そして、門川町の消防防災係様、防災教育担当者様をお招きして、門川小学校防災会議を開催しました。

 門川町は、海に接している土地ですので、地震が起こったときには、真っ先に津波を想定して行動しなければなりません。そのため、門川小学校でも、地震に対する避難訓練を1年間に複数回行っています。

 そこで、今回は、12月7日(木)に行う下校時避難訓練について、区長の皆様や民生委員児童委員の皆様にその内容や方法を周知させていただくとともに、避難する児童の見守りをしていただいたり、一緒に避難していただいたりすることのお願いをしました。

 下校時避難訓練の説明が終わると、児童が避難する際に気を付けなければならないことを話し合いました。とても 熱心な話合いの中で出された意見としては、「どこが避難場所になるのか、一人一人の児童がきちんと知っておかなければならない。」「橋を渡ったのか、渡っていないのかによって、避難場所が全然違ってくる。」「今いる場所から一番近い避難場所に避難しなければならない。遠い避難場所しか覚えていないのはいけない。」等でした。また、人工物の避難場所がいいのか、小高い丘などの自然物の避難場所がいいのか等については、門川町の消防防災係様から詳しいアドバイスをいただきました。

 今回いただいた意見については、12月7日(木)の本番までに、各学級や各地区で指導を行います。

 ご参加いただいた皆様、お昼のお忙しい中、下校時避難訓練に対する熱心は話合いにより、貴重なご意見をくださり、どうもありがとうございました。

鑑賞教室

 11月9日(木)の午後は、児童が待ちに待っていた鑑賞教室が行われました。

 名古屋市の「オフィスパフォーマンスラボ」さんが、来校してくださいました。

 「マジカル☆トイボックス」という演題で、歌や製作、マジック(手品)等の内容が交互にあり、まるでおもちゃ箱のようなコミカルショーでした。

 歌では、出演者のラッキーさんと一緒に童謡を歌ったり、振り付けをしながら流行の歌を歌ったり、絵描き歌でどんな絵が描き上がるのか集中して見たりしました。児童は、ノリノリで手を振ったり、拍手したり、体を動かしたりしていました。

 製作では、細長い風船を自由にねじったり組み合わせたりして何ができあがるのか楽しんだり、代表児童が、大小さまざまな風船のリングを、ドライヤーやブロアーを使ってくるくる回したりしました。演者に指名された3人とも、上手に風船のリングを空中で回し、大きな拍手をみんなからもらっていました。

 マジック(手品)では、透明な箱に入っているハンカチが生きているように動いたり、横になっている人が空中に浮いたり、手錠をかけられた人が入れ替わったりしました。テーブルマジックではなく、大がかりな道具を使ったマジックで、一つ一つの技に迫力があり、児童の大きな歓声が上がっていました。

 

 あっという間に60分が過ぎてしまいました。おかげさまで児童は、心躍る素敵な時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。 

 

令和5年度「税に関する絵はがきコンクール」の表彰!!

 11月6日(月)の昼休みに、「公益社団法人 宮崎県北法人会」の3名の方々が、令和5年度「税に関する絵はがきコンクール」の表彰のために来校されました。本校からは55作品を応募しており、今回表彰されたのは、6年生2名でした。

 〇 1名は県北の最優秀賞、宮崎県の優秀賞でした。

 〇 もう1名は、県北で奨励賞でした。

 

 実は、門川小学校では6年生を対象に7月11日(火)に延岡間税会青年部の方に来ていただいて、税金(特に消費税)のことについてご講話をいただきました。このホームページでも紹介しております。その時に、「税金は自然を守ったり育てたりしている。」「税金を納めないと、ゴミが町中に散乱する。もし、火事が起きて消防車や救急車を呼んだら、後で膨大な代金が請求される。」等を学んでいました。

 今回表彰された2名の児童は、しっかりとそれを覚えていて、上手に描画でも表現できたということが分かります。学習したことは必ずどこかで役に立つということは、確かでした。

 表彰された2名の6年生の皆さん、本当におめでとうございます。門川小学校の自慢です!!

