学校の様子

学校の様子

もちつき大会

 長距離走大会が終わったら、昼休みは子ども対大人でサッカー対決をしました。ぽかぽか陽気だったため、子どもたちは体操服に着替えてボールを追いかけました。子どもがゴールをしたら2点というルールで始まったサッカーですが、大人の方々も容赦なくゴールを狙いにいきます。長距離走大会の疲れはどこかに吹き飛んでしまったような子どもたちの清々しいプレーでした。

  【真剣勝負です。結果は8対6で大人の勝ちでした】

 その後、もちつき大会を行いました。このもちつき大会のために、前日に家庭教育学級の役員の方が準備をしに来てくださいました。また、当日は火おこしや火の番などを保護者の方々にしていただき、もちがつける段取りをしていただきました。
 まずはじめに、お父さん方が勢いよくもちをついてくださいました。あっという間にもち米がもちに変わり、子どもたちにバトンタッチです。


【リズミカルにペッタンペッタン】【とっても熱いもち、ひっくり返すのも一苦労です】


    【もちが固くなる前にペッタンペッタン】

 体育館の中では、お母さん方がもちを丸めるお手伝いをしてくださっていました。早速、保育所生はもちを丸めました。おだんごを作るように両手で丸め、おいしそうなおもちが出来上がりました。


【役割分担して、スムーズにもちが出来上がっていきました】


【慣れた手つきの保育所の先生方】


         【おいしくなあれ】


          【早く食べたいね】

        【きなこもちもできたよ】

  【おもちをびよ~ん】



【つきたてのおもち、何もつけなくてもペロリと食べられます】


        【きなこもちも人気でした】

【保育所生もおかわりしたかな?】

 今年は白もち207個、あんこもち55個、ピンク色のもち61個、いももち53個、あずきもち(もちにあずきを入れてついたもの)67個、よもぎもち60個、鏡もち2個の合計505個のおもちが出来上がりました。


【家庭教育学級の役員さんに大変お世話になりました】

 田植えから稲刈り・脱穀などお米に関することを一手に引き受けてくださった地域の方、そしてもちつき大会を支えてくださった保護者の皆様、お陰様で今年も子どもたちの笑顔あふれるもちつき大会になりました。ありがとうございました。

長距離走大会

 長距離走大会を行いました。11月7日から約1ヶ月、子どもたちは業間の時間や朝の時間、体育の時間に長距離走大会の練習をしてきました。毎日毎日運動場を走って体力をつけていきました。11月30日からは、長距離走大会で走るコース(道路)での練習が始まりました。上り坂や下り坂が続く道を、息を切らしながら顔を真っ赤にして走る子どもたちの姿がとても印象的でした。練習の途中、体調が悪くなる子どもがいたり、転ぶ子どもがいたりしました。また、どこでスピードアップしたらいいかを考えて走るようになった子どももいました。それぞれ、自分の目標に向かって最後まで練習を頑張りました。
 そして長距離走大会当日、校長先生から「何のために走るのか」というお話がありました。「足が速くなるため」、「粘り強くなるため」など、子どもたちは目的をもって走っていることが分かりました。校長先生からは「元気な身体を作るため」という目的も教えていただきました。そして、自分が決めたことを頑張ることの大切さをお話しいただきました。


【ドキドキわくわくが心に入り交じった開会式でした】

 そして、いよいよスタートです。まずは保育所生からスタートしました。途中で、転んだり靴が脱げたりするハプニングがありましたが、どの子どもも走りきりました。小学生も、自分の目標タイムに向けて精一杯の走りを見せてくれました。


  【保護者の皆様、地域の皆様の応援に力をもらいました】

 自己記録を更新した子どもは飛び跳ねるように喜び、もう一歩及ばなかった子どもは涙を流して悔しがりました。どちらも、今まで精一杯練習をしてきたからこそ感じられる感情だと思います。
 閉会式では、学年部(1・2年生、3・4年生、5・6年生)で1位だった児童を表彰しました。また、保育所生も所長さんから金色に輝くメダルをもらいました。

        【1位 おめでとう】


        【最後までよく頑張りました】

 講評では、教頭先生が「2つの感謝をしてください。1つ目は保護者の皆様・地域の皆様の応援に感謝、2つ目は身体を動かせることに感謝をしてください」とお話しされました。どの子どもも応援に力をもらったと思います。また、健康な身体があったからこそ走ることができました。

