学校の様子
入学式に向けて
また、昨年度から子どもたちが可愛がってお世話をしていたサイネリアの「ベジータ」も入学式を祝うかのように花を咲かせています。花いっぱいの荒谷小に入学してくる1年生を私たちは心待ちにしています。
【大切に花を扱ってくださっています】【プランターが白さを取り戻しました】
【「ベジータ」もようやく花が開きました】
好きな食べ物と算数
【この中から2つ選んで書きます】【事務の先生は何が好きなのかなぁ】
昼休みにも、調理員の先生に同じ紙を持って来てお願いをしていました。すると、1・2年生の担任の先生から「すみません、『やきそば』でお願いします」とリクエストがありました。
この算数の授業は明日行われるそうです。一体どのような授業なのか楽しみです。
【「やきそば」とあと一つは何にしようかな】【明日の授業、見せてくださいね】
新任式・始業式
1校時は新任式・始業式です。保育所生も参加して新しく荒谷小学校へいらしゃった先生をお迎えしました。今回は小学校に3名の先生方、保育所に1名の先生がいらっしゃいました。
新任の先生方のあいさつでは、①子どもたちのあいさつが素晴らしいこと②自然が豊かであること③諸塚のこと、荒谷小のこと等、様々なことを知りたいというお話がありました。子どもたちのよさや、諸塚が誇る自然を感じてくださっていること、また「もっと知りたい」とおっしゃってくださるお気持ちがとても嬉しかったです。
【いよいよ28年度のスタート】【校長先生の名前も覚えてね】
【色々な地名が出てきました】【昨年度までは宮崎ではない場所で勤務されていました】
その後、代表児童があいさつをしました。「荒谷小の友達のいいところ」というテーマでのあいさつです。「荒谷小の友達のいいところ」は①相手意識をもっている②協力する優しさがある③ゴミがあったら拾うという3つを紹介してくれました。
【自分たちのよさ、きちんと分かっていますね】
また、この新任式では嬉しい転校生の紹介と荒川保育所の新しい先生の紹介もありました。この春、新しい先生や新しい友達と出会い最高のスタートを切ることができたのではないでしょうか。これからの学校生活がワクワク楽しみになりました。
【ようこそ 荒谷小へ】【とても元気な保育所の先生です】
その後、始業式が行われました。まずは校長先生のお話です。校長先生は夢についてお話しくださいました。夢は変わるかもしれないこと、それもいいことであること、そして夢を実現するために今日から何をしたらよいのかを話されました。夢への一歩のためにできること、それはは目標を立てて気持ちを新たにすることだそうです。新しい学年になって初めての日、この特別な日に目標を立てそれに向かって努力していくことの大切さを教えてくださいました。
【宮日新聞に掲載された児童の作文も紹介してくださいました】
その後、児童代表のことばです。6年生が代表して作文を読みました。題名は「やる」です。
この児童は2つの「やる」を見つけたようです。1つ目は「リーダーシップを高める」ことです。卒業生の姿を見たり言葉を聞いたりして、「荒谷小を引っ張っていって欲しい」というメッセージが伝わってきたそうです。卒業生のように姿や言葉、そしてこの児童の持ち味である笑顔で引っ張っていくので、付いてきて欲しいと下級生に思いを伝えました。
【全身からやる気が溢れだしているようでした】
最後に一言発表です。この一言発表では今年がんばることを発表しました。
【2年生】
◯ かけ算九九(2年生になったら習うためがんばりたい)
◯ 漢字(2年生で出てくる難しい漢字の「とめ」などを意識したい)
【もうすぐ1年生も入ってきます。よろしくお願いしますね】
【3年生】
◯ あいさつ、笑顔(元気よくあいさつ、笑顔をたくさん)
◯ チャレンジ(水泳:昨年58m泳げたため65m泳げるようになりたい、剣道:2回優勝したため今年は3回優勝したい、なわとび:前二重跳びができたため、後ろ二重跳びに挑戦したい)
【4年生】
◯ あいさつ(下級生に教えたい)
【3・4年生は男の子3人!元気がいいです】
【5年生】
◯ リーダーシップ(入学式、むかばきなどで引っ張っていく。卒業生のように自分からみんなを集める)
【6年生】
◯ リーダーシップ(卒業生のようにみんなをまとめていきたい)
◯ リーダーシップ(入学式の準備等では行動で、入学式の練習では声で引っ張っていきたい。自分の朝のあいさつの声はみんなと比べて小さいと感じた。明日からはもっとおおきな声であいさつをしたい)
【5・6年生は全員が「リーダーシップ」を意識しいます】
今日の子どもたちは、昨年度の子どもたちとは別人のようにしっかりとした顔つきをしていました。やる気、自信、期待、喜びが表情に出ているように思いました。
荒谷小の新年度、とびきり最高の船出となりました。
新年度のスタート
4月1日、荒谷小のサイネリアや菜の花・パンジー・ペチュニア等の花々は満開に咲き誇り学校に彩りを添えてくれています。
今日から新年度のスタートです。荒谷小にも3名の新しい先生方がお越しくださり、新たな気持ちで出発することができました。これから始業式までの間、子どもたちを迎えるための準備が進められていきます。始業式の日には、子どもたちが元気よく登校してくれることでしょう。楽しみにしています。
今年度も、地域の学校である荒谷小学校へのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
【桜も満開です】 【これらのお花には教頭先生がお水をあげてくださっています】
【玄関までフラワーロードができています】
お別れ式・離任式
まずはじめにお別れ式です。3年前に諸塚に引っ越してきて、たくさんの方々と関わり、諸塚が大好きになったこの3年生。あいさつでは2つのことを話しました。1つ目は「大きな声で発表できるようになった」ことです。たくさんの方々と接する中で、自信がつき積極的になったようです。今では、自分の意見をみんなに聞いて貰うことに喜びを感じている姿も見られます。2つ目は「自分からあいさつができるようになった」ことです。諸塚に引っ越してくるまでは恥ずかしいという気持ちもあり、あいさつが自分からできなかったそうです。しかし、周りの友達や地域の人たちの姿を見て、「自分も負けていられない!」と思ったそうです。そして今では、いつでもどこでも自分からあいさつができる立派な3年生になりました。この児童が諸塚をふるさとと思ってくれていることがとても嬉しかったです。
【3年間ライバルとして親友として過ごした3年生ともお別れです】
その後、離任式が行われました。今年度は校長先生、1・2年担任の先生、3・4年担任の先生の3名が異動されます。教頭先生から3名の先生方の紹介がありました。キーワードはそれぞれの先生の「音や言葉」。
【「音や言葉」、どんなことが思い出されますか?】
まず、校長先生は「よっ社長!」という言葉です。これは校長室にあるチャレンジに掲示している子どもたちの目標が達成された時のかけ声です。達成できたら、校長室の校長先生のイスに座ることができ、子どもたちと校長先生から「よっ社長!」と呼ばれるのです。校長先生は目標もつことの大切さや、努力することの大切さを子どもたちに教えてくださっていました。
次に岡村先生です。岡村先生からは「ポケット!」という言葉が思い出されました。運動会の練習や長距離走大会の練習の時など「ポケット!」と声を出して全ての子どもたちを応援していました。これは手をポケットに当てるような気持ちで腕を振るとより速く走ることができるという岡村先生の指導です。「いつも誰かのために仕事をされる岡村先生」という言葉にみんなが納得したと思います。
最後に北村先生です。北村先生は表現集会の度に鍵盤ハーモニカでテーマソングを演奏してくださいました。子どもたちはその歌を歌って踊ることで楽しい気持ちで表現集会に臨むことができていました。また、運動会のスターウォーズの音楽、365日の紙飛行機の音楽、それらを聞く度に熱心に指導された北村先生の姿が目に浮かびます。
その後、離任される先生方からあいさつがありました。
校長先生は以前「諸塚がすごかった、ここにいらっしゃる方々がすごかった、もともとここにあったものがすごかった」とおっしゃっていました。今回のお話でも「諸塚では心と心が通じ合うことが当たり前です。この素晴らしい場所で成長できること、巣立つことができることを誇りに思ってください」とお話しくださいました。また、「諸塚の幸せを探すためにウッジョブの学習をしました。そこで逆手に見るという視点も学習しましたね。不便さは幸せに変えることができます」と、これから新たなステージに立つ子どもたちに考え方の道筋を示してくださいました。
【たくさんの宝物を残してくださいました】
次に1・2年担任の先生です。1・2年担任の先生には夢が3つあるそうです。1つ目は息子さんのテニスの指導をすること、2つ目は書道教室に通うこと、3つ目は4月から勤務される学校を日本一の小学校にすることだそうです。きっと1・2年担任の先生ならこの3つの夢を実現できると思います。私たちも負けないように荒谷小を日本一の小学校にすべく努力していきたいと感じたお言葉でした。
【陰の仕事も進んでしてくださいました】
最後に3・4年担任の先生です。3・4年担任の先生はこの3年間で2つの「好き」ができたそうです。1つ目は「林業が好き」ということです。林業を知らなかった3・4年担任の先生、しかしウッジョブ諸塚で林業の学習をしていくうちに、その魅力を知り大好きになったそうです。そして「林業はかっこいい」とも思うようになったとお話しくださいました。2つ目は「人が好き」です。たくさんの人たちと関わり、その人たちを「好き」になると、「がんばろう」、「大切にしよう」という気持ちが芽生えたそうです。子どもたちに「だいすき」をいっぱい作ってくださいとあいさつされました。そして困難なことでも見方を変えて、それを大好きに変えてくださいとも話されました。
【みんなに元気と笑顔をくださいました】
それから児童代表あいさつです。今日は卒業生が中学校の制服を着て離任式に参加してくれていました。その卒業生からのあいさつです。校長先生には、難しいことを教える時の工夫を教わり、1・2年担任の先生には正直でいることの大切さ、3・4年生担任の先生には笑顔が人を幸せにしてくれることを教わったとあいさつをしました。子どもたちは先生方の特徴や言葉、そして指導の方法などをつぶさに見てくれていたことに驚きと有り難い気持ちになりました。
【大変立派なあいさつでした】
その後花束贈呈が行われました。一言では言い尽くせない子どもたち、離れがたい気持ちが伝わってきました。
【一人一人思いを込めて別れの言葉を言いました】
3年間荒谷小で子どもたちのために、そして地域の皆様のためにお力を注いでくださった先生方、本当にありがとうございました。先生方が残してくださった宝物を大切にして、次年度からも子どもたちの成長のため荒谷小一丸となって教育活動に取り組んでいきます。ありがとうございました。
【これからも諸塚に、荒谷小に遊びにきてくださいね】
【保育所生の子どもたちもありがとうございました】
【元気でね】 【本当にありがとうございました】
【保護者の皆様 お越しくださってありがとうございました】
【新天地でのご活躍をお祈りしています】
サプライズ!