指導教諭の授業公開(道徳)

 11月2日(木)に、本校の指導教諭の授業公開(道徳)が行われました。

 本校以外から10名ほどの先生方が来校され、6年1組の授業を参観されました。

 今回の授業の主題は、規則の尊重の「法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り、自他の権利を大切にし、意義を果たすこと。」でした。授業では、教材「こころ走れば」(出典:光村図書)を用いました。お話の内容は、以下のとおりでした。

 離れたところに住む祖父が倒れたという知らせを受け、「ぼく」や父は車で向かうが、高速道路で渋滞に遭う。通行を禁止されている路側帯を通り過ぎる車を見て、妹や「ぼく」は、急いでいるのだから路側帯を走ればいいのにと思うが、父は走ろうとしない。高山(地名)に到着した時に祖父はすでに亡くなっており、涙がこぼれている父を見て、「ぼく」がはっとする。

 このお話を用いて、緊急の事態であるから交通規則(法律)を破っても仕方がないと考える「ぼく」たちの気持ちと、それでも規則(法律)を守りとおした父親の姿をとおして、規則(法律)の意義や規則(法律)を守ることの大切さについて深く考えていきました。

 特に大切にした授業展開は、以下の2点でした。

 ① 最後まで規則を守ることを大事にした父の涙を見た「ぼく」の父親に対する気持ちについて名前カードや

  心情円盤を使って考えさせながら、児童の考えを広げたり深めたりする。

 ② 学習全体をとおして考えたことを書く時間を設定することで、今までの自分を振り返らせ、考えを深めさ

  せること。その際、個別指導をしながら、児童の道徳的価値の理解や人間理解、他者理解などの気付きを把

  握し、発表につないでいくこと。

 授業参観後は、参加された先生方と今回の授業をとおしてた意見交換や日頃の授業実践についての意見交換を行いました。 

 授業公開に来てくださった先生方、どうもありがとうございました。

第2回 門川小学校 学校運営協議会

 11月1日(水)の19時00分~20時30分に、「第2回 門川小学校 学校運営協議会」が行われました。

 初めに、12月7日(木)に実施予定の下校時避難訓練の実施方法について、本校の防災教育主任から説明がありました。門川町内の小・中学校が一斉に行う防災訓練になります。15時30分頃に大地震が発生、15時32分頃には大津波警報が発令されたことを想定して行います。門川町民の皆様の、子どもたちの安全見守り、または、一緒に避難をよろしくお願いいたします。

  次に、10月22日(日)の運動会に合わせて行われた「親子であいさつ登校」の反省を行いました。昨年度よりもたくさんの保護者の皆様に参加していただき、保護者の皆様があいさつする後ろ姿を、しっかりとお子さんに見せることができたと思います。ちなみに、それらの様子は、11月18日(土)のMRT「みらい・みやざき まなび隊」(午後4時45分~午後4時55分)の中で、紹介される予定です。

 最後に、2つの班に分かれて、門川小学校の「防災教育」や「あいさつ」が、さらに良くなるためにはどうすべきか、協議・熟議を行いました。

 「防災教育」班では、「今、4年生が作成している防災マップを、4年生だけの活動・発表に終わらせるのではなく、全校に向けて発表し、図上訓練をしてほしい。」「これからも、防災訓練の計画を作成するにあたっては、学校運営協議会委員も、ぜひ入らせてほしい。」「防災に関するクイズの素材を、学校運営協議会委員が学校に提供する。」「長期休業中に、区長や学校運営協議会委員と先生たちで、避難経路の確認・点検をしたい。」等が出されました。

 

 「あいさつ」班では、「学校では、あいさつに関する作文や俳句を募集し、それを給食中の校内放送で流す。」「学校運営協議会としては、保護者や地域の皆様にも、あいさつにまつわるエピソードや思いを募集する。そして、地域の回覧板に入れてもらう学校だよりに掲載し、地域への啓発を図る。」等が出されました。

