学校の様子

初めての読み聞かせ

2週間に1回程度の割合で行われている本校の読み聞かせ、16名のお母さん方がそのメンバーです。今日は、今年度1年生として入学した息子さんをもつお母さんが当番でした。今回が初めての読み聞かせです。朝の約15分の時間を使って3冊の本を読んでいただきました。①「んふんふ なめこ絵本」②「それからのおにがしま」③「つながっている いのちのまつり」の3冊です。
①は、たくさんのキャラクターなめこが登場します。岩なめこ、光なめこ、まめなめこなどそれぞれの持ち味を発揮して、みんなで協力して大きな家をつくるお話です。
②は、もも太郎の鬼退治のその後のお話です。鬼と人間がなかよく暮らしている様子がつづられています。
③は、命の大切さや命が永遠に引き継がれていることを感じさせるお話です。へそのおの実物や出産時に足にまいてあった名札まで準備してくださり、感謝の気持ちをもつことの大切さを訴えられました。
楽しい内容のお話だけはなく、命について考える機会にもなる本を選んでくださりありがとうございました。
     【小さいサイズの本ですが、紙面を広げるとこんなに大きくなります。】
 

体の清潔と健康

今日は、3・4年生の担任の先生が出張だったので、保健室の先生が3校時に保健の授業を行いました。「毎日の生活を振り返り、清潔は健康と大きな関わりがあることを理解し、清潔を意識した生活をおくろうとする実践的な態度を育てること」がねらいです。
問題解決的な学習の流れを組み、話合い活動(にっこりトーク)も取り入れた大変わかりやすい授業でした。①「日頃、自分の体を清潔に保つためにしていること」②「その理由」③「その時の気持ちを考える」ことで日常の生活を振り返ります。清潔に保たないとどうなるのかを表した資料や写真など具体的に提示し、清潔な生活の大切さを指導されました。
 
  【授業風景~ワークシートに3つの問題に対する自分の考えをまとめます】
 【紙吹雪でほこりがつく様子を再現、授業の最後は今日の振り返りの発表です】
今日は、保健室の先生から清潔の大切さに関する専門的な話を聞いたり、模擬体験したり、写真をみたりして学びの度合いが大きかったようです。まだまだ寒い日が続きます。病気にならないよう、今日の学びをこれからの生活に生かしてくださいね。

新年のお楽しみ 福袋登場

 今朝、校長室の前にあったのはずらりと並んだ福袋。
 
   【何が入っているのかなぁ】
 登校後、校長室に入って校長先生にあいさつをする子どもたちは、この福袋が気になって仕方ない様子でした。一体何の福袋が誰のためなのか、何が入っているのか分からないまま給食を食べていると、校長先生がランチルームにいらっしゃいました。そして、子どもたちに福袋のことを説明してくださいました。
 
 この福袋には本が2冊入っています。これらの本は、昨日職員が図書室で、子どもたちに読んで欲しい本を選び、校長先生が福袋の中に入れてくださったものです。何の本が入っているのかは見た目だけでは分かりません。学年部ごとに分類されたこの福袋を自由にとってよいこと、中に入っている本を持って帰って読んでもよいことを聞くと、子どもたちの目はキラキラと輝いていました。一体何の本が入っているのか、そのワクワク感が子どもたちの様子から伝わってきました。
 
 昼休み、校長室前のろうかには子どもたちであふれかえっていました。選んだ福袋を開けて、「この本平成17年だって。読んだことある?」とか「これ変えて」とか「15少年漂流記だって」などと思い思いに福袋の感想を言い合い、嬉しそうに教室に持って帰りました。
 また、この福袋には大学の先生からいただいていた木の製品(貯金箱など)も入っていました。これにも子どもたちは興味津津で、早速手にとっていました。
 
【各先生からおすすめのメッセージも入っています】【これは木の紙で包まれた貯金箱】
 
 この福袋には、様々なジャンルの本に触れて欲しいという校長先生の思いが詰まっています。この福袋の本とも一期一会です。今日出会った本との出会いを大切にして、ぜひ読んでみてください。今まで知らなかった世界を体感できるのではないでしょうか。
 

荒谷小14名から16名に!?