写真は、卒業生の分と5・6年生の担任の先生分、そして校長先生分、学校分と7セット準備してくださっていました。明日は離任式です。卒業生たちも荒谷小にやってきます。この嬉しいサプライズにきっと喜んでくれることでしょう。
本日はわざわざお越しくださりありがとうございました。そして、写真・アルバムを準備してくださってありがとうございました。1日の終わりに嬉しいお客様でした。
【ステキな写真ばかりでした。ありがとうございました】
吉野宮座頭神祭り
【奉納神楽といって3番舞うそうです】【中学生と一緒に神楽を舞いました】
【箕舞 学習発表会では囃子は録音のものを使いますが、今日は生の囃子でした】
荒谷や南川の方々だけでなく、北郷からのお客様や日南、熊本からのお客様もいらっしゃっていて、とても賑やかな祭りでした。
神楽・箕舞が終わると子どもたちは山のてっぺんにのぼって「お別れ会」をしました。一体何が行われるのか子どもたちに聞いてみると、「地元の林業会社の社長さんが毎年プレゼントをくれます」と話をしていました。まだかまだかと子どもたちがワクワクして待っていると、地元の林業会社の方が来てくださいました。
【子どもたちのためにこの企画を毎年してくださっているそうです】
まずは卒業生が一言ずつ発表をしました。「中学校では上下関係が今よりも厳しくなるのでそれを大切にしていきたい」、「文武両道を目指し、目標をもって生活していきたい」、「夢を叶えるためにコミュニケーション能力をもっと伸ばしていきたい」と発表しました。そして、ビンゴゲームをして景品を貰いました。
【中学生になってもみんなの応援隊はたくさんいますよ】
地域の方々からたくさんの祝福を受けて次のステージに上がる卒業生、いつまでも見守っています。
【お祭りで地元の婦人会の皆様が作られたおそば、手作りの温かい味がしました】
花まる修了式
修了式では、まず校長先生のお話がありました。校長先生のお話は3つ。
1つ目は「なせば成る」についてです。校長先生は1学期に「なせば成る なさねばならぬ何事も」が書かれたお手製のしおりを子どもたちにプレゼントしています。そして、目標をもつことの大切さを常々指導されてきました。「なせば成る」は目標につながっていること、小さな目標を達成することで自信がつくことをはなされました。これからも目標を設定する時には、あまりにも早く達成できてしまうような目標や到底達成できないような難しい目標を設定していないということをご指導くださいました。
2つ目はあいさつについてです。これまで子どもたちの課題として学校外でのあいさつがあげられていました。「とにかく『あいさつ人間』になれ」という言葉も掲示されています。積極的な人間になるためには、あいさつをすることが不可欠であることをご指導くださいました。
3つ目は読書についてです。今年度一番本を読んだ児童は245冊もの本を読んだそうです。読書は自分から働きかけて行うものです。本を読んで、その内容を頭で想像することで、豊かな感情や考え方が身に付くそうです。意識して読書をする児童が増えてきたことを誉めていただきました。
これらの3つのお話から校長先生は「みんなに花まるをあげます!!」とおっしゃってくださいました。修了式の日に校長先生からそのような言葉をいただき、子どもたちは1年間がんばってきたことに自信をもてたと思います。
【「千里の道も一歩から」「なせば成る」これからも大切にしていきたい言葉です】
次に一言発表です。1・2年生は3学期に頑張ったことを発表しました。「学習発表会で『おおきななば』をしました。その時に大きな声を出したら、卒業式でも大きな声が出ました」、「『おおきななば』では責任者になりました。まとまってできました。3年生になったら下学年の中心になってがんばりたいです」などと次の学年を見据えた発表をする子どももいました。
【来年度は新1年生をよろしくお願いしますね】
次に3・4年生です。3・4年生は1年を漢字一文字に表しました。
◯ 力・・・一輪車で半回転がどうしてもできなかったが、練習をつづけていたらできるようになった。あきらめない力がついた。
◯ 笑・・・友達といっぱい遊んでいっぱい笑顔になった。
◯ 森・・・ウッジョブの学習で地元の林業会社の方にも協力してもらって学習したことで、森が大好きになった。
【毎日楽しく過ごした3・4年生】
最後は5年生です。5年生は3学期に身につき始めた力を発表しました。「リーダーシップが身に付きはじめました。自分からみんなを集めて話合いができました。しかしふりかえりができていないことがあったので、これからはふりかえりをきちんとしていきたいです。」、「積極性が出てき始めました。卒業式の準備やお別れ遠足の準備など率先して行動ができました。6年生のような最上級生になりたいです」と2名の5年生が発表しました。2人とも6年生をお手本にして、その姿に近づきたいという気持ちが言葉から伝わってきました。次は自分たちがリーダーであるということを自覚している5年生、とっても頼もしいです。
【リーダーたち、頼りにしています】
最後に、代表児童(2年生)が作文を発表しました。「1年間をふりかえって」という題の作文です。プールやかけっこ、長距離走大会など様々な行事を頑張った2年生児童、その中でも一番がんばったことはプールだったそうです。はじめは5mしか泳げなかったこの児童。その原因は手のかき方にあったそうです。そのため、手のかき方を意識して泳ぎました。すると25m泳げるようになったそうです。あきらめなければできるようになることを実感した出来事でした。これからは、あいさつを学校以外の地域や剣道の時にでも積極的にしていくことを目標にしていました。
【次年度も期待しています】
1年をふりかえることで、できるようになったことを自分で自覚し、次のステップを考える。その繰り返しをすることで、着実に子どもたちは成長していくのだなぁと感じた「花まる修了式」でした。
1年間、本校の教育活動にご支援・ご協力いただいた保護者の方々をはじめ、地域の方々、林業関係者の皆様、本当にありがとうございました。
【卒業生もありがとうございました】
第69回卒業式
【色とりどりの花々がステージを華やかにしてくれます】【こちらは「ラスカル」】
【桜の木の下に置いているのが「ベジータ」】
【卒業式前の保護者の皆様 この日子どもたちからサプライズがあったそうです】
【「卒業式の前までに読んで」と、朝、手紙が渡されたそうです】
「卒業生入場」という声とともに、4人の卒業生が入場してきました。堂々と前を見て入場する子、目をうるうるさせながら入場する子など思い思いの表情で入場してきました。
昨日まで一緒に学校で勉強をして、昼休みは外で遊んでいた6年生が今日は全く違う雰囲気で座っていることに感激もあり、淋しさもありました。立腰の姿勢を崩さない卒業生、その姿にならい在校生も立腰の姿勢のままピクリとも動きません。子どもたちみんなが卒業式に集中をしていました。
PTA会長さんのあいさつでは「ウッジョブ諸塚で身に付けられてきた力は人間力といえる」と話されていました。また、教育委員会の方のあいさつでも「先日の学習発発表会での発表は本当に素晴らしかった」と話をしてくださいました。「ウッジョブ諸塚」と銘打って進めてきた2年間の学習が子どもたちを変えたこと、それを職員だけでなく、保護者の方や地域の方が認めてくださっていることは大変喜ばしいことだと思いました。
【卒業生から手作り帽子かけ、ブルーシートが記念品としていただきました】
式も終盤になり、いよいよ別れの言葉。子どもたちの言葉に気持ちが乗って、一言一言が重みのある言葉になっていました。卒業生は保護者の方へ思いを伝える時に堰を切ったかのように涙があふれ出して止まらない様子でした。家族の方々にたくさんの愛情を注がれて、大切に育てられたことが子どもたちの言葉からも、保護者の方々の言葉からも感じることができました。
【今までの思い出が甦ってきました】
みんなで作り上げた感動的な卒業式、きっとこれからも卒業生の胸にも残る卒業式だと思います。保護者代表あいさつでは、①6年生は日本一の6年生であること②ウッジョブ諸塚で培った力を感じていること③永久に荒谷小が続いて欲しいことが話されました。子どもたちも職員にとっても、とても嬉しいお言葉でした。
【4人の卒業生 卒業おめでとう】
卒業式後、正門前では恒例となりつつあるエール交換が行われました。今回は3年生の男子がエールを言います。伸びのある力強い声、「これからの荒谷小は任せて」と言わんばかりのエールでした。
【手をつないで歩きました】 【在校生から卒業生へエール】
【卒業生からエール 迫力満点でした】
感動的な卒業式にしてくれた卒業生、在校生、来賓の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。卒業式を通して、子どもたちが一歩また一歩と成長していく様子を見ることができました。これからも荒谷小学校、そして荒谷小学校の卒業生をどうぞよろしくお願いいたします。
【卒業 おめでとう】
校長先生から5・6年生へ
めあては「『にっこりトーク』のこつ、『つまり』や『例えば』の役割を考えて要旨をまとめよう」です。茂木健一郎さんの「感情」という説明文を教材に、子どもたちは「つまり」や「例えば」の役割を考えていきます。説明文の中には「喜びや希望のような感情ばかりだったら、毎日はもっと楽しくなるように思えます。」、「なぜ、わたしたちには不安や後悔などの、楽しさをそこなうような感情があるのでしょうか」という問題提起がありました。それに対し、不安や後悔などのマイナスだと捉えられる感情に対して、それらの感情が私たちに教えてくれているものが書かれていました。子どもたちは説明文を読んで「例えば」や「つまり」を手がかりに筆者が言いたいことを読み取っていきました。
その後、日頃から実践している「にっこりトーク」の場でよく出てくる「例えば」や「つまり」の役割を考えました。「例えば」を使うことで、実際の具体的なことを言えば相手が分かりやすいとの意見がありました。「つまり」は言いかえたり、まとめたりする役割があります。それは「つまり=結論」であるということが分かりました。最後にこの教材文のキーワードをもとに、130文字で要旨をまとめました。
子どもたちは、校長先生から「にっこりトーク」は説明文とつながりがあること、これから生きて働く力になることを教わりました。毎日積み重ねてきた「にっこりトーク」それが、子どもたちの力になり自信にもなっていると思います。
ふりかえりでは、「文章の中で『例えば』や『つまり』を探すことで、筆者の考えを簡単に探すことができるので、今度からやってみたい」、「『にっこりトーク』と説明文がつながっていることが分かった。これからも『例えば』や『つまり』を使って相手を納得させ、自分の考えを確かにしたい」、「文章の中に『つまり』がなくても、自分で『つまり』を入れることで、分かりやすい文章になることが分かった」などが発表されました。今回、日頃何気なく使っていた言葉の役割を学習したおかげで、それらの言葉の効果を理解して使うことができるようになるのではないでしょうか。すると、もっともっと話合いが充実したり、説得力のある話合いができたりするのだと思います。
また、負の感情=悪いということではなく、様々な感情をもつことがこれから進む道を豊かにしてくれるということも子どもたちは理解したことでしょう。
小学校を卒業する6年生に対し、また次年度は荒谷小を背負って立つ5年生に、生きていく上で大切な考え方を教えていただきました。
【校長先生から授業のプレゼントをいただきましたね】
「都道府県まつり」
今日の3校時は「漢字まつり・計算まつり」ならぬ「都道府県まつり」というものが開催されていました。対象は3~6年生で、都道府県の地図を見て、それぞれ都道府県の名前を書いていくものです。都道府県については4~5年生で学習をするようで、中学校に入るまでにはきちんと頭に入れておかなければならない内容の1つだそうです。鉛筆の音だけが響く教室、さて、都道府県を全部書けるかな?