 以上、学校運営協議会委員の皆様が熟議・協議をして終わりではなく、自分たちから何か目に見える形を残したり、行動をしたりしてくださるのが、すごく嬉しかったです。どうも、ありがとうございました。これからも門川小学校をよろしくお願いいたします。

第2回親子であいさつ登校、第122回門川小学校運動会

 10月22日(日)、とても良い天気に恵まれました。

 1学期の「第1回親子であいさつ登校」にも増して、たくさんの保護者の皆様がお子さんと一緒に登校し、たくさんの児童や保護者・地域の方々にあいさつをしてくださいました。どうもありがとうございました。子ども見守りネットワークの方々や地域の方々からも「とてもうれしかった。」「元気をもらえた。」という声をいただきました。

 この日は、「宮崎県教育情報テレビ みらい・みやざき まなび隊」が、そのときの様子を取材に来られました。きっと、放送日には、門川小学校のすてきなあいさつの様子を紹介してくださることでしょう。放送予定日は、11月18日(土)の午後4時45分~午後4時55分です。

 

 登校した教室には、黒板に学級担任からのメッセージがかいてあるところがありました。子どもたちも、運動会に対す学級担任の思いを受け取り、自分の力をさらに高めることができたと思います。

 

 8時20分、多くのご来場の皆様方に見守られる中、第122回門川小学校運動会が始まりました。門川小学校の児童一人一人が、一生懸命な姿、生き生きと元気に体を動かす姿に、とても感動しました。「何事も頑張ることはかっこいいし美しい。見ている人に感動を与える。」とは、まさにこのことだと改めて感じました。ご声援くださったご来賓の皆様をはじめ、保護者の皆様、地域の皆様、そして、片付けまでお世話してくださったPTA役員の皆様、保護者の皆様、宮崎県立門川高等学校のボランティア生徒の皆様、本当にありがとうございました。

 

【エール交換…白団、赤団ともに元気な力強い声でお互いの健闘をたたえ合い、門川小学校にもエールをもらいました!】

 

【走…1年生から6年生まで連続して、大声援や拍手の中、全員が全力でゴールを駆け抜けました!】

 

【応援…団の前に出る団長・副団長・リーダーと団員との息のあった応援ができ、お互いの団を意識して、応援合戦をしているかのようにはりきっていました!】

 

【表現ダンス・団技…表現ダンスと団技を交互にプログラムに組み入れました。表現ダンスでは、身体をのびのびとと元気よく動かしている姿に感動しました。団技では、団員と力を合わせて、よりスピーディーにアンカーにつなぐようにがんばりました!】

 

【選抜全校リレー…走るスピードやフォーム、最後まで一生懸命に走ってバトンをつなぐ姿に、釘付けになりました!】

 

【解団式…結団式が行われたのが9月11日(月)。それから約1か月間、まとまって活動してきた赤団、白団のメンバーたち。互いのがんばりを称え合う感動のフィナーレでした!】

各団の応援練習をがんばりました

 本日10月19日(木)の昼休みに、赤団と白団に分かれて3日後に迫った第122回門川小学校の運動会における応援の最終練習を行いました。

 応援タイムがプログラム中に2回入っています。その時間は、団長・副団長・リーダーだけが声を張り上げ、体を動かして応援しても、どことなく寂しく感じられます。1~6年生の団員との楽しい掛け合いが必要だと思います。そして、それが応援・チームワーク賞の採点基準になると思います。

 そこで、赤団は運動場、白団は体育館で、短い時間でしたが集中して頑張りました。

 団長・副団長・リーダーは、ボンボンや応援名が書かれたカードを持って大きな声を上げ、体を動かしていました。1~6年生の団員は、大きな動作で手拍子をしたり、「ヤー。」「オー。」の時に高く拳を振り上げ、元気な声を出したりしていました。

