学校の様子

学校の様子

参観日・給食試食会・心肺蘇生法講習会

5月26日は、参観授業、給食試食会、心肺蘇生法講習会がありました。


 4校時は、参観授業です。

 1・2年生は、算数の学習をしました。


複式で先生が1年生の授業をしている間に2年生が学び合いをしています。】


 3・4年生も、算数の学習をしました。

【3年生は、保護者の方と一緒にコンパスを使って学習しました。】

 5・6年生は、社会の学習をしました。


【一生懸命考えながら、時間いっぱい取り組んでいます。】

 参観授業の後は、給食試食会です。この日のメニューは、「ミルクパン、コーンポタージュ、トマトオムレツ、ゆでブロッコリー」と子どもたちの好きなメニューばかり。おいしそうな表情であっという間に食べ終わっていました。保護者の方にも、給食を食べていただきながら、普段通りの子どもたちの様子を見ていただきました。



 昼休みは、「子ども」対「保護者」のドッチボール大会です。子どもも大人も汗をたくさんかきながら、大盛り上がりの対決で、にぎやかな声が体育館中に響いていました。


 午後は、日本赤十字社の講師の方をお呼びしての保護者と5・6年生を対象に心肺蘇生法講習会を行いました。AEDの使い方、心肺蘇生の流れなどを、実技をしながら具体的に指導していただきました。体重30㎏以上、小学校4年生程度の理解力があれば、子どもでも心肺蘇生で命を救うことができるそうです。5・6年生も、実技をしながらしっかりと参加していました。

交通安全教室

 5月24日は、日向警察署諸塚駐在所と交通安全協会の方に来ていただき、横断歩道の渡り方、自転車の点検の仕方などを学びました。

 始めに諸塚駐在所の警察の方から「シートベルトをすることの大切さ」を教えていただきました。車の事故で子どもが被害に遭う原因の多くは、シートベルトをしていなくて、車の外に体が放り出されてしまうことなのだそうです。自分の命を守るため、日頃から後部座席でシートベルトをつけるくせをつけるようご指導いただきました。


 次に、交通安全協会の方々から実際に横断歩道の渡り方や自転車の点検・運転の仕方を教えていただきました。


【自転車の運転の仕方を体験して学びました】


 交通安全教室を通して、子どもたちは「手をまっすぐあげることを気をつけたい。」「これから登下校や買い物のときに生かしたい。」などの感想があがりました。早速、下校時にしっかりと教わったことを守って道路を渡っていました。自分の命を守るため、きまりを守って、しっかり周りを見ることを学んだようです。


 

森林体験学習

 5月23日は森林体験学習で、宇土々呂口に行き、スギの苗植えと森の散策をしました。

【朝から森林組合と諸塚村役場の方に来ていただきました】


 はじめに「林業の仕事について」「森と木の役割」について説明していただきました。伐採された木が形を変えて家具や紙になること、丸太100本で家1棟になることを聞いて、子どもたちも驚いていました。




 次は、いよいよ植林体験です。森林組合の方から「一人10本植えることを目標に」と言われ、子どもたちも意欲満々に取り組み始めました。森林組合の方々は手際よく植えていましたが、実際にやってみると、土の中に根や石があって掘りづらいところがほとんどでした。また、苗木を植えた後に、苗木を支えながら土をかけてしっかり固めるのが難しくて、子どもたちは悪戦苦闘していました。森林組合の方々から、手伝っていただいたり、コツを教えていただいたりしながら、ほとんどの苗木を植えることができました。


【実際に植え方を見せていただきました】


長の本校児童のおじいちゃんに教わりました】


【汗をたくさんかきながら、がんばりました】



 植林体験の後は、水分補給をして休憩です。本校児童のおじいちゃんがオレンジ色の木いちご取ってくださっていて、子どもたちは大喜びで食べていました。




 休憩の後は、森の散策「なぜ?なに?森の再発見ツアー」です。バスで登ってきた道を歩いて下りながら、森の草木や生き物を探しました。見たことのない花を「帰ってから図鑑で調べよう。」と言いながら絵に描いたり、赤い木いちごを探しながら食べたり、森林組合の方々から草木の名前を教えていただいたりしながら散策をしました。





 楽しい時間もあっという間で、バスに乗って学校へ戻りました。

 子どもたちは、以下のような感想を発表していました。

「坂道に苗木を植えるときに足の力を使わないといけなくて難しかった。」

「1年間に1万本も植えていると聞いて、自分なら諦めるくらいの量ですごいと思った。」

「森林組合の方々から、コツを教えてもらって10本植えることができて良かった。」

「わくわく学習に向けていろんなことを知ることができた。」



 最後に森林組合の方が、「みんなの植えた木が40年、50年後に何になるかを考えて、これからも諸塚の良さ、森の大切さを学んで欲しい」と言われました。今回、貴重な体験をさせていただいて、子どもたちは森や自然の大切さ、諸塚の良さを実感したようでした。森林体験学習で感じたこと、学んだこと、考えたことが、これからの「わくわく学習」へどのようにつながっていくのか楽しみです。「わくわく学習」にご協力いただいている地域の皆様、これからもどうぞご声援、ご協力をよろしくお願いいたします。

