寺迫小ブログⅡ(R4.4~   )

輝け子どもたち!地域を照らせ!寺迫小学校!

われも木を伐る~ と同じぐらい 自由な表現

今年から始まるコーナー

今日の牧水さん

1回目は、3年生の短歌を紹介します。

牧水の歌に

「われも木を伐る ひろきふもとの 雑木原 春日つめたや われも木を伐る」

というものがあります。

上五の部分に7文字も入っていて自由な歌です。

今回の3年生は、8文字も。

夏の暑い時期になり、ものすごく川に行きたいという気持ちが伝わってきますね。

川の透明さに思いをはせるあたりも、さすがです。

 

牧水誕生の地より、短歌表現に親しむ子どもたちを、どうぞ皆さん応援してください。

日向の國 むら立つ山の ひと山に 朝ボランティア 励む子どもら

毎朝、子どもたちがボランティアを行ってくれます。

学校をきれいにしようと、自ら行っています。

ボランティア(Volunteer)の本当の意味とは、

「自らの意志により公共性の高い活動へ参加する人、または活動のこと」

です。

変化の大きい時代だからこそ、こんなボランティア精神が大切です。

お互いに手を取り合おうとしたり、自らみんなのために奉仕しようとしたりすることは、困っている人、孤立している人をつなぎとめる「セイフティネット」をつくることにもなることでしょう。

ボランティアは、よりよい社会を作るためにも、子どもたちが率先して行い、引き継がれることを願っています。

児童の皆さん、いつも本当にありがとうございます。

ふしぎなたまご

2年生の図画工作科「ふしぎなたまご」

割れた卵の中から現れたのは、いったいどんなものでしょうか。

思い思いの世界を、画用紙いっぱいに表しています。

図画工作科は、自分の思いを形にしたり、デザインしたりする活動です。

そのデザインが、誰かの問題解決につながったり、生活を豊かにすることになったりするのです。

まずは、描きたい、表したいという思いを大切にして、創作活動を楽しむ子どもたちになってほしいですね。

余念なき さまには見ゆれ 読書活動

最近、本を読んでいますか?

日本人の16歳以上は、月に本を全く読まない人が、47%もいるそうです。

つまり、月に1冊以上読めば、日本人の半数よりも本を読んでいることになります。

月に3・4冊読むのは、日本人の8.6%だけです。

寺迫小学校の子どもたちは、世の大人たちよりも、たっぷり本を読むんです。

毎週、朝の活動の時間に「読書タイム」を設定しています。

図書室の本、日向市立図書館の本、様々な本に親しむことで、心も知識も豊かになっていくことでしょう。

ぜひ、ご家庭でも本を読むことをお勧めください。

GIGAスクール構想 子ども達の未来へ向けて(6年生・5年生)

GIGAスクール構想のGIGA(ギガ)は、ある英単語の頭文字です。

Global and Innvation Gateway for All

(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)

本校でも、児童1人1端末、タブレットPCが配られています。

タブレットを使うと、今までの学習とは全く違う学習ができます。

例えば、ハードル走の学習。

ハードルを跳び越すたびに、頭の位置が上下しないようにすることが大切です。

ただし、自分で意識していても上下してしまうものです。

友達から

「今の良かったよ」

と言われても、何が良かったのか、どんなフォームだったのかを振り返る方法がありませんでした。

ところが、この写真のように、友達にタブレットで動画を撮影してもらうと、自分で後から確認できます。

そのおかげで、自分の跳び越す感覚と実際の動きを近づけることができます。

例えば、調べ学習。

5年生国語科で、タブレットを効果的に使っていました。

タブレットの良さは、インターネットに接続していることで、疑問に思ったことをすぐに調べられることです。

こんな活用の仕方が、普段から身についてくるといいですね。

 

子ども達が大きくなった未来には、おそらく今以上にICTが発展します。

メタバース、DeFi(ディファイ)、ブロックチェーン、NFT、DAO・・・

様々なチャンスがつかめるよう、正しい知識と技術、そして適切な表現・発信ができるようになってもらいたいですね。

そして、世界とどんどんつながる子ども達へと育っていってもらいたいです。