 運動会当日は、競技・演技はもちろん楽しみですが、応援の時間もとても楽しみです。応援・チームワーク賞の獲得のためにどちらの団も一生懸命だと思います。

南海トラフ巨大地震への備え、DIGを体験しよう

 宮崎県立門川高等学校の生徒さん協力による4年生の防災学習も3回目になりました。

 児童と生徒さんとの距離も近いものになってきています。

 さて、先日の第2回目は、生徒さんと一緒に自分たちが住んでいる地区を中心に外に出て、津波警報が出たときに避難できそうな所、逆に危ないところを歩きながら調査しました。

 そして、今回の第3回目では「DIG」を体験しました。「DIG」とは、大きな地図を囲みながら、参加者全員で災害時の 対応策などを考える訓練のことで、Disaster Imagination Game の 頭文字をとって『DIG(ディグ)』と名付けられています。

 

 1番目に、地図を作りました。分割されて印刷されたものをパズルみたいに組み合わせていきました。

 

 2番目に、通学路などに色を塗りました。通学路は赤色、広場(公園や学校)は緑色、川や海は青色でした。

 

 3番目に、シールを貼りました。避難所やそれに等しいところは赤色、逆に危険箇所は黄色を貼っていきました。

 

 4番目に、地図の中で、避難時に気になるところを付箋に書き込んで貼りました。例えば、避難の際に目印になる建造物、倒壊しそうな建物、倒れそうな木、高いブロック塀などについて書いていました。

 

 5番目に、自分たちの地区について、自分なりに安全性、危険度、住みやすさについて評価し、☆を塗っていきました。

 6番目に、もし地震が起こり津波警報が出たとき、「通学中だったら」「公園にいたら」「家にいたら」どうするかプリントに書き込み、地図の上で、このような経路で避難するといった訓練を行いました。

 

 最後に、「門川町津波ハザードマップ(南海トラフ巨大地震・最大想定)」を見ながら、浸水想定地域をピンクで塗っていきました。

 今回の学習をとおして、海が近くてその恵が多い門川町だけれども、一度津波警報が出たら、広範囲に渡って浸水の想定がされているので、いち早く高台や高い建物に避難しなければならないということに、児童はより一層実感をもてたと思います。

 宮崎県立門川高等学校の生徒の皆さん、合計3回(各回に2時間連続)、4年生の防災学習に協力していただいてありがとうございました。児童の防災意識がこれまで以上に高まったと思います。また、そのことを家に帰って家族に話すことにより、その家族の防災意識も高まったと思います。本当に、ありがとうございました。

就学時健康診断が行われました

  「就学時健康診断」とは、学校保健安全法に基づき、来春4月に小学校(義務教育学校の前期課程・特別支援学校の小学部を含む)へ入学するお子さんを対象として、安心して学校生活を始められるように、市町村が実施する健康診断です。お子さんの状況を把握するとともに、疾病等の疑いがある場合は早期の受診をお勧めし、学校生活に備えることを目的としています。

 そこで、昨日10月17日(火)の午後、来春4月から入学予定の未就学児のみなさんが保護者の方と一緒に門川小学校に来校して、いくつかの検査を受けました。

 体の検査(内科・歯科・視力・聴力)、頭を使って考える検査(スクリーニング)があり、一生懸命取り組んでいました。

 少し緊張した様子のお子さんもいましたが、来年度、門川小の児童に仲間入りすることを楽しみに待っています。

第122回 門川小学校運動会の予行練習

 10月13日(金)の1校時から4校時まで、第122回門川小学校運動会の予行練習を行いました。

 まず、シーンとした雰囲気の中、体育主任の先生から「予行練習とはいえ、一生懸命活動すること。」「きびきびした行動をとること。」などの約束が伝えられました。感染症対策による制限が解除された中で、児童は、やる気まんまんでした。特に、1年生は、大きな運動場で運動会ができるという期待感の高鳴りを、その表情からうかがい知ることができました。

