学校の様子

先生は少なくても

 今日は出張が重なり、午前中は特に職員が少ない荒谷小でした。
 
 【今日はガラーンとした職員室です】
 
 しかし、子どもたちは元気いっぱい。1~2時間目は全校図工をしていました。2時間目に様子を見に行ってみると、ランチルームで一生懸命お面作りをしていました。これは、荒谷のお祭りで使うお面です。自分の家族の写真を撮ってきて、それを印刷してお面にします。お父さんやお母さん、おばあちゃん、弟、ペット等バラエティ豊かなお面ができつつありました。「私が写真を撮るとうまく撮れなかったから、お母さんが鏡に自分の顔を映して撮っていました」、「お母さんは写真を撮られるのが嫌だと言ったから、弟を撮りました」と家での様子を話しながら、楽しそうにお面を作っていました。
 
【のりでしわしわになったけど大丈夫】【「お母さんは髪が長いからなぁ」と言いながら作成中】
【今日は5・6年担任の先生が全校児童の担任の先生です】【ばあちゃんのお面できあがり】
 
 いつもと変わらない、元気な子どもたちの顔を見て、声を聞くと、背筋がシャンと伸びるような気持ちになりました。今日1日、子どもたちが普段どおり楽しく生き生きと過ごせるように、みんなで協力してがんばりましょうね。

しいたけ みいつけた!

 本校の校舎の裏になば木(しいたけの原木)があり、1・2年生はその観察やお世話を毎日しています。そして、今日の1校時、1年生がいつものように観察に行くと「先生!しいたけがありましたー!!」と大きな声で言っていました。見ると、2つかわいいしいたけが仲良く並んで出てきていました。
 【校舎裏にあるなば木】      【しいたけが2つ、いつの間にか顔を出していました】
 
 「いつ出たんだろう」、「今の温度は何度かなぁ」等と話しながら、観察記録を書いていました。そして、しばらくすると「わあ!!おっきなしいたけだ!!」と言う大きな声が聞こえてきました。見に行ってみると、1年生の顔ほどもある大きな大きなしいたけが生えていました。これは、ふせこんでいるなば木の中にあったそうです。
 
       【この中に】         【こーんなに大きなしいたけがありました】
 
 1・2年生は、毎日毎日しいたけの様子を見に行き、お世話をしていたので、喜びもひとしおだと思います。これからも観察やお世話を続けて、しいたけをかわいがってくださいね。

5・6年生の調理実習

 ある日、子どもたちがこのような手紙を届けてくれました。
 
 なんとも嬉しいお手紙、この手紙を全てのクラスと先生たちに書いてくれていました。そして今日はいよいよ22日、調理実習の日です。朝からお味噌の香りが漂い、「おみそ汁を作ってるのかなぁ、温かいものは嬉しいなぁ」とワクワクしていました。2校時が終わると、職員室に女の子3人が来て「できました!来てください」と言って招待してくれました。
 
   【献立を紹介しました】
 
 そして、この調理実習には特別に5年生女子の保護者の方も招待していました。その理由は、以前エプロン作りの時にミシンを貸してくださったり、ミシンの使い方を教えに来てくださったからです。子どもたちは、その時に作ったエプロンを着て今日は調理実習を行っていました。
 
 みんなで「いただきます」をし、さっそく試食開始です。今日のメニューは、むぎごはんおにぎり、わかめと豆腐としいたけのおみそ汁、ポテトサラダ(リンゴ入りとリンゴなしの2種類)、ベーコンポテト巻き、果物(バナナ・リンゴ・梨)でした。どれもとってもおいしくて、あっという間に食べてしまいました。これだけ作ることができれば、家でも大活躍すること間違いなしですね。とってもおいしい食事を作ってくれてありがとうございました。
 
【果物は好みのものを選べます】
 
 そして、お忙しい中、子どもたちのために学校にお越しくださり、調理実習のお手伝いまでしていただきありがとうございました。みんなお腹いっぱいで幸せな気持ちになりました。

今週の読み聞かせ

 今週も朝の時間に読み聞かせを行っていただきました。
今回もたくさんの本をご用意していただきました。その中から「たまごがいっぱい」、「いちばんのおくすり」、「うんちっち」を読んでくださいました。
 「たまごがいっぱい」は、たまごが大好きな王様がたまごを一人占めしようとし、王様がいるところ以外ではにわとりは卵を産んではいけないと決めたり、卵を産んでしまった時のためにおんどりは穴を掘らされたりしていました。出番のないフライパンはプンプン怒り、真っ黒だったフライパンが赤く熱くなりました。すると卵が温められ、ひよこになってしまいました。子どもたちは、見応えのある絵本に見入っていました。
 
  【どんな展開になるのかなぁ】
 
 次に「いちばんのおくすり」を読んでいただきました。これは、がんに侵された母親とその子どものお話です。がんになって、お薬を飲んで髪の毛が抜けてしまったり、気分が悪くなったりするけれど、子どもがいることでそんなつらいことも乗り越えられるというお話でした。子はかすがいです。
 
 最後に、「うんちっち」という本を読んでくださいました。何を言っても「うんちっち」としか答えないうさぎのこ。そのうさぎのこが、ある日オオカミと出会い、大変なことになります。リズム感のあり、「うんちっち」という言葉に大喜びの子どもたち。最後のページは予想をくつがえす言葉で終えられていて、教室中が笑い声が響きわたりました。
 
  【インパクトのある絵本でした】
 
 通常は隔週で読み聞かせをしていただいていますが、今回は2週連続の読み聞かせでした。子どもたちは、今日も面白い本や少し切ない本に出会えて、本を読むことの楽しさを感じたと思います。お忙しい中、お越しくださりありがとうございました。

第2回 駄賃付け唄の稽古

 先週行われた駄賃付け唄の稽古に引き続き、21日に駄賃付け唄の稽古がありました。今回もお2人の先生がお越しくださり、熱心にご指導いただきました。
 
 【本番まであと1カ月を切りました】
 
 唄を歌う時に大切なのは「下手でも何でもいいから一生懸命大きな声を出して歌うこと」とおっしゃっていました。声の高さや低さはあまり関係ないそうです。自分が出せる一番の声をお腹の底から思い切り出して歌う、自分への挑戦です。子どもたちには、恥ずかしがらずに堂々と胸を張って歌って欲しいと思います。
 
【歌う時の姿勢についてもご指導くださいました】
 
 駄賃付け唄を歌う時には、肩の力を抜いて男の子は手を横に、女の子は手を前で組んで歌うそうです。そして、目線は自分の目線よりも少し上を見て歌うといいそうです。これらのポイントを頭に入れ、中央公民館で行われる練習にも参加して欲しいと思います。
 
 ご指導くださいました講師の先生方、お忙しい中、子どもたちのためにご指導くださりありがとうございました。駄賃付け唄の稽古を通して、子どもたちが歌を好きになり、自分の新たな可能性を見つけるきっかけになるといいと考えています。