プリントを見てみると、6年生は滋賀県の「滋」の字や岐阜県の「岐」の字を試し書きしている子どももいました。本校の「まつり」シリーズで子どもたちが意欲をもって取り組んでくれるといいなと思います。
【3年生には予習になりますね】
ラスカル ベジータ
【薄いピンクが「ラスカル」】 【まだ花が開かない「ベジータ」】
教室の中で、子どもたちが成長を楽しみにしている様子が目に浮かびます。1・2年生の担任の先生が毎日毎日水をあげ、草をとり、時には花の芽を摘んで愛情深く育てられた花々たちが卒業式を彩ってくれると思います。
みんなで声をかけて育てた「ラスカル」は式場の中央に置く予定だそうです。
【縁が紫だったり青だったりして見れば見るほど美しい花ばかりです】
また、今日は1・2年生がしいたけを持って来てくれました。大豊作の秘密はやっぱり毎日のお世話ですね。
【肉厚のしいたけがたくさんでした】
卒業式予行練習
本番通りに粛々と進む予行練習、程よい緊張感があり子どもたちも真剣です。別れの言葉もほぼ完璧に言うことができます。ただ、まだ6年生が卒業をするという実感がないのか、気持ちの入れ方が難しいようでした。卒業式まであと9日となりました。そのうち学校に登校するのはあと6日です。「残りの時間を大切にして、6年生とたくさん遊んで思い出を作ってください」と校長先生からお話がありました。
【在校生も卒業生も立派な態度でした】
【ハキハキと言葉を言えました】
また、今朝は卒業写真を撮影しました。みんないい表情をしています。
卒業式まであと少し、1日1日をていねいに過ごしていきましょうね。
【家族のような写真です】
宮崎大学の先生方が来校
【3時間目 全校体育の様子】
また、給食も一緒に食べてくださいました。今日は6年生のリクエストメニューです。「登校する時はどれくらいの時間をかけて歩いてくるの?」、「どんな給食をリクエストしてみたい?」、「先生の弟も林業をしてるよ。ヘルメットをかぶってチェンソーを持って。夏には下草刈りもしてるよ」と子どもたちに話しかけてくださっていました。子どもたちも「僕のお父さんは森林組合の所長をしていたので、僕も将来森林組合の所長になるんです」、「春休みはしいたけのこま打ちをずっとします。1年間で2万本くらいするんです」、「給食のしいたけ南蛮が好きです」など、物怖じすることなく話をしていました。
【いつもよりとってもとっても賑やかで、嬉しそうに会話を楽しんでいました】
大学の先生方や学生の方は、昼休みも外に出て子どもたちと話をしたり、遊んだりしてくださっていました。色々な方に出会うことが多い荒谷小の子どもたち。お陰様で、どのような方にでもハキハキと話ができたり、話を聞く姿勢が身についてきたりしているようです。
「林業はヒーロー」がホームページに登場!
新入学児童体験入学
今回は、1・2年生と一緒に椎茸を収穫する体験をしたり、学校探検をしたりしました。今年度2回目の新入学児童体験入学とあって、1・2年生も慣れた様子でお世話をしていました。また、今回は男の子が体験入学に来てくれたので、2年生の男子が張り切って手取り足取り教えていました。
給食の時間には配膳の仕方を教えてくれたり、給食の流れを教えてくれたりしていました。昨日の給食は、子どもたちが大好きなカレーです。これは給食調理員の先生が新入学児童体験入学に合わせて献立を考えてくださいました。このおいしい荒谷小の給食を体験入学にきた男の子はペロリと食べてしまいました。頼もしい姿でした。
【お手本になってくれる上級生がたくさんいるから安心してね】
この春、新1年生になって荒谷小に入学してきてくれるのをみんなで楽しみに待っていますね。
リクエスト給食
【むぎごはん、皿うどん、しいたけなんばん、りんご、牛乳】
椎茸は嫌いでも、「しいたけなんばん」は好きと話す子どももいるくらい、「しいたけなんばん」は給食の人気メニューです。そして「皿うどん」。通常であれば、「皿うどん」が献立に出てくる時にはパンが出るのですが、今回はごはんです。その理由は「『皿うどん』にかけるあんかけは、ごはんにかけたら中華丼になるからです」とリクエストをした6年生が話していました。
5・6年生の教室をのぞいてみると、「皿うどん」として食べていたものをごはんにかけてみた子どももいました。「そばめし」のようなものになっていました。
【残り少ない荒谷小の給食、味わって食べてね】
3月14日(月)と3月18日(金)にもリクエスト給食があります。何が出てくるかお楽しみに。
お別れ遠足
【バス到着。わくわくいっぱい。】
着いたら早速出し物です。この日のために2人の5年生を中心に児童会でいろいろ準備をしてきました。まず、1・2年生の発表です。なんと3・4年生が得意としている「あらもん、あらもん、・・・」で肩でもってつなぎ、あらもん電車で入ってきました。まず一人一人に紙皿で作った感謝のメダルをかけプレゼントです。事前に6年生一人一人に聞いて作った3択クイズが出し物です。「○○さんはスポーツ万能ですが今したいスポーツは何でしょう?」「1番バドミントン、2番テニス、3番卓球」「答えは卓球です。」などと進めていきました。4人の6年生のクイズで終わったかと思ったら、サプライズがありました。今度転出する3年生の女の子へ紙皿メダル渡し、クイズしてくれました。「○○さんが行きたいところは?」「1番USJ。2番スカイツリー。3番ディズニーランド。」答えは1番と3番だそうです。お父さんお母さん連れて行ってあげて下さい。続いて、3~5年生です。歌のプレゼント「365日の紙ひこうき」を歌いました。これには6年生も一緒に見ながら歌ってくれました。続いて「クイズ優しいね」。「○○さんの弟は、○○さんから家である優しいことをしてもらってます。それは何でしょう。」「答えは宿題の丸付けです。」という風に。そして思い出の写真と寄せ書きが詰まったミニアルバムが手渡されました。帰りのバスを待ちながらそれをじいっと見つめ笑顔で見ていた6年生でした。そして、最後は6年生の番です。6年生4人は、得意の芸を披露しました。ジャグリング、けん玉、手品、一発ギャグ5連発でした。秘密裏に練習してきたようで楽しかったです。次は、「あったかいんだからぁ」の歌のプレゼントで盛り上がりました。
【「人生は紙ひこうき~」一緒に手話して】
続いて、「宝探し」。今年の宝探しは豪華で、お菓子や文房具の入った袋です。その袋には、鯖、鮪など魚の名前が入ってます。事務の先生と養護教諭の先生が用意して下さいました。前もって校長先生が「不自然なところにあります」のヒントで、「なんであんなところに手袋があるんだろうか」という下にあったりして、楽しんで見つけ宝を手に入れた子どもたちは喜んでいました。日陰を選んで、みんなでお昼ご飯を食べました。「この卵焼きはぼくが作ったんですよ。」「まっくろくろすけのおにぎりです。」など言いながら楽しく食べ、食べ終わったらお菓子へ手が伸びていました。お菓子やキンカンを入れ替わりもってきてくれ先生達もおなかいっぱいになりました。おなかいっぱいになったら、5年生2人が主導して遊びに移りました。お別れ遠足名物の「全力かくれんぼ」です。まず、6年生4人が鬼です。トンネル滑り台の中や遊具の下など真剣に隠れます。小さい1年生が時間内に見つからず、喜んで出てきたりしました。楽しく過ごした後はちり拾いをしてまた、帰りのバスの乗って帰りました。
行きは、おいしい弁当とお菓子をいっぱいにリュックに詰めて、帰りは楽しい思い出をいっぱい胸に入れました。後もう少しで卒業です。1~5年生は、やさしくて頼りになる6年生との一緒の学校生活を、また月曜日からがんばっていくことでしょう。
【「6年生はかっこいい~」のかけ声で全員写真】
中学校の音楽の先生と歌の練習
◯ 歌を歌う時は、ほっぺたの一番高いところを高くする
◯ にっこり笑顔で歌うが、目はパッチリ開ける
◯ 顔の筋肉がほぐれるように、ほっぺたや額を揉んでほぐす
◯ 息を入れる時には、お腹に風船を作るようなイメージ(下腹から息を吐き、空気がなくなってきたなぁと思ったら力を緩める。すると自然にお腹や背中に息が入る)
このようなことを意識して、発声練習からのスタートです。その後、卒業式の歌を歌いました。「『うららかに はるの ひかりが~』の『が』を優しく歌ってください」とか、「高学年さんは息の使い方が上手」、「低・中学年さんは元気のよさが素晴らしい」など、ポイントを教えてもらったり、たくさんの褒め言葉をもらったりしました。子どもたちは、先生の言葉に応えるように気持ちよさそうに歌っていました。
【音楽の先生の伸びやかな歌声ステキですね】【ウォーミングアップ中】
【口は縦に開けて奥歯まで見せるような気持ちで】
本日は、わざわざお越しくださりありがとうございました。冷たい風も吹き飛んでいってしまうような、子どもたちの歌声になりました。
3・4年生と保健の授業
保健の授業も来週で最後になります。自分の体を知り、健やかに成長できるよう一緒に学んでいきましょう。
【やる気まんまんで、元気をくれる3・4年生です】
授業公開(5・6年生)
5年生の授業では電子カルテのメリットを考え、キーワードを出していきました。また、デメリットにも着目して注意していかなければならないこと(個人情報の流出等)の学習もしていました。まとめでは、先生がまとめを導き出すのではなく、子どもが授業の中で出てきたキーワードをつなげてまとめを考えていました。
【今日は先生と一対一のにっこりトーク】
6年生は、「なぜ3回も裁判を受けることができるのか」をにっこりトークで考えました。その中で「争い方によって判決が違う時があるので3回裁判をする」という発表がありました。すると、「『争い方によって判決が違う』という言葉をもっと詳しく教えてください」との意見がでました。この「争い方によって判決が違う」という言葉は資料集に載っていた言葉のようでした。発表した子どもがどう答えたらよいか考えていると、質問をした子どもが「『争い方によって判決が違う』とはどういうことだと思いますか?」と質問のニュアンスを変えました。そうすることで、「例えば◯◯くんが犯罪をおかしたのに、◯◯さんが犯人だと思われているというように、正しくない判決が人の見方によって出てくるということです。」と答えられていました。そして、「つまり人の見方によって判決が違うことがあるので裁判を3回するということですか?」と質問をした子どもがお返しの言葉のプレゼントをしていました。6年生のにっこりトークは言いっ放しで終わることがありません。質問をしたり、答えたり、答えた内容に対して自分なりの解釈を伝えたりする練り合いが行われています。聞いていてとても面白いにっこりトークです。日々積み重ねている話合いのスキルが身に付いているんだなぁと思いました。
【理論的に堂々と自分の意見を発表できるのは6年生の立派な力ですね】
