学校の様子

朝の読みきかせ

 今日の朝の時間に、読み聞かせが行われました。今日は荒谷小の保護者の方が来てくださいました。ストーブに乗せているやかんからポコポコと音が鳴り、じんわりと暖かくなった1・2年生の教室で読み聞かせスタートです。
 まずは、「あたたかいおくりもの」という絵本です。もうすぐクリスマス、森に住むいのししやうさぎ、ねずみやたぬきに葉っぱのお手紙が届きました。それには「あたたかいセーターをおねがいします」と書いてあります。セーターを編むために古いセーターをほどいたり、短い毛糸しかないところは、毛糸をつなぎ合わせてセーターを編んだりしていました。それぞれ、できあがったセーターを持って森の中に行く動物たち。このセーターは誰のために編んだものだったのでしょうか。ぽっと心が温かくなるようなお話でした。
 
【この本はご自宅から持って来てくださいました】
 
 2冊目は「いもほりコロッケ」でした。まきおくんという男の子がじゃがいものいもほりをしました。収穫したじゃがいもはとっても大きくたくさんです。これを持ってお家に帰り、お母さんと妹とコロッケを作ることにしました。ドーナツ型のコロッケや三角コロッケ、星型コロッケなど形は様々です。いもほりで掘ったじゃがいもの味はどうだったのでしょうか。
 
           【揚げたてのコロッケ、食べたくなるね】
 
 3冊目は「いちにちぶんぼうぐ」でした。これは、賢そうに見える文房具に1日なってしまおうというお話です。1日クリップや1日じしゃく、1日ホッチキスなど、身の周りにある文房具になって、その役割を果たします。賢そうに見える文房具も実は大変なんだと分かったようでした。ユーモアたっぷりで楽しく見られた絵本であったと同時に、手元にある文房具を大切に使わなくちゃと思わせるような内容でした。
 
 最後は「きのみのケーキ」という絵本でした。たぬきが木の実のケーキを作ることにしました。たくさんの木の実を乗せて作ったケーキですが、いつのまにか無くなっていました。おかしいなと思ってたぬきはケーキを探します。すると、ケーキに乗せたはずの木の実がおちていました。その木の実をたどっていくと・・・。
 
 今回はこの季節にぴったりの絵本ばかりでした。1・2年生は「木の実のケーキを作ってみたいね」とも話していました。
 
       【和やかな気持ちになる絵本と和やかな時間でした】
 
 寒さの厳しい中、そしてお忙しい中、子どもたちのために朝早くからお越しくださりありがとうございました。時間を見つけてケーキを作ってみようかなと思いました。

わくわくリース作り

 今日の1・2校時に全校児童でリース作りをしました。材料となる松ぼっくりには、あらかじめ1・2年生の担任の先生と子どもたちが緑と銀のスプレーをかけてくれていました。その他の材料(ビーズやリボンなど)は、各自持ち寄りました。また、1・2年生は前もってリース作りをしていて、今日は1・2年生が先生になって作り方を教えてくれました。今日は、朝から1・2年生が「ぼくたちがみんなに作り方を教えてあげるんです!!」と意気込んでいました。普段はお世話をしてもらったり、教えてもらったりすることが多い1・2年生だから、今日の先生役はとっても嬉しいのだと思います。
 
  【何色のリボンにしようかな】       【デザイン、悩みますね】
 
                   【熱中しています】
 
 リースには、緑色と銀色の松ぼっくりを交互にしてみたり、緑一色だったり、銀一色だったり
して、飾り付けをする前から個性豊かなリースになっていました。男の子はあまり多くを飾らないシンプルな作品が多く、女の子はキラキラしたものをふんだんに使ったり、可愛く仕上げたりしていました。中には今にも飛びそうなチョウチョが飾られていたり、立体的なお花が飾られていたりしているものもあります。子どもたちの感性はすごいなぁと改めて思いました。
 また、作業をする中で他の学年の作品を見て「わーすごい、やってみよう」とか「これどうやってしたと?」等と話している姿がありました。お互いのよい所を感じながら、また新たに自分の作品に取り入れていき、いいものが出来上がりました。
 