【健康は全ての土台になるものです】
 
 この1ヶ月の長距離走大会の練習・大会を通して、子どもたちには諦めない力が身に付いたり、達成感を感じたりしたと思います。日々の学習や行事を通して、子どもたちはどんどん成長していっています。保護者の皆様、地域の皆様、子どもたちに大きな声援を送ってくださりありがとうございました。


【けがもなく無事に終えることができました】

ふれあい会食とわくわく学習

 本校では、わくわく学習(生活科・総合的な学習の時間・国語科等)で、1・2年生はしいたけを中心に、3・4年生は林業を中心に学習しています。5・6年生は林業の学習を経て、地域の学習を進めています。その中で6年生のある児童は、「おじいちゃん・おばあちゃんはヒーロー」というCMを作成します。児童の気持ちの中には、おじいちゃん・おばあちゃんが林業や青年団活動・婦人会をずっと続けてきてくれたから今の諸塚があると考えています。そして、そのおじいちゃん・おばあちゃんの活躍や思いを発信したいと思っています。そのためには、多くの方にインタビューをする必要があります。この児童がお話を聞きたいと思っている人たちの中に、今回のふれあい会食にお越しくださった地域の方も含まれていました。そのため、ふれあい会食より1時間ほど早く学校にお越しいただき、インタビューをさせていただきました。昔の青年団活動の話や思い出、また、今の青年団の方々へのメッセージなどについてインタビューしました。


【一つ一つの質問にていねいに答えてくださいました】

 また、ふれあい会食後は1・2年生が育てているなば木を見てくださいました。そこで、元気ななば木とそうでないなば木を教えてくださったり、生しいたけと干ししいたけの栄養の違いを教えてくださったりしました。1・2年生は次第に、「この黄色いのは何ですか?」、「こっちのなば木は大丈夫ですか?」などと自分から質問をし始め、しいたけのハテナを次々に解決していきました。


【資料も準備してくださいました】

 ふれあい会食に加え、子どもたちのわくわく学習にもご協力いただきありがとうございました。この学びが子どもたちのこれからのわくわく学習にはずみをつけてくれると思います。今後ともよろしくお願いいたします。

諸塚学校給食の日 ふれあい会食

 今日は、諸塚学校給食の日のふれあい会食を行いました。今日は生産者の方が3名、実行委員の方が1名お越しくださいました。今日の諸塚学校給食の日も、諸塚の食材をたくさん使って子どもたちに味わってもらおうと、調理員の先生が食材の工夫をしたり、野菜を配達してくださる方ができるだけ諸塚産のものを選んで持ってきてくださったりしました。

 【本日使用する諸塚産の食材8品】

 今日はALTの先生も来校されているので、とっても賑やかなランチルームになりました。全員で「いただきます」をして、野菜たっぷりの給食をいただきました。


【たくさんのお客さんと一緒に食べる給食に子どもたちも嬉しそう】


    【しいたけ部会からもお越しいただきました】


【ALTの先生、お味はいかがですか?】

 ごはんに黒米を混ぜると紫色になります。また、香ばしい香りもあり、とてもおいしいごはんです。すき焼きの中には野菜がいっぱい入っていて、大きな牛肉も入っていました。だいこんサラダは、「だいこんが漬け物みたいでおいしかった」と話す子どももいました。どれもとってもおいしくて、子どもたちはいつもよりも早く食べ終わって、生産者や実行委員の方との会話を楽しんでいました。「学校の給食は何十年ぶりに食べたかなぁ。おいしかった~」とお話ししてくださる生産者の方、給食を食べ終わった後はじゃんけんをして遊んでくださる実行委員の方など、積極的に子どもたちとふれあってくださいました。
 この会食を通して、諸塚の食材の豊かさを知ったり、人と関わることの楽しさを感じたりしたと思います。本日は、お忙しい中お越しいただきありがとうございました。