他の先生方の授業を見ることで、職員も学ぶことがたくさんあります。この学びを日々の授業に活かすことができるので、年間を通して行われているこの授業公開は貴重な時間です。
読み聞かせ
読み聞かせが始まると、子どもたちも保護者の方にも笑顔が溢れ、とても和やかな雰囲気で子どもたちと対話をしながら読み聞かせをしてくださいました。1冊目は「ふまんがあります」という絵本です。この絵本のシリーズ本に「りゆうがあります」という絵本や、同じ作者の絵本で「りんごかもしれない」という絵本も読み聞かせで読んでいただいたことがあります。そのため、子どもたちは今回はどのような内容なのかワクワクしている様子でした。この本は、大人が子どもにすぐに言ってしまいがちな言葉(例:「いそがしい」、「また後でね」など)をユニークな理由をつけて子どもに説明しています。例えば「夏は暑い、冬は寒いと言って一緒に遊んでくれない」という「ふまん」に対して、「冬に外で遊ぶと北極グマから北極に連れて行かれるから」とか「『早く寝なさい』と言うのは、夜、サンタさんのところからたびたび小人がやって来て、早く寝ているかチェックするから」など、クスッと笑ってしまうような理由を言います。普段、口ぐせのように言ってしまっているような言葉、少し見直してみようかなぁと思える本でした。
【大人はウインナーを2本も食べられる理由は?】
2冊目は「ともだち」でした。「ともだちはいっしょに帰りたくなる人」、「みんながいっちゃった後も待っていてくれる人」、「言葉が分からなくてもともだち」など、その一つ一つの文章をもう一度繰り返し読んでみたくなるような本でした。先生方の中には「授業で使いたいので貸してください」とお願いされている先生もおられました。本の中にでてくる「ともだち」のようになれたらステキだなぁと思った絵本でした。
時間の関係で残りの絵本は読めませんでしたが、その他にも2冊の絵本をご準備くださっていました。「クレヨンからのおねがい」と「だじゃれ日本一周」です。「だじゃれ日本一周」の絵本は楽しく都道府県を覚えられそうな絵本で、早速2年生は本を開いて声に出して読んでいました。「それで都道府県の勉強をしてね」と「だじゃれ日本一周」の絵本を学校に寄贈してくださいました。ありがとうございました。
【残り2冊の絵本を読みたくて子どもたちが押し寄せました】
本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。楽しく、また勉強になる読み聞かせの時間でした。
いよいよ しいたけのこま打ち
まず、しいたけの原木の種類についてお話しくださいました。今回、原木は2種類あるそうで、ナラとクヌギの木だそうです。「ナラは繊維が縦に走っているので、菌が回りやすいです。クヌギは繊維がつぶつぶしていて菌が回りにくいです。でも椎茸がたくさんとれます。これらの木は広葉樹です。」とそれぞれの原木の特徴を教えてくださいました。また、今回使うたねごまの品種や、手をかけたほど椎茸はたくさん収穫できるとのお話もありました。
【見た目も全然違う2つの原木でした】【たねごまは「にく丸 森290号」】
その後、子どもたちから3つ質問が出されました。
「なぜ 椎茸のことを『なば』と呼ぶんですか?」という質問には、「昔、諸塚の椎茸を福岡の大名に献上していたそうです。そこに『名葉』と書いてあったそうです。それで『なば』と呼ぶようです」とお答えいただきました。また、「たねごまが入っている袋を捨てたらいけないと家で聞いたのですがなぜですか?」とか「来年も教えてくれますか?」などの質問も出ました。来年もしいたけ博士は椎茸のことを教えに来てくださるそうです。一安心ですね。
それから、しいたけのこま打ちが始まりました。しいたけ博士が椎茸たねごま用ドリルで穴を開け、子どもたちがたねごまを打っていきます。
【華麗なドリルさばきです】 【とんとん】
【手際よく打っています】【「木を押さえるとずれないよ」と教えていました】
【こま打ち用の袋 大活躍だね】【保育所生も初めてのこま打ち】
一つのこまを穴に入れてトントンと打つ子どもや、一列にこまを入れてしまってそれをトントントントンと打っている子どももいました。家でもこま打ちをしたことがある子どもたちもいるため、スムーズに進んでいきました。
そして、6年生はドリルを使って穴開けに挑戦です。原木に対して直角に穴をあけることや、穴と穴の間隔を保つことが大切なようです。しいたけ博士は軽々と穴を開けていましたが、それは熟練の技だからなのでしょう。実際に穴を開けようとするとなかなか難しいようでした。
【直角に穴を開けるのって難しいね】【寝かせるとやりやすいね】
【ドリルを持っても怖がらない子どもたち】
【次年度に向けて4・5年生もドリルに初挑戦!】
【先生方も挑戦!「勘がいい」と誉めてもらいました】
しいたけ博士は、「穴を開けるときには性格がでるとよ~」と話されていました。確かに、すごく慎重にする子どももいれば、おそるおそる開ける子ども、思い切りリズムよく開ける子どもなどドリルの使い方は様々でした。
しいたけのこま打ちが終わると原木を運びました。この原木は校舎裏に置いておき、しばらくそのままにしておくそうです。すると、こまを打ったところから白い菌が出てくるそうです。そのような状態になったら原木を四角に組んでおくと教えてくださいました。(5月ごろ)
【6年生は重たい木を率先して運びます】
椎茸のこま打ちが終わり、児童代表の2年生児童がしいたけ博士にお礼を言いました。「2年間◯◯◯先生(しいたけ博士)に椎茸のことを教えてもらいました。今年はたくさんの椎茸がとれました。来年度は僕たちが1年生に教えていきたいです」と頼もしい言葉でした。
【突然の指名でも堂々と発表】【1・2年生が愛情深く育てている椎茸】
終わりの会の後、3年生の児童がしいたけ博士に質問をしていました。「たねごまって何の木なんですか?」という質問です。「これはブナの木でできているよ。いい質問やね~」と答えてくださっていました。また、もう一人の3年生はこま打ちをした後の木のくずの香りを確認していました。もしかしたら枕のヒントになるのかと考えていたのかな?子どもたちの木に対する関心の高さが垣間見られた場面でした。
今回こま打ちしたものは、今の4年生が6年生になった秋ごろにしいたけが出てくるそうです。
【しばらくおやすみなさい】
今日はお忙しい中こま打ちのご指導をしていただき、ありがとうございました。今年度のウッジョブでは椎茸については1・2年生が学習しており、3~6年生は知らないことばかりです。しかし、モザイク林相とか広葉樹と針葉樹など、椎茸と関連した学習をしているため、こま打ちを通して木に対する学びが深まったことと思います。また、1・2年生も自分たちが育てている椎茸の原点を振り返る時間にもなったと思います。本当にありがとうございました。
しいたけの原木
昨年度は今の1年生の保護者の方から原木をいただきました。「去年はリヤカーで運んだよね~」と1・2年生の担任の先生と2年生は懐かしそうに話していました。
地域の方々に支えられている学校というのを今日もまた感じることができました。大切な木を切り、運んでくださりありがとうございました。大切に使わせていただきます。
【よいしょ!がんばれ!!】 【たくさんの原木です】
【22日までもう少し待っててね】
世界で一つのこま打ち袋
【写真右 腰につけているのがこま打ちの袋です】
わくわく学習発表会(ポスターセッション・パネルディスカッション)
【3・4年生「わくわくひよこ」とともに学んだ過程を発表】
【学校外の方々ともたくさんつながった5・6年生】
真剣に耳を傾けてくださる方々に応えるように、子どもたちはしっかりと前を向いて発表し、発表後の質疑応答にも資料を活用しながら的確に答えていました。今回のわくわく学習発表会には宮崎大学の先生方や研修センターの先生方、また国内研修でお世話になった東京の家具屋さんや、昨年12月に実施した「はるちゃんツアー」に参加してくださった福岡の大学生等、諸塚村外からもお越しいただきました。子どもたちにとっては、自分の発表に対して、直接質問を受けたりアドバイスいただくという貴重な経験になったと思います。
【東京の家具屋さんの方々からは、CMについての質問をいただきました】
その後は、パネルディスカッションです。今回は新たな試みで、コーディネーターを6年生児童が務めます。パネラーは5年生・6年生の代表が各1名、わくわく学習応援隊、特別わくわく学習応援隊、3・4年生担任という10名で構成されています。1つ目のテーマは「林業立村を持続するために必要なこと、大切なことは何か」です。それに対してパネラーが一人ずつ考えを発表していきました。
◯ FSC発信
◯ 人の幸せを願う
◯ 絆
◯ 人と金
◯ 縁
◯ 想像力
◯ つながり
◯ 人と人とのつながり、人材確保
◯ 発信
◯ すき
というキーワードが出てきました。「人と金」では、「森林所有者が森林に目を向けていないことや、木材価格の低迷がある」とのお話がありました。「想像力」では、「どんな暮らしをしているのか想像しながら考えることが大切である。夢が大きければ大きいほど未来は変わっていく」、「つながり」ではウッジョブの学習の継続の必要性などをお話いただきました。それぞれの立場で考えられることを発表していただき、林業立村の持続について様々な角度から考えることができました。また「縁」・「絆」では地域の誇り、しきたり、伝統など一緒に生活をしていくことで育まれることを子どもたちに教えていただきました。
【コーディネーター初挑戦】 【6年生代表パネラー】
【5年生代表パネラー】 【お世話になった農林振興局の方】
【わくわく学習応援隊の方々 これまで講話をしていただいたりアドバイスをいただいたりしました】
【東京の家具屋さんともつながりました】【応援隊の方 写真を提供してくださったり、実行組合の歴史を教えてくださったりしました】
【地元の林業会社の方 伐採現場を見せてくださったり、学校でインタビューを受けてくださったりしました】
【「しいたけ博士」1・2年生にしいたけのいろはを教えてくださいました】
【3・4年生担任 子どもたちを色々な方とつないでおられました】
このような意見を聞き、子どもたちからはたくさんの質問が出てきました。「『想像力』とありましたが想像していたことと実際に違っていたことはありますか?」や「『すき』とありましたが、どのようなことをしたら好きが増えると思いますか?」など鋭い視点からの質問です。また、フロアからも林業立村を持続するための意見が
発表されました。
◯ PRすること
◯ 林業という職業で生活ができないと成り立たない
◯ 人材確保が大切
◯ 林業に対する思いを全国へ発信する
◯ ホームページ等のインターネットツールを活用する
「林業立村の持続のために」たくさんの方々が真剣に考え、知恵を出し合いました。そのたくさんの意見をコーディネーターの6年生がまとめました。
① 発信(FSCや椎茸、神楽)