 【こんな素敵なリースができました】    【教頭先生にリースのプレゼント】
 
  
【事務の先生にも心を込めて作りました】
 
 
      【出来上がったリースは、職員室前に飾っています。】
 
           【金曜日の参観日の時にぜひご覧くださいね】
 
 荒谷小のクリスマスの準備は万端です。みんなにサンタさんが来てくれるといいですね。

みんなの力を借りて

 昨日、わくわく学習(ウッジョブ諸塚)が行われました。この学習では4つの班に分かれて作業を行っていますが、今回はその枠を取り払っての作業となりました。その作業とは、木の絵本の色ぬりです。この木の絵本、印刷をしてくれる会社に送る期限が今週の金曜日(必着)と間近に迫っています。そこで、他の作業をしている子どもたちが急遽応援にきてくれたのです。
 
【わくわく学習も今年はのこりわずか】【5・6年の担任の先生も色ぬりをしてくださいました】
 
 作業が始まると、「編集長!これは何色ですか?」、「枠は色をぬるんですか?」、「背景はどうしますか?」等と質問が飛び交い、編集長である木の絵本担当の子どもはその都度指示を出していました。おかげで、色ぬりははかどり15枚ある絵本のページで、全く色を塗っていないのは2枚だけになりました。
 
【見本を見せて、参考にしてもらいます】【クレヨンで塗りますが、細かいところは色鉛筆で】
 
 楽しみながら色ぬりをする子どもたちを見ていると、このクラスのチームワークは素晴らしいなぁと思いました。始めは一人で作ると思っていた木の絵本も、様々な人たちや友達の力を借りてここにしかないものができそうです。
 明日は5時間目にウッジョブがあります。明日は製品づくりの3名は自分たちの作業をします。以前から手伝いをしてくれていた、やりがいポスター作りの6年生は明日も手伝ってくれるようです。ありがたいですね。
 明日で色ぬりが完成できるように頑張りましょう。
 
 
 
 

雪がちらちら

 今朝、学校から見える遠くの山は雪化粧をしていました。そして、荒谷小にも雪がちらちらと降っていました。今年初めて見る雪に嬉しさを感じる反面、これからもっと寒くなる諸塚の冬を覚悟しなくてはと思う光景でした。この凍えるような寒さの中、子どもたちは朝の「のびのび」の時間に身体を動かしました。
 
【モザイク林相も今日は雪でおめかし】
 
 まずは、サッカーボールを使って身体をほぐしていきます。サッカーボールを蹴っている子どもたちに、体育主任の先生が「1!」と言うと子どもたちはサッカーボールを右足で止めます。「2」は左足で止め、「3」は右ひざ、「4」は左ひざ、「5」はお尻でサッカーボールを止めます。そして最近「6」も追加されました。「6」は頭でボールを止めます。しかも、ストレートに「3」などと数字を言うのではなく、「5-3は」などと頭を使わせながら身体も使うトレーニングをしています。(この場合「2」なので、左足でボールを止めます)
 
    【これは「2」左足で止める】       【これは「6」頭で止める】
 
 その後、ボールを上に高く投げて、その間に頭・膝・足を手でタッチして、落ちてきたボールをつかむトレーニングをしました。うまくできる人、もう少しでできそうな人、なかなか難しい人等、難易度の高いこのトレーニングにできるようになるヒントが出されました。まず、ボールをうまくつかめない動きを体育主任の先生が再現しました。その後、うまくできる人がお手本を見せてくれました。その違いは何か、全員で考えました。
 
                  【何が違うかなぁ】
 
 そして、その違いは「ボールを投げた瞬間次の動きをしている」ということでした。ボール投げてすばやく動くことで、落下するボールをつかむための余裕が生まれました。
 
 そして、最後に長距離走の練習をしました。子どもたちは冷たい空気を吹き飛ばすような熱い走りをしていました。自分のペースが分かってきた子どもたち、呼吸の仕方も上手になりました。
 
 【長距離走大会まであと1週間!】
 
 