 昨日の下校指導の時、生徒指導主事の先生から「荒谷小に2名のお友達がやってきました。これで荒谷小は16名です。」とお話がありました。この言葉に子どもたちは目をまん丸くしていました。
 実は、昨日交通安全協会の方が荒谷小にお越しくださり、交通安全を啓発するための看板を持って来てくださったのです。早速、校門と体育館に上がる坂道と道路の分岐点に設置をしました。
 【校門にはこちらの女の子】     【分岐点にはこちらの男の子】
 
 この2名の子どもたちにはちゃんと名前もあるそうです。子どもたちが教頭先生に尋ねてみると、女の子が「あいさつじょうずちゃん」、男の子が「あんぜんまもるくん」だそうです。この2人には「とびだし注意」と書かれています。この2人を見て、子どもたちが飛び出しをしないようにしたり、交通安全を意識させたりすることが目的です。
 
 本校の通学路には歩道がありません。また、山も近くにあり登下校での安全対策はとても重要です。子どもたち自身が、自分の身は自分で守る行動ができるよう、「あいさつじょうずちゃん」、「あんぜんまもるくん」が一役担ってくれそうです。
 
 立派な看板をありがとうございました。

第3学期 始業式

 冬休みが終わり、今日は第3学期の始業式です。子どもたちは手袋やネックウォーマーなどの防寒対策をして、朝から元気に登校していました。「お年玉は何に使った?」と話をしたり、向かい側にある山に光が射している光景を見て、「あれは池の窪だぁ」と話をしたりしながら登校しました。
【新春初めての学校へのあいさつ。高らかな声が響き渡りました】
 
 1校時は体育館で始業式が行われました。
 はじめに、校長先生のお話をいただきました。3学期に登校する日は1~5年生で54日、6年生は53日だそうです。3ヶ月あるとおもっていた3学期も、日数を聞くととても早く過ぎていってしまいそうです。
 校長先生はまず3つのお話をしてくださいました。それは①目標をたてること②地域でもしっかりあいさつをすること③本をたくさん読むことです。目標をたてたらそれを達成するために努力をすることや、目標の内容等のお話をされました。「目標を立てる力」、「目標をやり抜く力」備わるよう努力していきましょう。また、あいさつでは「あいさつは自分のため」、「あいさつは自分づくり」というキーワードを子どもたちにお話されました。読書については3学期は目標30冊です。1月いっとき、2月逃げ月、3月さらさらというように、あっという間に過ぎてしまう3学期、図書室に足を向けてたくさんの本との出会いを楽しんでください。
 最後に校長先生は魔法をかけてくださいました。その魔法とは「笑顔」です。子どもたちに自分の中で笑顔を意識する時を考えさせ、笑顔でいると前向きになれたり、心の安定がはかれたり、元気になれたりすることを教えてくださいました。子どもたちは「あいさつをする時」、「行事などでおじいちゃん・おばあちゃんと会う時」、「話をする時」など笑顔を意識する時を発表していました。今日は全員が鏡で自分の笑顔もチェックし、笑顔のよさを再認識したと思います。緊張・不安などで笑顔がなくなる時こそ笑顔を意識していきましょう。
 
【朝、玄関での笑顔チェック、習慣にしてみてくださいね】
 
 次に代表児童の作文発表がありました。今回は4年生でした。昨年の反省から今年がんばることを2つ考えたようでした。それは読書をすることと、字をていねいに書くことです。図書室で本を借りて読み終えたけれど、返却をしていなくて次の本が借りられなかったとか、雑な字を書いたり習った漢字を使って字を書いたりしなかったなどとしっかりと反省がされていたので、今年はその反省をもとに頑張ってくれることと思います。先生たちも一緒に読書をする時間を設けていきたいです。
 