② 興味をもつ(人や木が好き、想像する、興味)
③ 絆(人とお金の絆、縁という絆、つながりという絆)
意見を聞きながら、メモをとり、まとめていくという作業をし、このようなすばらしいまとめを発表してくれました。コーディネーターの児童はもちろん、パネラー、フロアにいた子どもたちもこの時間で一回りも二回りも成長をしたと思います。
【ご協力ありがとうございました】
次にテーマ2「ウッジョブ諸塚はどんな力を身に付けることができるか」です。このことについては子どもたちとパネラーの方とでにっこりトーク(話合い活動)を行いました。また、フロアの方々にもどのような力がつくのかを考えていただきました。
【この学習で身に付いた力を話しました】
フロアの方々に聞いてみると次のような意見が出てきました。
【ウッジョブ諸塚で身に付けることができる力】
◯ 興味をもつ → 想像力がつく → 実行力が備わる
◯ 色々なことに興味をもてるようになる
◯ 夢につなげていく力をもてるようになる
◯ 人に興味をもてるようになる
◯ 人と人とのつながりを大切にできるようになる
【様々な立場の方からお話しいただきました】
【めんぱのことでご協力いただきました】【ツアーでつながった大学生】
【大学の先生や研修センターの先生】【東京の家具屋さん】
【保護者の方々も子どもたちの成長を実感されているようでした】
この「ウッジョブ諸塚」の学習で、子どもたちが将来必要とされる力が身に付けられるという有り難い意見ばかりでした。また、大学の先生方や研修センターの先生方からは、「本質的なものを見抜いていく力と続けていく力が身に付けられる。目の前の言葉に飛びつくのではなく、ものごとを深く考えるということもできるようになると思う」、「課題を見つけて解決する力、発信する力、ふるさとを大事にする力が身に付いている」とお話しいただきました。その他にも、「震いたたせられた。とびきり輝いている学校だと思う。この探究する学びを小・中・高・大学とどう引き継ぐかこれは大人たちの課題である。」、「荒谷、学校、自分が大好きだという思いが伝わってきた」などとお言葉をいただきました。
【宮崎大学の先生方 ありがとうございました】
1年を通して学習してきた「ウッジョブ諸塚」、この学習は学校の中だけではできない学習です。地域の方々が応援してくださったり、協力してくださったり、時には学校にお越しくださって講話をしてくださったりしたおかげで、今回の発表にたどり着きました。この「ウッジョブ諸塚」が円滑に進むのは、地域の方々のお力添えのお陰です。子どもたちはこの学習を通して、他では学び得ないことが学べたのではないでしょうか。この1年で子どもたちもすっかり頼もしく、たくましくなりました。
1年間、ご支援・ご協力ありがとうございました。
わくわく学習発表会(豚汁・「おおきな なば」)
【豚汁が食べられない方に普通のお味噌汁もご用意してくださいました】
【宮大の先生や研修センターの先生方もお越しくださいました】
具がたっぷり入った、おいしい豚汁と各家庭から持ち寄ったおにぎりでお腹いっぱいになりました。
そして、わくわく学習発表会が始まりました。1・2年生の発表からスタートです。1・2年生は「おおきな なば」という劇です。これまでに800個の椎茸を収穫した1・2年生、これまでの椎茸のお世話の過程を発表しました。また、地元の加工グループの方々と調理実習をした様子も紹介しました。その後、「最新の椎茸の様子をお知らせします」と言い、ステージに「おおきな なば」が登場しました。それを取ろうとしますが、大きすぎて1人では取れません。
【「おおきな なば」 なかなか取れません】
そこで、クラスのみんなと一緒に力を合わせますが、それでも取れません。子どもたちだけでは、取れないのでお世話になった「しいたけ博士」にお手伝いをお願いすることにしました。「◯◯◯せんせ~い!」と1・2年生が呼ぶと「しいたけ博士」がステージに上がってきてくださいました。
【うんとこしょ どっこいしょ それでも なばは 取れません】
「しいたけ博士」と一緒に引っ張っても取れない「おおきな なば」、次に1・2年生は乾燥椎茸のことを教えてもらったり、干し柿の作り方を教えてもらったりした事務の先生を呼ぶことにしました。「料理上手の◯◯せんせ~い!」と呼ぶと大きな声で「は~い!!」と返事がありました。さあ、助っ人2人と1・2年生が力を合わせます。
【よし!は取れるかなぁ】
しかし、「おおきな なば」はビクともしません。どうしたらいいか考える1・2年生。会場からは「次は校長先生やろ」との声も聞こえてきました。ところが1・2年生が呼んだのは「じいじ~!!」でした。予想だにしていなかった助っ人に、会場の皆さんはビックリ。1年生のおじいちゃんがステージに上がってきてくださいました。
【次こそは!「うんとこしょ どっこいしょ」】
それでも「おおきな なば」は取れません。ここで、最後の助っ人として1・2
年生が呼んだのは校長先生です。「こうちょうせんせ~い!」と大きな声で呼ぶと「仕方ないなぁ~」と言いながら校長先生がジャケットを脱いでお手伝いに来てくださいました。
【これでやっと取れる はず】
「うんとこしょ、どっこいしょ」と言って引っ張ります。もう取れるだろうと思っていたこの「おおきな なば」、なんとまだ取れませんでした。そこで、1・2年生は会場の皆さんに一緒にかけ声をかけてもらうことにしました。全員で「うんとこしょ どっこいしょ」と力を込めます。しかし、まだ取れません。「そんな声ではだめです。もっと大きな声を出して!」と1年生が言うと、会場全体が一つになり「うんとこしょ どっこいしょ!!」と大きな声で応援しました。するとようやく「おおきな なば」が取れました。
【みんなの力で「おおきな なば」、無事に取れました】
1・2年生はたくさんの方々に支えてもらっていること、椎茸を育てるためにはお世話をたくさんしないといけないこと等をわくわく学習(ウッジョブ諸塚)で学んだようです。学習発表会が終わっても、毎日しいたけの観察をしている1・2年生。乾燥を防ぐために椎茸に袋をかけてあげています。学習発表会で終わりではなく、学び続けている1・2年生、学校の中では1・2年生が「しいたけ博士」です。
学習発表会
この日の楽しみの一つであるお昼の豚汁の振る舞い、その仕込みのために朝早くからお父さん・お母さん方が家庭科室で準備をしてくださいました。だしの香りやしょうがの香りが廊下に漂ってきて、家庭科室に吸い寄せられました。
【お父さん方が腕を振るってくださいました】
手作りのお味噌に、地元で作られた豆腐、新鮮な野菜がたっぷり入った豚汁は、学習発表会が始まる頃には出来上がりました。
午前9時、いよいよ学習発表会が始まりました。まずは保育所生の発表からスタートです。保育所生は、年少々・年少・年中の女の子4人でのダンス、男の子たちのダンス、そして年長さんの踊りを発表しました。衣装がとっても似合っていた保育所生、堂々とした発表に体育館が大きな拍手に包まれました。
【かわいいミニーちゃんたち】【忍者になりきって手裏剣シュシュシュ】
【かっこいい年長さんの踊り】
その後、1・2年生の発表がありました。1・2年生は、まずこの1年で頑張ったことを発表しました。1年生は「一輪車をがんばりました。2年生ではループに入りたいです」、「なわとびの二重跳びをがんばりました。2年生では二重跳びを連続10回できるようになりたいです」と発表しました。2年生は「かけ算九九をがんばりました。7の段と8の段が苦手だったけど、家でも練習をしてスラスラ言えるようになりました」、「三角形と四角形の勉強をがんばりました」と発表していました。その後、「はるがきた」の朗読をしたり鍵盤ハーモニカで演奏したりました。マット運動やかけ算九九も披露し、1年間の成長を堂々と見せてくれました。
【同じ教室で勉強しているので、1年生もかけ算九九が言えます】
次の3・4年生の発表では、学校の1日を劇で紹介しました。体育の授業風景では、前転や後転、連続技などを披露しました。また、理科の授業風景では理科室の模型を転校生の役にして楽しい理科の授業を再現していました。「ほねほねくん」と名付けられたこの模型、会場のみんなとじゃんけんをして仲良くなりました。社会では、会場の方々に地図記号の問題を出したり、都道府県クイズを出したりしました。会場を巻き込む楽しい発表になりました。
【「ほねほねくん」と対面の時】
その後5・6年生の発表が行われました。5・6年生は「朝の会」の発表です。英語でのあいさつや、毎朝欠かさず行っているリコーダーや鍵盤ハーモニカの練習風景を発表しました。また、古文の暗唱では戸下神楽で実際に受け継がれているものを暗唱しました。最後に「にっこりトーク」(話合い活動)の様子です。今回は「地域のよさ」を話し合いました。「第4部消防団」、「150年も前から山を守る実行組合」、「箕舞などの伝統」、「神楽や祭りなどでのつながりの深さ」、「絆が強い。みんな仲良し」、「優しさ」などが出されました。この朝の会に、子どもたちが学習してきたものが凝縮されているなぁと思える発表でした。
【地域のことを学習し、よさを実感していますね】
その後、「箕舞」の発表、保育所生の劇、ミラクルパワーズ(地域の方々と職員から構成されるグループ)の演奏が行われました。「箕舞」の発表では、地域の方に太鼓を叩いてもらい、舞い手の子ども以外は囃子をします。学習発表会までに1回だけの練習でしたが、子どもたちはしっかりと舞っていました。ポイントをしぼって、ご丁寧にご指導くださった地域の方々のお陰です。ご指導ありがとうございました。
【下級生もこの舞いを見て、「次は自分だ」と思っていることでしょう】
そして、毎年恒例の「懐かしの先生紹介」です。今年度も。以前荒谷小に勤務されていた先生が学習発表会を見に来てくださっていました。「ここには、変わらないものと進化しているものがあります」と地域の方々の温かさや伝統、そして子どもたちの学びの幅が広がったことをお話しくださいました。
【いつもお越しくださりありがとうございます】
そして、午前中最後のプログラム「人生は紙飛行機」です。これは合唱・合奏・劇をコラボレーションしたプログラムです。小学生は自分たちの夢を一人ずつ発表するのですが、その夢が次から次へとつながっていき、この子どもたちの夢が実現すれば、諸塚はもっともっと魅力あふれる村になるなぁとその夢を思い描きながら聞きました。諸塚を思う気持ちと自分の夢、それが身近にありつながっていることがとても嬉しかったです。
【保育所生は鈴とトライアングル】【鍵盤ハーモニカ たくさん練習しましたね】
【いい音色を奏でていました】【年長さんも鍵盤ハーモニカを弾きました】
【木琴はリズムが速く難しいけれど完璧でした】
子どもたちの真剣な表情、言葉、歌、とても感動的なプログラムでした。
午後からは「わくわく学習発表会」が行われます。
おかえり!
