学校の様子

学校の様子

卒業制作完成+α

 卒業生が登校した今日、卒業生は大忙しの1日を過ごしました。まずは卒業制作です。一輪車小屋のリニューアルが終えたばかりですが、この一輪車小屋、更に進化をとげました。卒業式でも校長先生から紹介がありましたが、全員で一輪車に乗っている絵を壁に設置しました。この絵には今日、二スも塗ってくれたようです。これで、雨にさらされても大丈夫ですね。

  【一輪車小屋が華やぎました】

 また、校舎と体育館をつなぐ廊下の線もきれいに塗り直してくれました。鮮やかな黄色い線を見て、「お!きれいになってる!」と驚く児童もいました。6年生が残してくれたもの、大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

【3年生もびっくり!!きれいな線が引いてあるね】


    【環境整備、ありがとう】

今日は修了式

 昨日、6年生3名が卒業し淋しくなった荒谷小。ところが、朝学校に行くといつものように6年生が運動場でボール投げをしていました。いつもと変わらない風景に「今日も身体を動かしてえらいなぁ」と思っていましたが、そこで違和感を覚えました。6年生は昨日卒業したんだったと。「卒業式の次の日も学校に来ます」と言っていましたが、朝早くから1~5年生と同じように活動をしている姿に驚きました。でも、いつもと変わらない当たり前の風景が本当に宝物だったんだなぁと改めて思いました。
 3校時には修了式が行われました。各学年の代表が修了証書を受け取り、全員がそれぞれの学年の課程を修了した証をいただきました。その後、校長先生のお話がありました。校長先生は「栄養」についてのお話をしてくださいました。この「栄養」、食べ物のことではなく頭の栄養のことです。頭の栄養には2つあるそうです。1つ目は読書、2つ目はチャレンジすることです。天才の脳は、ちょっとしたことで喜ぶことを繰り返しているそうです。「ちょっとしたことで喜ぶ」とは、もう少しがんばればできそうなこと(目標)にチャレンジすること、そしてその目標を達成することです。それを積み重ねることによって、脳には栄養が行きわたるそうです。あと少しで手が届きそうな目標であれば、今すぐにでも立てられそうです。春休み中、子どもたちには、早速実践してみて欲しいと思います。そして、これまで校長先生がお話くださった、「千里の道も一歩から」や「当たり前の中に宝がある」、「笑顔」も脳の栄養を送るヒントになっています。まずはやってみること、その一歩を踏み出せるといいですね。


  【まずは一歩踏み出してみよう】

 次に一言発表をしました。この時間では、1~5年生が1年間でがんばったことを発表したり、振り返りを発表したりしました。発表内容は以下のとおりです。
【1年生】
 ○ 長距離走大会をがんばった。(途中までは2年生の方が先を走っていたけれど、差を縮め、同時にゴールした) 
 ○ なわとびをがんばった。(腕を伸ばして跳んでいたので、伸ばさないように注意したら前跳びが5回できた)
 ○ 一輪車をがんばった。(手をつながずに上手に乗ることができた)
【2年生】
 ○ 「しいたけで元気」の劇をがんばった。(「自分たちでする」という目標を達成できた。笑顔で元気に堂々と発表できた)
【3年生】
 ○ 学習面: 国語が楽しかった。
 ○ 生活面: 時間を守ることができた。協力できた
 ○ 体育面: チャレンジをがんばった
【4年生】
 ○ 学習面: 相手が読みやすいように、また自分が後で見た時に分かりやすいように字をきれいに書きたい。今後は視写に加えて聞きながらメモすること(聴写)もがんばりたい。分かりやすく説明をすることが目標だった。指をさす、絵や図を使う等の工夫をすると分かりやすく説明ができた。
 ○ 生活面: 地域でのあいさつを目標にしていた。あいさつをすると相手とふれあうことができると感じた。大きな声であいさつをすることを目標にした。意識してあいさつをすることができた。
 ○ 体育面: 鉄棒をする時に音を立てずに降りるようにしたい。そうすることで、腕やお腹に力が入らずスムーズに降りられる。体力向上をがんばった。そのためにお手本を見たり、ロープを使ったりした。
【5年生】
 ○ 簡単なミスをすることが多かったため、問題を解いた後の見直しが必要だった。①時間をかけて②間違いがあると思って見直すことをしていきたい。
 ○ リーダーシップを発揮できたと思うが、6年生には及ばなかった。的確な指示をだしたり、率先して道具を出す等、卒業生のようなみんなを引っ張る頼れるリーダーになりたい。
 ○ みんなをまとめることがあまりできなかった。6年生に頼りすぎていたと感じた。みんなをまとめることができるような6年生を目指したい。
 ○ 本をあまり借りなかった。6年生になったら目標を100冊にする。そのために、1週間に1回は図書室で本を借りる。

