学校の様子

春の遠足

 先週の金曜日は、子どもたちが楽しみにしている春の遠足でした。今年度も、午前中はせせらぎの里に訪問させてもらい、午後からは池の窪グリンパークに行く計画になっていました。雨が心配されていたのですが、子どもたちの願いが届いたのか遠足当日は雨が降ることなく計画通りの遠足ができました。

 先日、せせらぎの里の職員の方々が荒谷小にお越しくださり、特別養護老人ホームとはどのような場所なのか、どのような職業の方々がおられるのか、施設に入所されている方とのコミュニケーションの仕方などたくさんのことを教えてくださいました。子どもたちは、今回のせせらぎの里への訪問で、その時に学んだことを活かしておじいちゃん・おばあちゃんとふれあい、元気を届けたいと考えています。そのために準備もたくさんしていました。

 せせらぎの里に到着すると、入所されている多くの方が、ホールで待っていてくださいました。ドアを開けて中に入る時は緊張していましたが、温かい拍手をいただくと笑顔がみられるようになりました。
 ホールに入ると、早速入所されている方々へ荒谷小の紹介をしました。校歌を歌ったり、荒谷小のクイズを出したり、荒谷小の1日を発表したりしました。その後「だれにだっておたんじょうび」を歌い、子どもたちの元気な歌声や笑顔を届けました。


【荒谷小ではおなじみの問題:イチョウの木は何歳?】


【歌って、飛び跳ねて、手拍子をして・・。元気いっぱい!】

 その後、子どもたちが準備をしたすごろくをしました。これは、入所されている方々に諸塚の地域のことを懐かしく思ってもらいたいという思いもあって作成したものです。スタート地点が荒谷小でゴールはせせらぎの里です。すごろくの途中には、お店や学校などもあり、イノシシが出てくるすごろくもありました。すごろくのコマも子どもたち手づくりの紙ねんどのコマです。


   【入所されている方々と子どもたちの距離が一気に近付きました】

 「サイコロ、ふれますか?」と聞いてみたり、サイコロの目を手で表して「4が出ましたよ!」と教えたり、足を曲げて顔を近づけて話したりする子どもたちもいました。一緒に楽しみたい、楽しんで欲しいという子どもたちの気持ち、きっと伝わったことでしょう。

 その後、みんなでゲームをしました。そのゲームとはお玉を使って卓球用のボールを隣の人へ渡していくリレーです。ボール以外にも鈴・お花の置物・おじゃみなども使って、落とさないようにリレーをしていきました。


【おじゃみは各チーム50個流れてきました】

 本校の子どもの中には、介護士になりたいという子もいました。この訪問で、介護士の方の仕事を直に見たり、入所されている方とお話ができたりしたのはとてもいい経験だったと思います。また、他の子どもたちにとっても関わり方を学ぶ学習の場になりました。

 せせらぎの里の職員の皆さま、事前の御指導から当日の運営までありがとうございました。入所されている皆様にも、温かく迎えていただき嬉しかったです。またお会いでいる日を楽しみにしています。ありがとうございました。


 その後、子どもたちはおいしいお弁当を食べ、池の窪グリーンパークでおもいっきり遊びました。とても充実した遠足になりましたね。


    【草スキーもしたよ】           【ゆらゆら揺れるよ~】


 【絶景をバックに「はいチーズ」】

森林体験学習(挿し穂編)

 長野の山から学校に帰ってきたのは11時頃でした。最後は学校のプールの横にある畑に挿し穂をします。まずは、挿し穂をする畑づくりをしました。この畑は1・2年生が草取りをして、掘り返し、その後肥料を撒いてくれたそうです。その後、5・6年生が土と肥料を混ぜたとのことでした。


   【側面をクワで押さえます】 【表面を板で押さえて平らにします】

 畑の準備ができたら、案内具で穴を開けます。案内具は10㎝間隔で釘のようなものが刺さっており、約10㎝~12㎝間隔でずらしていって、挿し穂用の穴を開けます。その後、水を入れたやかんで、挿し穂用の穴に水を注水していき、穴を大きくします。


【初めて見る器具に興味しんしん】【水を注水して、更に穴を開けます】

 その後、1本ずつ挿し穂をしていきます。この穂木は講師の方が用意してくださったものです。これらの穂木は講師の方が1週間ほど水につけてくださり、挿し穂に適した状態にしてくださっていました。


【ていねいに穂木を挿していきます】

 挿し穂をする時に気を付けることは、穂木が傾いている方を南側に向けるということだそうです。子どもたちは「体育館側に向けて植えればいいんだ」と話し、それを目安にみんなで挿し穂をしていきました。