    【堂々とした発表でした】
 
 次に、一言発表がありました。これは代表で作文を発表した児童以外の児童が今年がんばることを発表するものです。
 1・2年生は「学習発表会の劇や演奏をがんばる」、「一輪車でスラロームが完璧にできるようになるまでがんばる」などと発表をしていました。
 3・4年生は学習・生活・運動の項目に分けて発表をしていました。その中で、「あいさつをいつでもどこでもできるようになる」、「4年生の勉強を5年生につながるようにする」などの発表がありました。
 5・6年生は年間を通した目標を掲げていました。「人に言われる前に行動する」、「苦手な部分を克服してオール100点を目指す」、「目標達成のための努力をし続ける」、「みんなをまとめる」など高学年らしい目標がたくさん出てきました。
 それぞれに立てた目標が達成できるよう、時には目標の内容が自分に合ったものだったのかを見直したり、達成したら新たな目標をたてられるようにしていきましょう。
 
【大きな声で元気よく発表できました】 【3つの目標、分かりやすかったです】
 
【一段とたくましくみえた5・6年生】
 
 県内でもインフルエンザが流行しているようです。生活リズムを整えて、かぜやインフルエンザに負けないようにしていきましょう。
 

こぶとこじぃばぁスクールに行ってきました

22日(月)諸塚ウッジョブ「製品班」は5年生3人ですが、当日は男の子が欠席でしたので、2人の女の子と行ってきました。諸塚村地域支援センター「ふれあい」の係の方のお世話で4人のおばあちゃんと1人のおじいちゃんとしゃもじ作りに挑戦しました。まず自己紹介。そして、係の方からじぃばぁスクールの説明、女の子2人はそれぞれ木で松葉杖や装飾品を創っていましたので、そのパッケージに工夫をして売り出す工夫をお聞きしました。係の方が丁寧に教えて下さるのでありがたかったです。その後しゃもじ作りをしてました。途中お茶タイムもあり、嬉しそうにお茶やお菓子をいただいていました。2時間でしたが、仲の良い5人のおじいちゃんおばあちゃんに囲まれあっという間に過ぎました。こぶとこの5人の皆様、そしてお世話して下さった地域の方、「ふれあい」の係の方にお礼を申し上げます。どうぞ、2月8日の学習発表会にいらして下さい。

第2学期の終業式

 12月24日は2学期終業の日した。子どもたちは雨の日も雪の日も78日間元気に登校しました。養護教諭の先生の調べでは、欠席の状況も保健室来室状況も大変少なく、荒っ子の元気のよさがうかがえます。
 さて、この日、2校時は終業式です。まず、子どもたちが2学期にがんばったことを一人ずつ発表しました。1・2年生は「かん字をがんばりました」とか「えしゃくを自分からできるようになった」と話していました。3・4年生は「相手に伝わるような話し方ができるようになった」、5・6年生は「米とぎをがんばった」など、それぞれに自分なりにがんばったことを大きな声で発表しました。
 
      【がんばったことを発表する1・2年児童】 
 
 そして、児童代表で5年生の児童が作文を発表しました。6年生の背中を見て自分の意識が変わったことをていねいに表現していました。
 
         【児童代表の5年生の発表】

 その後、校長先生からお話がありました。1つは2学期の目標のふりかえりと、クリスマスについてです。目標については、目標をたてたらそれに向って一生懸命努力することの大切さを教えてくださいました。また、日本では当たり前のようにあるクリスマスですが、世界中を見てみると今日食べるものにも困っている人たちがいます。家族への感謝、平和への感謝を教えてくださいました。
 
    【校長先生のお話のキーワードは感謝です!】

 14名全員そろった終業式を無事に終え一安心です。25日からいよいよ冬休みです。①家族と一緒に、家族のために過ごす冬休み②安全・健康に留意して過ごす冬休み③伝統文化に触れる冬休みを送って、1月8日には元気に学校に登校して来てくださいね。

3・4年生の理科パーティー

 今日、給食の時間にこのようなくじが配られました。
 
昼休みに3・4年生の理科パーティーが行われました。これは理科の学習したことを生かして、みんなが楽しめるようなゲームを企画したものです。その中には「星や星座クイズコーナー」や「スピードアタックコーナー」、「つりくじコーナー」等がありました。
教室の出入り口には担任の先生がいて、チケットの半券を切ります。その後、各コーナーのゲームに参加します。
磁石の性質を利用した魚つりや自動車レース、星座のクイズなどアイディアいっぱいです。ゲームをしながら理科の学習ができます。来場者には手作りのプレゼントまで準備してありました。
3・4年生のみなさん、理科パーティーの楽しい企画から運営までありがとうございました。