 このように、子どもたちは自分たちの生活を振り返り、できていたことや課題をみつけたようです。また、上級生は課題解決のための手立てまで考えていました。具体的にどうすればいいかが分かっているので取り組みやすいですね。がんばってください。 

【4月からは6年生、頼りにしています】

 その後、2年生の代表児童が作文を読みました。その内容はあいさつについてでした。1年生の頃、あいさつの声が小さいと指導を受けていたことから、2年生になってからはあいさつをする時に「声を大きく」、「笑顔で」、「どこでも」するよう心がけたそうです。すると、先生から「あいさつがいいね」とほめられるようになり、地域の方に「笑顔がいいね、あいさつが気持ちいいね」とほめられることもあったそうです。笑顔であいさつをすると、嬉しそうにお返しをしてくれる、あいさつは人と人をつなぐリボンのようなものだと思ったと表現していました。そして、あいさつをして人とつながっていきたいとしめくくっていました。あいさつの大切さがよく分かる、そして2年生らしいとってもステキな作文でした。

【見える化するため、もう1人の2年生があいさつのボードをもちました】

 その後、生徒指導主事の先生から春休みの過ごし方についてのお話がありました。キーワードは「まじ」です。
 ま・・・ まとめ(新学年に向けて苦手なところを中心に学習する)
 じ・・・ じゅんび(次の学年の準備をする。例:ランドセルの中を整理する、絵具のチェック、筆箱の中身のチェック、勉強机の整理など)


     【「まじ」合言葉ね】

 新学期に向けての準備をする春休み、約1週間有意義に過ごしてくださいね。

 その後の給食では、卒業生も一緒に食べました。卒業生はしっかりお弁当を用意していて、昨日できなかった5・6年生の担任の先生の牛乳かんぱい、その前に誕生日を迎えた5年生児童の牛乳かんぱいも一緒にしました。今年度最後の給食はおめでたく、賑やかな時間になりました。


 【お誕生日おめでとうございます】

第68回卒業式

 本日、平成26年度第68回卒業式が行われました。この晴れの日を待っていたという気持ちと、まだこの日を迎えたくない、もう少し一緒にいたいという気持ちが入り混じった気持ちでした。
 昨日と比べると気温が低く、空気も冷たかったですが、保護者の方と登校する卒業生の表情は晴れ晴れとしていて、希望に満ち溢れているようでした。
 何度も何度も練習した成果もあり、卒業式では卒業生も在校生も落ち着き、堂々とした態度でした。卒業証書授与では、校長先生が一人一人ていねいに卒業証書を読んでくださいました。卒業証書を受け取る時、3人とも「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を言って、とてもすがすがく頼もしかったです。
 来賓の方々やPTA会長さんからもお祝いの言葉をいただきました。その中で、卒業生それぞれの夢に触れていただきエールを送っていただきました。また、ウッジョブへの期待もお話いただきました。6年生が先頭に立って進めてきたウッジョブ諸塚、きっと後輩たちがまた更に学びを深めることと思います。


  【保護者の方々、たくさんの来賓の方々にお越しいただきました】


              【3人でよくがんばってくれました】


【PTA会長さんの心温まるお言葉】【真っすぐに子どもたちをみてくださった保護者の方々】

 別れのことばでは、卒業生も在校生も今までの思い出を振り返りながら声かけができたようでした。涙がポタポタこぼれ落ちる様子が遠くから見ても分かるくらいの大粒の涙、子どもたちの思いが痛いほど伝わってきました。とても感動的な別れのことばになりました。


      【みんな気持ちのこもった別れのことばが言えましたね】

 厳粛な雰囲気の中、第68回卒業式を終えることができました。退場する時には握手をしたり抱き合ったりして、別れを惜しんでいました。無事に卒業式を終え、卒業生の安堵した表情が印象的でした。


    【祝福のことば、感謝のことばをもらい、自然と笑顔が出ました】


【いつも楽しく明るい雰囲気を作ってくださった担任の先生】

 卒業式が終わり、6年生を送るため校門で1~5年生が待っていました。そこで、みんなで踊りながら歌を歌い、その後エール交換をしました。在校生は卒業生の健闘を祈り、卒業生は荒谷小の発展を祈りエールを送ってくれました。