読み聞かせ

 今日、朝の時間に地域の方がお越しくださり読み聞かせを行っていただきました。毎回どんな絵本に出会えるのか、いつも子どもたちは楽しみにしています。
 今日は、「おめんです」と「やきざかなののろい」と「妖怪横丁」という3冊の本を用意してくださっていました。どれも子どもたちがとっても喜びそうな題名・装丁で、子どもたちの心がわくわくしている様子が伝わってきました。
 まずは「おめんです」を読んでくださいました。これは仕かけ絵本で、ぶたやかえる、うし、たこなどが様々なお面をかぶっています。お面からはみ出している頭や身体から、お面をかぶっている生き物を想像しながら聞いていました。
 
      【動きのある絵本に、次に何がでるかなぁとわくわくしました】
 
 2冊目は「やきざかなののろい」でした。この題名と黒っぽい装丁から、「こわーい」、「やきざかなが食べられなくなるかも」という声も聞かれました。そのような中話が始まりました。
 やきざかなが嫌いな男の子、食べたくないのでやきざかなを箸でツンツンしていました。ようやく食べ終えたものの、その男の子が食べたやきざかなには身がいっぱいついていて、とても雑な食べ方をしていました。その後、お風呂に入ると、さっき食べて骨になったやきざかなが一緒にお風呂に入ってきました。その後お布団にまで入ってきて一緒に寝ました。男の子は、一緒にお風呂に入ったり、寝たりしてもやきざかなは好きにならないとかたくなです。でもやきざかなは「きらわないでくれー、ちゃんとたべてくれー」と言って男の子を追いかけ、とうとう男の子を食べてしまいました。でも、骨しかないやきざかな、男の子はやきざかなの身体から落ちてきました。その後出会ったネコ、このネコのおかげで男の子はひとつ成長します。おもしろおかしく描いているこの絵本、食べられる側の心がストレートに伝わってきました。毎日の食事で命をいただいていることを忘れないよう、食べ物への感謝の気持ちを大切にしていきたいです。
 
 【食べ物を粗末に扱わないでね】
 
 3冊目は「妖怪横丁」でした。「妖怪」というだけで嬉しそうな反応をする下学年の子どもたち。今日はどんな妖怪に出会えるかな。
 ある日、「豆腐をおねがい」とおつかいを頼まれた男の子が買い物にでかけました。商店街を歩いていると、「ひとつ目めがね・時計店」や「ぬりかべハウジング」、「ざしきわらし不動産」、「がいこつラーメン」、「いったんもめんとうふ店」など、妖怪が営んでいるお店がたくさんあります。商店街の店には妖怪にちなんだ店名ばかりがつけられていて、子どもたちも職員もとても楽しく見させていただきました。さて、この男の子は頼まれたとうふを買ってくることができたのでしょうか。
 
 今回の読み聞かせではユーモアあふれる絵本ばかりで、笑い声がたくさん聞こえてきました。朝の時間、この読み聞かせのおかげで不思議な世界に連れて行ってもらい、楽しく1日が過ごせそうです。
 最後に、地域の方が今回読み聞かせをしてくださった楽しい3冊の絵本を学校に寄贈してくださるとおっしゃってくださいました。子どもたちの反応がよかった3冊の本、またすぐに読めるなんて嬉しいですね。
 
 本日は、お忙しい中お越しくださりありがとうございました。今日の読み聞かせは活気に満ちた時間となりました。また、大切な絵本を子どもたちのために寄贈してくださり、本当にありがとうございました。大切に読ませていただきます。
 
 【早速絵本を手に取る1・2年生】

クリスマスツリーの登場

  今日の昼休み、1・2年生の担任の先生が「昼休みに1・2年生がクリスマスツリーの飾り付けをするから、したい人はおいでね」と3~6年生に話していました。その後すぐに、玄関前のツリーには多くの児童が集まり、飾り付けをしていました。4人いるサンタさんの飾りをどうやってバランスよく飾るかを男子が考え、ああでもないこうでもないと話しながら楽しそうに飾っていました。
 クリスマスツリーが飾られると、一気にクリスマスの雰囲気になりました。見ているだけで胸がわくわくするものですね。
 