  【お陰様で楽しい時間を過ごすことができました】

もうすぐクリスマス

 毎年、クリスマスの時期になると1階の廊下にクリスマスツリーが登場します。今年も子どもたちとクリスマスツリーの飾りつけをしました。「ぼく、サンタさんに剣道の防具をもらうよ」と話していたり、「星は私がつけたーい!」、「この小さなサンタさんはどこに飾ろうか」と話したりしながらあっという間にクリスマスツリーが出来上がりました。そして、なぜかクリスマスツリーの箱に入っていたイガグリ、「何で入ってるの?」と尋ねると「そういえば、去年の1・2年生の担任の先生がイガグリを奥の方に飾ってました!」と子どもたちが楽しそうに話していました。そのため、今年もツリーにイガグリを飾っています。荒谷小にお越しの際には、賑やかなクリスマスツリーをぜひご覧ください。


   【サンタさんが来てくれる日が待ち遠しいね】

【廊下が華やかになりました】

保育所生の落ち葉はき

 荒谷小の子どもたちは登校後に作業を行います。夏は草取り、冬は落ち葉はきです。しかし、この季節になると落ち葉の量が多くなり、はいてもはいても、木の下の土は落ち葉で埋め尽くされてしまいます。
 今日の3校時には、落ち葉がヒラヒラと舞う運動場から保育所生の声が聞こえてきました。様子を見てみると、子どもたちが運動場の落ち葉はきをしていました。子どもたちの遊びの選択肢には、缶けりやおにごっこに加えて落ち葉はきもあるそうです。黄色く色づいたいちょうの葉っぱを熊手や竹ぼうきで集めてくれました。「もうすぐもちつき大会だからきれいにしないとね」、「落ち葉があると小学生が転ぶかもしれないもんね」等と話しながら、楽しそうに作業をしていました。きれいな運動場で、長距離走大会・もちつき大会が迎えられそうです。ありがとうございました。


       【ビニール袋何袋分あったかな】


【おかげできれいになりました】

読み聞かせ

 今日の朝の時間は、卒業生の保護者の方がお越しくださり、読み聞かせをしてくださいました。たくさん準備してくださった本の中から、「ね、うし、とら・・・十二支のはなし」と「おにぎりさんきょうだい」を読んでくださいました。
 「ね、うし、とら・・・十二支のはなし」では、ねずみと牛が十二支の一番最初になりたいと思っていました。そこで、他の十二支にどちらが一番最初になるのがふさわしいかを聞いて回りました。イヌは、強い牛が苦手なので、賢いネズミがふさわしいと言いました。羊は、チョロチョロしているネズミが大嫌いなので、牛がふさわしいと言いました。全ての十二支に聞いた結果、ネズミも牛も同じ数だけ支持をされ、どちらが一番最初になるかは決められませんでした。そこで、町の人たちに意見を求めることにしました。そこで、ネズミが出した知恵とは・・・。今まで読んだことがあった十二支の話とは少し違う内容のこの絵本、ネズミや牛に対する他の動物たちの思いがそれぞれあって面白く、どのような方法でネズミが一番を勝ち取るのかを想像するのが楽しい絵本でした。


【今年はサル年、来年はとり年です】

 次に「おにぎりさんきょうだい」の紙芝居を読んでくださいました。おにぎりの「ころた」、「ごろたろう」、「ごろん」の3兄弟は、おにぎりのおじいさんの孫娘「まるこ」を探しに行きます。おにぎりのおじいさんは、3兄弟に困った時に使うようにと「まっかなうめぼし」と「でかでかたらこ」、「ひらひらこんぶ」を持たせてくれました。3兄弟が森の中に入っていくと、ネズミやヘビやさすらいのオオカミ「ジェニー」が行く手を阻みます。ピンチの時に、おじいさんが持たせてくれた「まっかなうめぼし」などが大活躍をします。それらの場面が楽しくて、子どもたちは大きな口を開けて笑っていました。

【「まるこ」は見つかるのかな?】


     【予想外の展開に大喜びの子どもたち】

 絵本も面白いものがたくさんありますが、紙芝居を読んでもらう時の特別な雰囲気も嬉しいものがあります。子どもたちが自分であまり選ばないような絵本に出会えるのが、この読み聞かせの時間のよさでもあります。
 本日は、朝早くからお越しくださりありがとうございました。季節の絵本や紙芝居を手にとってみたくなるような気持ちになった読み聞かせの時間でした。