5年生の様子を見に行くと、「おもしろかった~」、「歌がうまかったよね」、「ゾウがすごいんですよ」等、興奮気味に話してくれました。今まで学習発表会の準備に大忙しだった5年生、気持ちがリフレッシュできたのではないでしょうか。また、6年生の卒業が迫ってくる中で、5年生は日に日に存在感を増していたんだなぁと、5年生がいない1日を過ごして思いました。
【通常の「ただいま!」】 【「ただいま!」ミュージカル風】
パネルディスカッション練習
【どんな発表なのか、聞いている子どもたちはワクワク】
会場の設営も整ってきました。今日と明後日は学習発表会の練習や準備に忙しいと思いますが、体調を整えて14日に臨んでくださいね。
読み聞かせ
今日は2冊の本を準備してくださっていました。1冊目は「やさいのせなか」です。この本を読んだことがある子どもはいなかったようで、子どもたちはどんな絵本なのか真剣に見入っていました。これは野菜の背中に紙を乗せて、クレヨンでこすると出てくる模様から何の野菜かを考えるものでした。「せなかが ゴツゴツ」や「するする ざわ」、「がたがた がったん」など、野菜の背中をこすって出てくる模様を言葉で表します。「これなんだと思う?」と子どもたちと対話をしながら読み聞かせをしてくださり、その絵を見て子どもたちは「きゅうり?」、「じゃがいも?」、「キャベツ?」など考えながら見ていました。
【「やさいのせなか」という発想、おもしろいですね】
読み聞かせを聞いて、色々な野菜の背中をこすってみたくなりましたね。この絵本には「やさいのおなか」というシリーズもあるそうです。ぜひ、読んでみたいです。
次に「からすのパンやさん」という絵本を読んでくださいました。からすが営むパンやさんに4つ子の赤ちゃんが生まれて「ちょこちゃん」、「りんごちゃん」、「おもちちゃん」、「れもんちゃん」と名付けられました。仕事と子育てが忙しいからすのお父さんやお母さんが焼いたパンがひょんなことから人気になり、パンやさんはみるみる繁盛していきます。たくさんのパンが出てくるこの絵本、こんがり香ばしい香りが漂ってくるような読み聞かせの時間でした。
【「のこぎりパン」、「てれびパン」、聞いたことのないパンがた~くさん】
今日もまた新しい絵本に出合えた読み聞かせの時間でしたね。この読み聞かせをきっかけに、もっと今日の絵本を読んでみたいと思い図書室や図書館で手に取ることがあると思います。
本日は、朝早くから子どもたちのためにお越しくださりありがとうございました。
諸塚村緑のふるさと協力隊
今日は、諸塚村緑のふるさと協力隊の方が荒谷小にお越しくださいました。この方は、普段は諸塚村内で農作業のお手伝いなど、色々な作業のお手伝いをしてくださるボランティアの方です。今回、荒谷小にいらっしゃったのは12月に林業アピールツアーに参加してくださったことがきっかけです。そこで、ツアーを企画した本校6年生の学習発表会の発表について相談をしたり準備をしてくださったりするためにお越しくださいました。
学習発表会で掲示をする、ツアー時の写真を一緒に選んでくださったり、掲示物を一緒に作ってくださったりしたそうです。また、やまびこ号の本の貸し出しも見にきてくださり、お手伝いをしてくださったりしました。
【やまびこ号、今回は宅配便で届きました。300冊あります】
【7冊選べるよ】
その後、一緒に給食を食べました。「学校の給食は何年ぶりだろう?」と楽しみにしてくださっているようでした。今日の給食は、むぎごはん、はちはいじる、魚の野菜あんかけ、牛乳です。
【一緒に給食を食べるのを楽しみにしていた子どもたち】
【こちらのテーブルは「とり天」の話で盛り上がっていました】
その後、昼休みも作業を手伝ってくださったようです。更に、午後からも荒谷小のお手伝いをしてくださった緑のふるさと協力隊の方。今度の学習発表会に向けて、イスを運ぶお手伝いをしてくださったのです。そのイスの数60脚。校長先生と教頭先生、そして緑のふるさと協力隊の方で運んでくださいました。ありがとうございました。一つのツアーから、築くことができたつながり、大切にしていきたいですね。
今日は1日荒谷小のためにお時間を作ってくださり、ありがとうございました。とっても助かりました。
【きれいにイスも並べてくださいました】
ウッジョブ
「何枚になった?」とか「ここ大きくした方がいいっちゃない?」等と子どもたちはお互いのプレゼンの資料を見ながら、自分のプレゼン資料の参考にしているようです。資料にはそれぞれの個性が出ていてとてもおもしろいです。
プレゼン資料が出来上がった子どもは、発表の練習に入っています。このプレゼン資料を置く木製の台は校長先生が作ってくださいました。子どもたちが発表しやすいような高さ、またプレゼン資料が落ちないように作ってくださっています。
【文字を少なく、キーワードを書きます】 【発表練習】
【次に校長先生は3年生の木のかるたを立てかける台を作ってくださっています】
学習発表会・わくわく学習発表会にむけての準備が各クラスで順調に進んでいます。
デンマークからのお客様
5・6年生の英語活動をのぞいてみると、デンマークからのお客様の紹介をしていました。英語で「私は何歳でしょう?」、「背は何センチでしょう?」などと質問をし、それに子どもたちが英語で答えます。ALTの先生は英語も日本語も喋ることができるので、子どもたちは「ALTの先生が通訳みたいやったね」と話していました。
【どんな方なのか興味しんしん】
給食も一緒に食べましたが、初めて会ったデンマークからのお客様にちょっぴりドキドキしていた子どもたちでした。
鬼が来た
【今から何が起こるのか?】
【鬼がきたー!!】
鬼をめがけて、豆を投げつける子どもたち。負けじと戦おうとうする鬼たち。豆が無くなると、鬼たちは教室から出て行きました。その後、鬼役をした子どもも戻って、投げた豆を拾いました。
【嵐のような豆まきでした】
豆まきをして気分もすっきり。明日は立春、また新しい気持ちで過ごせそうですね。
学習発表会リハーサル
【保育所生は男の子と女の子分かれてダンスをします】
【年長さんは一人で踊ります】
小学生もそれぞれの学年の発表を通してしましたが、発表の中身は秘密ですので、はじめとおわりだけ確認をしました。
【1・2年生は「できるようになったこと!」3・4年生は「3・4年生の1日」】
【5・6年生は「朝の会」】
一体、どんな発表なのか楽しみです。その後、保育所生と合同練習をしました。「人生は紙飛行機」を手話や歌、合奏、劇で表現します。
【伴奏、よろしくお願いします】【みんなでリズムを合わせて】
【手話もしっかり覚えました】【校長先生からお褒めの言葉をいただきました】
「人生は紙飛行機」では、もっと表情をやわらかくすることや、劇の中では言葉をゆっくり言うと、もっとみんなの気持ちが伝わると音楽主任の先生が話されていました。
その後、わくわく学習発表会のリハーサルです。このわくわく学習発表会では、1~6年生が総合的な学習の時間(わくわく学習:ウッジョブ諸塚)で学習してきたことを発表します。1・2年生は「おおきな なば」、3~4年生はポスターセッションをします。また、最後にはパネルディスカッションも行われます。そこでは6年生の児童が進行を行います。この6年生をもり立てるために、パネルディスカッションでは、2つのお題に対して自分なりの答えをもっておく必要があると指導がありました。6年生が進行をするという初めての試み、みんなで協力して活発な話合いができるようにしましょうね。
【3年生、とても楽しそうに発表をしていました】
【4年生、あわてることなく発表をしました】【6年生は代表児童の発表をお手本にしました】
学習発表会まであと少しです。これから発表の資料を準備したり、発表練習をしたりします。もう一踏ん張り、がんばりましょうね。
その後、食に関する指導
給食感謝集会が終わって、1校時は全校学活が行われました。この学活では栄養教諭の先生が食に関する指導を行ってくださいました。テーマは食事のマナーについてです。「なぜ食事のマナーが大切なのだろう」というめあてを掲げられ、授業が始まりました。
事前にとったアンケートをもとに、荒谷小の子どもたちの食事のマナーの課題である部分も教えてくださいました。全員の課題としては「ながら食べをする」、これは、テレビを見ながら食べるもしくは、ゲームをしながら食べるなどのことを指しています。ゲームをしながら食べる子どもはいませんでしたが、テレビを見ながら食べる子どもたちが多いようです。
【1年に1度の栄養教諭の先生の授業を楽しみにしていました】
子どもたちはマナーの必要性は理解しているものの、なぜマナーが必要なのかを整理している子どもは少ないようです。そこで、子どもたちで話し合わせ、マナーを守らないとどのような状況になるのかを考えました。
そして、栄養教諭の先生が「マナーは周りの人のためでもあり、自分のためでもあります。将来大人になった時にも役に立つものです」とお話しくださいました。将来の自分に関わることだと分かった子どもたち、きっとこれからもマナーを守って食事をすることと思います。
【マナーは相手意識をもつことでもあるのですね】
子どもたちが意欲をもって取り組める授業を考えてくださり、ありがとうございました。栄養教諭の先生がお話しくださったことを、学校でも継続して指導していきたいと思います。ありがとうございました。
給食感謝集会
【校長先生は聞いたことがない献立があると、どのような料理か調理員の先生に尋ねられるそうです】
【お忙しい朝の時間にお越しいただきました】