       【ビフォー】             【アフター】
 
【最後まで飾りのために残っていたのは男子児童でした】

12月の全校朝会

 今朝はこの冬一番の寒さだったそうです。それでも、子どもたちはにこにこしながら「朝、うちの近くで雪?が降っていました」と言ったり、「さむーい!野川谷はあんまり風が吹かないんですよ。中の又と荒谷は風が強いんですよ」と言ったりして元気に登校していました。
 
 今日の朝の時間は、全校朝会が行われました。
 まず、校長先生が表彰の紹介をしてくださいました。それは宮崎日日新聞からいただいた「学校賞」です。本校は若い目やみんなの作文等にたくさん投稿し、新聞にも多く掲載していただいています。その取組が認められ「学校賞」をいただきました。新聞に掲載された作文等は、校長先生が感想を書いてろうかに掲示してくださっています。それが子どもたちも嬉しい様子で、お客さんが来られると、よくそれらの作文のことを話しています。
 
 【賞状と盾もいただきました】                【掲示版いっぱいに貼られています】
 
                 【まだまだあります】
 
 今回の「学校賞」受賞、子どもたちの励みにもなりますし、職員も大変嬉しく思っています。それらの作文を読むと、子どもたちは色々な体験をする中で様々なことを考え、心が動かされたんだなぁと分かります。子どもたちの表現力の豊かさには目を見張るものがあります。
 
 その後、人権についてのお話がありました。今回は、荒谷小出身の中学生が書いた作文を読んで考えました。この中学生は、小学生のころから自分の課題である部分を認識していました。しかし、なかなか克服できなかったようです。今でも完全に克服したわけではないようですが、自分のそばには温かく見守ってくれる人がいて、サポートしてくれる人がいると気づいたそうです。そして「みんなが自分の存在を認めてくれたように思えた。自分の気持ちに寄り添ってくれることが嬉しかった」と書いていました。この中学生は、自分の課題から逃げることなく正面から向き合い、その課題を乗り越えています。今では、小学生が憧れる先輩の一人です。
 その後、自分に自信がもてなくなる時に、どのような考え方をすればよいか3つの考え方を教えてくださいました。
 
 ① ありのままを認める(受け入れる)
  ・ 目線を上げて、肩を開き、口角を上げる
 
 ② 好きな単純作業に没頭する
  ・ 好きな作業(そうじ・草取り・キャッチボール等)にのめりこむことで自分に力が戻ってく  
   る
 
 ③ 未来の自分から語りかけてみる
  ・ わたしたちを取りまく出来事、それ自体に「良い」、「悪い」もなく、意味づけしているの
   はわたしたち自身。全てを乗り越えた10年後の未来のあなたは、悩んでいる今の自分
   にどんな笑顔でなんと励ますでしょうか。
 
 この話を聞いて、自分が悩むこと、落ち込むこと、途方に暮れること等は当然誰にでもあることなんだと思い、そのような自分でもきちんと受け入れ、未来に向かって進めるよう少しずつ努力していこうという気持ちになりました。
 
       【みんなも知っている中学生の先輩。かっこいいですね】
 
 次に、養護教諭の先生からかぜの予防についてのお話がありました。「耳にあって、鼻にあって、口にないものは?」というクイズから始まり、耳や鼻には毛があり、ほこりやばい菌を体内に入れさせないようにするが、口には毛がなく、口を開けておくとたくさんのばい菌やほこりが入ってくることを説明しました。そして、かぜをひかないようにするためには口と鼻がポイントであり、すぐにできるかぜの予防として「鼻呼吸」が効果的であることを話しました。ぜひ、お子さまの普段の様子を見ていただき、無意識のうちに口が開いているようであれば声をかけていただけると有難いです。どうぞよろしくお願いいたします。
 