  【どっちに傾いているかなぁ】        【注水作業も同時進行】


    【順調に進んでいます】     【「森みた~い」と3・4年生担任の先生】

 挿し穂が終わると、直射日光を避けるため日覆いをしました。これも子どもたち手づくりです。


【たるまないように、真ん中も固定】   【これで直射日光が避けられます】

 最後に1週間水に浸した穂木に加え、今日採取した穂木も5本だけ挿し穂してみました。成長の具合がどれだけ違うかを見てくださいと講師の先生からの提案でした。


【左側の3本と右側の2本は本日採取した穂木です】

 終わりに全員でふりかえりを行いました。「スギの木が大きくなるのをお世話したい」、「穂木を植える時は強く押しこむ、南の方に向かって挿す等の工夫が分かりました」、「コツを覚えるだけでどんどん植え付けができるようになった。大きくなるのが楽しみです」など、植林や挿し穂について色々なふり返りができていたようです。

 講師の先生からは、「昔は道路事情も悪く、荒谷からお弁当をもって苗木を背負って植林する山まで歩いていっていました。しかし、今は山があるところまで道路があり便利になっています。今日、体験をしたことで山が好きになるんじゃないでしょうか。山を一緒に育てていって欲しいです」とのお言葉をいただきました。
 本日はお忙しい中、長時間にわたって御指導いただきありがとうございました。子どもたちは、今回の体験学習で林業の基礎を学ぶことができましたし、新たな発見があったり林業に携わる方々の工夫を知ることができたと思います。これからもウッジョブ諸塚は続いていきます。子どもたちが林業を学ぶ姿を温かく見守っていただき、時には御指導いただけると大変有難いです。本日は本当にありがとうございました。


      【プロの方々に直接指導していただいた有難い時間でした】

 放課後、「スギに水をあげなくていいんですか?」と尋ねてきた2人。1・2年生担任の先生と一緒にたっぷり水をあげました。


【しっかり根をはって、大きく育ってね】

森林体験学習(穂木を採取編)

 続いて、挿し穂にするための穂木を採取する体験を行いました。まず、どのような穂木がよいのかを森林組合の方が説明してくださいました。

 ○ 枝は小指より大きいものを選ぶ
 ○ 枝が真っすぐしているものを選ぶ
 ○ 40㎝~50㎝くらいで切る

 これらの話を聞き、早速穂木の採取です。先日の森林体験学習の講話で「上から見て四方に広がっているものがよい」ということも学んでいた子どもたちは、その視点も加えて採取しました。分からないことは「○○さん、どこらへんまでむしればいいんですか?」等と積極的に聞き、5・6年生は1年生に教えながら行いました。スギのチクチクは結構痛いなぁとか、新芽はきれいだなぁなど間近で見て触って初めて感じることがありました。


【先端の白っぽく見えているものが新芽です】【穂木の採取は6年生も初体験】


【どんな穂木がいいか観察して切ります】

 5・6年生は5本、4年生は4本、3年生は3本、1・2年生は2本採取しました。採取した穂木の下の方の枝は取り除きます。はさみでも切ることはできますが、手で取った方が効率的であり、枝の皮が少し剥げても成長する過程でその部分が覆われたり根が出たりするそうです。

 これらの活動を通して、「どんな木をとればよいか分からなかったけれど、森林組合の方が優しく教えてくださったので、元気な穂が取れました」、「上手に取れなかった時、○○さん(6年生)が教えてくれました」、「新芽が出ているのを取ればいいとだけ思っていたけれど、曲がっていないものや小指より太いものを取るということが分かりました。また、作業の後に殺虫剤を服にかける工夫も初めて知りました」とふり返りを発表していました。

 短い時間でしたが、貴重な経験をたくさんして色々な発見がありましたね。次は学校に帰って挿し穂を行います。あとひと踏ん張りですね。

始まりました!森林体験学習(植え付け編)

 今日の午前中は森林体験学習を行いました。これは、耳川広域森林組合の皆様と苗木を育てていらっしゃる講師の方(本校児童のおじい様)の御協力のもと行われるものです。子どもたちが楽しみにしているウッジョブ諸塚がいよいよスタートします。

 今回のねらいは「わくわく学習において、ふるさと諸塚を支える基幹産業である林業の仕事の全体を捉え、もっと詳しく知りたいことや調べてみたいことなど問いをつかむきっかけとなるとともに、林業に携わる人々の工夫や努力にふれる」この日のために、4月30日(木)に校長先生と職員が森林組合諸塚支所へ伺い、打合せをさせてもらっていました。今日は森林組合の方が5名、そして講師の方々が2名、計7名もお越しくださり森林体験学習を行いました。

【朝、全員元気に集合しました】 【森林組合の方々も朝早くにお越しくださいました】

 いよいよ植林・挿し穂を採取する山へ出発です。今日は地域の方の山がある長野という場所まで行きました。途中までは整備された道だったのですが、所々に大きな石や枝が落ちているのを見て「あ!いのししの仕業だ」と話していたり、「この道は軽トラじゃないと無理やね」などと話しながら、ガタゴト上下左右に揺れる車内を楽しんでいました。