今回は、ほたきゅう(保健体育給食委員会)が給食の歴史について発表をしました。明治時代から始まった給食ですが、戦争中は給食を食べられない子どももいました。それからだんだん給食のメニューがバラエティに富んだものになり、今ではセレクト給食(例:2~3種類のケーキから自分の好みのケーキを選べる)やリクエスト給食(6年生の児童が卒業前に、自分の食べたい給食をリクエストする給食)があります。また諸塚では諸塚学校給食の日(諸塚の食材を50%~60%使用するなど)などこの地域ならではのものがあります。昔と比べて、食べ物に困らない時代になりました。当たり前のように食べるのでなく、食べたくても食べられなかったことのことを考えたり、食べ物を大切にする気持ちをもっていてほしいと思います。
【昔は栄養を改善するための給食でした】
次に、荒谷小のすきな給食ベスト3を発表しました。ランキングは以下のとおりです。
1位 フルーツポンチ(3人)
2位 カレーライス(2人)
3位 みかん、ぶたじる、ぎょうざ、あげパン、冷凍みかん、チキンライス、皿うどん、カレーとナン(各1人)
その後、あったらいいなこんな給食ベスト3を発表しました。
1位 たこやき(3人)
2位 おこのみやき、フレンチトースト、サンドイッチ(各2人)
3位 豚キムチ、アイス、ホットケーキ、チョコバナナ、お茶漬け、色々な形のパン、宮崎牛のステーキ、しょうゆかけ目玉焼き、デミグラスソースかけハンバーグ、たまごやき、今のままで十分満足です(各1人)
栄養教諭の先生によると、たこ焼きは3年前に出したことがあるそうです。ただ、そのたこ焼きは全て手作りであるため、とても時間がかかり大変な献立のようです。
最後に感謝の言葉と贈り物をプレゼントしました。先生方からは、「毎日運ぶ野菜がどんな給食に生まれ変わるのかなぁと思いながら運んでいます」や「給食の歴史を考えながら調理したいと思います」とお話がありました。栄養教諭の先生からは「あったらいいなこんな給食のメニューは検討したいと思います」という前向きな言葉をいただき、子どもたちはとっても嬉しそうでした。
【いつもはなかなか言えないお礼の言葉 しっかり伝えられました】
29日はお忙しい中、荒谷小にお越しくださりありがとうございました。
【いつもおいしい給食をありがとうございます】
箕舞(みいまい)練習
今年は、初回の練習から衣装を身に付けての練習です。ぞうりのサイズや着物の着方などが分かっていたほうが次回の練習もスムーズに流れるし、本番の雰囲気を感じることができるのです。ぞうりの紐の結び方のコツがあったり、着物の着方を教えてもらったりしていよいよ練習が始まりました。
【ちょっとしたところにコツがありました】
【当日は保護者の方にも着付けのお手伝いをお願いします】
舞い手の子どもたちには、舞う時に足の裏を見せないようにする、杵でつく時は実を見てつく等のポイントを教えていただきました。また、囃子の子どもたちには「しょうやの~」という歌詞の部分が「しょやの~」と短くなっているので「しょうやの~」と声を出すようご指導いただきました。
【たくさん誉めていただきましたね】
とても温かい言葉をたくさんいただき、子どもたちのやる気もアップしていました。2月14日の学習発表会での発表楽しみにしていてください。
グッピーによい環境を
【緑のコケがなかなか取れません】【手が真っ赤になるほど冷たい水です】
学習発表会・わくわく学習発表会について
詳細はウッジョブのコーナーにプログラム等を載せていますので、ご覧いただき、ぜひ荒谷小の学習発表会・わくわく学習発表会にお越しください。お待ちしております。
ウッジョブ諸塚
読み聞かせ
1冊目は「ちびっこ ちびおに」です。おにの子どもの「ちびおに」は、山に住んでいます。ある日、帽子や長靴、洋服を着て山のふもとに下り、学校にいる子どもたちと一緒に遊びました。「ちびおに」の心の優しさが表れている絵本で、温かい気持ちになれるお話でした。
【形のいい椎茸が干している1・2年生教室での読み聞かせです】
2冊目は「やまんばのにしき」という絵本でした。この絵本もご自宅から持ってきてくださったもので、「(卒業生の)◯◯くんにも読んであげたよ。でも話が長くて読んでる途中に眠ってたなぁ」と話されていました。このお話は、「ちょうふくやま」に住んでいる「やまんば」が、子どもを産んだことから始まります。子どもを産んだ「やまんば」のためにもちをついて持ってこいと言われ、持ってこないと村人たちが危険な目に遭うと言われたのです。そして、もちを持っていった「あかざばんば」はどうにか「やまんば」のところまでたどり着きました。しかし、想像していた「やまんば」とは違い、優しく親切な様子です。それからしばらくの間、「あかざばんば」は「やまんば」の身の回りのお世話をすることになりました。「やまんば」というと怖いイメージがありましたが、どうやらこの「やまんば」は違うようです。
【会ってみたいね、この「やまんば」に】
そして、最後はじゃんけんをして読み聞かせの終了です。読み聞かせにきてくださった方と子どもたちでじゃんけんをして、グーを出した人は「ぐっと我慢強い人だよ」と、チョキを出した人は「頭が切れる人だよ、勉強頑張ってね」と、パーを出した人は「パッと明るい人だよ」と解説をしてくださいました。どれを出しても誉められ嬉しくなりましたね。
【今日も1日がんばるぞ】
今日は、ずっと前からある絵本に出会うことができた読み聞かせの時間でした。
新入学児体験入学
【真新しいランドセルを背負ってあいさつ回り】
給食の時間には、1年生に配膳の仕方を教えてもらいながら給食を運びました。いつもは色々なことを教えてもらう1年生も、今日はお姉さん。とっても頼もしい表情に見えました。
【これをテーブルに運ぶんだよ】
今日の献立は、むぎごはん、チキンカレー、ツナサラダ、牛乳、すりおろしりんごゼリーでした。毎年、新入学児童体験入学の時は調理員の先生が体験入学をする子どもたちが好みそうな献立にしてくださいます。保育所ではいつもお昼はお弁当です。温かい給食もおいしいかったことでしょう。今日のカレーには1・2年生が育てたしいたけも入っていました。
【「おいしかった」と感想を言ってくれました】
お昼休みは、体育館でみんなでおにごっこをしました。これは体験入学に来た年長さんからのリクエストによるものです。カーテンに隠れたり、もの陰に隠れたりして、みんな上手に隠れていました。
その後、校長先生のスケッチ講座がありました。毎週月曜日の昼休みの後は、みんなスケッチブックを持って外にスケッチに出かけます。昨日は雪のため臨時休業だったので、本日スケッチをすることになりました。そこで、校長先生は絵のかき方についてご指導くださいました。
◯ 自分のかきたい物を中心にかく。
◯ 線は思い切ってかく。
というポイントを教えてくださった後、「みんなに絵が上手になって欲しいから絵をかいてもらっているのではありません。自然を感じて、絵をかくことで見方や考え方を学んで欲しいのです」とおっしゃいました。校長先生の宝物は落ち葉や拾った植物だそうです。一つ一つをじっくり見てみると、色々な色・形があり面白いそうです。足もとに宝物はあるということを教えてくださいました。
【校長先生はスケッチブックに自然をたくさんかかれていました】
そして、校長先生の宝物をお借りして、みんなで葉っぱをスケッチしました。いつもはペンを使いますが、今回からはスケッチ用の鉛筆を使うことになりました。これを使うと、線の太さ・濃さ等を変えられ面白い表情になるとのことでした。
【鉛筆をくるくるすると、芯が出てきます】【葉っぱがかけました】
子どもたちは「今までは広いところをかいていたので、じっと見ることはできなかったけど、葉っぱをじっくり見てみると色が違うところがあったり、しわがたくさんあったりして面白かったです」とか「絵をかくのが楽しくなりました」等とふりかえりをしていました。
5校時は1・2年生教室で国語の授業です。「ぶんしょうから しの だいめいを かんがえよう」という目標でした。年長さんの女の子は、ひらがながスイスイ書けるため、めあてや先生が黒板に書く字も上手に書いていました。また、1年生も「スーパー2年生と同じスピードで書けるね」と担任の先生からほめられており、鼻高々でした。また、年長さんの女の子には「明日から学校に来る?」と話されていました。最初の詩は、
なにを おこっているのか
あたまを とんがらかして
まっかになって
という詩でした。そして、この詩の題名は何でしょう?とおっしゃいました。子どもたちが答えた題名は「火」、「お母さん」、「いちご」、「赤おに」、「にんじん」、「花火」、「まっかになっておこっている」、「やかん」などの題名が出てきました。同じ文章を見て感じることは色々で、面白い題名がたくさんでてきました。この詩の題名は「とうがらし」だそうです。それを聞くと「なるほど~!!」と子どもたちは納得。「これおもしれ~」、「おもしろくなってきた」と子どもたちは口々に言い、次の詩にやる気まんまんです。
【どんな意見でもほめてもらえるクラスでした】
まけなさったのは
カルタか はねつきか
そんなに はでに
ぬられなさって
という詩が2番目の詩です。これを見て「正月」、「カルタ」、「はねつき」、「ご主人様」などの題名が出てきました。しかし、どれも違うそうです。「ヒントは動物です」と担任の先生が言うと「さる」、「しまうま」、「いぬ」、「パンダ」などの動物が出てきました。でもどれも違っていました。そこで担任の先生が「詩の中の『はでに』に注目してね」とアドバイスをくださいました。そこで2年生が「トラ!!」と発表しました。この詩の題名は「トラ」なのだそうです。思いもよらなかった題名にまたまたビックリの子どもたちでした。
「国語は文章に戻ることが大切なんです」、「それに題名を間違ったことは問題じゃないんです。間違いは宝なんだからね」と担任の先生がお話しくださいました。
年長さんも1年生も2年生もこの授業に面白さを感じていて、様々な見方があることの楽しさを実感したのではないでしょうか。
【年長さんの授業の様子を見にきてくださいました】
今日は、色々な体験をした体験入学でした。おにいさんやおねえさんが学校のことを教えてくれた1日でしたね。4月には1年生になる年長さん、小学校に入学するのが楽しみになったかな。
おとなりは?