保健指導

 今日、朝の時間に保健指導を行いました。県内ではインフルエンザや感染性胃腸炎等が流行しています。手洗い・うがいが感染症予防の基本ですが、今回は身体の機能を知らせ、そのことから考えられる感染症の予防法を指導しました。
 まず、クイズを出しました。「鼻と耳にはあって、口にはないものはなんでしょう?」というものです。正解は「毛」です。鼻の毛は、鼻の中の粘膜によって空気の湿度や温度を調節します。また、細菌を直接身体の中に入れない働きもしています。しかし、口には「毛」がありません。そのため、口から息を吸うと細菌などが直接身体の中に入ってきます。ところが、のどの奥には「繊毛」という毛があります。その「繊毛」が細菌などを身体に入れないように働いてくれているのです。ありがたい働きをしていくれる「繊毛」ですが、弱点があります。ある季節が苦手なのです。その季節は冬です。「繊毛」は空気が乾燥すると、動きが弱まります。したがって、今の時期はかぜ等をひきやすい時期なのです。「繊毛」が元気に働くには、身体の中に入ってくる空気を乾燥させない工夫が必要です。そこで、どのような工夫が必要か子どもたちと考えました。

① マスクをする。
② うがいをする。
③ 鼻で息をする。(鼻呼吸をする)
④ 湿度を保つ。(ストーブの上に水を入れたやかんを置く)

 簡単にできるこの4つの方法を取り入れて、この冬を乗り切って欲しいと思います。


【冬休みまであと12日、元気に過ごしましょう】

ひょうたんおに 再び

 今日の昼休みは「みんデー」(みんなで遊ぶ日)でした。今日は2年生のリクエストで、ひょうたんおにとサッカーをしました。今日のひょうたんおには、保育所生も一緒にしました。先週よりも人数が多いので、あっという間に鬼にタッチされていました。保育所生から小学校6年生までが一緒に楽しめるひょうたんおに、このブームはまだまだ続きそうです。

【運動場は子どもたちの大きな声で活気に溢れていました】

 その後、サッカーをしました。サッカーでは、運動会の赤団と白団に分かれての対決です。先生たちもチームに入って、子どもたちもやる気満々です。ゲームでは、1・2年生も持ち味を発揮して、積極的にゴールを狙いました。また、3・4年生の「さがってー!!」、「いくよー!!」などの元気な声にチームが盛り上がりました。そして、5・6年生の迫力満点のプレーにどよめきが起こる等面白いゲーム展開になりました。


     【子どもたちも先生たちもがんばれ~!】

 昼休みにめいいっぱい楽しんだ後は、清掃の時間です。今日の清掃は、いつもにも増して集中して取り組んでいました。「自分でもビックリするくらい無言でできました」と6年生がふりかえっていました。めりはりのある充実した時間を過ごしている子どもたちでした。

ひょうたんおに 

 今日の昼休みはみんデー(みんなで遊ぶ日)でした。今日のみんデーは2年生のリクエストでかくれんぼとひょうたんおにをしました。
 ひょうたんおにとは、鬼がひょうたんの形に引いた線の外側に立ちます。そして、中にいる友達をタッチをするとその友達は鬼になり、鬼がどんどん増えていきます。中に誰もいなくなったら終了です。前からも後ろからも横からも鬼が手を伸ばしてくるので、中にいる子どもたちは気を抜くことができません。鬼から遠いところにみんなでかたまったり、走ったりして鬼から逃れます。


 【はじめは1・2年生の担任の先生が鬼になりました】

 中にいた子どもたちは、次々にタッチをされて鬼が増えていきました。しかし、なかなか全員にタッチすることができません。鬼同士協力して手を取り合い、遠くまで手が届くように全身を伸ばしました。


 【うーん、届かない!!】

 一方からでは到底届かないため、色々な方向から手を伸ばす作戦をたてました。


  【今度は、はさみうち!】

 このひょうたんおには、今週保育所生が運動場で始めた遊びです。それから毎日のように、保育所生と一緒に小学生もひょうたんおにをして遊んでいます。いつ、どこから鬼が手を伸ばしてくるのか分からないスリルと、作戦を練る楽しさがとても面白い遊びでした。


【保育所生も午後からひょうたんおに】