 運動会は、午前中開催ですので、開会式のプログラム内容を改善し、本当に必要なものに厳選しました。つまり、1:開会のあいさつ、2:スローガン発表、3:団長のことば、4:ラジオ体操のみにしました。その中のラジオ体操では、5・6年生の体育委員会が前に出て、動きのお手本を示しながら、一緒に体操を行いました。

 開会式が終わると、競技・演技に先立ち、エール交換が行われました。元気な声の団長を中心に副団長・リーダー・団員が一緒になって相手の団に向けて声援を送り、健闘を祈りました。そして、最後には、門川小学校全体にもエールを送りました。

 エール交換が終わると、いよいよ競技・演技でした。

 今回は、予行練習でしたので、表現ダンスは、全学年が位置の確認程度で、入退場のみでした。走は、全学年1~5走のみが信号器(号砲)を使った正式なスタートを行い、それ以降の走者は、少しずつ間をとりながら笛の合図でスターしました。団技と全校リレーは、本番どおり最後まで行いました。どの学年の団技も、手に汗を握る勝負が繰り広げられました。全校リレーでは、さすが各学年で速く走る児童が出場するだけあって、声援の中にも、そのフォームやスピードに見とれていたり、圧倒されたりしている児童もいました。

 今回は、予行練習にもかかわらず、保護者の皆様や地域の皆様が数十名来校してくださり、声援を送ってくださいました。どうもありがとうございました。

 今回の予行練習では、優勝が白団、応援・チームワーク賞が赤団でした。本番では、どの団が優勝するか、応援・チームワーク賞はどの団が受賞するか、とっても楽しみです。赤団も白団も、W優勝(優勝と応援・リームワーク賞のどちらも受賞)をめざしています。

 10月22日(日)が第122回門川小学校運動会の本番です。保護者の皆様、地域の皆様、児童のために温かい応援をよろしくお願いいたします。

運動会の児童係打合せ②

 10月5日(木)に運動会の児童係打合せ②を行いました。

 9月25日(月)に続いて第2回目でした。

 第1回目で各役員の顔合わせや仕事内容の説明・分担は、ほぼ終わっていましたので、実際に運動場に出てプログラムにそっての活動が主でした。

 例えば、「団長・副団長・リーダー」は、エール交換の練習を大きな声ときびきびした態度で行っていました。

 

 「児童管理」は、いつ・だれが・何年生を・どこに集合させるのか、自作の学年プレートを手に持ちながら確認していました。

 

 「用具準備」は、実際に使用する団技の用具を体育倉庫から出して、配置する場所に設置する練習をしていました。

 

 「出発合図」では、競技開始の合図の旗を上げるタイミングや走・リレーでフライングがあったときに走者をストップさせる方法等を練習していました。

 

 「決勝審判」は、決勝テープの持ち方や離し方、着順を示す赤白旗の上げ方を、実際に児童に走ってもらって練習をしていました。

 どの係の児童も、担当の先生が説明することをしっかり聞いて、練習に励んでいました。

 10月22日(日)の本番当日、5・6年生は、競技・演技に出場するだけでなく、このように運動会の運営のためにも一生懸命係の仕事を行います。保護者や地域の方々、来賓の皆様も、児童の華やかな競技や演技だけでなく、このような運動会の成功のために頑張る係の仕事ぶりも参観・応援していただければ幸いです。

門川神社への避難訓練

 「10月5日(木)午前8時16分、日向灘沖で震度6程度の強い地震が発生。その後、津波警報が発令されたため、その場で身を守る姿勢(第一次避難)をとり、その後、門川神社への避難(第二次避難)を行う。」という想定で行いました。

 臨場感を出すために緊急地震速報を流した後、校内放送機器が壊れたと想定して、1~3階にあるハンドマイクを使って連絡を取り合い、校舎の屋上よりも高い津波がくるという情報から、より高い所に位置する門川神社への避難を決定し、移動を開始しました。