             【思い出の曲をみんなで熱唱】


                   【エール交換】

 卒業式予行練習も感動的でしたが、今日の卒業式はとても心に残るものになりました。荒谷小の子どもたちは1年生から6年生までとっても仲がよく、笑顔であふれています。6年生が卒業した今、子どもたちの心には淋しさが渦巻いていると思います。小学校には卒業生はいなくなりましたが、いつでも会える距離にいます。この仲間を大切にして、これからも一歩一歩進んでいってくださいね。

さくら咲く 最後の給食

 今日は、6年生と食べる最後の給食でした。そこで、今日は外で全員で給食を食べました。運動場には桜の花が咲き、卒業式の花々にも囲まれ、とっても気持ちのいい時間でした。今日の献立は、6年生のリクエストメニューでむぎごはん、たまごスープ、チキン南蛮、牛乳でした。それに卒業のお祝いデザートがついて、とても豪華な給食となりました。
 「ごはんにマヨネーズをかけるとおいしいよ」、「それ、お父さんが小さい頃はやってたって聞いたよ」、「キャベツにタルタルソースかけるの忘れた!」、「タルタルソースはお肉にだけかけるんだよ」等と話しながら楽しく食べました。また、掛け時計を1・2年生の担任の先生がお腹のところにもち、上着を羽織り「時間が知りたい時は言ってね」と話すと、「それ、腹時計ですね」と5年生が言っていました。6年生と一緒に食べる最後の給食、色々な話をしながら思い出に残る給食の時間になりましたね。


            【笑い声が絶えない給食の時間です】


【色とりどりの花々が給食の時間を彩りました】【小さい桜ですが、一生懸命咲いています】

しいたけ横丁

 昨日から今日にかけて、1・2年生が大切に育てているしいたけの収穫をしました。しいたけは、たくさん生えていたようで、廊下にはところせましとしいたけが並べられていました。そして1・2年生が「欲しい人はしいたけを持って帰ってください。100個はあると思います」と嬉しいことを言ってくれました。早速、昼休みにみんなでしいたけのおすそ分けをいただきました。
 「しいたけの白いところが茶色くなっているのはよくないよ」と1・2年生が教えてくれたり、「あ、これは三つ子のしいたけだ!」と楽しく選んだりしていました。そして、このしいたけを置いている場所を1年生が「しいたけ横丁」と名付けたそうです。このしいたけ横丁は昼休み中大盛況でした。1・2年生がていねいに大切にお世話をした結果がみんなの笑顔に変わりましたね。おいしくいただきます。ありがとうございました。


【しいたけ横丁に遊びにきました】 【これは三つ子のしいたけ】


【ハートの形をしたしいたけも見つけたよ】

リクエスト給食

 今日は、6年生のリクエストした献立が給食として出てきました。その献立はむぎごはん、親子丼、ツナサラダ、牛乳です。今回のリクエスト献立について、中学校の栄養士の先生にコメントをいただきました。

「親子丼とツナサラダの組み合わせは、栄養的にも味のバランスでもとてもよいと思います。この献立は給食でも考える組み合わせです。偏りがなく、よく考えられているなと思います」

とのことでした。栄養士の先生からもお誉めの言葉をいただくほどの6年生が考えたリクエスト給食。卒業までにあと2回、リクエスト給食があります。どのような給食が出てくるでしょう。1~5年生はわくわくしていますよ。


 【今日はデザートもつきました】  【ふわふわの親子丼でした。リクエストありがとう】

今年度最後の諸塚学校給食の日

 今日は、諸塚学校給食の日でした。今日の献立はとうきびごはん、ほうれんそうのみそ汁、あじフライ、いんげん、ミニトマト、牛乳です。


   【色どりがきれいです】

 とうきびごはんは、細かくしたとうきびがごはん全体に混ざっていて、花が咲いたようにとてもきれいな春らしいごはんでした。また、いんげんの緑にミニトマトの赤と、バランスのよい色が目を引く今日の諸塚学校給食の日でした。
 今日は、毎月の諸塚学校給食の日はどうだったかを聞いてみました。子どもたちは口を揃えて「おいしかったです!」と言っていました。また、地元の野菜を仕入れることで、土を落とすために何度も何度も洗う手間がかかっていることを話し、時間をかけて給食を作ってくださっている調理員の先生にお礼をいいましょうと話しました。


