日誌

2018年度 美郷北学園ニュース

うなまの里訪問

 11日(水)、中期ブロックの5年生から7年生までが地域の特別養護老人ホーム「うなまの里」にうかがい、交流を深めました。この取組は毎年行われているもので、幼稚園から後期ブロックまで学年は異なりますが、それぞれができることを準備して高齢者と触れ合う機会としています。今回は中期ブロックでした。



 風船バレーやボウリング、ぬり絵、カルタ、折り紙などおじいちゃんやおばあちゃんにも楽しんでいただけるようなメニューを準備していました。一緒に語る姿も見られ、ほのぼのとした雰囲気の中で過ごすことができました。子どもたちも充実感を味わうことができたようです。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

学校保健委員会

 10日(火)、参観日にあわせて今年度第1回の「学校保健委員会」を開催しました。講に美郷町社会福祉協議会 健康運動指導士の若田結花さんをお迎えし、「姿勢不良による心身への影響~姿勢改善に向けて~」と題して講話と演習を行っていただきました。5年生以上の学園生と保護者、教職員が参加しました。


 講話では、悪い姿勢(特に猫背)が及ぼす影響について詳しく解説していただきました。普段「立腰」を意識して生活している(はずの)子どもたちですが、シールを使って客観的に自分の姿勢を見直すよい機会となりました。
 後半は演習でした。①ドローイン(腹部の内筋肉を鍛える運動)②肩胛骨運動 ③プランク(体幹の強化)に取り組みました。会場のあちらこちらから「う゛~」「ぐぇっ」という声が漏れていました。日頃から少しずつ鍛えておく必要がありそうです。
 講師の若田先生、本当にありがとうございました。

1学期最後の参観日

 10日(火)は、1学期最後の学園参観日でした。
 幼稚園と小学部は、水泳学習の成果を発表する「水泳発表会」でした。


 一人一人が自分の目標を立て練習に励んできた成果を、保護者の皆様に発表するよい機会です。水泳の泳ぎ方と自転車の乗り方は、一度覚えると忘れることはないそうですが、少しずつその力を伸ばしてきました。5・6年生は、夏休みに入ってすぐの23日(月)に小体連主催の美郷町水泳大会があります。自信をもって臨みたいところです。

 中学部は、通常の参観授業を行いました。

7年生 音楽


8年生 数学


9年生 社会

 夏休みを前に、真剣に学習する姿が印象的でした。

教室の七夕飾りが、「がんばれ!」と応援しているようでした。

幼稚園3園交流会

 7月6日(金)に、南郷幼稚園と田代幼稚園の園児を北郷幼稚園に招待して、幼稚園3園交流会が行われました。
 はじまりの会では各幼稚園ごとに考えてきた幼稚園紹介や歌などを披露し、その後読み聞かせを楽しみました。途中ギターの演奏もあり一緒に「おばけなんてないさ」を歌いました。
 はじまりの会の後は、北郷幼稚園児が作ったお祭り屋台でお買い物ごっこをしました。南郷幼稚園と田代幼稚園の園児はお客さんになって買い物をしました。たこ焼き・焼きそば屋さん、チョコバナナ・リンゴ飴屋さん、アイス・かき氷屋さん、お面屋さん、くじ引屋さん、魚釣り屋さんの屋台がありお客さんはとても楽しく買い物を楽しんでいました。お祭り屋台を通して達成感を感じることができたようです。



 3園の園児たちが楽しく交流でき、有意義な1日となりました。


沖縄豊見城市交流団事前研修

 26日(火)、18:30より北郷林業センターにて標記事前研修会が開催されました。これは、美郷町青少年派遣交流事業の一環として、北郷地区と沖縄県豊見城市の5年生が毎年夏休みを利用して交流するもので、教育委員会と子ども育成連絡協議会が主催します。今年は、50回目の記念交流となります。交流のきっかけは、太平洋戦争中の学童疎開で旧北郷村を訪れた豊見城の子どもたちとのふれあいにまで遡ります。今年から西郷地区の5年生も参加することになりました。

 交流センターには、25名の児童とジュニアリーダー(中学生)4名、参加児童の保護者、引率者が集まりました。団長は大坪隆昭教育長です。

 開会行事の後、北学園中学部の岡崎裕也教頭先生(社会科専門)が、「平和学習」として太平洋戦争と沖縄について講義を行いました。

 第2次世界大戦と太平洋戦争、沖縄戦の意味、沖縄戦の様子と犠牲者、戦争と子どもたち、戦後の沖縄などをテーマにスライドをもとに詳しく解説されました。歴史学習をしていない5年生ではありましたが、同世代の子どもたちの様子に真剣に耳を傾けていました。また、実際に訪れる予定の「ひめゆりの塔」や「ガマ(避難壕)」の話には興味深そうでした。平和について学ぶよい機会となり、交流事業もいちだんと意義深いものとなりそうです。
 後半は、沖縄に持って行くプレゼントづくりをしました。北郷特産の「ほおずき」を使ったかわいらしい置物づくりです。子育連副会長の山下由香利さんのご指導の下、参加した親子で心を込めてつくりました。




 派遣交流は、7月28日(土)に出発し2泊3日の予定で、美らSUNビーチや美ら海水族館のほか、ひめゆり会館、糸数アブチラガマなどを訪ねたり、全沖縄子どもエイサーまつりに出演したりします。エイサーの練習も後日始まります。また、受け入れ交流は8月3日(金)から5日(日)までの3日間の予定です。