 在校児童が多いので、同じ経路で避難していては時間がかかると思い、2経路で避難しました。そして、最終的には門川神社で合流するという方法で行いました。

 門川神社に全校児童が到着すると、防災教育主任と校長からの話がありました。

「私たちの住む門川町は、海が近いので、地震が起こったときには、常に津波のことを考えないといけない。」「門川神社への避難経路を知り、どのくらいの高さのところに逃げるがよいのか分かったか。」「冷静に、無言で避難できたか。」などの内容で話しました。

 12月には、門川町内の小・中学校が参加して、下校時避難訓練を行う予定です。今度は、今回のように先生たちの指示はなく、自分たちで判断して避難するような形にしたいと思っています。今回のことが生かせるように反省をしっかりして、計画を立てていきます。

魚の町 門川

 門川小学校の3年生は、ふるさとを見つめる総合的な学習の時間で、「魚の町 門川」を探究しています。そのため、このホームページでも紹介しましたが、7月3日(月)には、宮崎大学農学部海洋生物環境学科の村瀬准教授と学生さんに来校していただき、門川町に魚が集まる秘密について、お話をしていただきました。そして、昨日10月4日(水)には、門川町役場農林水産課の2名の方々に来校していただき、門川町の漁業について昔と今を比べながらお話をしていただきました。

 

 さて、門川町には、昔も今も門川漁協と庵川漁協の2つがあります。

 まずは、昔の話。門川漁協では一本釣やカツオ釣りが盛んで、庵川漁協では底曳網や磯立網が盛んだったそうです。「同じ門川町の漁協なのに、違っていたんだ。」と児童は不思議がっていました。とれる魚はイワシやアジが多かったそうです。そして、大きなブリキ缶の中に魚をいっぱい入れてそれを背負い、電車に乗って町外の遠くまで売りに行ったり(通称「カンカン部隊」)、リアカーに魚をいっぱい入れて町内を売り歩いたりしていたそうです。

 実際に当時使われていたブリキ缶を講師の方々が持ってきてくださり、児童は「大きいなあ。」「これに魚をいっぱい入れて背中に担いでいたなんて、重かったろうなあ。」「昔の人は、力があったんだなあ。」と、とても興味津々でした。また、必死にメモもしていました。

 次は、現在の話。門川漁協では一本釣と曳縄が盛んで、庵川漁港では沿岸マグロ延縄や定置網が盛んだそうです。これによって、先ほどの昔のことをしっかり聞いていた児童は、今と昔の漁法の変化にすぐに気付きました。

 

 今度は、2つの漁協の特徴でした。

 門川漁協は、沿岸域で行う漁業が多く、1人だけで行う漁法が主流だそうです。また、主に底曳網漁業で多く漁獲されるハモをブランド化し、『門川金鱧』という名前でPRを行っているそうです。そういえば3日(火)の給食には、門川金鱧の天ぷらが出ました。とてもおいしかったです。水揚げ高ランキングでは、1位がちりめん(イワシの稚魚)、2位がイセエビ、3位がカワハギ類だそうです。

 庵川漁協では、主に遠洋で行う漁業が多く、1隻に複数人が乗り込み、1回出漁すると1週間以上帰らないこともあるそうです。また、養殖漁業も営んでおり、カンパチやアジ、牡蠣などを育てているそうです。水揚げ高ランキングでは、1位がキハダマグロ、2位がビンナガマグロ、3位がメバチマグロだそうです。

 

 しかし、魚をとるだけではなく、自然環境の保全もしっかり考えられていて、ウニが海藻を食べ尽くしてしまう”磯焼け”が深刻な問題となっているため、ウニの個体数を適切に管理するために駆除活動を行ったり、イセエビ・ヒラメ・クルマエビの稚魚を放流したりしているそうです。

 

 最後は、両漁協の水産加工品の変化でした。昭和初期はアジ・イワシ・サバなどの乾物(干物、ちりめん等)が主でしたが、現在はアジ・イワシなどはもちろんのこと、ハモやカツオ、シイラなどさまざまな魚が加工されているそうです。

 

 児童は、今回のお話を伺って、自分たちのふるさと門川町が魚の町であることに誇りに思ったと思います。門川町役場農林水産課の2名の方々、プレゼンテーションや実物を準備してくださりながらのご講話、本当にありがとうございました。