【口を閉じて、口角を上げるともっといいですね】

給食にグラタン

 今日は、気温はそんなに低くありませんが風の強い日でした。そんな日の給食は、チキンライス、たまごスープ、グラタン、牛乳でした。この身体が温まりそうな献立には、おかわりにたくさんの子どもが並びました。
 そのような中、子どもたちの興味はグラタンにありました。今年度初めて出るグラタン。アルミの容器に入っていて、焼き目がついてとってもおいしそうでした。グラタンを一口食べた5年生の児童が「ん、なんだかアルミの味がする!」と言っていました。「えー、うそー、そんな味せんよ」という友達に、「スプーンでアルミのところをぐるーっとしてん、アルミの味になるよ!」と新たな発見をしたような嬉しそうな表情で話していました。そして、あっという間にグラタンを食べ終えていました。その後、牛乳を飲んで「うーん、母の味がする。グラタンを食べて牛乳を飲むと母の味です」とも言っていました。他の児童が「おふくろの味やろ」とも言っており、和やかな時が流れていました。12月もおいしい給食・そして地元のおいしい食材をいただいて、子どもたちは生き生きとしています。いつもありがとうございます。
 
【食欲をそそるこの色どり、おいしかったです】【楽しい会話が生まれますね】

諸塚村青少年育成村民大会・諸塚村PTA研究大会

 11月29日(土)に、諸塚村中央公民館で、平成26年度諸塚村青少年育成村民大会・諸塚村PTA研究大会が行われました。
 その大会では、6年生の児童が青少年意見発表の場で自分の夢について発表しました。お花屋さんになりたい児童が、花に興味をもつきっかけとなったことや、花に対しての思い、諸塚村に咲いている花を生かしてやってみたいこと等を気持ちを込めて発表していました。
 
【大勢の前での発表、「緊張しました」と話していました】
 
 この女子児童は、昼休みに自主的に花壇の花々に水をあげたり、草取りをしたりしてくれます。本当に花が好きなんだなぁと思います。
 
 その後、「子ほめ表彰」が行われました。本校からは6年生3名が表彰されました。奉仕賞やリーダー賞、あいさつ賞、体育賞をいただいていました。3人しかいない6年生ですが、それぞれのカラーがあり、その3人が自分の持ち味を十分に発揮してくれています。おかげで、荒谷小は6年生のリーダーシップのもと、まとまりのある学校になっていると思います。
 
          【いいところがいっぱいある6年生!いつもありがとう】
 
 その後、本校の研究主任の先生が発表をしました。その内容は、本校が進めている研究についてでした。この研究は「ふるさとに誇りをもち 自ら学び、豊かな人間性をもった、たくましい子ども」を育てるために行っているもので、その中心となるものの1つとしてわくわく学習(ウッジョブ諸塚)が位置づけられています。そのウッジョブ諸塚について、教師が放った3本の矢、そして4本目の矢を紹介し、子どもたちのわくわく曲線と照らし合わせながら、効果を検証していったものです。現段階は学習の途中でありますが、これから学習の終盤に入り、2月にはこれらの学習をまとめたものを学習発表会で発表します。本校の目指す子ども像に近付けるよう、これからも教職員が一丸となって指導にあたっていきたいと考えています。
 
  【教師もわくわく】

3・4年生公開授業

 今日の2時間めに3・4年生の公開授業が行われました。これは「いじめ防止のための年間計画(行動計画)」に位置づけられているもので、授業づくり視点を基に授業公開するものです。
 今日は算数の授業でした。3年生は「二等辺三角形の角の大きさをくらべよう」、4年生は「平行な直線を書こう」というめあてを立てて授業が行われました。そして、今日は3・4年生の授業を5・6年生も授業参観しました。その理由は、複式指導の中で行われるにっこりトーク(話合い活動)をより充実させたいからのようです。3・4年生のにっこりトークの方法やガイドの役割を学び、自分たちの学習に生かそうと一生懸命メモをとっていました。
 

【授業の前には枠が板書され、授業の流れが分かります】【5・6年生も真剣です】
 
【3年生は1人なので、いつもは先生とににっこりトークをします】【4年生も集中しています】
 
 普段、子どもたちは別のクラスの授業を見ることはありません。そのため、授業中の3・4年生のしっかりとした姿に驚いていたようです。5・6年生は、自分たちの授業のヒントになるものを学ぶ時間にもなったと思います。教師と同じように、授業をよりよいものにしようとする5・6年生の姿、とても嬉しく思います。
 
【この日は5・6年生も参加したにっこりトークでした】