表現集会(5・6年生)

学期に1回、朝の時間に日頃の学習で学んだことを全校の前でクラスごとに発表する「表現集会」。5月16日は5・6年生の表現集会がありました。


 5・6年生は、自分が楽しみ、みんなが楽しく喜ぶような発表をすることをテーマとして内容を考えたそうです。


 はじめに、詩の発表をしました。


【植物の一生について詩にして発表しました】

【クロスカントリー大会に出場したときの気持ちを発表しました】


 次は、音楽で作ったオリジナルのリズムの発表をしました。リズムを表現するときのテーマをそれぞれ考え、それを音符や記号で書いて楽譜を作ったそうです。

【全身を使うことをテーマに発表しました】


強弱をつけることをテーマに発表しました】


 最後は、二人のリズムを同時に発表しました。二人のリズムが合わさると、また違ったリズムになり、別々にしていたリズムが同時に終わった瞬間は、「お~」と見ている人たちから驚きの声があがりました。



 見ていた子どもたちは、「二人のリズムの発表がおもしろかった」「すごかった」「クロスカントリー大会で緊張していても3位をとってすごいと思った」などの感想を発表していました。これまでの学習の成果を堂々と発表した5・6年生。テーマとしていた「自分が楽しみ、みんなが楽しく喜ぶような発表」は、大成功でした。

春の遠足

5月12日は春の遠足で、せせらぎの里(特別養護老人ホーム)と池の窪グリーンパーク、諸塚村体育館に行きました。

早速バスに乗って出発です。バスの中では、歌を歌ったり、しりとりをしたり、ゲームをしたり…。それぞれ到着を楽しみにしていました。


【一人が歌を歌いだすと、いつの間にか全員で大合唱になります】


 多くの子どもたちが遠足の中で一番楽しみにしていた、せせらぎの里訪問では、ダンスや夢の発表、利用者の方々との交流、入浴体験をしました。

 発表では、何度も練習を重ねたダンスを披露したり夢を大きな声で発表したりしました。最後は、全員でせせらぎの里のみなさんへエールを贈りました。




 次は利用者の方々とのすごろくゲームです。すごろくは、事前に授業や昼休みに、「どうしたら利用者の方々と楽しくふれあえるか」を考えながら作成していました。はじめは、子どもたちも緊張している様子でしたが、事前に施設の職員の方々から教えていただいたことを心がけながら、オリジナルのすごろくゲームでハイタッチをしたり、一緒に歌を歌ったりすることを通して、いつの間にかどのグループからも笑顔や笑い声があふれ、楽しい時間を過ごしていました。




 すごろくゲームの後は、入浴体験をさせていただきました。座ったままお風呂に入れる浴槽タイプの機械と寝たままでシャワーを浴びることができるシャワータイプの機械があり、それぞれの利用者の方の身体の状況によって使い分けられているそうです。子どもたちからは、「気持ちいい」「温かい~」などいろいろな感想の声があがっていました。入浴体験を通して、利用者の方々がどのように入浴されているのか、体感して学ぶことができました。



 せせらぎの里の方々との楽しい時間もあっという間に過ぎ、次は池の窪グリーンパークへ行きました。

【途中、絶景の展望台で、学校へ向かって「ヤッホー」と叫びました(学校まで聞こえたそうです)】


 雨が降りそうな天気だったため、予定を変更して先に池の窪グリーンパークのアスレチックで遊ぶことにしました。難しいコースもありましたが、力強くどんどん進んでいく2~6年生、怖がりながらもみんなから応援されることで果敢に挑戦していく1年生、みんなで全コースをゴールすることができました。ゴールするのを待っていたかのように雨がパラパラと降り始め、諸塚村体育館で昼食をとることにしました。



 体をたくさん動かした後は、おいしいお弁当の時間です。


【みんなうれしそうに、おいしそうに食べていました】


【おかずを詰めるのを手伝った子や全部自分で作った子もいました】



 
おやつを食べ、体育館でゲームをして、あっという間に春の遠足が終わりました。帰りのバスの中も行きと同様、にぎやかで、子どもたちの溢れるエネルギーを感じました。色々な人と関わったり、自然の中で活動したり、夢中で過ごし、たくさんのことを感じた思い出深い一日になったことと思います。