  【長野ってどんなところかなぁ】

 そして、約25分くらいすると長野にある山に着きました。まずは講師の先生からお話がありました。一番はじめにお話しされたことは「けがをしないように作業すること」ということでした。「けがをしたら元も子もありません。安全に作業しましょう」とおお話くださいました。その後、森林組合の方からもお話がありました。その中で「今日行う作業は基本中の基本の作業です」とおっしゃっていました。何でも基本というものは大切で、それを怠ってしまうと根幹が揺るぎうまく軌道に乗りません。その大切な基本の作業をひとつひとつていねいに行っていきたいと思います。


  【御指導よろしくお願いします】


【あの上まで登るよ~】  【急な斜面、気を付けてね】

 植え付けをする場所まで着くと、1年生が「すごーい!!」、「どうやって下りると?」等と嬉しそうに話していました。子どもの中には「枝にロープを付けてバンジージャンプができそう」と話す子もいました。
 そして早速、植え付けについての説明をしてくださいました。

 1 2mに切った竹の棒で距離を測る。この時竹の棒を水平にする
 2 植林する場所の枯葉などを取る。
 3 クワで土を掘る。(土がザラザラした所の方がスギが太る)
 4 10㎝~20㎝の深さまで掘る。
 5 スギの根っこが広がるように掘った所に置く。
 6 中の湿った土をスギの根元にかけ、少しスギの苗を引く。
 7 軽く踏む。
 8 もう一度土をかぶせる。
 9 スギを引きながらもう一度しっかり踏み固定する。


【斜面に沿って測るのではなく、水平に2m測ります】


【山から落ちないよう身体は上を向けて作業します】


  【力を入れて土を掘ります】        【根っこを広げてね】


【乾燥はよくないので湿った土をかけます】 【そして 踏み固める】

 【植え付け できあがり】

 これらのお手本を見て、いよいよ子どもたちが植え付けをします。植え付けをする場所には竹の棒を挿してくださっているのですが、そこに石があったり木の根っこがあったりして、苦戦する子どももいました。また、「面!面!こて!」などと掛け声をかけながら土を掘る子ども、土からひょっこり出てきたミミズを、植え付けるスギと一緒に土の中に帰してあげる優しい子どももいました。お手本はしっかり見たものの、実際に作業してみると掘る深さが分からず、「これくらいでいいかなぁ」と話す子どもには森林組合の方が「もうちょっと深く掘った方がいいね」とアドバイスをしてくださっていました。
 植え付けが終わると子どもたちは、「こんなに大変なんだ。1本植えるだけでも大変」とか「腰が痛い」など顔に汗を光らせつぶやいていました。


 【これでいいかなぁ】    【よ~し!ぼくが苗を入れるぞ】


       【今年度は1・2年生も植え付けに挑戦!】


  【1年生も上手にできたね】

 植え付けをした所から下りる時には、2年生の男の子が「カニさん歩きで行くとよ!」と教えてくれていました。「何で知ってると?」と尋ねると「むかばきの時に山が濡れている時とかはカニさん歩きって教えてもらいました」と話していました。1年前の学習もしっかり身に付いているんだなぁと感心しました。

 山から下りた後は、ふりかえりを行いました。「穴もほって植えることができた」、「急な斜面を歩いて作業をすることが分かった」と話す2年生、「苗の植え方がちゃんと分かった、家でも苗を植えてみたい」と話す4年生、「急な坂を上ること、植えることを初体験しました。山で働いている人の苦労が少し分かりました」と話す5年生、それぞれに体験してみて初めて分かったことがあったようです。

 その後、森林組合の方から毎日このような植え付けをしてくださっている方のお話を聞きました。作業班で植え付けをされる方々は1日に200本から250本の植え付けをされるそうです。状態のいいところだと300本も植え付けをすることがあるそうです。これから暑くなる季節になると、厳しい環境での作業になることと思います。その方々のご苦労や工夫を体験を感じることができたようです。体験がとてもいい学習になりましたね。


【わざわざ様子を身に来てくださってありがとうございます】

新体力テスト

 今日は3校時に新体力テストが行われました。今日は、50m走とソフトボール投げを行いました。
 ソフトボール投げでは、ついつい下の方にボールを投げてしまいがちになるため、「お空に向かって投げるんだよ」とか「日の丸の方をめがけて投げなさい」などと1・2年生担任の先生からアドバイスがありました。「おりゃー!!」という元気のいい掛け声とともにボールを投げる子ども、新記録を出して喜ぶ子ども、記録が伸びずに悔しそうな表情をする子どもなど様々でしたが、自分のもっている力を全力で出そうとする子どもたちの姿はとても気持ちのいいものだなぁと思いました。

 朝の読みきかせの体操の効果があったのか、6年生のソフトボール投げでは準備していた距離より長くボールが飛び、「おおっ!!」というどよめきもあった新体力テストでした。


【1年生は初めての新体力テスト】       【遠くに飛ばすぞ~】


【円のぎりぎりまで助走して「えい!」】    【やったぁ、新記録!!】