今年最後のウッジョブ諸塚

 今日の1~3校時はウッジョブが行われました。製品開発班は、小布所(こぶとこ)のじいばあスクールに行ってしゃもじ作りをしました。その他の子どもたちは、学校で自分の作業を進めました。学校に残った子どもの中で、昨日福岡のスープストックに行き、諸塚産材がどのように店内に生かされているかを見てきた子どもたがいました。店内の壁に使われていたり、鏡のふちに使われていたりしていました。圧迫感が出ないように、木と木の間にすき間を作っていたり、随所に工夫がみられました。これをパンフレットに活用できそうですね。
 
     【諸塚の木材がとってもおしゃれな空間に変身していました】
 
 
 今年度、9月にわくわく学習応援隊の発足式があり、多くの方々に子どもたちの学習のご支援・ご協力をいただきありがとうございました。おかげ様で子どもたちは順調に活動を進めていき、諸塚の木材のよさ、自然の大切さを再認識しています。そして、自分たちの活動がどのようにしたら林業を発展させることにつながるかと考えながら学習を進めています。この学習は3学期も継続して行われ、2月の学習発表会では1年間のウッジョブの学習をまとめ、発表をします。その時にはぜひお越しいただき、子どもたちの発表をお聞きいただけると有難いです。
 これからも、子どもたちのウッジョブ諸塚へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 

「かさこじぞう」をペープサートで表現

 2年生は教頭先生と国語を学習しています。今は「かさこじぞう」を学習しているそうですが、今日はその「かさこじぞう」をペープサートの劇で表現する時間です。他の学年の子どもたちもペープサートの劇を見に集まってきました。
   【ろうか側には「かさこじぞう」の学習の足跡が掲示されていました】
 
【今日のめあては「ペープサートげきをしよう」】
 
 2年生は2名しかいないので、2名でじいさま役、ばあさま役、おじぞうさん役、ナレーター役などを担いました。気を付けることは「読むはやさ、間の取り方」、「声の強弱」、「ペープサートのもち方」の3つです。たくさんの練習をしてきた2年生、どのようなペープサート劇を見せてくれるのでしょうか。
 【机を新聞紙で覆った手作りの舞台】
 
 
【ペープサートの後ろにちょこんと見えるのは2年生の頭です】
 
 物語がはじまると、手作りのペープサートが出てきたり、ドンドンと足音が聞こえてきたり、登場人物になりきったセリフの言い回しをしていたりして、一気に「かさこじぞう」の世界が広がりました。物語の時期も今とぴったりでした。
 
【見に来てくれた子どもたち、どんな感想をもったかな?】【2年生、一生懸命です】
 
 物語が終わると、ほっとした表情の2年生が現れました。そして、見に来てくれた友達に「質問や感想はありませんか?」と投げかけました。
 
 【2人で最後までやり遂げました】
 
 質問では「『かさこじぞう』の役は誰ですか?」とか「一番難しかったところはどこですか?」、「ペープサートを作ったのは誰ですか?」等が出ました。一番難しかったところは、セリフに夢中になってペープサートが下がってしまうところだそうです。また、ペープサート作りには4年生もお手伝いをしてくれたそうです。
 感想では、「ペープサートを動かしたり、足踏みをして足で音を出したりして伝わりやすかった」、「声のはやさや間の取り方を気を付けていて分かりやすかった」等が出ました。
 
  【たくさんの感想や質問を出すことが、2年生へのお礼ですね】
 
 「かさこじぞう」の学習をして、学習したことをペープサート劇で表現した2年生、劇の中で相手を意識した様々な工夫が見られて見ていてとっても面白かったです。 教頭先生と楽しく学習しているんだなぁということがよく分かりました。ありがとうございました。