【諸塚学校給食の日の献立は野菜がたくさんです。でもあっという間にぺロリ】

 今年度、諸塚学校給食の日の給食のおかげで、新たな食材を発見しその味に感動した子どももいます。特に、くろまいごはんは子どもたちから大好評でした。このような貴重なものがこの諸塚村で作られていることを知り、諸塚を思う心が育ったり、多様な味覚をもてるようになったりするのだと思います。給食を作ってくださっている調理員の先生、そして配達をしてくださる方、生産者の方々、毎日ほっぺたが落ちそうなくらいおいしい給食を私たちに提供してくださりありがとうございます。次年度もどうぞよろしくお願いいたします。

卒業制作 一輪車置き場の進化

 3月上旬に6年生と保護者の方々、そして校長先生、教頭先生、5・6年生担任の先生が卒業制作を行いました。その内容は一輪車小屋のリニューアルです。荒谷小は運動会で一輪車の技を披露することが伝統となっています。そのため、子どもたちは年間を通して一輪車に乗って技を磨いています。毎日のように通う一輪車小屋ですが、屋根も古くなり、一輪車を置く場所も使いづらくなっていました。今回、屋根を新しくとり替えてくださったり、一輪車置き場に板を張ってくださったりして、とってもきれいな、そして機能的な一輪車置き場になりました。


         【木の香りが漂う一輪車置き場になりました】


   【ありがとうございました】

 その一輪車置き場はまだ進化をとげています。その後校長先生と教頭先生が手前にも一輪車を立てかけられるようにしたくださったり、一輪車置き場の壁を作ってくださいました。


             【さらに使いやすくなりました】

 そして本日、5・6年生が一輪車置き場に貼る絵の制作を行いました。全校児童で一輪車に乗っている絵を書き、その絵にペンキで色を塗りました。


  【ハーフパンツの色薄過ぎない?などと話しながら進めました】

 一輪車小屋が子どもたちのカラーに染まり、オンリーワンの一輪車小屋ができそうです。とっても楽しみです。

記念樹を植えました!


  【在校生に囲まれて桃の花の記念樹を植えました】
 昨日は、春らしい陽気に包まれた過ごしやすい1日でした。そこで、6年生3人は、卒業式を約1週間後に控え、記念樹を植えることにしました。在校生11名も全員運動場に集結し、なんと!卒業式で歌う「記念樹」をBGMとして歌いながら、6年生が植樹するのを応援しました。6年生が植樹したのは桃の木です。数年後には、たくさんの花弁をつけることでしょう。3人の卒業生は、桃の花がたくさん咲き誇る頃、どんな生活を送っているのでしょう。卒業生の前途が、幸せいっぱいでありますように桃の木がしっかりと見守ってくれることでしょう。”がんばれ卒業生!”

             【記念樹、みんなの応援で無事に植樹完了です。】

春なのに福袋・子どもの詩表彰

 今日の朝の時間、校長先生から「春なのに福袋」という名の福袋が6年生にプレゼントされました。これは、今年度子どもたちが書いた作文が学校賞を受賞した際にいただいた図書券を使って購入したものです。子どもたちは1人1冊好きな本を選んで購入しました。6年生は卒業まであとわずかとなりましたので、先にプレゼントされました。その福袋の本の中には校長先生からの宿題も入っています。それは、本を読んだ後に他の子どもたちが読みたくなるような帯を書くことです。読まなければ書くことができない帯、今日をあわせて卒業式まであと8日です。6年生、よろしくお願いしますね。

【後から5年生が「福袋の中身なんやったー?」と聞いていました】

 その後、子どもの詩の表彰が行われました。子どもの詩とは、毎月諸塚村内の小中学生の詩を掲載し、諸塚村の村報とともに配付されるものです。たくさんあった詩の中で、最優秀賞と優秀賞をとった子どもがいました。最優秀賞に輝いた詩は「照れ屋さん」という詩です。いもほりの様子をリズミカルにまた面白い表現を織りまぜながら書いていました。読み終わった時には、「ふふっ」と笑ってしまうような心温まる詩です。優秀賞に入った詩は入学式のことを書いた詩でした。思い出に残るような入学式にできるよう、6年生らしい意気込みが伝わるような詩です。25日は卒業式、6年生の心に残る卒業式にできるよう、みんなで作り上げていきましょうね。


【プレゼンもでき、すてきな詩も書ける、色々な角度から表現する力がついていますね】