9月30日(土)のPTA奉仕作業

 9月30日(土)は、門川小学校のPTA奉仕作業でした。保護者の方々、5・6年生を中心とした子どもたち、そして先生たちで行いました。

 昨年度までの数年間は、コロナ禍の影響で、PTA環境整備部員さんを中心とした少人数で行いましたが、今年度は再び全校の保護者の方々に呼びかけて、すごくたくさんの人数で行うことができました。前PTA会長さんが言われていました。「昨年度までのPTA環境整備部員さんも、一生懸命がんばってくださって、とてもありがたかったです。しかし、やっぱり人数ですね。今年度は、運動場の除草作業やテント設営までできて、とっても嬉しいです。」と。

 

 さて、ご家庭の都合で、残念ながら30日(土)に参加できなかったご家庭は、事前に都合のつく午前中や放課後に来校してくださって、写真のとおり草刈りや、児童が走るトラックの除草作業をしてくださいました。ありがとうございました。

 

 そして、30日(土)を迎えました。午前7時00分(PTA環境整備部員さんは午前6時30分)~午前9時00分の約2時間、休憩(給水タイムや受付名簿記入等)をはさみながら学級ごとに分担された場所を丁寧に作業をしてくださいました。また、子どもたちも保護者の方々と一緒に、「自分たちが使う校舎・自分たちが使う運動場だから、自分たちがきれいにしなくちゃね。」という気持ちでがんばりました。

 運動場やレインボー広場では、テント設営や除草・剪定作業、草やゴミの搬出、屋外トイレの掃除などをしてくださいました。校舎内では、窓、扇風機、流し台、トイレなどを拭いたり洗ったりしてくださいました。以下の写真のとおりです。

 

 今回の奉仕作業で、きれいになった校舎内環境で子どもたちは、いっそう勉強に励むことでしょう。っまた、10月22日(日)は、第122回門川小学校運動会です。きれいになった運動場で、子どもたちは自分たちの競技や演技の練習や本番に一生懸命励むことでしょう。きれいになったレインボー広場では、保護者・地域の方々が、気持ちよく子どもたちを応援してくださることでしょう。

 ご参加くださった保護者の方々、子どもたち、そして先生方、本当にありがとうございました。下の写真は、今回の奉仕作業が終わった直後の写真です。運動場やレインボー広場がこんなにも整備され、きれいになりました。

地域について考えよう~防災の視点から~

  27日(水)5・6校時に、本校4年生児童と門川高校生が、校区内を5つのコースに分けて、防災マップを作成するための情報を集めて回りました。

 海沿いコースでは、子ども達が、早速、中尾公民館の案内表示板を見つけて、記録用紙にメモしていました。

しばらく歩くと「高台避難所」の看板を見つけて、「ここに逃げることができる!」と言っている子もいました。

 今回の地域巡りの活動をとおして、子ども達の防災への関心が、また少し高まったと思います。

門川高等学校の生徒のみなさんとそれを支援してくださった門川高等学校の先生方、本当にありがとうございました。

運動会の児童係打合せ①

 9月25日(月)の6校時は、運動会における第1回児童係打合せを行いました。

 運動会を成功させるためには、5・6年生による仕事も欠かせません。本校では、団長・副団長・リーダー、音楽・放送、1~4年生のお世話(児童管理)、出発準備、用具準備、出発合図、案内表示、決勝審判、採点記録などがあります。

自分たちが競技・演技するだけでなく、運営側にもなることで、より一層の成長につながると思います。

 

 例えば、ここは何年生が並ぶのか画用紙に大きく数字を書いていました。

 入場門に整列させるためにどんな道具が必要で、整列をさせた後にどんな仕事をしないといけないのか黒板に書かれたことを覚えていました。

 団長・副団長・リーダーは、何年かぶりの声出し応援。自分たちが考えた台詞や振り付けを、メンバーの前で披露していました。