【考える時間が続きます】
この時間、となりの3・4年生のクラスからは賑やかな声が聞こえてきました。今日はALTの英語活動です。ちょっとのぞいてみると、曜日を英語で練習しているところでした。以前から3・4年生は、ALTの先生がインドに旅行された時の話を聞けるこの日を楽しみにしていたようでした。どんなお話が聞けたのかなぁ。
【英語だけでなく、ALTの先生の色々な体験も教えてもらいますね】
おとなりの1・2年生は、凧に絵をかいているところでした。うさぎやさるなどを大きくかいていて、空に浮かんでもハッキリと見えそうな凧ができていました。
【2年生が1年生の手伝いをしていました】【カラフルなサメがかいている凧制作中】
今日も全員登校して、元気に学習をしています。
ねこパン
【パンの皮にねこがデザインされていました】
食べてしまうのがかわいそうなくらい可愛い「ねこパン」が出来上がっていました。
そして、給食の時に今朝の状況を聞くと「家の前の道路が凍ってて、大丈夫かなぁと思いながら歩いてたら転びました」と話す子どももいました。また、路面が凍結しているため、いつもは途中まで車で送ってもらう1年生も今日は家から1時間近くかけて保護者の方と歩いて登校しました。うれしい雪も束の間、今朝は雪の影響が色々なところで出てきたようでした。
今日は日差しもあり、運動場の雪も溶けてきました。しかし、空気は冷たいです。日曜日の新聞によると、県内ではインフルエンザの流行期に入ったようですので体調管理をしっかりしていきたいと思います。
うれしい雪
【これはいったい】
1・2年生も外に出てきてその雪だるまを見て「3段や!!」と言ってびっくりしていました。すると職員室から3・4年生担任の先生が顔を出して「◯◯くん、それオラフやと。でも、目が片方取れちゃったとよ。つけてくれる?」とおっしゃっていました。この雪だるまは3・4年生が作ったものだったのです。
【今も雪がちらちら】 【3・4年生担任の先生からのお願い】
2年生が、下に落ちている石を拾ってオラフの目ができ上がりました。オラフが見守る中、1・2年生は運動場を走ったり写真を撮ったりして、雪と仲良くなっていました。
【しっかりと押し込みます】【向かいの山には雪がうっすら残っています】
あの諸塚村消防団第4部と命の学習
【大切な命の学習です】
その後、この日のためにお集まりいただいた諸塚村消防団第4部の方のお話がありました。この第4部消防団、先日の出初め式では各部門での優勝、そして総合優勝をしている素晴らしい方々です。子どもたちの中には、「第4部ってすごいんですよ。諸塚で優勝してるし、日向でもかなう相手はいないんですよ」と誇らしげに語っていた子どももいました。
部長さんのお話では、一昨年度は宮崎県のヘリコプター「あおぞら」に乗っての訓練もあったとのことでした。火事への対応だけでなく様々な災害が起こった時も消防団の方々の力が必要とされています。今年も11月に美郷町にヘリコプターが来て、中を見せてもらうこともできるそうです。
【12名の消防団の方々がお越しくださいました】
その後、行進を見せてくださったり操法を見せてくださったりしました。行進では、指先まで揃った一糸乱れぬ動きでとても美しかったです。子どもたちは「すげ~!」と驚きの声を上げていました。操法では、大きな声と敏捷な動きで放水までの過程があっという間でした。
【子どもたちは憧れの眼差しで見ていました】
【重いホースを持って全力で走ります】
【一刻を争う火事の現場ではスピードが必要なのだと思います】
このチームワーク抜群の諸塚村消防団第4部、その「強さのヒミツ」を探ることも校長先生から出された課題でした。そこで、子どもたちは消防団の方々とにっこりトーク(話合い活動)を行い、強さのヒミツを話し合いました。
【どのような言葉を引き出せるか、質問の内容を考えながらインタビューです】
その後、子どもたちは諸塚村消防団第4部の「強さのヒミツ」を発表しました。
◯ 週に2回の練習では緊張感をもって練習をしている。
◯ 普段の生活からけじめをつけている。
◯ 目標をもつことが大切である。(目標は全国大会出場)
◯ いい緊張感をもって大会に臨んでいる。
◯ 練習の時から、みんなが同じ気持ちをもって取り組んでいる。
このような「強さのヒミツ」を知り「6年生になったら仲間を引っ張っていきたい」、「仲間との団結力を高めたい」と発表する児童もいました。
この時間に見せてくださった消防団の方々の表情は、地域の中で会った時に見る表情とは違ったものでした。消防の訓練を行っている時の消防団の方々の集中力は鬼気迫るものがあります。命を守る大切なお仕事をされている消防団の方々、その姿を追いかける子どもたちが荒谷小にはたくさんいます。お忙しい中、たくさんの方々にお越しいただき本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
【最後は握手でお別れです】
【第4部消防団はヒーロー】
ウッジョブ正念場
5時間目のウッジョブでは、パンフレット作りをしている子どもたちのために、日向から印刷会社の方がお越しくださいました。この印刷会社は昨年度もお世話になった会社で、昨年度のパンフレット作成時の様子もお話しくださり、子どもたちの計画をていねいに聞いてくださいました。
【子どもたちにとってプロの方に自分の意見を話すいい機会です】
その他の児童は、農林振興局や観光協会に行ってお話を聞いたり、12月に行われたツアーのお礼に行ったりしました。また、学校で作業をする子どもたちは、メッセージツリーの製作をしたり、CMのデータを発送する準備をしました。CMの発送では、定形外の封筒を使用し、CDを入れたり文書をたくさん入れたりするので、切手が普段見る切手と違うようで「(100円切手や10円切手を見て)こんな切手があるんですか?」と驚いていました。
この1週間が子どもたちにとって正念場となります。子どもたちの表情はとてもいきいきとしています。明日もウッジョブがあります。がんばりましょうね。
【やるべきことをきちんと理解しています】【発送準備、宛名書きをがんばりました】
朝の読み聞かせ
1冊目は「十二支のしんねんかい」です。今年はさる年、本校でさる年の子どもは2名いました。この本は、十二支の頭文字から文章が始まり、それぞれの特徴を分かりやすく紹介している本でした。絵本の終わりには、「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」とみんなであいさつをしました。
【1月にぴったりの絵本でしたね】
2冊目は「いくらなんでもいくらくん」という絵本です。何でも屋の主人の「いくらくん」、冬にお殿様に呼ばれ、「何でも屋ならブドウを出してみろ」とか「桜が見たい」等と難しい要求をされます。それでも「いくらくん」はお殿様相手に「あいよ」、「まあね」など素っ気ない言葉を返し、いくらで作ったブドウを出したり、いくらで作った桜を見せ、王様を満足させていました。「いくらくん」がいない生活は考えられない王様と「いくらくん」の行く末は・・・。読み聞かせをする先生の口調や間合いがこの本にとっても合っていて、笑いが耐えない読み聞かせの時間になりました。「あ~面白かった」と言いながら教室に帰っていく子どもたちでした。
【「いくらくん」に会ってみたいね】
調理員の先生によると、「(読み聞かせの時間が)15分という時間が頭にあってドキドキするんです」と話されていました。胸のドキドキを抱えながら子どもたちの為に毎年読み聞かせをしてくださることを有り難く思いました。今日も朝早くからありがとうございました。
荒谷小のそうじのひみつ
2階トイレ、手洗い場も今日は4人でそうじをしましたが、それぞれが役割分担をして、無言でてきぱきと行動をします。1年生は分からないことがあると、高学年に質問をします。教師がひとつひとつ指示をしなくても、自分たちで考えて行動できる子どもたちです。そうじの後はいつもふりかえりをします。1学期、1年生は「今日は◯◯をがんばりました」とふりかえりをしていましたが、今では「今日はすみずみまできれいにできてよかったです」と言えるようになっています。学校生活のあらゆる場面で子どもたちの成長を目にすることができ、とても嬉しく思います。
【そうじは3グループに分かれて行っています】
【水が冷たいけど腕まくりをしてみがきます】【便器をいろんな角度から見てみがきます】
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
26   | 27   | 28   | 29   | 30   | 31   | 1   |
2   | 3   | 4   | 5   | 6   | 7   | 8   |
9   | 10   | 11   | 12   | 13   | 14   | 15   |
16   | 17   | 18   | 19   | 20   | 21   | 22   |
23   | 24   | 25   | 26   | 27   | 28   | 29   |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
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